優勝デッキは大阪が神姫宙単、東京が神姫月単、仙台がMIX月単、福岡が雪単とかなり群雄割拠になっていて、何が勝つのか、またどのデッキを対策すれば良いのか、非常に難しい環境となっております。
また福岡では神姫日単も見事2位に入賞、花単はなんと使用者が1人にも関わらず入賞されているなど優勝デッキ以外も目が離せません。
さて、ゆず環境の時にもやりましたフェスタの使用率ランキングを今回もやっていきたいと思います。プールが変化して、採用枚数に変化が現れたカードも少々見られます。
今回は各属性のTOP10までを掲載して、その中から私が注目したカードを1属性につき3枚寸評していきたいと思います。
では早速見ていきましょう!
雪属性
- <「心の欠片」>196枚
- <幻魔「綾地 寧々」>196枚
- <シャドーレイヴン「アモン」>163枚
- <ディスティニードロウ「ラストリゾート×デュエル」>145枚
- <デーモンズディーヴァ「ディアボロス」>143枚
- <冥鏡宝典「キャスター/ニトクリス」>140枚
- <死告天使「アサシン/"山の翁"」>132枚
- <神領次元霊子分解理論「ミョルニル」>114枚
- <「ギルドオーダー」>114枚
- <パラダイス・ロスト「サタン」>112枚
<ディアボロス>とのコンボが決まると、本当に盤面がガッツリ固まります。
ちょっと気になったのは、なぜか<ディアボロス>との採用枚数に20枚の差があることですね...。
おそらく<ディアボロス>の方は単体だと活躍しづらいので、3枚投入に抑えたプレイヤーさんがいらっしゃるということでしょうか。
コストが非常に重いですが、このカードで相手の3ハンド以上のAFキャラを除去して、他の列のキャラを防御で止めることで2体のキャラを除去したような感じになるデザインとなっています。
私はもっと採用枚数が多いと思っていたのですが、EX1を嫌って枚数を減らした方がおられるのかもしれません。
場に雪のキャラが4体居ることが条件となるので、序盤からは撃てません。場にキャラが増えてきた後半限定ですが、キャラを無条件で破棄できるのは強力です。
対応などされて、解決時に雪属性キャラが3体以下になると発動できなくなるので注意。
このカードもおそらく、3積みか4積みかで割れてる人が多くてこの枚数になったのかと思います。
月属性
- <エンジェルフェザー「ニケ」>179枚
- <龍の息吹「龍王」>177枚
- <星馳せる終幕の薔薇「セイバー/ネロ・クラウディウス〔ブライド〕」>170枚
- <修補すべき全ての疵「キャスター/メディア〔リリィ〕」>164枚
- <チャーミングハープ「オルフェウス」>149枚
- <千紫万紅・神便鬼毒「アサシン/酒呑童子」>146枚
- <皐月の王「アーチャー/ロビンフッド」>140枚
- <今は脆き雪花の壁「シールダー/マシュ・キリエライト」>132枚
- <乙女の貞節「バーサーカー/フランケンシュタイン」>128枚
- <ジェノサイドフローズン「メリュジーヌ」>117枚
神姫月単の場合、「リカバリー」能力が発動することも多く、<ミョルニル>よりさらに強力に感じました。今後も多くのデッキで使用されていくと思います。
能力の強いところはやはりAPとDPを0にしてしまうところと、能力がフリータイミングなのでバトル中や相手の能力に対応して宣言できるところでしょう。
色拘束が<ニケ>と違いキツイので、単色以外には入りづらいと思いますが、<龍王>も今後一線で活躍し続けると思います。
数値もAP3のDFキャラとして最低限のスペックを持っており、能力で<タケノコリオン>や<キノコリオン>、<ラーマ>といったカードを除外してバーン軽減や回収妨害が行えます。
パッと見地味ですが強力なカード...私はとても好きなデザインです。
花属性
- <白き聖杯よ、謳え「キャスター/アイリスフィール〔天の衣〕」>123枚
- <鮮血竜巻魔嬢「セイバー/エリザベート・バートリー〔ブレイブ〕」>111枚
- <妹のぬくもり「千歳 佐奈」>104枚
- <未知への探求「キャスター/エレナ・ブラヴァツキー」>95枚
- <元気妹「伏見 真姫奈」>84枚
- <百合の王冠に栄光あれ「ライダー/マリー・アントワネット」>84枚
- <追憶夏空娘「上坂 茅羽耶」>80枚
- <太陽の小町「兼元 灯里」>73枚
- <鮮血特上魔嬢「キャスター/エリザベート・バートリー〔ハロウィン〕」>72枚
- <魔術万能攻略書「ライダー/アストルフォ」>63枚
さらに花単はどの環境でも、宙単に不利がつくことが非常に多いのです。花単を使用されてる方は見事な慧眼をお持ちということですね。
コモンカードながら、納得の1位と思います。
代表的なのは<月のフランケンシュタイン>、<カーマ>、<ミョルニル>、<サラマンダー>などなど。
花は場が固まっても、バーン手段の少なさで負けてしまうことがあるので、それを避けるために採用する人が増えてるのでしょう。
<アストルフォ>が居るだけで、攻めも守りも強くなる、花単には必須のカードです。
宙属性
- <常在戦場「常陸 茉子」>246枚
- <妖狐「ムラサメ」>231枚
- <西住流「西住 みほ」>218枚
- <「叢雨丸」>194枚
- <無敗の紫靫草「ランサー/フィン・マックール」>190枚
- <最果てにて輝ける槍「ランサー/アルトリア・ペンドラゴン」>186枚
- <ヘイトスマッシュ「トール」>183枚
- <ライトニングチャージ「バアル」>177枚
- <吠え立てよ、我が憤怒「アヴェンジャー/ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕」>165枚
- <陽炎「ネルガル」>149枚
ただ最近はAP/DP操作のカードも少しずつ増えてきたので、今後の追加次第では名前散らしで枚数を減らされる可能性はありそうです。
DP3という数字は少々心もとないので、AP/DP操作を多めに積んで支援するか、相手の色を見てから出したいところです。
それと今後宙にファッティ以外の強力カードが増えてきた場合は採用枚数が減ることも考えられます。ドロー条件が少々限定的かなと感じてます。
日属性
- <ホワイト・プロミネンス「ソル」>190枚
- <明るく素直「因幡 めぐる」>168枚
- <なんちゃってアイドル「エリナ・オレゴヴナ・アヴェーン」>156枚
- <童女謳う華の帝政「セイバー/ネロ・クラウディウス」>151枚
- <覆される聖約の焔「ガラティーン」>146枚
- <戦いの後は宴会っす!「ペパロニ」>139枚
- <「キノコリオン」>136枚
- <お楽しみは続く「真咲・ガイヤール」>117枚
- <興味津々「エリナ・オレゴヴナ・アヴェーン」>99枚
- <我流忍術奥義血祭「紅因幡」>94枚
<ソル>が居ると、盤面を固めやすく、ハンドに余裕ができるため終盤の詰めカードを残しやすいなどメリットだらけです。
ただし神姫月単を相手にする場合などは、出さない方が良いことも...。
しかし今メインとなるのは、宙のファッティを止める使い方でしょうか。相手としては4ハンドで出してるキャラを、手札1枚とデッキ1枚破棄で止められてるわけですから、たまったものではないでしょう。
そして「サイドステップ」能力も地味に活躍。横に動いて違うキャラの防御に回りたい場合や、<SR真咲・ガイヤール>の移動誘発にも使えます。
このカードもこれからも日を支え続けるカードだと思います。
このカードの真価は、<日のSRネロ>と組み合わせた場合に発揮されます。<ネロ>と一緒に相手ターン中でも盤面を動き回れるのです。
こちらの詰めに使えるだけでなく、相手の詰めまで阻止できるのは非常に頼もしいです。
最後に
いかがでしたか。前も書いたんですが、この企画、環境を一目で把握できるので僕自身書いていてとても楽しいです。次のGPエリア決勝名古屋へのデッキの参考になれば幸いです。
去年はGPファイナルで椿山荘まで行くことができ、私は決勝進出、同じ遊々亭ブロガーのでちんさんが見事優勝されて、他のブロガーの皆さんや友人たちと最高の思い出が作れたので、今年も是非GPファイナルの権利は取りたいなぁと思っています。
フェスタ優勝か、GPの入賞ができるよう頑張っていかねばなりませんね。
余談ですが、私、最近引越しをいたしまして、しばらくの間名古屋方面に住むことになりました。なので、東京のフェスタ等にもちょくちょく顔を出していこうかと思っています。
もし見かけたら是非声を掛けてください!
あとがきが少々長くなりましたが、今回はこんな感じでした。
ここまで読んでくださりありがとうございました。それではまた!