
Navel1.0 カードレビュー SR編【緋色】
2週間ほどたってしまいましたが、今回は新弾 Ver.NavelのSRについて見ていこうと思います。
余談ですが、ver.Navelのカードだと<玉泉日和子>や<ユルシュール>が旧リセの頃の思い出もあって、絵柄もあっていろいろ思い出しちゃっていい感じですね(?)
それではやっていきましょう!
前環境をあまりプレイできていないため、大きく外れたことを言ってしまうかもしれませんが、そこはご容赦ください。
Navel1.0 SR考察
月下美人 桜小路 ルナ
"登場したターンに使用できない"という制限はあるものの、登場した次のターンには3枚ドローが確約されており、以降も2ドローできるため事実上手札消費なしで登場できる、非常に強力な効果を持っています。
誘発効果も後攻へのテコ入れや、<輪廻転生>デッキではちょっとだけ使いづらい、などデザインも秀逸だと思います。
Navel単はもちろん、Mix雪単でも、雪属性の混色デッキでも優秀なドローソースとなるため、今後ともに雪属性には欠かせない1枚になっていくでしょう。
文句なしにNavelトップレアといえるのではないでしょうか。
Edelweiss ユルシュール・フルール・ジャンメール
登場するとなると本人コストに加えて、手札1枚、味方キャラ2枚という膨大なコストはかかりますが、任意の2体除去という強力な効果を持っています。
移動する効果も、<クリス><理亜>など手札消費の軽いAFキャラを破棄しながらDFに登場し、AFへ移動できるためなんだかんだ使い勝手がいいかと思います。
また、宣言効果も優秀で、除去するほどでもないカードに対しては数値を下げることができる、と1枚で場を制圧しうる効果を持っています。
手札宣言でも同様の効果を持っているため、臨機応変な除去カードとして使っていけるかと思います。
先述した<ルナ>とも相性が良く、雪属性制限はあるもののNavel雪、Mix雪単どちらも優秀なカードとして活躍してくれるでしょう。
メリルの婚約者 ブリュエット・ニコレット・プランケット
誘発能力は非常に強力で、<ミョルニル><ニケ>を思い出させる、"場にいるだけで有利になる"タイプのカードです。
また、4枚回復の切り札を持っているため、この1枚でゲーム中に稼ぐ回復量は恐ろしい量になりそうですね...
自分はこの手のカードがかなり好きなので、機会があれば使っていきたいものです。
先述した<ユルシュール>もそうですが、今弾の雪属性カードは味方キャラを破壊する効果を多く持っていますね。どれも<ルナ>と合わせると効率がめっちゃいい...原作的にそういう感じなんですかね(未履修)
美空学園のプリンセス 渡来 明日香
スペックは平均的ではありますが、月属性らしくスペック操作の能力を持っています。
さらに注目すべきは、デッキ1枚破棄で[月月]を2回まで生み出せる効果です。
こちらの効果で実質的に手札1枚消費のキャラとして運用でき、十分AFキャラとして使えるスペック、とかなりパフォーマンスの高い一枚といえるでしょう。
<フィーナ>が二種類になったと考えると中~小型月Mixのリソース枠はただですら層が厚かったのにより厚くなった、と言えるんじゃないでしょうか。
悩める新人作家 玉泉 日和子
旧リセとの比較ばかりになってしまいますが、属性は変わらないもののかなり攻撃的な能力となっています。
<トワ>のお株を奪うと言わんばかりの手札宣言効果に加え、2つの誘発でおおよそ<玉泉>1人で一方ダウンをとれるスペックとなっています。
<トワ>とは異なり、「エンゲージ」による行動済み列からの奇襲はできなくなりましたが、<玉泉>は優秀な誘発効果もあるため、他のキャラのバトル中に圧をかけるカードが増えましたね...
<玉泉>自身がAP4/DP3という高スペックかつ「ジャンプ」を持っているため登場後も打点として活躍しやすい点や、誘発の追加コストの手札破棄も属性やEXを問わないため実質的な事故緩和になる点など、直接的なドローソースにならない点以外はかなり文句なしのトップレアといってもいいんじゃないでしょうか。
月属性、バトルではもう負け知らずみたいな顔しながら生きてますね...
恋の予感はブラインドネス 鳳 鳴
制限がほぼない中で4回まで月月をデッキ1枚で支払える、と破格のリソースを持ったカードですね。
他のカードもそうですが、このカードも相手キャラがいる状態でしか能力が機能せず、後攻捲り的なデザインが増えたように思います。
「リカバリー」とは何だったのか...となりますがこういう形で出てくれれば<輪廻転生>デッキでも使いづらい、と上手い感じにデザインされたカードだなぁと思いました。そればっかり...
ルナ様の付き人 小倉 朝日
能力はそれだけといえばそれだけなので、<主と従者>のお話になるかと思います。本体としては...対応除去で誘発失敗しないように5体いる状態で登場できるといいですね(
エリアの能力は自ターン限定のバフ効果と、2回まで使用できるアンタップ効果。
DMGが2に減ってしまいますが、これは<更科>だったり<角谷>だったりで戻す、というまぁお決まりの動きが想像に容易いですね。
自分のエリアを簡単に割る効果があれば...と思いましたが、いろんな方のデッキリストを拝見したところなさそうみたいです。
<悠木陽菜>含め、殴れる1列をめっちゃアンタップして殴る、というデザインが今のMix花単なんだろうなぁ、と思う1枚でした。
家族愛 大蔵 りそな
比較先となるのはやはり<シルヴィア>でしょうか。
どちらも2回誘発して1回、という感じな点は同じですが、<りそな>の場合は相手のデッキを破棄する効果を持っているため、ゲームを早めることができて昨今の環境ではいい感じなんじゃないか、と思いました。
ドロー効果に長けない花属性では自分もドローするより高速で展開してゲームを早める感じの方があっている気がするので、メタカード枠としては悪くないのかな、と思いました。
宣言効果も実質1破棄1ドローということで普通にいい感じです。SP上げ効果がないので先述のように<悠木陽菜>を絡めたデッキとの相性はわかりませんが、1枚のカードとしてはまぁまぁ悪くないのかな(辛辣)と思います。
そういえば<シルヴィア>は「[コスト]能力」で<りそな>は「コスト効果」という書き方で、ちょっとずつ改善(?)しようとしているんだなぁ、公式すごい!と感じました。
隣人愛 メリル・リンチ
能力は往復で宣言できる全体バフ、3回までのコスト発生と4コストキャラに見合った強力な効果ですね。
コスト発生は登場宣言には使用できないものの、除去カードや「サポーター」効果などに使用できたり、先述した<玉樹桜>とも相性がよかったり、あのデッキの再来を感じさせる1枚...な気もします。
雪花というデッキ、かなり好きな人が多いデッキカラーだと思うので一度組んでみよう!となる人が出てきてくれると個人的にもうれしいです。
混色推しコンセプト、弾的には好きなんですがパワー控え目な弾になりがちなのでここまでで紹介したようにパワーの高いカードがそろっていると嬉しいですね(?)
魔族の姫君 ネリア
宙属性らしい、フリーのバフ、使い勝手の良い手札宣言、AP4/DP4「オーダーステップ」という恵まれたスペックに加え、盤面整理兼除去避けにもなる効果をもっていて、かなり詰め込まれた一枚なんじゃないかと思いました。
<ネリア>自身でループすることはできませんが、実質コストのかからないキャラ入れ替えということで、わかりやすいところだとドロー効果を使い切った<安土城>などをより強いキャラに変換したりとそれだけでもわかりやすく強いカードに思えます。
出しなおせば使えることや、終盤の追加打点になったりと、この手のカードはいろいろと利用手段があって構築はもちろん盤面でもいろいろ考えることが増えて楽しいカードだと思います。
相手をする側だとどちらもかなりいやらしい効果ですね...
謎の少女 リムス
登場1ドローを持っている点もかなり優秀で、登場させて1回誘発するだけで手札は実質差し引き0、かつ宙属性に足りないSP1をジャンプで補える、と本人のスペックの低さを補うどころではないカードパワーを持っているように思います。
先述のように、後攻捲りカードが増えた中で露骨に先攻<リムス>が強くていい感じ(?)ですね。
どの属性も最近はコスト発生やドローを使ってくるので、この1枚でかなりゲームを支配できるんじゃないかと感じました。
また、混色でも難なく使えるデザインということで味方キャラを破棄する~系のデザインカードと相性がいいのも良いですね。
誰しもが使われて非常に嫌な1枚になりうるカードとして今後も高く評価されていくでしょう...!
神界の姫君 リシア
「ステップ」や、自由に退場できる効果も持っており、2回くらい攻撃してから消えていく姿が簡単に想像できますね...
Mix移動日の話で考えていますが、ドローソース効果ということや星星をコストに含むことから混色でも使いやすい1枚になっていると思います。他カードもそうですが、日宙というデザインにもよくあった1枚ですね。
サガプラネッツ期の日宙の動きがかなり好きだったので、また見れると思うとそれも楽しみの一つになりそうですね!
余談ですが、公式のカードリストでよく一緒に採用されているカード欄、当たり前ですがこの手のカードはセット先も必ず出てきてくれて助かります...
帰界子女 木下 きらら
サガプラネッツの頃から、味方キャラを破棄して滑り込み攻撃しつつ、コスト的にアドバンテージを取っていく、という戦い方が変わっていなくてかなり安心しました。
<天女伝説>の破棄効果はバトル中に宣言できるところも非常に強力で、疑似的に<常陸茉子>のような列空けとしても使用できていい感じです。
切札も持っていて、無理なくデッキに採用できる点もかなりうれしい点な気がします。
純粋に「ジャンプ」を持っているSP2というだけで日宙属性にとってはありがたい、という話なのかもしれません...
年上の従姉 安場 琥珀
日属性EX1はかなり枠が...みたいな話を聞きますがこのカードは活躍できるのか?!
回復メタが往復使えたら...と思わずにはいられませんが、タイミングを強いることができるだけでも悪くないみたいな話があるかもしれません。
Mix日では上記のような評価になるかもしれませんが、日宙では日日日もコスト発生効果で発生しやすく、簡単に打点の押し込みが図れるカードとして活躍してくれそうなイメージがあります。
ビジュアルも能力も好きな1枚なので混色およびNavel単の星になってくれるといいな...
終わりに
今回は各属性のSRを担当させていただきました。前環境、全然環境をあまりできていないこともあり、それぞれのカードを見るたび、スペックの高さにビビりながら文章を考えていました...
またまた余談ですが、verHOOKの<桧山璃子>というカード、自分がこのゲームから離れていたこともあり知識不足で全然しらず、絵師が鈴平ひろ氏だったのでver.Navelのカードかと思ってカードリスト5回くらい見直しました。
鈴平ひろ=Navelみたいな古いオタクの考え(?)が全然抜けてなかったです。
カードのレビューよりそっちが予想外という感じでした。以上です。
あと、SHUFFLE2のキャラ、全然知らないのにSHUFFLEの面影があるキャラばっかりでいいな~ってなりました(
それではみんな良きカードゲームライフを~