
サガプラ発売からしばらく経ちましたが、大会でもちらほらサガプラでのご新規さんを見かけたりするようになりました。
せっかくなのでレビューの際にもそこそこ触ってたサガプラ限定構築の花雪について今回は書こうと思います。
レビューの方も併せて確認していただけると分かりやすいかもしれません。
デッキレシピ
コンセプト
このデッキは小型キャラによる攻撃を優秀なイベントで補助していくデッキです。複色カードもイベントを使いやすくするカードが揃っています。<ショッピング>でAFキャラを守ったり、<二位一体攻撃>で相手のキーカードを除去して、相手より多くの打点を入れ続けましょう。
ですが、このデッキの三列のAFから出せる打点は3点パンチャー×3列分の9点が最大で、AFキャラのDMGを増やしたり、「アグレッシブ」で打点を追加したりできない分、常にAFキャラ3体が攻撃できる状況を絶やさないようにしなければなりません。
攻撃できるからと言ってバシバシ相打ちしていくわけではなく、キャラが6体揃ったら極力キャラが減らないように意識して動きましょう。
マリガン基準
<Rアーデルハイト>や<Rヒカリ>も最終的に必要なカードであり、手札にあった方がうれしいですが、この2人をうまく使うために毎ターンイベントを使用するには、<SR桜>が必要不可欠です。
上記3種の複色カードがキーカードなので、ゲーム中もこれらを探していくことになります。
理想のゲーム展開
まずは<SR桜>を含めてAFキャラを3体展開していくのが目標です。キーパーツが手札になければ、シンプルにAP3/DP1の小型を展開してもいいですが、<Rアーデルハイト>、<R暦>、<SR理亜>などのドローカードを絡めて探していきたいですね。
DFキャラは<Rヒカリ>以外誰が必須ということもありませんが、出来るだけ手札消費が少ないカードを出すことで盤面の完成が早まります。
なので<Rニコル>、<ST桜>などを左右に、中央に<Rヒカリ>などのSP3の「サポーター」持ちを展開したいですね。
サポートを駆使して相手の攻撃を止めつつ、攻撃が通る列の攻撃をしっかり通していきましょう。
序盤のドロー、イベントのコストに支払うデッキ破棄で有利な状況でもデッキの枚数ではあまり差が付いてないことが多いので、相手とのデッキ差には常に注意しましょう。
採用カード評価
これらを盤面に揃えるのが最優先となるので、<SR桜>や<Rアーデルハイト>はDFに出すこともあります。
<Rアーデルハイト>に関しては相手のデッキによっては能力値修正が不要な場合もあり、出さなくてもいい場合もありますが、単純に強いカードではあるので出せるなら出します。
3種の複色カードがない場合にそれらを探すためにプレイするカードと考えましょう。そう考えると破棄されるデメリットも複色カードを出すための場が空いたとも言えますね。
また、DFキャラとして使えば低いSPながら花の高SPと合わせて2ターンしっかり守れるので、相手のAFに合わせるのもありですね。
このキャラを出しておけば相手のドロソに除去を合わせずともそれほど損せず、打点のことのみを考えて除去を使いやすくなります。
相手の軽いドロソに除去を撃てるほどハンドが増えやすいデッキではないため、打点で負けないで済むようドロソを無視することを肯定してくれるこのカードの存在はありがたいですね。
このカードに引っかからないようにアドバンテージを稼ぐデッキもあるので過信は禁物です。
<R東雲>は相手のDMGを上げる効果を防げるので、序盤デッキを削りがちなこのデッキとしては優先して採用するべきと考えました。
<R七瀬>もDFのサポーターがないキャラを使いやすくしてくれるので、サガプラ限定で言うなら月宙や月花のような、ある程度のAPがないと攻められないデッキを想定するなら増やそうと思っています。
<R思川>はSPアップで中央DFの「サポーター」のSPを上げて確実に2列止めるような盤面を組むために多目です。
<R花咲>はAPとDPを上げる効果で攻めやすくはなりますが、大抵<ショッピング>と<Rアーデルハイト>で間に合うとは思うので優先度は高くはありません。DMGが下がることが致命的でもあるので、SP3「サポーター」の水増しというのが主ですね。
<Pシルヴィア>はAFとしてもDFとしても使えるという幅の広さ、かつDFとしてはこのデッキでは貴重なDP3なのでデッキの安定感に貢献してくれますね。
どちらがどう優れてるとかはあまりないので、とりあえず左右のDFを埋めたい時に手札のコストと相談して使うことになると思います。
<R暦>は軽いAFですが、それ相応にスペックが低いです。こちらのAFと相打ちを狙ってくる日相手とかに使っていきたいですね。
<R命>は一回ダウンしない効果を使える軽いDF要員です。極力この効果を使わずに済むように盤面を作りたいですが、日の移動を絡めた攻撃は防ぎづらかったので採用しました。
このイベントを使いやすくするためにも6体埋まった盤面を維持したいですね。
相手が一点回復するのと、対応除去や移動で失敗するかもということには注意しましょう。
相手も<ショッピング>を打たれるのを分かって損しないように防御してくるので、あまり過信せず効率よく<ショッピング>を使えなさそうなときは<二位一体攻撃>を使うというように、毎ターンどのようにイベントを使うか考えていきたいですね。
最終ターンに相手を回復させず打点を取れるので1枚は採用したいですね。
少し手札消費は重めですが、AFが2体以上DPで止められてしまっている場合はうまく使えると思います。
これを使うより「サポーター」を使った方がよさそうなことが多く、使う機会があまりないため1枚のみの採用です。
おわりに
ということで、今回はサガプラ花雪のレシピでした。サガプラ限定構築の中ではシンプルで遊びやすいデッキになってると思います。
記事を書いてる間に神姫スリーブの新規プロモの公開や、ブレブレ、アクアプラスのスリーブの告知などが行われてました。こちらも注目していきたいですね。
それでは今回は以上です。長めのサガプラ環境を楽しんでいきましょう。