
【大会レポート】リセフェスタ東京 Mix花単(精霊召喚型)【緋色】
ついにユーザー期待の verゆずソフト3.0が販売されましたね!
新弾ではどの追加テーマも中々強力で、大会でも新弾カードを多く見て、実際の対戦シーンでも強力なカードが多かったんだなあと感じました。
今回は、先日10/29に行われたリセフェスタ東京に参加しましたので、そちらの話をしていこうと思います。
デッキについて
Mix花単 精霊召喚型 デッキ
EX2
計60枚
今回も自分はMix花単(<精霊召喚>型)を使用しました。
新弾で<喫茶ステラ>を主軸にしたデッキタイプも登場しましたが、前回参加から日が経ったこともあり慣れているデッキタイプを選択しました。
今回は不採用だったものの<喫茶ステラ>型の花単を使用した選手も多々おり、横から見ている分にはとても楽しそうで、次回大会に参加するならそういう選択でも良いかなぁと思いました。
<喫茶ステラ>型はキャラが離れることがかなりアドバンテージとなるため、新環境でかなり活躍した<魂の残滓を狩る死神/明月栞那>型雪単、<舞い降りた天使/白雪乃愛>型日単に比較的戦いやすいデッキになっているかと思います。
比べると<精霊召喚>型は<森羅を抱く懐深き女王/アナスチガル>+<精霊召喚>で数値勝負がしやすいためアイテム型宙単や<喫茶ステラ>花単に有利なゲームができるかと思います。
どちらも有利不利の相手が異なっているため、今弾では環境や自分の好みに合わせて自分の好きな花単を使用できてかなり楽しい環境ではないか、と環境初旬にも関わらずワクワクしています。
新カードについて
LO-4858 四季 ナツメ
待望の花SRはついに<河嶋桃>と取って代わる効果を持ったサーチカードが登場です。使用感的にも<河嶋桃>の後継者という感じで、構築制限のデメリットもあるため完全に入れ替わる形となるかと思います。
一応<河嶋桃>との差別化としてAFに登場ができないため、エンゲージ効果を結構利用する<喫茶ステラ>型では配置に気を付けていく必要がある点を念頭に置いてプレイを進めていく必要があります。
LO-4904 明月 栞那
今回自分が使用したデッキには<喫茶ステラ>は採用していないものの、多数のメタ効果を持った強力なAFカードとして採用しました。ただ、実際の対戦シーンでは想定していたデッキが少なく、メタカードとしての機能はあまり果たせませんでした。
自分はもっと、バーン型雪単や<学院のアイドル/三司 あやせ>型月単が幅を利かせた環境を想像していたためかなり優位を取れると考えていましたが、実際には先述した<魂の残滓を狩る死神/明月栞那>型雪単、<舞い降りた天使/白雪乃愛>型日単が多く、メタカードとしての性能よりドロー効果などコスパを上げる効果のほうが優先されてしまい、あまり登場するタイミングはありませんでした。
ただ、ペナルティ効果や誘発効果があるため、<喫茶ステラ>型花単ではメタカードとしての役割だけではなく普通に強いAFキャラとして活躍が見込めるでしょう。
当日の対戦について
リセフェスタ東京での大会成績は4勝3敗でした。そのうち、アイテム型宙単に2敗、<魂の残滓を狩る死神/明月栞那>型雪単に1敗を喫してしまいました。
3,4回戦ともにアイテム宙単相手にはこちらのゲーム展開の理解度が低く、高速でAFキャラを3体展開し、2ターン目から3回攻撃+<アナスチガル><リンネ>で追加攻撃をし、ゲームスピードを可能な限り早くするのがセオリーと感じましたが、<アナスチガル>の能力より次のターンの準備を優先してアンタップ効果を使わない、などがあり相手にゲームのペースを握られ、じり貧の形で敗北してしまいました。
ただ、先述のように<森羅を抱く懐深き女王/アナスチガル>がいることで<喫茶ステラ>型の花単より勝率は幾らか高くなっていることも対戦を通して感じました。
また、最終戦の<魂の残滓を狩る死神/明月栞那>型雪単についても同様に相手にペースをつくられるゲームとなり、デッキ枚数で圧倒的有利な状況ではあるものの場では完全に負けている、という状況から粘りきれず敗北を喫してしまいました。
こちらのデッキに対しては宙単戦とは異なり<喫茶ステラ>型だったら誘発効果やドロー効果でかなり花単側が有利に進められるな、と対戦を通して思いました。
敗北した3戦から、ゆずソフト3.0での花単はどちらのタイプでもかなり戦うことは出来るが環境読みでどちらのデッキタイプに寄せるかがかなり大事な属性だと感じました。
それだけに、花単が絶望的な環境、という訳ではなく実力と環境読みさえできれば大型大会優勝も全然可能なパワーはあると思います。
その他新カードについて
LO-4859 墨染 希
ここまででかなりの回数名前が挙がっている<喫茶ステラ>をサーチできる新弾のメインテーマカードです。<喫茶ステラ>のサーチだけではなくコスト発生、<リンネ>互換の離れるメタ効果と、コストパフォーマンスだけではなくメタカードとしての側面も持っており、かなり優秀な一枚と言えるでしょう。
<年下の幼馴染/墨染希><喫茶ステラ>が3コスト以上のカードなので、<精霊召喚>型のカードと構築制限があわず共存はできませんが、それだけのパワーを持つカード、デッキテーマとなっているかと思います。
喫茶ステラ
先述の<年下の幼馴染/墨染希>からサーチできる、新弾テーマであるエリアカードはリソースとデッキ回復どちらも兼ね備えた、キャラのスタッツではなくデッキ差に直結するカードです。2回誘発で1枚ドローができ、それも2枚から選択できる、とかなり融通の利くドロー効率、回復効果も毎ターンに近いレベルで誘発できる回復で、回復効果が誘発しなくとも「喫茶ステラと死神の蝶」キャラのペナルティ効果等でかなり下のカードがたまっていくため、場をロック気味に動かれてもドローができるタイミングは何度も訪れることになるでしょう。
エリア効果の性質上、相打ちを多用してくる日属性、除去を有する雪属性にかなり刺さっており、特に雪属性相手には前述したようにデッキ枚数でかなりリードはついているものの場で負けていて、逃げ切りができない...というゲームが多発しがちなので大きく改善するかと思います。
そのため、花単を使うなら
日、雪属性には<喫茶ステラ>型が有利
月、宙属性には数値勝負になる(一方ダウンを取りたい)ため、<精霊召喚>型が有利
と、タイプによって有利不利をつけることができ、強力なデッキの中でアーキタイプが増える形となりました。
新弾が出ると毎回エリアが追加されている気がしますね...
おわりに
以上です。今回も楽しんでいただけましたでしょうか。普段の追加弾では花属性は「大型」「小型」「ハイブリット型」でどれかのテーマのみ大きく強化され、その他のアーキタイプはあまり...という感じだったので、今弾では環境で戦えそうなデッキタイプが複数ありかなりうれしいです。
また、公式大会参加者もかなり増え、ゲームとしての盛り上がりもあり今後の公式大会、公式イベントも楽しみですね!
他のカードゲームのようにこういった記事や、主催大会等が増えてより盛り上がってほしいですね...!
それではよきカードゲームライフを~