
【攻略コラム】とある科学の超電磁砲T&一方通行環境後半の振り返り【でちん】
今回は、記事の前半を書かれた緋色氏からのバトンを受け取りまして、
環境振り返り記事の後半戦を執筆させて頂きました。
自分も休出やらなにやらで地元の大型大会に全く出られていないため、
実感を伴った考察記事を書くには至りませんでしたが、記事を書く上でいろいろ考えられたので、
とある環境の復習として、いい機会になったかと存じます。
そういうわけで、お付き合いいただければ幸甚です。
とある科学の超電磁砲T&とある科学の一方通行環境後半振り返り
7/17 リセフェスタ横浜
前半の6/26 リセフェスタ名古屋でも宙単が優勝しており、
そのときのデッキもとあるのカードが採用されておりませんでしが、
今回もHOOKまでのカードで構築されたデッキとなっております。
名古屋で優勝された方との違いは<夕莉>の有無ぐらいなので、
この形が1つのアーキタイプとして綺麗に纏まったフォルムになのかもしれません。
7/25 リセオープン大阪2021決勝
優勝、準優勝ともに日単ウィニーと、八面六臂の活躍が見られました。
しかして一敗ラインがほぼほぼ花で占められているため、花の人気も依然衰えてはいないと思われます。
そんな中、決勝に臨まれた両プレイヤーともに、日単ウィニーが苦手とされている中型花を越えているあたり、
(しかも、片や大会後半まで勝ち上がってきている対戦相手に勝ち、片やブロガーのらじお氏に勝たれています)
オープンに向けてしっかりと腕を磨かれていることが見受けられます。
日単ウィニーというデッキ自体のポテンシャルも高いですが、ここは使い手の方々に敬意を表したいところです。
8/1 リセフェスタ千葉
優勝は月単になります。
今大会では一敗ラインにも月単が3人いらっしゃいまして、
残りの一敗ラインに花が2人の宙が1人で、日単は2敗ラインに留まっております。
月単は、ぱれっとの<春風>や<希亜>、HOOKの切り札を通じて徐々にパワーを高めていきました。
そこにとあるで追加された<食蜂>を中心としたカード群が優秀なこともあり、デッキの使用難易度自体は高いものの、
数値デバフをゴリゴリ付与できるポテンシャルの高いアーキタイプになったのだと考えられます。
8/8 リセフェスタ福岡
優勝、準優勝ともに日単ウィニー...どころか、
壇上に登られた過半数の方が日単ウィニーを握られております。
優勝された方のレシピに「<きのこ>」を採用されているのが特徴的ですね。
<エビ>→<エビ>の方が最大打点は高いですが、<きのこ>×2の場合は盤面に左右されず、
相手に<みなせ>を除外されることをケアしなくてもよいのがいいところですね。
バトルを介さないという点でも、<のみき>を考えなくて良いのはクレバーに思えます。
なかなかどうして唸らせられる選択だといえるでしょう。
8/15 リセフェスタ京都
優勝の日単ウィニーから、一敗ラインに雪、宙、花、月が綺麗に並んだ結果となっております。
後半5大会中、3大会を日単ウィニーが制する結果になりました。あっぱれです。
せっかくなので日単ウィニーの強みを考えてみたいと思います。
本当はもっといろいろな要素が絡まっているとは思いますが、分かりやすい3点を以下に羅列しました。
- 先手でAF3体展開してもハンドを4枚抱えつつ、盤面にバフを振りまくエリアを設置できること。
(<多乃実>→<葵>→<ゆり>などのルートがメジャーでしょうか) - ゲームの展開が数値ゲーになりがちな中で、高APを低消費で作り出せること
- キャラ単体のスペックは低めなものの、ともかく投資コストが軽いこと
(1)においては、先手で3面展開+エリア2枚設置というマウントを取りつつ、
相手に後手1ターン目から大きなプレッシャーを与えられるという強みですね。
(2)においては、日単ウィニーには1ハンドAP2~3上昇の能力を持つキャラが複数搭載されており、
<神への復讐>のような0ハンドから4点パンプを生み出せるカードなどもあることから、
低コストで高APの受け/攻めをちらつかせることが厭らしく強いポイントとなります。
(3)においては、日単ウィニーのキャラは素ではAP2~3のキャラが多く、DPに至っては殆どのキャラが「0」で、
<五稜郭>と<謎のヒロインX>のDP1が最大値という、ひたすらにピーキーなキャラスペックとなっております。
その分登場コストなどが極限までそぎ落とされているため、
相手の2ハンドキャラと相打ちをとってもハンドアドが取れるという、
突出した投資コストの低さが魅力なのだと考えられます。
僕自身アグロ~中速(からギアを上げてショットに持ち込むデッキが)大好きなのですが、
日単ウィニーはアグロデッキにおける完成形と言っても過言ではないかもしれません。
カラーリングにおける総合使用率
前半/後半合わせての総合使用率結果は以下の通りになります。(※公式サイトに掲載されている大会結果を集計したものになります。諸事情により実際の結果とは異なる場合がございます)
雪:52人(13%) | ![]() |
月:65人(16%) | |
花:101人(26%) | |
宙:63人(16%) | |
日:82人(21%) | |
多色:33人(8%) |
ただ、後半の優勝デッキは宙、日、月、日、日となり、日ウィニーがかなり伸びてきているように見受けられます。
とはいえ1敗ラインには花単がなかなかに多いため、人気度とパワーは相対しているかと考えられますね。
多色のシェア率は10%を切ってしまいましたが、ver.Navelは混色やシングルにも力を入れているようなので、
これからの活躍に期待したいところであります。
最後にひとこと
さて、今回の記事は如何でしたでしょうか?...私事ですが、仕事も落ち着いてきましたし、そろそろ地元のフェスタに顔を出したいところです。
まあなかなかその地元のフェスタが開かれないのですが...情勢が情勢なので、致し方ないところですね。
それでは、今日もでちんはKOOLに去るぜ!