
アリスソフト 1.0 カードレビュー 月属性編【らじお】
アリスソフト 1.0のカードレビューをらじおさんに頂きました!本日は月属性編です!
SRカードについて
ポルノ
メリットとなる相手の行動を失敗させる能力ですが、ほぼどんな相手にも使用していける能力です。
<ルナ>や<君原>等のドロソを失敗させて相手の展開を遅らせてもよし、日や宙の移動能力を封じて被打点を抑えてもよし、
勿論得意の数値操作バトル中の能力を失敗させてバトルを優位に進めるのもよしと使おうと思えばどんな場面でも使っていける能力です。
3回しか使えない制限はありますが、あまりもったいぶらずにガンガン使っていっていいと思います。
こういう能力はうまく使おうと思って残していても結局そんなにうまく使えることはないので、まずは使ってみて後からあれは勿体なかったと反省する方が後々うまく使えるようになると思っています。
勿論デメリットの方もすさまじく、<ポルノ>が場に出ると相手としては何をケアするとかケアしないとか考える必要が一切なくなります。
それを承知で手札宣言等のカードを少し採用するか、はたまたそういったカードはなしでデッキを組むか、いっそ<ポルノ>を減らしてしまうのか...構築制限とは違いますが、人によって個性が出るいい縛りを持ったカードと思っています。
菊千代
また、複数体数値操作キャラを並べることでもう1回ハンデスできるようになる、手札効率のよさの面では貴重なキャラですね。
こちらは<ポルノ>とは打って変わって丸いカードですのであまり語れることもありませんが、しいて言えば同じ手札効率ならハンデスよりドローしてほしかったかなと思わなくもありません。
数値操作月は盤面にキャラが6体揃ってからが本番ですが、そこまでが遅いと相手の盤面を前にもじもじして終わってしまうので......
ただ、もちろんこのキャラが弱いというわけではありません。あくまでそちらは数値操作月としての大きな問題というだけで、手札効率に優れたこのキャラを基準として今後のカードが作られるならという希望を感じさせてくれるいいカードです。
ALyCE
後ろ向けの数値操作キャラは今までもたまーにつくられてきましたが、その中ではかなり使いやすいキャラとなっていますね。
SP2できちんと守りに寄せたスペックも持っています。
今までありがちだったのはAFのAP4/DP3とかを後ろに置きまくって守りのSPが異様なほど貧弱とかだったのですが、単純にスペックも数値操作能力も強く切り札まで持っている大盤振る舞いっぷり。
とりあえず使っとけとなる感じです。
その他カードについて
アンテナ
除去メタ能力ですが、ドロソから<アンテナ>が着地すると雪単が怒りのあまり爆発するくらいのパワー感があるので、とりあえず雪に出しとけできる安心感がすごいです。
おまけの数値操作能力はバトル中使えない上対象も取ってないというのをついつい忘れがちなので気をつけましょう。
なんならこの能力自体を忘れてしまうこともありますが、数値-2はバトル中言えなくても攻撃一回分受ける受けないが変わる下がり幅なので上手く使っていきたいですね。
ということで除去メタの割には他の相手に使えるいい能力がおまけについてるので今までの除去メタより使いやすくなっていると思います。
キラキラ
ふたつともまぁまぁ使用していくおまけで、ペナルティは除去メタの単純な下位互換にはとどまっておらず、バトルでダウンするキャラに付与してもよし、<テュト>や<クマ>といった場を離れる効果を持ったキャラに使ってもよしで、能動的に他のキャラよりちょっと軽いキャラになれる能力と考えて頂いて大丈夫です。
手札宣言メタの方は超大型宙の登場によって誘発する機会は格段に増えてると思うのでお忘れないよう!(バトルで勝てるとは言っていない)
ヤミィ
以上<ALyCE>のコピペみたいな内容ですが、まぁ<ALyCE>のAF版といった感じ。
ただリカバリー1ドローがあるAFというところが肝になりますね。
先程も言いましたが数値操作月は盤面に6体埋まってからが本番です。
先程紹介した<キラキラ>やこの<ヤミィ>のように些細なところで手札1枚浮かしていけるキャラは上手く使えれば結構デッキの動きに貢献してくれます。
切り札がついているのもデッキのスペースにやさしいので、評価は結構高いです。
<KR>の人気も高いです。
メディコ
完全に後ろむけスペックですが、<ALyCE>と比べるとミックスではやや劣るかなという印象です。
ただ移動日などの序盤から終盤までゴリゴリ押してくる相手に対して、<ポルノ>の縛りを受ける中で戦うと大体後手後手に回って負けてしまうので、こういったカードで無理にでも打点を抑えるという選択肢があるのは助かります。
限定構築について
クマ
このキャラからスタートできるアリス月単はミックスと比べてAFが埋まる速度は早めであり、リソースの総量ではミックスに負けるかもしれませんが攻めのテンポの良さなどは評価されるものだと思います。
ナユタ
今まで紹介してきた多くのキャラのおまけ能力によってわるいこと置き場を溜めていき、その枚数に応じてAFキャラのスペックが上がっていきます。
また、キャラが場を離れるごとにドナドナ置き場を溜める効果もあり、この置き場を利用して継続的にドロー、悪いこと置き場をさらに溜めていくというエリアですが、簡単に書きましたが色々省略されているので使ったり使われたら再度テキストを確認することをお勧めします。
ミックス月と大きく差が出るのはこの全体パンプアップのテキストだと思います。
単純にAFが3点で殴ってるデッキより4点で殴るデッキの方が強いので、つまりそういうことです。
有利な盤面を作ることに終始して最終的に負けるようなゲームが起きるのが月単なので、盤面形成の不安を<クマ>で、打点レースの不安を<ナユタ>で補うことができる、というのがアリス月のメリットですね。
ミストレス
アリス月はこういった軽量キャラのスペックが最近のレベルまで上がってるのも結構いいですね。
シオン
感想としては<ミストレス>とおんなじくらいの感想しか出てきませんが、数値操作月はバトルでキャラを倒し続ける以外ないので、その動きを強くするペナルティ付与が軽量キャラについてたのは結構ほしいと思ってたものがそのまま来たのでうれしいですね。
ザッパ
上手いこと6マス埋めたあとはうまくチャンプブロックを重ねていくだけなので、なんでもいいから6マス絶やさないようにするというのをかなりやりやすくしてくれます。
置き場の枚数の縛りもDFにキャラを出すタイミングを考えるとそこまで厳しいものではないので、結構達成はするかなといった感じです。
終わりに
発売から1か月近く過ぎての投稿ですので、もうこんなん分かっとるわいという方も多いとは思いますが、今から限定構築で遊ぶ方が公式と合わせて参考にしてくれればいいなと思います。それではまた。