
【大会レポート】リセオープン東京【でちん】
久方ぶりのリセオープン、チーム戦に参加してまいりました!
半年に一回のチーム戦ということで、お祭り気分も味わいつつ、
どの位置にどのデッキを握る人が座るのか?といった熱い読み合いもありつつ、
銀符律村(※)でもチームメンバーの組み合わせをどうするか相談しておりました。
(※シルバーブリッツが転生する以前に発売されていた、東方銀符律というTCGを嗜んでいた面々の名残です。)
最終的に、紆余曲折の道のりを経て、僕、とどさん、ルカくんという面々になりました。
それぞれのスタイルとして、とどさんが雪絡みのスペシャリストであり、
ルカ君が月単を愛してやまない(というか月単しか持っていない)というプレイヤーなので、
僕が握るデッキの選択肢は日、花、宙のどれかになります。
個人的に一人は花単を握った方がよいと思ったので、今回は花単で参戦致しました。
(特段苦手なデッキも少なく、デッキパワーもかなり高いので、
どんなデッキと当たるか分からないチーム戦では、安定した勝ち星メーカーになり得るという考えです。)
デッキの基礎は銀符律村民の若MEN君のものを参考にし、
遊々亭メンバーの緋色くんのアドバイスを元にチューンナップした形になります。
配置は僕が大将(花単)、副将とどさん(雪単)、先鋒ルカ君(月単)という形になります。
大将に日単が来ることは無いやろ~と思ってましたが、今回3回日単とマッチしているので、
僕の采配は...まあ、結果オーライということにしておいてください...。
それでは、以下、レシピを記載しておきます。
今回使ったレシピについて
Mix花単 デッキ
EX2
計54枚
<小鳥>・<ちびもす>採用型の花単です。
<小鳥>と<ちびもす>を採用する・しないは、人によって結構分かれているようなのですが、
何を相手取ったときに有利になるか、という点で考えが違えているんだと思います。
アタッカーに対して相打ちブロッカーを積極的に合わせて来るだろうという考えから、
DFにAP1/DP2/SP3サポーターを沸かせつつ、後続のアタッカーを安価で追加し易い<小鳥>は、
一定の評価を保っているんじゃないかなあと思っております。
ミラーだと概ね起動しませんね。月相手もそんなに発動しません。
対日も結構相打ちブロッカーを合わせられるので、使用する機会は多いのですが、
その分<アストルフォ>や<小毬>がデッキアウトされているので、
日に対するガード自体は低くなってしまっています。
ここら辺の枠はメタゲームによって変わってくると思いますが、
今回はどんなデッキに当たるか分からないため、「有利マッチを落とさない」ことを前提に構築しました。
あとは...細かいところをちょっと突っ込んで解説してみます。
朝霧 麻衣
月相手に対する負け筋が、<たけのこ>連打か<朱音>+<酒呑>のDMG低下キャラを複数出されることであり、
しかして、<朱音>や<酒呑>に対するメタカードの<U卯花>はあまりに投入したくないため、見送りました。
なので、もう一方の<たけのこ>を狩り尽くせるよう、<麻衣>は多めの3投と致しました。
<桃ちゃん>4枚+<歩未>3枚+<麻衣>3枚の計10枚あれば、さすがにアクセスできると踏んだ枚数配分です。
アサシン/スカサハ
最初は<ハロエリ>2枚だったのですが、
- 自力でAP4になれるため、相手にサポートを強要させやすい
- <ハロエリ>を2枚引いた時、EX1を処理する方法に乏しい
- <ブレエリ>/<KR会長>/<スカサハ>が揃った時、AFがビキニ三人衆になって見栄えがいい
緋色君のおすすめでもあります。
能美 クドリャフカ
こんな感じでしょうか。
では、以下レポートとなります。
レポート
まずは、簡単に戦績を提示させて頂きます。- 一戦目 雪単(MIX) ◯ チーム ◯
- 二戦目 月単(MIX) ◯ チーム ◯
- 三戦目 日単(MIX) ◯ チーム ◯
- 四戦目 日単(MIX) × チーム ◯
- 五戦目 月単(MIX) ◯ チーム ◯
- 六戦目 日単(MIX) × チーム ×
バランスの良いチームだとは思いましたが、ここまでやれるとは想定しておりませんでした。
個人4-2でも優勝に至れるっていうのはチーム戦の醍醐味ですね...
自分一人の結果としては、意識した雪単・月単はしっかり勝ちつつ、
ガードを下げた日単に負け越している感じですね。
負けた日単ですが、相手の日単側が花単をかなり意識した構築となっており、
<アストルフォ>や<小毬>が0投という今回のデッキでは、さすがに厳しかったと言えます。
(また、対日へのプレイスタイルが確立出来ていなかった、というところがあったかもしれません。)
壇上に登ったチームの日単使いの方は、4-2~5-1という結果を残しているみたいなので、
対花を確立させつつ、他のデッキに対しても高い勝率を保てているように見えます。
まあ今回はチーム戦という関係上、<輪廻転生>を使用しているプレイヤーが少なかったため、
少し歪みもある環境ですが...これから先、ファイナルに向けてのデッキ選択、調整も、
中々どうして悩ましいところですね。
では、以下試合の解説をしていきます。
試合解説
勝ち試合についてはざっくりと。負け試合は、負けた要因を書き残しておきます。
一戦目 雪単(MIX) ◯ Team:リセの惑星
対戦相手は、漆さんという方でした。
じゃんけんに負け後攻です。
相手は<綾地寧々>を右AFに配置してエンド。
返しのこちらは、中央AFに<会長>、右AF<佐奈>、左AF<真姫奈>でのスタート。
<真姫奈>のアタックと<会長>の能力により3点先行した形になります。
相手は<寧々>能力から右AFに<ミョルニル>追加。
こちらは<ミョルニル>の対面に<桃ちゃん>を配置し、SP追加を強要させます。
以降は、こちらの攻撃が通り続け、<寧々>による加速を還元するタイミングを与えることなく、
ひたすら殴り続けて勝利しました。
全体を通して相手側のキャラ湧きがあまりよくなかったので、
ハンドに<パイロ>などの除去が嵩張ってたのかもしれません...
二戦目 月単(MIX)◯ Team:牧方Lycee893支部
対戦相手は、ロブスさんという方でした。
じゃんけんに勝ち先攻です。
右AF<麻衣>、中央AFに<クド>を登場させ、イグニッションからスタート。
返しの相手は左AF<酒呑>と、中央AF<鴎>だったかと思います。
こちらは<会長>を追加し、<桃ちゃん>を右DFに配置、真ん中に<ユースティア>という盤面を構成します。
以降は相手の攻撃を程よくいなしつつ、<タケノコ>が落ちたら即座に<麻衣>で除外し、
<鴎>の能力で盤面を弄られないよう、無駄なチャンプを行わないことを念頭に置いて戦います。
こちらのアタッカーが殆ど相打たれなかったこともあり、
基本的には<会長>込みでの7点が通り続け、勝利しました。
三戦目 日単(MIX) ◯ Team: EDF
対戦相手は、砕破さんという方でした。
じゃんけんに勝ち先攻です。
右AF<会長>、左AF<クド>でイグニッションを宣言してエンド。
返しの相手は<移動する観鈴>...と、もう一体くらいアタッカーを追加し、
<会長>の前に<夏休みの観鈴>を登場させてエンド。
こちらは中央AFに<朱璃>を登場させ、相打ちを防止しつつ8点叩き込みます。
以降、相手側は<華さん>を中々引けず、打点進行は自ずとこちらが優位になり、
墓地に<きのこ>が見えたので、<麻衣>で除外して詰め筋を封じ、勝利しました。
四戦目 日単(MIX) × Team: TM NETWORK
対戦相手は、ブロガーであり同じ銀符律村出身のらじおくんでした。
じゃんけんに負け後攻です。
相手は中央AFに<蒼>登場から<華さん>指定。
<移動する観鈴>を右AFに配置し、ターンエンド。
返しのこちらは中央AF<会長>、右AF<麻衣>、左AF<真姫奈>という早めのスタート。
<真姫奈>の三点で<華さん>が落ちてしまい、返しの8点が確定します。
相手は<華さん>登場から8点。
中央DFに<夏休みの観鈴>を配置し、<麻衣>の前に<鈴木>を置いてエンド。
<会長>がダウンすると<真姫奈>のダメージが減るので<ユースティア>で介護し、
<麻衣>と<鈴木>は相打ち。<桃ちゃん>経由で跡地に<クド>を出し、イグニッションでエンド。
返しの打点が8点通ります。
こちらもフルパンするも、<会長>のアタックは<夏休みの観鈴>がキャッチ。
さらに<クド>のアタックで<鈴木>が落ち、<クド>の対面に登場。厳しい展開です。
以降は相手が適度に相打ちキャラを合わせつつ、止まらない移動キャラで殴る行為を繰り返し、
最終的に10枚程差がついて敗北致しました。
ここまででチームメイトのルカ君が健闘むなしく全敗してしまってたので、
ここで連勝もストップか...と思いきや、なんとルカ君、初勝利を成し遂げました。
しかし以降ルカ君は一勝もあげることなく、最終的に1-5という羅刹的な成績を残すのですが、
それはまた別なお話ですね...しかし、1-5で1位になったというのも、なかなかの快挙ですね。
話を戻しまして、試合の反省点としては
早いうちに真姫奈を出してしまった
それにより、<会長>で安易な相打ちを取りに行くことが出来なくなったため、
こちらの動きが鈍ってしまったところがありますね。
そんなところかと思います。
五回戦目 月単(MIX) ◯ Team:トリ丼マン
対戦相手は、トリさんという方でした。
じゃんけんに勝ち先攻。
中央AF<会長>、右AFに<麻衣>を出して終了。
ハンドに<真姫奈>が居たので欲張っちゃおうかな~と思いましたが、
返しに<酒呑>と<鴎>を出されたので、踏みとどまって正解でしたね...
こちらは<桃ちゃん>を<酒呑>に合わせて、中央に<みほ>で<鴎>のみ通す構え。
左AFには<クド>を追加して、イグニッションを宣言してターンを渡します。
<会長>のお蔭で打点レースもそれほど離されず、早めに<タケノコ>が二枚落ちたこともあり、
<麻衣>の能力で詰め手段もきっちり封殺しました。
相手に<カーマ>を出されたものの、ダメージレースで大分優位に立った後だったので、
バーン効果もあまり受けることなく殴り勝ちました。
六回戦目 日単(MIX)× Team:04小島小隊
対戦相手は、小島さんでした。
じゃんけんに勝ち先攻です。
中央AF<会長>、右AF<麻衣>で終了します。
返しの相手は<ソル>から<移動する観鈴>。<麻衣>に<イグニス>を合わせてきます。
ここで自分が<ソル>の前に<桃ちゃん>から<真姫奈>を出し、
ゲームを早く終わらせようとかかったのですが...前述している通り、
日単相手に<真姫奈>を早めに振るのは、あまり得策ではなさそうです。
以降、こちらのアタッカーは相打ちブロッカーなどでいなされつつ、
相手の盤面には<水着アルトリア>、<ガイヤール>、<移動する観鈴>、<華さん>という対花のオールスターが揃い、
一か所から毎ターン7~8点をぶち込まれる展開に。
そういうわけで個人4-2、チームとしては5-1ですが...オポ差で1位を勝ち取りました!
毎シーズン一回は壇上に登りたいと思ってはいたのですが、
優勝は去年のファイナルぶりなので、なかなかどうして晴れがましいものです。
...それはそうとして、以下、今回の反省点を綴っておきます。
僕の花単の使い方がなってないのかもしれませんが、
<アストルフォ>や<小毬>が入っていないと、対日がハチャメチャにしんどいですね。
花単側も意識して構築を変えれば何とかなりそうです。
ただ、今の時点で有利が付いているデッキに対して、
優位性をを保ったまま日単ときっちり戦えるようにするには、
しっかり考えて調整する必要がありそうですね...
終わりに
さて、今回の記事はいかがでしたでしょうか。チーム戦という半年に一回の珍しいレギュレーションですが、
普段と違った雰囲気の中、大変に楽しめたと思っております。
これからGP大阪、東京フェスタ、GPファイナルと続いていきますが、
環境がどうあれ、選んだデッキの練度をきっちり上げていきたいところですね。
それでは、今日もでちんはKOOLに去るぜ!