【攻略コラム】VA3.0環境における日属性の振り返り【でちん】 | Lycee Overture | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

【攻略コラム】VA3.0環境における日属性.. | Lycee Overture

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【攻略コラム】VA3.0環境における日属性の振り返り【でちん】

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by でちん

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【攻略コラム】VA3.0環境における日属性の振り返り【でちん】
どうも、いつもお世話になっております。でちんです。

少々遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
昨年はいろいろありすぎて大変なことばかりでしたが、本年もよろしくお願いいたします。

さて、酷寒のみぎり、吹きすさぶ北風がいっそう身にこたえますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
僕は...去年末と同じく、基本は家と仕事場の反復横跳びをしつつ生きております。かなしみが募ります。

本来であれば新年1発目のフェスタレポから軽快にスタートを切りたかったところですが、
生憎、環境(リアル的な意味で)が厳しく、敢え無く延期となってしまいました。
次の大型大会がいつになるかはわかりませんが、備えていきたいところです。

というわけで、今回はVA3.0環境における日属性の振り返り記事をお送りしようかと思います。
よろしければ、最後までお付き合いいただければ幸いです。

フェスタにおける日単の使用率
まずは、VA3.0環境全体のフェスタにおける、日単の使用率から見ていきたいと思います。

参考にさせていただいたフェスタは、11/1東京、11/8大阪、11/22名古屋、11/29福岡、12/13東京の5大会で、
通常構築戦における参加者の合計が256名、日単を使用された方(違う大会に同じ方も参加されておりますが)が53人となり、
割合から見るとおおよそ21%となりますね。

大体5人に1人が日単を握った計算となるので、
5色中の1色と考えればまずまずの割合といったところでしょうか。
ちなみに、他のカラーは下記のような割合となっております。
花:67人(26%) 2020210126 rise 1.png
宙:42人(16%)
雪:35人(14%)
月:31人(12%)
およそ4人に1人以上が花単を握っている計算になりますね...おそろしや。
まあ、パープルから続き、VA3.0でも複数の強化パーツを手に入れたので、使用率も納得と言ったところです。
元々花を固定で使用している方も多いですし、更に環境トップクラスのパワーを手に入れたので、
勝利への近道として強デッキを握るのは分かりやすい選択だとは思います。

花単、とかく安定しますしね。定石をきっちり学ぶだけで一定の勝率を保てるのは魅力的です。
その分、ミラーの戦術やイレギュラーな場面における対応策をきっちり身に着けているかどうかで、
実際の勝率が大きく変わってくるのも面白いところです。腕の見せ所ですね。

そういう意味では、同じくパープル→VA3.0での強化幅が大きかった日単を握る人が、
花単に次いで多いのも納得がいくところです。
日単も固定で使っているユーザーが多いデッキですし、敢えて日単から離れる人も少なく、
他から日単に移って触ってみたユーザーもちょいちょいいたのだろうと考えられます。

日単が花単よりシェアがちょっと少な目な理由としては、日単は花単ほどの安定感は無いというか、
花単が持っているようなサーチカードを擁しているわけではなく、自力の引きを求められる部分もあり、
安定してトーナメントを勝ちぬきたいという思いが強いユーザーには、花単が好まれたように思えます。

ただ、爆発力という点では日単に軍配が上がる(と私は思っている)ため、
そこら辺のプレイスタイルの違いで日単の方が好き!と考え、手に取っているユーザーも多いと言えるでしょう。

なんにしても、日単・花単のユーザーが合計で47%と半数近くを占めているのは、
パープル~VA3.0間における強化の方向性が分かりやすく、パワーの上昇も実感し易かったからだと考えられます。

宙はネクストンあたりで一気に強化され、パープルでも優秀なカードが多かったものの、
VA3.環境では花や日に押される形になったのが厳しかったのでしょうか。雪も似たような状況ですかね。

月...月は...難しい...難しいデッキですね。
5分くらい頭をひねってコメントを考えたんですが、
何言っても的外れになりそうなので黙っておきます(

日属性使用率ランキングTOP10
続いて、日属性のカードにおける、各カード毎の採用率を見ていきたく思います。
基本的にはお馴染みの面々が多いですが、それだけ優秀な面子と言えるのでしょう。
(公式サイトの通常構築戦の結果をまとめたものです。諸事情により実際の統計と誤差が生じてる場合もあります。)
(平均採用枚数は日単に限らず混色等も含めての数値となります。)

10位 ナビゲーター「レヴィ」 総採用枚数:179枚 平均採用枚数:3.19枚
トップバッターはパープルソフトウェアより、エリアサーチを持つアタッカー、<レヴィ>となります。

4/2/1DMG3ステップという丸いスペック、エリアサーチという優秀な能力が光る一枚ですね。
エリアサーチを持つキャラは、引っ張ってくるエリアの枠をデッキの中に1枚分確保するだけで、
特殊な外付け能力を+で持っているようなものなので、基礎能力が最低限あれば重用される傾向があります。

レヴィ>自体は正直そこまで強いカードではありませんが、
持ってくるエリアの<アライブ>がとかく優秀なため、その分評価されていると言えるでしょう。

平均採用枚数は3.19枚ということですが、環境初期は4積みからスタートしつつ、
段々と採用枚数が3枚に近づいていったように思えます。自分もそんな感じです。

9位 劉旗の徳望 「劉備・桃香」 総採用枚数:184枚 平均採用枚数:3.22枚
続いてネクストンより<劉備>です。このカードも優秀な一枚ですね。
日単の重要ポジションに就く<レッサー>と類似した能力を持ちますが、スペックおよび効果は防御的になります。

DFのキャラを2体寝かして相手キャラにDMG-2と減速に役立つ能力を擁しつつ、
本人がAP0/DP2/SP2というスペックを持つため、固めか能力宣言かの二択を考慮しつつ受けの姿勢を取る機会が多いですね。

最近は固め以外にも<神への復讐>というパンプカードが増えたため、
チャンプしたり固めたり能力宣言ちらつかせたり、相打ちも匂わせたりするなど、
ブロッカーとして相手にかなりのプレッシャーを与えることが出来るかと思います。

というか出た瞬間にある程度の仕事は終わっていると言っても過言でないので、
+盤面でもいろいろな用途で働ける時点で評価の高い一枚です。

平均採用枚数は3.22枚ですが、あくまで防御的なカードであるため、
ちょっと減らしてみる調整が行われたのかなあ...といったところでしょうか。
まあひとまず4枚積んでみて、どうしても枠が厳しければ抜ける...かどうか、難しいですね。

8位 お茶目な護衛役 「常陸 茉子」 総採用枚数:187枚 平均採用枚数:3.33枚
YUZ2.0より忍者こと<茉子>です。この子も収録からの活躍時期が長いですね...

移動日単の特色の一つに、「横に置く」カードを戦術の要として扱い、
同じ盤面を連続で殴るという動きがありますが、まさしくその要となる一枚です。

もう長く使って何度も解説しているるカードなのであんまり書くことも無いですね...
基本戦術のコアとなっているため、よっぽどのことが無いと抜けることはないと思います。

平均採用枚数は3.33枚ですが、後述する<友利>が能力だけ見ると単純上位互換なので、
多分その辺を鑑みて採用枚数を調整した人が居た結果だと思います。

とは言え個人的には<友利>とコンビで4:4採用でいいかなあと考えております。
少なくとも、今のところはですが。

7位 「不可視」の能力者 「友利 奈緒」 総採用枚数:191枚 平均採用枚数:3.41枚
VA3.0にて収録された日単の新たなエースカード、<友利>が採用率7位となります。

上記の<茉子>から生み出された日単における基本戦術のひとつ、
同じ盤面を連続で殴るという動きを、更にもう一段階昇華させたカードと言えるでしょう。

今までは<神尾観鈴>を採用し、<茉子>能力→<観鈴>オダステ→<観鈴>移動能力→他の移動キャラで殴る、
という流れで同じ配置にてアタックをし続けるという定石がありましたが、
現環境では<観鈴>のカードパワーが流石に厳しく感じられ、採用を見送られがちになっておりました。

ここで収録された<友利>は上記の動きをより強い形で再現出来るうえ、
単体のカードパワーもかなりのものがあるため、移動日単における地力の底上げにもなったと思われます。

茉子>能力→<友利>ステップ→<友利>能力→他の移動キャラで殴るという流れは上記と似ておりますが、
友利>はステップで移動できるため盤面の自由度が<観鈴>より上なこと、能力で横に消えるため盤面に余裕が生まれること、
ダメ押しでAP+1を振れる能力があること、<友利>と<茉子>で横に置くカードの二枚体制を組めることなど、
メリットを挙げれば正直キリがありませんね。

平均採用枚数は3.41枚と3枚寄りですが、最初はEX1ということで4積みを避けたプレイヤーが多かったものの、
後半は4積みが主流になっていった結果かなあと考えております。

6位 新たなる光のセクシィ小悪魔 「レッサー」 総採用枚数:192枚 平均採用枚数:3.42枚
とある1.0にて収録された<レッサー>が6位にランクインとなります。

上記の<劉備>と同じく、ハンドのキャラをコスト無視で登場させる能力を所持しており、
自身のDMGは2点と控えめですが、<ネロ>互換の移動能力を所持しているため、アタッカーとしても運用出来ます。

日単は細かい打点を刻んでリーサルまでの道のりを整えていくデッキであるため、
手数を増やしつつ、自身も打点に寄与できる能力は大変に優秀だと言えるでしょう。

まあ<レッサー>も一年以上採用されているカードなので強い部分は書き尽くした感はありますが、
「<神への復讐>」が収録されたことにより、追尾ブロッカーとしても最優クラスにまで上り詰めたかと思います。

序盤は細かい打点を与るアタッカーとして活躍し、
中盤はAP5~AP9で追尾するブロッカーとして働いてくれるのは...相手にとっては脅威の一枚でしょう。

平均採用枚数は3.42枚と、どちらかと言えば3枚寄りですが、
ウィニー日単もデータの全体として扱われているため、移動日単ではほぼほぼ4枚積まれているかと思われます。

5位 「光速のエビ」 総採用枚数:196枚 平均採用枚数:3.5枚
YUZ2.0より光速の<エビ>が第5位となります。
数年前のカードですが、やはりリーサル性能の高さが評価されているかと思われます。

最近はごみ箱のEX1のキャラを除外するカードの種類も増え、
毎回十全な働きを約束されることはなくなってしまいましたが、
日単側もEX2の<みなせ>を採用し、最低保証として放てるように改善が重ねられております。

除外されなければ普通に打って2桁ダメージのリーサルショットを狙えますし、
エビ>に取って代わる詰めイベントが出たとしても...結局両方採用されそうですね。
ごみ箱全除外くらいの思い切った効果が出ない限りは、当分お付き合いすることになるかと思います。

平均採用枚数は3.5枚ですが、基本的に<光速のエビ>を採用する場合4がベストなので、
エビ>0の日単がいくつか存在することにより、平均値として表れているのかと思います。

4位 ホワイトプロミネンス「ソル」 総採用枚数:200枚 平均採用枚数:3.57枚
神姫1.0より<ソル>が採用率4位となります。
ソル>、収録が2018年の2月とかなので、お付き合いもそろそろ3年目になりそうですね...

ようやっと<夢の主>という新たなドロソは生まれたものの、
未だ<ソル>を越える効率の良いドロソは生まれていないため、まだまだお世話になりそうです。

...3年前のカードについて、今更語ることもあまりないですね。

平均採用枚数は3.57枚ですが、移動日単では不動の4投カードだと言えるでしょう。

3位 容姿端麗。ただし、ストーカー「鳥羽 せつな」 総採用枚数:202枚 平均採用枚数:3.6枚
パープルソフトウェアより、<鳥羽せつな>が採用率3位としてノミネートされました。

能力としては<レッサー>の小型版ということもあり、
パープル環境初期ではウィニー日単で活躍していたものの、移動日単ではあまり採用されていませんでした。

が、環境中期のフェスタにて<せつな>を採用した移動日単が優勝を飾ったことを皮切りに、
以後の移動日単でも採用されるケースが目立つようになってきましたね。

本人のスペックがAP3/DP0/SP0 DMG3と小型アタッカーとしては十分に活躍出来るものであり、
ハンド内の2コスアタッカーを追加で登場させられるため、
手数増やしとして重用されている印象があります。

ただ、移動日単に<せつな>を採用する場合は、2コストAP3のキャラを複数採用する必要があり、
構築の段階である程度の考慮が必要となってきます。

しかし、少々癖はあるものの本人にも移動能力があり、
リソースを節約しつつ展開に繋げられるため、かなりの人気を誇っていると言えるでしょう。

移動日単、ウィニー日単共に採用されることの多い<せつな>ですが、
平均採用枚数は3.6枚と、デッキによっては3枚に抑えているか...最初から採用していない方もいるみたいですね。

2位 頼りになるけど困った先輩「弥生・B・ルートウィッジ」 総採用枚数:211枚 平均採用枚数:3.76枚
採用率ランキング2位は、パープルソフトウェアより、<先輩ルートウィッジ>がランクインです。

冒頭の<レヴィ>の紹介にて、エリアサーチを持つキャラは基礎能力+αを持つため、
他のキャラよりも評価が更に高くなる傾向にあると述べましたが、
ルートウィッジ>先輩は基礎能力も高く、サーチ先のエリアもドロソという唯一無二のカードであるため、
相乗効果で高い評価を受けているように思います。

AP3/DP0/SP1かつエリアが存在する場合に<ネロ>互換の能力を持ちますが、
自身の能力でエリアサーチを行う為、制限は有って無いようなものとなります。

むしろ、1回目は効果込みで3ハンドキャラとして扱われますが、(それでも十分強いのですが)
相打ちなどで盤面から離れ、お代わりで登場すれば2コスト3/0<ネロ>互換という驚異のスペックを誇るため、
相手からしたら処理はしたくないけれど、処理しないと3/0に好き勝手動き回られるという、
かなり厭らしい状況に持ち込むことが出来ます。

エリアの効果としては、基本的に自分のキャラの能力orバトルでのダウンをトリガーとするため、
デッキの要となる<茉子>や<友利>と相性が良いのも噛み合っておりますね。

そういうわけで基本的には2ターンに一回の発動を狙っていくドロソなのですが、
1ハンドキャラをチャンパーにしたり、相打ちを行って相手ターンにも自キャラがダウンすれば、
1ターンに1回発動することも可能になり、デッキの回転率が上っていきますね。

相手ターン中にも消えられるYUZ2.0の<アリス>のようなキャラが増えれば、
更に価値は上昇するかと思います。今でも十分強いのですが。

平均採用枚数は3.76枚とかなり高めですね。
移動日単は勿論、ウィニー日単でも多く採用されていることが見受けられます。

1位 ゆりっぺ「仲村 ゆり」 総採用枚数:232枚 平均採用枚数:3.93枚
VA3.0にて収録された、<ゆりっぺ>が採用率1位と相成りました。

ルートウィッジ先輩>と同じく、基礎能力が高い+サーチ先のエリアが強いという特徴を備えております。

そもそも基礎スペックが2コストAP3/DP0/SP1 DMG3のサイステ持ちと今までのキャラとは規格外なものに加え、
特殊能力でキャラサーチ or サルベージという強力な能力を擁し、
持ってくるエリアもハチャメチャな数値のパンプと、すべてが高水準で纏まっております。

サーチ or サルベージに関しては即時性が無い&EX2という制限はあるものの、
日単においては、今まではデッキから特定のキャラを引っ張ってくる要素に乏しかった為、
強力かつ独自性の高い能力と評価したく思います。
勿論サルベージも優秀です。処理時にどちらかを選べるというのも本当に偉い。

持ってくるエリアの「<神への復讐>」は苦手な宙に対するダイヤを塗り替えつつ、
AP0のキャラでも最大AP7まで伸びるという上昇値の高さが魅力的です。

日単、AFにサイステキャラが2体以上並ぶのはかなり窮屈になってしまうため、
妃レベルに優秀なカードもほぼ抜けてしまうレベルにはパワーの高いカードと言えます。

平均採用枚数も3.93枚と、ずば抜けて高い数値を誇っておりますね。
殆どのデッキで4積みされているという意味でも、今の日単を象徴するカードと言えるでしょう。


そんな感じで、使用率一位は<ゆりっぺ>となりました。
移動日単ウィニー日単関係なく、日が混じってればとりあえず採用の候補に上がります。

ましてや自身能力におけるサーチ先も色を縛っていないため、
複色デッキのパワーが上れば、将来的には混色でも採用されうる一枚になるでしょう。
(<神への復讐>のコストも☆ですし、うまい具合に噛み合っておりますね。)

現在のパワー、将来性共に高いポテンシャルを誇っているため、納得の一位かと思います。

終わりに
さて、今回の記事はいかがでしたでしょうか?

採用率ランキングということでパワーの高いカードが目白押しでしたが、
自分自身でも日単に対するおさらいができたかあとは思います。

次のぱれっと環境では移動日単をメタるカードもちょいちょい見受けられ、
もしかしたら逆境かもしれませんが...うまいこと生き抜いていきたいところです。

それでは、今日もでちんはKOOLに去るぜ!

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