
リセフェスタ広島振り返り+竜王戦に向けて【カツラギエース】
先日の広島フェスタは5Cヤマト(5色ヤマト)を使って4-2でした。今環境のフェスタ・GP優勝は全てダントラでしたので、1度は違うデッキを優勝させたい思いもあったのですが残念です。
今週末、竜王戦がございますので、それも踏まえたデッキ(今回は環境トップのヤマトとダントラ)についてお話ししようと思います。
リセフェスタ広島について
使用デッキ
5Cヤマト デッキ
EX2
計59枚
対戦結果
- 一戦目:宙ヤマト◯
- 二戦目:日単◯
- 三戦目:5Cヤマト×
- 四戦目:ダントラ×
- 五戦目:ゆず花◯
- 六戦目:ダントラ◯
ヤマトミラーの負けは向こうにのみ<ウルゥル サラァナ>があり、こちらの<ハク>を除去され、<Pクオン>もドローできず、終盤の打点レースで一気に劣勢に立って負け。
ダントラの負けは、向こうのウイニー展開に対してこちらの初手に<オシュトル>と<ルルティエ>がなく、<リゼリエッタ・マーシュ>で<ハク>を除去され特に抵抗らしい抵抗もできず負けてしまいました。
ヤマトは打点がダントラより高く、きっちり相手の攻撃を止めていれば勝ちの流れになるのですが、初手に<ルルティエ>or<オシュトル>)があるかに依存している部分が大きく、加えて<ノスリ>や<SRクオン>も必要な場面も多々存在します。
ダントラは打点こそヤマトほど叩き出せませんが、どのキャラを出しても安定した試合運びをできる確率が高く、また「リーダー」の<フリード>で5枚めくり2枚のキャラをさらに手札に追加することができます。
このように安定性ではダントラが圧倒的に他のデッキを凌駕しており、その結果長丁場の大型大会ではヤマトではなく全てダントラが優勝する...といった結果になってしまったのかなと思います。
またこれはヤマトにも言えることですが、「オーダーステップ」やサーチ・サルベージ、除去が揃っており、さまざまな立ち回りができてしまいます。
いわゆるグッドスタッフというデッキですね。あらゆる属性のさまざまな利点を持っている限定構築ゆえ、さまざまな戦略ができるので、色々なデッキに勝てるという環境になっています。
アクアプラスシングル環境について
ダントラ2
先手の場合特に欲しいキャラは<SRアリシア・ハート>ですね。「サイドステップ」があるので、攻撃を次のターン通せる確率が非常に高く、[経験値]置き場を貯め続けることが勝利に直結するダントラには無くてはならない存在です。
逆に後手の場合は、<メルヴィ>、<グリシェリーナ>、<八重>といったカードの方が重要な相手も多いです。
ただし後手の場合は[経験値]置き場が無い状態(「アグレッシブ」を出して[経験値]置き場を貯めてもアグレッシブキャラが次以降止められ続けて敗北することがヤマトやダントラミラーでは多いため結局出せないことが多い)で、これらがあっても突破されることは多いため、必然的に先攻が圧倒的に有利になってしまいます。
<メルヴィ>や<イリーナ>に関しては先手後手問わず優秀な場合がほとんどです。ですので、迷ったら初手は<SRアリシア>、<メルヴィ>、<グリシェリーナ>といったカードを探して遊んでみるのが良いかと思われます。
ダントラは比較的DFの盤面作りの方が難しいと思ってますので、ここまでであげたカード以外で重要なところを挙げてみます。
LO-1790 明るく無邪気な吟遊詩人 ユーニ・コルテク
なので、相手の<ルルティエ>の「サポーター」込みでの防御陣形などを右or左DFに出して崩しにいく場合が多いです。
中央に置かない方がいい場合が多いのがポイント。
LO-1755 「刻の館」の魔法使い ジーナ
[経験値]置き場3枚破棄はやや重く、バトル中に使用できないので、必要無さそうな時は宣言しないようにしましょう。
盤面に出しても裏目が少なく、比較的どんな相手でも活躍してくれることが多いです。
LO-1753 リアリストな孤児院の少女 リゼリエッタ・マーシュ
3コストで除去は破格ですが、<リゼリエッタ>の配置+能力で4ハンドは意外と重いので、<リゼリエッタ>が盤面で数値で仕事をする状況になってから配置しましょう。
<リゼリエッタ>が棒立ちする状況になってしまうと、それが原因で負けてしまったりします。
ダントラはこんな感じです。次はヤマト。
5Cヤマト(花ヤマト)
まずヤマトの場合はマリガン基準に関しては簡単で、とりあえず<ルルティエ>と<オシュトル>を探しにいくことになります。現環境では基本的にはどちらか1枚あればOK。
ですが、ここからさらに要所要所で必要なカードなカードがあるほど、勝利に近づくといった感じです。
盤面に出す比率の高いカードからピックアップして紹介していきます。
LO-1747 トゥスクルのおてんば皇女 クオン
移動能力、DMG、スペックなどどれも強力で、攻防のバランスが取れた頼もしいカードです。
<ルルティエ>と自身の1ドローで実質2ハンド相当キャラになるので、自分のデッキが少なくない時は積極的に出していきたいですね。
相手に月のアイテムが見えている場合は<裁きの鉄槌>だけは十分に気をつけたいですね。
LO-1751 没落貴族の采配師 マロロ
終盤に大量の打点をカットしてくるスーパーコモンカードです。
基本的には中央の相手キャラを起きなくして、3列の攻撃を封鎖することを目指します。終盤<マロロ>を<ハク>能力で入れ替え続けるほど、盤面ロックに相手は苦しむことになります。
登場時誘発ではAFのカードしか選べないことには注意です。
LO-1802 姉御肌 ノスリ
除去に対する耐性だけでなく、登場時のDMG追加や自身のスペックも<ムネチカ>より高く、基本的にどんな相手でも出していけます。
<ノスリ>攻撃→<ハク>能力対象<ノスリ>→<ノスリ>登場 の動きで<ノスリ>列だけでお手軽に打点を稼げたりします。
LO-1807 右近衛大将 オシュトル
例としては
- 後ろにオーダーステップキャラを添えて次ターンに<オシュトル>攻撃→<ウコン>に変化→<ウコン>を別の場に移動させて、後ろのオーダーステップも動いて攻撃。
- <念動力>を持ってそうな相手に対して置きながら攻撃し続け、<念動力>を撃たせない状況を作り続ける(対応で<ウコン>に入れ替わると相手の<念動力>が無駄撃ちになる)
ヤマトに関してはこんな感じですね。
これら以外にもタマーMAXさんがご解説されてる動き方等がありますので、合わせてご覧ください。
【デッキレシピ】5Cヤマトもうちょっと詳しく【タマーMAX】
最後に
ヤマトもダントラも解説できる内容が非常に多く、今回挙げた以外にもたくさんの立ち回りが存在します。またプレイヤーの熟練度によって勝率に差がつきやすく、相手のデッキの属性によって適宜判断して配置していかなければならない場合が多く、アクアプラスのデッキはよく言えば研究しがいがある、悪く言えば初心者の方には回しづらいデッキだと思います。
今環境のフェスタとGPは全てダントラが優勝しましたが、<Pネコネ>の追加されたヤマトも大幅強化されていますので、竜王戦ではヤマトの優勝もあるかと思います。アクアプラス以外のデッキだとVA雪や<キアラ>も熱いかも...?
ここまで読んでくださりありがとうございました。それではまた!