環境全体を見ると、やはり宙が一歩リードしている印象を受けますが、入賞には雪単や花単、混色の月花や月宙なども居て、牙を研いでいる感じですね。
そこで今回は、ゆずソフト環境で行われた東京、大阪、広島のフェスタでの各属性使用率TOP3のカードを僕が寸評していきたいと思います。
デッキを組む際や環境全体を見たい場合などのご参考になれば光栄です。それでは見ていきましょう!
東京、大阪、広島フェスタトータル使用枚数TOP3!!
アイテムを持っている小型キャラや、DP2以上ある花の小型キャラ、<レオニダス>や<SR千歳 佐奈>などの前に出すのが理想。
アドバンテージの差は試合が長引くほど顕著に現れるので、除去をしてゲームスピードを減速する雪のコンセプトとも合っています。
ただしEX1がめくれた場合は実質2点パンチャーになるので注意です。同じブレブレのカードの<ミストルテイン>との組み合わせが強力。
また、中央DFに置いて隣のキャラにサポートすれば自身の参加してないバトルにも干渉が可能。
EXも2あるため、月属性が絡むデッキならまず4枚...ということでこの採用枚数なのでしょうね。
自身のスペックもAP4/DP3/SP2と高く、月の濃いデッキでは採用しない理由が見当たりません。
ただ、EXが1なのと色拘束が厳しいため、混色での採用枚数減などから使用枚数は<ネロ>より下。
緋色さんがこちらの自己紹介記事で「等価交換を等価交換以上にできる」とおっしゃっていますが、このカード1枚で2枚、2列に対してといった感じで場に影響を及ぼせるのが非常に強力です。
<SR常陸 茉子>などの登場で、FGO2.0環境よりは弱体化したと思いますが、それでも上記の条件を全て持つカードは他にありません。
AFキャラは基本的に前半から配置する=初手に欲しいため、4枚採用した人が多いということでしょうね。
AP止めされたAFキャラの攻撃を通す、自身のDPを上げて相手の攻撃をシャットするなど様々な使い方ができます。
DFキャラですが、スペックも合格点で能力が非常に強力なので花単の場合は4枚積む人がほとんどです。
相手は4枚手札を使って出したDMG5の<クー・フーリン〔オルタ〕>を、このカード1枚で2回も止められるのです。
月の<万古不易の迷宮>がファッティに刺さるのを見ればいかにこのカードが強いかは一目瞭然でしょう。
そしてダウン時に誘発するような能力(<メディア〔リリィ〕>や<ネクロノミコン>など)も一度シャットダウンできるのも強いですね。
このように総括すると3位は妥当かもしれません。
ただ、宙は他にも優秀なキャラが多く、先手だとDMG4の<ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕>の方を置く人が多いのではないかと。
最近は<聖槍ロンゴミニアド>とこのカードを組み合わせたデッキも頭角を現してきています。色指定も薄く、将来性も抜群。
またキャラクターの<Rムラサメ>も、2コストAP3と合格点のスペックを持っています。
相手キャラを止めておいて、突破されてしまったらアイテムになるという動きが理想でしょう。
このカードを放置すると永久に打点が止まって、2点の打点を刻み続けられるわけですから、出された側としては相討ちをしないと被害が広がっていきます。
ただし花単や日単のような優秀な小型を擁する属性の場合は、構わず攻撃してくるのでいまいち刺さりません。
3ハンドキャラが多い、宙ミラーや月単相手に特に刺さる1枚です。
ちなみに宙は4位が<ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕>、5位が<フィン・マックール>です。現環境の宙がいかにプールに恵まれているかがわかりますね。
序盤に出しても強いカードですが、能力の発動コストが軽いため、終盤の方が輝くカードではないでしょうか。
<SP版のイラスト>が、舌をペロッと出しててかわいくないですか?(突然イラストの話題を挟む)
すみません、話が逸れましたが、このカードの全てはイベントカードの<光速のエビ>とのシナジーにあると思います。
日は<キノコリオン>以外にもこのような突発の打点が増えたので、終盤火力では全属性中抜きん出ています。
日単を相手にする場合は、他の属性より1ターン早いチャンプブロックが求められる場合もあります。この辺りは経験して覚えるのが一番なのですが。
SP2、「ステップ」は非常に優秀なのですが、DMG2がやはり足を引っ張っているように感じます。
こちらのAFのキャラが止まってる際にタップしてダメージ軽減や、滑り込みステップから打点を追加するって動きが理想でしょうか。
最後に
今回の全属性フェスタ使用枚数TOP3の寸評はいかがでしたか。この記事を書きながら、僕自身もカードの採用率を知るきっかけになりましたし、デッキ作成への意欲が湧いてきました。記事を書いてて非常に楽しかったので、このコラムは今後もやっていきたいですね!
次の名古屋フェスタでのカードの使用率や結果はどのようになるのか、今から楽しみです。
記事の冒頭でも書きましたが、この記事を見てくださった方がデッキを作る際、少しでもご参考になれば幸いです。
それではここまでご覧くださりありがとうございました。ではまた!