
【大会レポート】第一回 シングルフェスタレポ【でちん】
前回の考察記事からあまり日が経っていないので、
あまりお久しぶりという感じではないかもしれません。
というわけで今回は、くだんのシングルフェスタに参戦してきました。
りせお史上初、シングルレギュレーションのみの大会ということで、
どれだけの人数が集まるのか未知数でしたが...結果はなんと総勢112人!大盛況です。
東京開催ということもあってか、対戦回数も7回戦と、かなりの人数が集まりましたね。
実際に参加してみた僕も楽しかったですし、これだけの人員を確保できるなら、
定期的にシングルフェスタが開かれても嬉しいなあという気持ちがあります。
さて、なにはともあれ、レポートです。
レポート
まずは、簡単に戦績を提示させて頂きます。- 一戦目 SSS(VA)◯
- 二戦目 SSS(VA)×
- 三戦目 SSS(VA)×
- 四戦目 日月(AUG)◯
- 五戦目 日月(GUP)◯
- 六戦目 月単(KHP)◯
- 七戦目 宙単(TM)◯
最近2敗ラインが板についてしまい、中々抜け出せず喘ぐ日々です。
1戦目から3戦目まで連続してSSSに当たったときはちょっと面喰いましたが、
4戦目以降はいろいろなデッキとマッチング出来ました。
普段戦わないカラーリングと相対すると、新鮮な気持ちになれますね。喜ばしいです。
さて、今回はシングルフェスタということもあり、
普段握らないようなタイプのデッキで参加してみました。
以下、握った経緯と細部の調整について、記述させて頂きます。
今回使ったレシピについて
VA限定構築 雪単デッキ
EX2
計44枚
VA雪となります。
ひとまず、このデッキを選択するに至った経緯について、ご説明させて頂きます。
デッキ選択の経緯について
基本的に、TCGというコンテンツは、後発弾のカードパワーが高くなる傾向にあります。神姫の単色やBC自由のように、1エキスパンション毎に完成されたコンセプトのデッキもありますが、
カードパワーや単純な出力値だけで言えば、後発弾の方に軍配が上がることが多いです。
(実際に相対したときにどちらが勝つかは別として、最大値だけ見ると...ってとことですね)
そういうわけで、最もカードプールが広く、最新弾として発売されたTM単か、
大型エキスパンションとしては一番新しく、パワーカードの多いVA単のどちらかを握ることにしよう。
...といったところからデッキ選びをスタートしました。
作成予定のエキスパンションを2つまで絞り込んだところで、
TM単で作るとすれば、月単・花月・花単・宙単あたりのどれかかな...と思案したものの、
冷静に考えてみれば、どれも広義の意味ではビートダウンデッキだなあという考えに至ります。
...せっかく普段とは違うレギュレーションで大型大会に出るんだから、
今回は、普段使わないようなデッキタイプにしてみるのもアリかもしれない...
そう思った僕は、VA雪というコントロールデッキを選択致しました。
ビートダウンデッキは、構築に差はあれど、「自分の強みを押し付けていく」というところに、
ゲームメイクを行っていく軸があると、僕は思っております。
対するコントロールデッキは、「相手の強みを妨害していく」といった戦い方が根底にあるので、
普段やっていることと真逆の戦法を求められることになりますね。
思考のベースをがらりと変えることにより、
プレイヤーとしての自分に、何らかのブレイクスルーが起きればいいなあという期待もありました。
デッキ選択の理由につきましては、そんな感じです。
構築に関しては、目新しい部分もありませんが...調整枠について記載しておきます。
フーキーン/静流
<ティピィ>・<Angel Player/かなで>・<静流>の3人を場に配置して、
除去打つだけで3点ゲイン!といった流れが良い感触だったので、採用に至りました。
ただ、登場コストが偶数4点なので、ハンドにおいてのやりくりが結構厳しく、
終盤ぎりぎりに出すかださないか...といった場面も多く、登場回数自体は少な目でした。
しかし、中~終盤へ至るまでに、<ティピィ>とかなでが全落ちすることも無くはないので、
3種類目の択としてはあった方が安心なのかなあ...といったところですかね。
前泊/大山/直井
こちらの準備が整う前に軽いキャラでぽこぽこ殴られ続けるのが一番苦しいので、
軽量アタッカーを妨害する要素にも、そこそこスペースを割いた次第です。
<前泊>は花の軽量アタッカーに強く、AP3/DP0の前に合わせればほぼほぼ止まりますし、
対面がAP3/DP1だとしても、相手にサポートを強要させつつ、実際にサポートされても自身の能力でケアが可能です。
<大山>はEX1を掃けるAP2/DP2であり、ペナルティ1点回復も痒い所に手が届きます。
(<ゴール>の種になりづらいという欠点もありますが...)
<直井>は、軽量アタッカーに対する万能ブロッカーですね。
能力による破棄なので、ダウンした時~~するといったトリガーに引っ掛からないのも偉いです。
一見出しづらそうに見えますが、かなで2種類と<大山>・<直井>が2枚ずつで、
「アシスト」を持ったキャラが12枚搭載されておりますので、割とすんなり登場させられます。
美汐
盤面をコントロールしきっていても、不意の「アグレッシブ」で余計な打点を貰うと、
それだけで計算が狂ってしまうこともあるので、相手を選びますが、優秀なカードです。
ミラーの<あゆ>も妨害できますしね。1点軽減ですけど。
試合解説
以下、各試合の簡単な解説を記載しておきます。一戦目 SSS(VA)◯
対戦相手は、Chelさんという方でした。(対戦動画、見てくださりまして、ありがとうございます!)
じゃんけんに勝ち先攻です。
<翼の少女>から右AFに<神奈>登場でターンを終了します。
こちらは<美魚>登場から<翼の少女>を回収し、
ハンドにあった<ゴール>を、<美魚>と<岩沢>を対象に取って打ちます。
以降、相手に卒業置き場を稼がれないよう立ち回りつつ、
<結弦>が終盤まで登場しなかったこともあり、勝利しました。
二戦目 SSS(VA)×
対戦相手は、王者さんでした。
じゃんけんに勝ち先攻です。
<翼の少女>も<神奈>もいなかったので、<かなで>スタートだったかと。
ひとまず<ハンドソニック>をサーチして終了です。
返しの相手も<かなで>登場から<ハンドソニック>をサーチ、
更に<ゆりっぺ>を出してエンドだったでしょうか。
こちらはまだ<翼の少女>にも<神奈>にもアクセス出来ず、
<かなで>でのアタック後、<ゆりっぺ>に<ハンドソニック>を打ち込んで終了です。
こちらは<野田>に<直井>を合わせつつ、時間を稼ぎます。
途中、<神奈>にアクセスするために、<美魚>登場から<翼の少女>を回収し、
回収した<翼の少女>から<神奈>登場...と、若干無理をしてしまいまして、
ハンド枚数は多少稼げたものの、山札差が厳しい状態になってしまいます。
以降、被打点を抑えつつ立ち回るも、<ティピィ>や回復の<かなで>が全落ちしたこともあり、
結局打点差をひっくり返せずに負けてしまいました。
<神奈>にこだわらないムーブを模索するべきだったかもしれません。
三戦目 SSS(VA)×
対戦相手は、ムツミさんという方でした。
じゃんけんに負け後攻です。
相手は<かなで>から<ハンドソニック>をサーチ、
<ゆりっぺ>を登場させてエンドだったでしょうか。
返しのこちらは<翼の少女>を二枚抱えていることもあり、
一回なら<ハンドソニック>を受けても問題ないと判断し、<神奈>をサーチします。
更に、<かなで>登場から<ハンドソニック>をサーチしてターン終了。
返しの相手は<かなで>と<ゆりっぺ>でアタックしたのち、<神奈>に<ハンドソニック>。
更に<遊佐>を登場させてターン終了します。
以降はお互い除去を刺しあいつつ、同程度の殴り合いを続けた結果、
<結弦>分で相手が山を確保できていたので、その差で敗北しました。
四戦目 日月(AUG) ◯
対戦相手は、三下天狗さんという方でした。
じゃんけんに勝ち先攻です。
<翼の少女>から<神奈>をサーチして終了します。
返しの相手は、<金魚>登場から山札を弄り、<フランチェスカ>を登場させて終了。
ダメージで<翠>が落ち、AFに登場されたので<大山>を合わせつつ、
<かなで>から<ハンドソニック>をサーチ、<金魚>に放ってターン終了します。
以降は<時空転移>でシャクられる場面がちょっとあったものの、
<神奈>でのドローも途切れなかったので、コントロールしきって勝利しました。
五回戦目 BC(GUP) ◯
対戦相手は、とどさんでした。
じゃんけんに勝ち先攻です。
<翼の少女>から左AFに<神奈>を出し、ターン終了します。
返しの相手は右AFに<押田(LO-1038)>、中央に<安藤(LO-1092)>、左AFに<安藤(LO-1093)>でエンド。
4ドロー1点回復という宇宙的神秘を体験します。
その後、<神奈>でアタックしてエンド。
返しの相手は押田のみアタックで終了。
こちらは<神奈>アタックから<翼の少女>で<ことみちゃん>をサーチします。
以降は<神奈>のエンジンでガン回りしたハンドから盤面を構築し、
除去をふんだんに打ち、コントロールしきって勝利しました。
六回戦目 月単(KHP)◯
対戦相手は、義姉葉さんという方でした。
じゃんけんに負け後攻です。
相手は左AFに<モルドレッド>を登場し、ターン終了。
相手は<モルドレッド>でアタックし、ターン終了。
こちらは<ことみちゃん>を登場させてから<たい焼き>を打ち、<モルドレッド>のDMGを低下させます。
相手は<モルドレッド>でアタックしてから、<アルテミス>を追加してエンド。
返しのこちらは<ことみちゃん>と<神奈>でアタックしたのち、
<神奈>と<モルドレッド>を対象に<ゴール>を宣言。
相手は<キュベレーとの出会い>を使用するも、対応で<神奈>と<モルドレッド>を対象に<ゴール>を宣言。
ここで大きなアドバンテージを得つつ、<翼の少女>で再度<神奈>をサーチします。
以降はハンド差を押し付け、物量差を持って押し切りました。
七回戦目 宙単(TM)◯
対戦相手は、砕破さんでした。
じゃんけんに勝ち先攻。
<翼の少女>から右AFに<神奈>を登場させて終了。
相手は<神奈>対面に<新宿のアヴェンジャー>を登場させ、
中央DFに<ドレイク>を出して終了。
<新宿のアヴェンジャー>って...対象取る除去効かないじゃん...と思いつつ、
対象を取ってない能力は効くので、<ことみちゃん>で一生DMGを下げ続けるプランを練ります。
<あゆ>と<ドレイク>を対象に<ゴール>を宣言し、<ことみちゃん>をサーチします。
ハンドに余裕があったので、そのまま<ことみちゃん>を登場させます。
以降は相手のアタッカーを除去しつつ、間に<ティピィ>を出して回復しつつ、
相手が出してくる「アグレッシブ」に3回殴られて計算が危うくなりつつも、
絶え間なくイベントを宣言出来た甲斐もあり、何とかコントロールしきって勝利しました。
そんな感じで5-2です。
終わりに
さて、今回の記事はいかがでしたでしょうか。今回は珍しくコントロールデッキを握ってみましたが、
やはり、相手の動きを理解しきっていないと、立ち回りが難しいですね。
自分で使ってみて、相手がこうしたらこうする、といった動き方というか、
色々な面での理解度がまだまだ足りてないなあと痛感致しました。
また、勝ち試合は毎回初手<神奈>スタートをキメていたので、
<神奈>スタートできなかった場合でも、きっちり勝てるルートを確立する必要性も感じました。
いずれにせよ、普段ビートダウンデッキしか使っていなかったので、
今までになく新鮮な気持ちで戦えました。なんにしても、コントロールは難しいですね...
また、シングルオンリーというレギュレーションだったおかげか、
普段のフェスタ以上に和やかな雰囲気で大会が進行していたのが印象的でした。
ただまあ、来月は名古屋でのGPも控えていることですし、
ひとまずは大会参加の権利を取得できるよう、頑張りたいところです。
それでは、今日もでちんはKOOLに去るぜ!