
【大会レポート】リセフェスタ東京 真・恋姫†夢想月単【かきみ】
今回はリセフェスタ東京で真・恋姫†夢想月単(ネクストン3.0月単)を使って決勝まで進むことができたのでレポートを書かせていただきます。
デッキについて
真・恋姫†夢想月単 デッキ
EX2
計60枚
今回はMix月単を使おうと思ったのですが、調整が難航したため細かいリストを気にせず使いやすい上にパワーもあるこのデッキを使うことにしました。
今回サーチ目的で1枚だけ入れた<弓腰の荒舞/孫尚香・小蓮>以外のカードはすべてネクストン3.0のカードなのも嬉しいですね、必須カードでは無いので持って無ければ抜いても良いカードだと思います。
マリガン基準について
安定を狙うなら<劉旗の大望/劉備・桃香>or「劉備・桃香」サーチの<希代の名軍師/諸葛亮・朱里>と<劉備軍の軍師/鳳統・雛里>のどちらかがあればキープで良いと思います、上振れを狙うなら<劉旗の大望/劉備・桃香>orサーチ+そこから出せる<蜀軍第一の猛将/関羽・愛紗>or<蜀が誇る猛将/張飛・鈴々>のペアを狙いましょう、<孫呉の血脈>を配置できる<孫呉の血脈/孫策・雪蓮>か<呉の役人/孫堅・炎蓮>もいると更に良いですね。
展開方法
1ターン目は優先的に<劉旗の大望/劉備・桃香>を登場させましょう、理由としては<劉旗の大望>はターンが経過すればするほどリソースを稼げるためできるだけ早く貼りたいからです。<劉旗の大望/劉備・桃香>からキャラ(<蜀軍第一の猛将/関羽・愛紗>か<蜀が誇る猛将/張飛・鈴々>)を登場できればさらに良いですが、エリアを1ターン貼らないことによる損は<蜀が誇る猛将/張飛・鈴々>や<蜀軍第一の猛将/関羽・愛紗>を<劉旗の大望/劉備・桃香>から登場できない事の損と大体同じくらいなので、いつ引けるか分からない<蜀軍第一の猛将/関羽・愛紗>or<蜀が誇る猛将/張飛・鈴々>を待つより急いで<劉旗の大望>を貼ったほうが良いと思います。
その後は必要に応じて盤面を埋めていきますが、相手のデッキによって以下の事から選択していきます。
- 急いで6面を埋めて数値操作で制圧する
- <希代の名軍師/諸葛亮・朱里>などのカウンターを絡めてロングゲームに持ち込む
- 取り敢えずAFかDFどちらかをすべて埋めて攻めか守りに振り切る
得意な事、不得意な事。
なんといっても無料で毎ターン使える数値操作が強力で、必要に応じ追加の手札宣言でカウンターや数値操作も行える点がとても優秀なデッキですね、盤面の数値操作を超えれないビートダウン相手には盤面が完成した後は各種手札宣言で相手の奥の手を封じればほぼ勝ちと言えるでしょう、除去メタが豊富なので雪対面に強いのも嬉しいです。
その反面、手札宣言宙などの数値操作を楽々に越えてくる対面はかなり苦手で、特に<昔馴染みの担任教師/百里 風実花>を採用している手札宣言宙だと勝ち筋の一つであるカウンター戦略をメタられてしまうのでかなり厳しい戦いになります。
ネクストン3.0型のMix月との比較
Mix月より良い点としては、
- カウンターなど優秀な手札宣言が多い
- <劉旗の大望/劉備・桃香>が強力
- 山札を痛めるカードがデッキにほとんど入っていない(デッキ破棄のいらないコスト発生や、ドローしたあとにシールドを貯めれるキャラが多い)
しかしシングルのデッキなので構築自由度が低いことは明確なデメリットですね、Mix構築のように環境に合わせてチューニングをしたりするのが難しい点や安定感では劣ると思うので一長一短ですが、シングルデッキなのにMix構築と一長一短というのはかなり破格だと思います。
当日の対戦について
対戦結果は以下の通り6-1決勝戦負けとなります。- 1回戦 手札宣言宙 ◯
- 2回戦 ウィニー雪 ◯
- 3回戦 真・恋姫†夢想月 ◯
- 4回戦 手札宣言宙 ◯
- 5回戦 真・恋姫†夢想月 ◯
- 6回戦 ウィニー日 ◯
- 7回戦 手札宣言宙 ×
それではいくつかをピックアップして試合解説に移ります。
1回戦目 手札宣言宙単 ◯
<曹魏筆頭格の武勇/徐晃・香風>を始めとしたバッファーを複数展開して手札宣言によるバフの出力を上げながら<蒼天の覇王>等の超強力なコスト発生で軽く手札宣言を使い、数値で無双するデッキですね。手札宣言持ちのキャラがコスト発生キャラとバフキャラを兼ねている事が多く、安定感が高いのも強みです。
手札宣言宙は手札を構えていないと手札宣言を使えない都合でハンド消費が増えると弱くなるデッキなので、相手の手札に<昔馴染みの担任教師/百里 風実花>が無いことに賭けてカウンターをして出し直しを要求したり、軽くて落ちてもいいキャラで防御した時に手札宣言を複数使わせたり、こちらが攻撃した時に相手に手札宣言を使われたらAPを下げてただ相手が手札を消費しただけの状態にしたり、<蜀軍第一の猛将/関羽・愛紗>と<メイドさん兼護衛/孫乾・美花>を並べて追加の数値操作の圧をかけたりして戦いましょう。
この試合では、こちらは<劉旗の大望/劉備・桃香>を登場、その能力で<蜀軍第一の猛将/関羽・愛紗>を登場、そして<呉の役人/孫堅・炎蓮>を登場と最高のスタートを決めた後、次の次のターンあたりで宙側の手札が5枚の時に3ハンドキャラを登場しようとしたのをカウンターして(相手の手札に<昔馴染みの担任教師/百里 風実花>があっても残りの手札が5-3-1で=1枚になるので手札宣言が使えず次のターンまで何もできなくなるため最低限のアドは取れる)、結局<昔馴染みの担任教師/百里 風実花>も無かったためそこで相手のテンポが乱れて勝利する事ができました。
あまり宙側のドローソースや軽量キャラが並ばなかったので、それも勝利の大きな要因だと思います。
2回戦 ウィニー雪 ◯
ウィニー雪は新弾で強化されたアーキタイプではあるものの、各属性の除去メタが強力すぎて日の目を見れていない印象のあるデッキですね。
とはいえ気を抜いていると細かいアタッカーの攻撃でいつのまにかデッキを削りきられてしまう事もあるので、きちんとDFを埋める意識をして守りを固めてましょう、除去されたキャラの出し直しとカウンターのどちらに手札を割くかの塩梅が重要な対面でもあります。
この試合ではウィニー雪側がこちらの<劉旗の大望/劉備・桃香>を破棄して除去メタを減らしながら無理やり攻撃を通す動きを取ったのですが、その後簡単にこちらのDFが埋まり、<劉旗の大望/劉備・桃香>の出し直しもできたので軽いキャラである<劉旗の大望/劉備・桃香>を除去した分のリソース損が響き勝利することができました。
3回戦 真・恋姫†夢想月単 ◯
ミラーマッチですね。真・恋姫†夢想月を使っている時に先攻を取ったらミラーである可能性を考慮して
- <劉旗の大望/劉備・桃香>を登場
- <孫呉の血脈>を配置できるキャラを登場
- 相手が対応宣言できない(つまりカウンターされない)<劉旗の大望/劉備・桃香>の宣言でキャラを登場
またミラーでは<劉旗の大望/劉備・桃香>からキャラを登場できたかがそのまま勝負に直結しかねないため、ミラーの多くなるシングル戦なんかではマリガン基準を厳しくしても良いかもしれませんね。
この試合ではこちらが理想ムーヴなのに対して相手の方がアタッカー2体エンドとかなり厳しめのスタートで、数ターン経っても逆転の目処がなかったためそのまま勝利することができました。
7回戦 手札宣言宙単 ×
この試合では初手に<劉旗の大望/劉備・桃香>から出せるキャラがいないもののなんとか五分〜微不利進行にはなったのですが、途中でお互いの山札枚数を意識することを忘れてしまい宙側が守り抜くだけでターン開始時ドローで負ける状況になってしまい敗北しました、簡単なミスですが疲れているとやりがちなので気をつけたいですね...
おわりに
という事でリセフェスタ東京レポートでした、シングルデッキで決勝まではいけたのは嬉しいですが、惜しくも優勝は逃す形となったので次回は頑張りたいなと思います。真・恋姫†夢想月はデッキとしてはMix環境ではカウンターメタの強い手札宣言宙が多いと向かい風ですが、今度開催されるリセフェスタチーム戦東京はシングルフォーマットなので大活躍できるデッキだと思います。
よろしければ使ってみてください!
では。