
パープルソフトウェア 1.0 カードレビュー 花属性編【緋色】
verパープルが発売されましたね!各色新しいギミックや、既存ギミックの強カードが追加されましたが、今弾も楽しめているでしょうか?
今回僕が推していきたい属性は花属性です。それではカード紹介、考察にいきましょう。
SRカードについて
鳥海有栖
デッキの下に戻すカードは花限定なので規格外な動きはできないかもしれませんが、<ハク>と違って戻すカードも登場させるカードもコストの制限がないため、意表を突くことも含めて様々な動きが取れると思っています。
戻すことに焦点を当てて見れば<河嶋桃>などパフォーマンスの良いカードを戻しつつ、場を動かすことができたり、<河嶋桃>を戻して<河嶋桃>を登場する、なんてこともできるので失われる系の能力や登場時、離れるときの能力を何度も使いまわす運用ができたり、なかなか楽しい動きができそうです。
登場することに焦点をあてれば、キャラを見てからの対応を挟めない登場になるため、<大宰府>など条件付きの効果を持ったキャラの登場にも適しているといえるでしょう。
今回Mixで推していきたい動きは、<カミナル・ル・プルテア・ソルティレージュ・シスア>と絡めた動きです。
このカードは花月コストではありますが、属性が花なので<有栖>でデッキの下に戻す効果の対象にもなるし、登場する対象にもなります。
<ネコネ>等、登場時の強力な効果を持つ月属性キャラを<カミナル>経由で登場させてあげる動き、とても楽しそうではないでしょうか。
また、<カミナル>だと<有栖>のDMGを上昇する効果も誘発し、とてもかみ合いがいい感じですね。
Mix花単の<ルルティエ>型ばかりにこのキャラの役割として目が行きがちですが、面白い動きはまだまだあると思うので、いろんなデッキが見ることができればいいですね。
海野あかり
登場時に<鳥籠>を無償で配置することができ、それによってドロー効果の条件も満たすため、実質的に手札消費1枚、エリアが配置されていることを考えれば登場するだけで実質手札が増えているようなキャラです。
また、<鳥籠>、<R海野あかり>には花属性キャラという条件はあるものの、このキャラ自体には特に属性制限もなく、混色でも使いやすい一枚だといえるでしょう。
<鳥籠>の<R海野あかり>を登場させる効果も含めてかなりパフォーマンスの高いキャラで、今後花単ではもちろん、花属性を含む混色デッキにも採用される可能性の高い一枚だと思います。
限定構築について
構築制限エリアの<約束の場所>を中心に、エリア上に登場させてドロー、移動させてまた登場させてドロー、<有栖>で場での役割が少なくなったキャラを退場させる、とMix日単を彷彿とさせる動きができるようになっています。
花属性得意のサポートによるバックアップもあり、無償宣言でAP、DPを操作するカードも多く、高い水準の数値でビートダウンができるデッキになっているのではないでしょうか。
今弾で僕が推していきたい<夜明け>とはコンセプト上噛み合わないので、構築制限デッキにはほぼほぼ採用されませんが、パープル花はパープル花で一風変わった楽しみ方ができる良いデッキ、だと思います。
その他のカードについて
効果の条件がある都合、3〜4コスト帯の優秀なカードとは共存できませんが、このエリアが一枚あれば小型キャラをかなり強く運用することができます。
エリアというところもとても強く、キャラ除去やバトルによる相打ちを挟んでも、再登場したキャラも<夜明け>の恩恵を得ることができ、一枚貼るだけでとても大きく戦況が変わるカード、だと思います。
また、ボーナスを得る効果もとても優秀で、スペックが上がることと合わせてもかなり穴の少ない能力と言えるでしょう。
終わりに
verパープルの花属性紹介は以上です。リセフェスタ岡山や、グランプリ名古屋、リセフェスタ東西対抗戦と、参加人数は絞られるもののイベントは目白押しで、盛り上がる事も増えてきたように思います。
早くも次弾、次々弾の情報が出てきており、楽しみは続く、という感じがしますね。それでは良きカードゲームライフを〜