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【2ページ目】攻略コラム:2024年5月 | Lycee Overture

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攻略コラム:2024年5月 アーカイブ

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【大会レポート】リセフェスタ東京 Mix花単(脇役属性型)【緋色】

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    by 攻略コラム

    20240516 rise top.jpg
    【大会レポート】リセフェスタ東京 Mix花単(脇役属性型)【緋色】
    こんばんは、僕です。
    今回は、先日行われたリセフェスタ東京に参加しましたのでそちらについて記載していきたいと思います。
    新弾NEXTON3.0が販売されて2回目の大型大会ということで、発売直後の大会より知見が深まった状態で大会へ臨むことができ、いつも以上に楽しめたように思います。

    デッキについて
    Mix花単(脇役属性型) デッキ
    EX2
    60


    ネクストン3.0のカードについて
    恋を知った恋人/蔦町 ちとせ
    待望の[デッキ破棄コスト]サポーター持ちのカードがついに登場しました。
    今までのサポーターキャラと比べて何度でも使用できる点や、本体に<家族愛/大蔵 りそな>を彷彿させる[ペナルティドロー付与]効果があったり、汎用性の高いメタ効果を持っていたり、自身でSP4だったりと新弾カードということもありかなり高いスペックを持っています。
    中央DFにしか登場できない点や自ターン中には通常コストでのサポーターしか使用できない点など、デメリットもないわけではないですがそれを上回るメリットを持っていると考えます。
    また、難しい配置制限を持っているため中央DFを空けた状態でターンを過ごす等、今までではあまりしてこなかったプレイを要求されることもあり、最初は不慣れになるかもしれません...が、慣れれば防御面で強力なカードとなるでしょう。

    恋をあきらめないヒロイン/咲來
    脇役属性
    毎弾恒例となりつつある、対応エリアのサーチ能力を持つカードです。
    本体は<夏の迷い子/加藤 うみ>を彷彿するターン開始時のドロー操作効果と優秀な数値上昇を持つAFキャラで、エリアの配置は勿論ドロー操作効果を持つことから、初手から積極的に登場させていきたい1枚と言えるでしょう。

    今弾のエリアも非常に強力な効果を持ち、色々制限や前置きはあるものの「相手のリソース補充効果に反応してハンデスを行う」効果を持ったエリアを配置できます。
    今回のリセフェスタで自分も使用しており、1敗入賞にも同じアーキタイプがいるように<俺様の奴隷/シィル・プライン>と併せて相手のリソース効果を縛って行く、いわゆるメタビート的な戦い方をする花単が今弾のテーマとなっています。

    その分構築の制限はいつも以上に厳しく、例のごとくではありますが過去テーマである<鳥籠>・<喫茶ステラ>・<精霊召喚>とは基本的に共存ができません。
    一応<押しに弱そう/海野 あかり>を経由せず<闇の救世主/海野 あかり>・<鳥籠>を採用することは出来たり<森が育んだ熱愛の幼妻/セシル>を経由せず<精霊召喚>を採用することはできるかと思いますが...

    とは言ったものの、普段から採用されていたカードのスペックも上昇傾向にあり「APとDPの合計値が3以上」という制限も、前述のエリアを配置するカードがほとんどで、それ以外には目立った制限はなかったように感じます。
    前述のように「リソースを縛っていく」ことができるエリアなので、先攻後攻問わず初手に登場し、配置していきたいエリアですね。後述の<恋に興味をもった恋人/氷見山 玲>や<孤高の撃墜王/四季 ナツメ>等、幅広いサーチを利用し初手から登場を狙っていきましょう。

    余談ですが<夏の迷い子/加藤 うみ>互換のドロー操作は花属性の特権!と思っていたんですが、初代は日属性の<羊飼い見習い/小太刀 凪>だし今弾で宙属性の<蒼天の覇王/曹操・華琳>も持っていて、全然特権じゃなかったですね...

    恋に落ちた恋人/黒姫 結灯
    甲斐甲斐しいお世話焼き/一ノ瀬 穂波
    元学生会長のプライド/硯川・e・涙香
    新弾テーマを持つAP3/DP1の互換カードたちです。毎弾テーマに沿ったRカードは新弾テーマのデッキを作るにあたって必要不可欠、といえるくらいのパワーがあっていいですね。
    それぞれ共通で以下の能力を持っています。
    • AP+2/DP+2修正
    • 相手ターン開始時にAFキャラを未行動
    • エンゲージ、ペナルティドロー(相手ターン)
    • "切札"
    さらにそれぞれが有用なメタ効果を持ったカードということで対戦相手を選びつつ、登場させていきたいカードとなります。
    どのカードもAP+2/DP+2修正を持っているため、メタ効果が上手くかみ合わない相手だったとしても最低限の活躍ができるところは本当に属性に沿ったカードという感じがしていいですね!

    大型キャラを採用したデッキが減っており、3種類の中でも<元学生会長のプライド/硯川・e・涙香>についてはメタ効果を使用できる機会が比較的少ないですが、それでも共通の効果だけでも強力なカードたちとなります。
    前述の<恋をあきらめないヒロイン/咲來>・<俺様の奴隷/シィル・プライン>に加えた3枚目のAFキャラはこの3種類から選んでいきたいですね。

    恋に興味をもった恋人/氷見山 玲
    汎用性の高いサーチ能力を持った優秀なDFキャラです。
    《アマカノシリーズ》カードをサーチする効果はかなり優秀で、繰り返し記載している<恋をあきらめないヒロイン/咲來>を初手から登場させていくための補助は勿論、<恋をあきらめないヒロイン/咲來>を引けている場合は前述のAF3種類やDFキャラ陣をサーチすることができる、とかなり使いやすいサーチ能力を持ちます。
    また、2度目以降の登場や中盤~終盤戦での登場ではチャージ効果を持つことで、他の新弾DFキャラ同様ペナルティドローを持ち、数値操作を行えるパフォーマンスの良いDFキャラとなります。
    「《アマカノシリーズ》カードをサーチする」のような作品単の構築制限カードっぽい効果をMixで採用できる、というのはカードパワーの高まりを感じますね...!

    新たな同居人/咲來
    一緒に甘えてくれる恋人/上林 聖
    恋を知った恋人/蔦町 ちとせ>同様、中央DFに配置するとデッキ破棄コストのサポーターを持ち、ペナルティドローとメタ効果を持ったDFカード陣も複数種類登場しました。
    前述のAFキャラ3種類も勿論ですが、DFキャラもこのように複数種類互換性のあるカードが登場することで、盤面の再現度が高くなり「〇〇を引かなかったから場が弱くて厳しい戦いになった」のようなことが発生しづらくなっていて、大会を通して安定したゲームができるようなデッキに仕上がっているかと思います。
    それぞれのメタ効果についても<新たな同居人/咲來>は定番のアイテムメタ、<一緒に甘えてくれる恋人/上林 聖>は連続攻撃メタもしくは実質のサポーターと、かなり汎用性の高いメタカードとしても運用ができるでしょう。

    当日の対戦について
    さて、リセフェスタ東京では前述の新弾カードを数多く採用したいわゆる<脇役属性>型花単を使用し、5勝2敗で大会を終えることができました。
    上位入賞や同じ勝利数に同タイプのMix花単が複数人いて、デッキとしてのパワーや安定感はかなり高いデッキなんだと改めて大会後感じました。

    当日の2敗についてですが、どちらもMix日単に対して敗北/時間切れ引き分けを喫してしまったため、今回はMix日単(<風林火山>型)相手のゲーム感を記載していこうと思います。
    前提として、<脇役属性>型花単が中央DFのサポーターを頼りにすることが多く、防御タイミングで各キャラの数値を操作しづらいため、移動を駆使して同じ列から何度も攻撃してくる<風林火山>型日単とはあまり相性が良くありません。

    また、相手のDFについてもAFキャラ各種の「AP+2~3」と<妙見菩薩掌>で基本的には10近くAPが上がるため、基本的には相打ちを強いられる形となります。
    花単側は<脇役属性>を2回、<恋をあきらめないヒロイン/咲來>をはじめとする+2効果を2回、<恋を知った恋人/蔦町 ちとせ>等DFからの+1効果を2回で+10を作れるため、相打ちしない攻撃自体は以前より作りやすいのですが...
    相打ちしないだけだと、<脇役属性>でAFを行動済みにする都合ボーナス2点だけで攻撃が終わってしまったり、最悪の場合は<新田の両兵衛/竹中 詩乃 重治>の手札宣言効果で相打ちになってしまいこちらのターンの攻撃が終わってしまったり、AFキャラを準備できていない状態だと次ターンの攻撃もできなくなってしまったりという状態に陥りがちです。
    ただ、基本的には上記の行動で手札差をつけることを狙い、最終的には日単側が息切れする形やDFキャラを供給しきれない状態を作ることが王道のプランになるかと思います。

    対戦についてはどちらもその動きを狙って進めたのですが、前述のように不意の相打ちを作られてしまいAFが用意できないターンが生まれたり、最悪相打ちになっても良いAFキャラとそうではないAFキャラの区別がしきれておらず、登場キャラの優先度が上手く判断しきれないゲームと、そもそも序盤のキャラに選択肢が生まれずあまりシステム上強くないカードで場を作ってしまった、というゲームで2試合落としてしまいました。
    逆に、それ以外の対戦ではこちらが大きく不利、と感じるゲームはなかったため今後の構築では移動、小型かかわらず日属性を意識したカードの採用が進むのでは、と感じました。

    おわりに
    以上です。今回も楽しんでいただけましたでしょうか。
    正直、準備期間も長く、いつもより準備に力を入れることができた大会ということもあり、5勝という成績は準備がかなり結果に出ていて満足感のある大会でした。

    前回も同じような事を記載したかもしれませんが、今回大会も200人近くの予約があったらしく今までの大会規模を思うとかなり盛り上がっている大会だったと感じました。
    大会としては3人チーム戦やGrandPrix東京など、重要な大会もありまだまだこの環境を楽しめそうで、やる気が出ますね...!

    それではよきカードゲームライフを~

【攻略コラム】ネクストン 3.0 カードレビュー 雪属性編【らじお】

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    by 攻略コラム

    20240510 rise top.jpg
    【攻略コラム】ネクストン 3.0 カードレビュー 雪属性編【らじお】
    どうも、らじおです。
    今回はネクストン3.0の雪属性についてのレビューです。
    よろしくお願いします。

    今回の限定構築雪について
    今回は小型雪の強化ですね。SR3枚が全てドローに関わるテキストであり、普通に除去を撃って殴るコンセプトをそのまま伸ばしています。
    今回の限定構築はONE.のカードのみで構成されていて、単純にミックスの小型雪と同じコンセプトにまとまらず、バーン雪のように自分のキャラが場を離れることでもAPやDPを上げる効果を発動できるようになっています。
    雪という色の割には伸びるスペックで殴り切ったり、相手の攻撃を牽制するデッキになっているので、いつもの雪からちょっと味変してゲームしたい方向けですね。

    SRカードについて
    乙女を夢見る少女/七瀬 留美
    シンプルなAF向けドロソ、時間が経つと破棄されるところもいつも通りです。
    3回除去を撃つと場から離れずAFとしてそのまま運用できます。毎ターン除去を撃つことは難しくはないので、自然に無料のAFとして活躍しそうです。
    除去を撃たない運用でもAFで使えるドローになりつつ場を離れるので、バーン雪でもそのまま採用可能と思っています。
    この時代に<ゴールデンタイム/僧間 理亜>の親戚みたいなのが出てきて一回困惑しましたが、思ったより色んなデッキに採用する余地がありそうですね。

    誰かを待ち続ける少女/里村 茜
    小型雪で使いやすいドロソ兼除去です。
    手札を2枚使って3枚ドローで切札持ちと、スペックとしては<神出鬼没の不思議な双子/ウルゥル>が近いですかね。これだけだと最近の普通のドロソですが、小型雪で使うと自身を破棄して除去にすることができます。
    ドローしていない状態なら小型雪初の2体除去として扱うこともでき、用途が広くなっています。
    切札に、DP3/SP2で普通に使っても問題なく使えるパワーがあるので、既存のドロソの交換先として充分なカードです。

    世話焼きな幼馴染み/長森 瑞佳
    輝く季節へ
    こちらは完全に小型雪用の新ドロソ。
    エリアのテキストで3回ドローしつつ、除去でのスペック上げも担う小型雪用の<オカルト研究部/綾地 寧々>みたいなカードですね。エリアに除去のテキストも付いていますが、まだ使ったことはないです。
    ここまで小型雪との相性について触れてきましたが、自身を破棄してシールドを貯めたり、アイテムを破棄するテキストもあります。限定構築ではもちろん、バーン雪にも採用されていたりもしますね。
    今まで小型雪のカードは小型雪でしか使えないカードが多かったのですが、今回は他の用途がしっかりあるので小型雪を敬遠してる方も安心です。

    Rのカードについて
    マイペース/柚木 詩子
    オーガスト3.0の<過去に克つ激情の天使/リディア>が予告通りに1年後に帰ってきました。
    また来年な。

    演劇部部長/深山 雪見
    また来年な。

    泣き虫な登校拒否児/椎名 繭
    スペックもテキストも平凡といってしまえばそこまでなんですが、AFとして運用できるスペックかつ、コスト発生で軽くなる、最低でも場に出して即能力で3ハンド除去なので、状況に応じて色んな使い方があってまあまあ好きなテキストでした。

    限定構築カードについて
    過去の盟約/折原 浩平
    永遠の世界
    限定構築の顔、リーダーです。
    リーダーのくせにいきなりエリアになってしばらく不在となりますが、ヒロインを片っ端から一通り破棄した後というダブルで重い条件を満たすと切札で登場します。登場後は場のキャラがいきなり二回り強くなってだいぶバトルしやすくなるので、ロスフラ宙同様この切札をいかに早く宣言するかが勝負の鍵になりそうですね。
    エリア側もスペック上げのテキストがあり、リーダー登場までの盤面を支えてくれるでしょう。リーダーが出るとエリアが消えるのでお忘れ無く。

    時期はずれの転校生/七瀬 留美
    新しい学校/椎名 繭
    限定構築を支えるメインアタッカーです。2種揃えばキャラの破棄でかなりスペックが上がるようになるので、これらもできるだけ揃えたいところ。
    実際はまずドロソのSR3種を揃えるところからなので、これらについては運ですね。

    終わりに
    ということで雪の話でした。アクアプラスに続いて数値の話ばっかりする雪単となりましたが、限定構築が結構面白いので個人的には満足です。
    小型雪側もまだまだカードが足りない感じは否めませんが、必要そうなカードは生まれつつあります。
    次回強化をお待ちしております。
    今回はここまで。それではまた。

【攻略コラム】ネクストン 3.0 カードレビュー 日属性編【でちん】

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    by 攻略コラム

    20240509 rise top.jpg
    【攻略コラム】ネクストン 3.0 カードレビュー 日属性編【でちん】
    いつもお世話になっております。
    でちんです。

    春と言えば夏日ですよね(意味不明、支離滅裂な季節の挨拶)

    さて、今回の記事では、4月末に発売された NEXTON3.0 より、
    日属性のカードを解説させていただきます。


    お時間ありましたら、お読みいいただければ幸いです。

    SRカードレビュー
    今弾のSRは2種類です。
    どちらも使いやすく、既存のデッキにすんなりと入ってくる良いカードですね。

    記事の中で「天使日」「3ハンド日」「移動日」「ウィニー日」といったワードが出てきますが、
    それぞれ以下のようなデッキを指したものとなります。
    • 天使日:<舞い降りた天使/白雪 乃愛>を採用した「キャラコスト3点以上/DMG3以上」で構成されたデッキ
    • 3ハンド日:<幼刀/ムラサメ>を採用した「キャラコスト3点以上」で構成されたデッキ
    • 移動日:上記どちらも採用せず、2コスト以下のキャラも投入して構成されたデッキ
    • ウィニー日:主に「キャラコスト2点以下」のカードで構成されたデッキ
    新田の両兵衛/竹中 詩乃 重治
    EX2、AP2/DP2/SP1かつDMG0の、[チャージ:2]/サイドステップ[0]を持った2ハンドキャラです。
    構築制限を持っていないので、既存のデッキ(天使日・3ハンド日以外)に無理なく投入できます。

    コスト能力として、自身のチャージ+デッキを1枚破棄し、日日を発生させる効果を所持しています。

    コストの使用先は問われていないため、キャラの登場/能力/手宣やイベントの使用など、
    活用方法は多岐に渡るので、序盤~終盤まで活用できる効果となっております。

    0宣言能力として、「自ターン中のみ」+「バトル中には使用できない」という制約をもったAP+2振りと、
    前述のコスト能力を使用していない場合に、自身をハンドに戻す(ことも出来る)効果を持っています。

    0宣言なので攻めるときのAP振りとしてとりあえずで喋れるうえ、
    コスト効果を使い切った自身を戻すこともできるので、費用対効果に優れています。
    (コスト効果を使い切ったらチャンプブロックに回すのもありなので、
    盤面と相談しながら効果を使っていきたいところですね。)

    最後に手札宣言能力として、味方キャラ一体にAP+6/DP-6を振る効果を所持しています。

    単純に受けに回った時のAP上げとしても有用ですし、
    攻めに使う場合も0宣言でAP+2→自身バック→手宣のAP+6でAP+8まで見れるのはデカイですね。

    また、味方AFを無理やり落としたい場面でも、DP-6がかなり効いてきます。
    (自キャラを落としたくない時はDP-6が鬱陶しいですが、
    日のキャラは大体みんな軽いので、あんまり気にならないのもメリットです。)

    序盤はコスト能力を活用して展開の一助として働いてもらい、
    コスト能力を使い切ったらハンドに戻って凄い<砥ぎ>として睨みをきかせられるので、
    ウィニー日においても、移動日においても、非常に取り回しのいいキャラとして活用できそうです。

    超一流の忍者/服部 小波 正成
    EX2、AP2/DP4/SP1かつDMG3の、ジャンプ[0]を持った3ハンドキャラです。
    そしてエリアサーチ持ちです。
    エリアを持ってくるキャラは実質2倍のテキストを持ってるので大体強いです。
    流石忍者きたない...

    天使日だろうが3ハンド日だろうが移動日だろうが、
    3ハンドを許容できるデッキなら何にでも入れられます。

    前述のとおり、登場時誘発としてエリア<妙見菩薩掌>を無償で配置してくれます。

    注意点として、エリアを配置したのち、<超一流の忍者/服部 小波 正成>自身の効果で、
    「ゴミ箱のカードをエリアの下に置ける」というものがあります。

    エリアの下にカード置かない意味が一切ない割に任意効果なうえ、
    「エリアサーチ→エリア配置→ゴミ箱のカードを下に置く」という手順を挟むので、
    ついついエリアの下にカードを置くことを忘れそうになります。気を付けましょう。

    妙見菩薩掌>の効果については後述します。

    一つ目の0宣言能力として、「自ターン中のみ」+「バトル中には使用できない」という制約をもったAP+1振りと、
    自分のハンド1枚をエリア「<妙見菩薩掌>」の下に配置できる効果を持ちます。

    0宣言なので攻めのAP振りとしてとりあえずで喋れます(これさっきも書いたな...)
    エリアの下に貯めたハンドの使い道は後述しますが、要はフリータイミングのAP振りです。
    数値も+3なので悪くはないですね。

    二つ目の0宣言能力として、
    「自ターン中のみ」+「バトル中には使用できない」+「元のDMGが2以上の味方キャラが自分の効果で場を離れていない場合」
    という制約をもった、「このキャラを横に置く」効果を所持しています。

    今までの「横に置く」キャラとは違い、
    相手ターン終了時に「このキャラを無償で登場」or「このキャラを手札に入れる」という効果を処理できますが、
    「次に自分の効果で味方キャラが場を離れたとき、相手は4点回復する」という強烈なデメリットを所持しています。

    天使降臨>のデメリットも重いものとなっておりましたが、
    相手が4点回復する方がよりキツイため、基本的には絶対に処理させない方が賢明でしょう。

    (1枚目にご紹介した<新田の両兵衛/竹中 詩乃 重治>のDMGは0なので、<新田の両兵衛/竹中 詩乃 重治>自身バウンス→<超一流の忍者/服部 小波 正成>横に行くという処理は問題ありませんが、
    超一流の忍者/服部 小波 正成>横に行く→<新田の両兵衛/竹中 詩乃 重治>自身バウンスだと相手が4点回復する取り返しのつかないアクションになるため、
    併用するときは十分に気を付けてプレイしましょう。)

    超一流の忍者/服部 小波 正成>のDPが4あるとはいえ、「バトル中に使用できない横に行く能力」のため、
    対面が数値を弄ってくる場合は大体コンバット中にダウンすると思われます。

    なので、花相手のようなDP上げのみで固めてくる相手や、
    相手の空きDFを殴ったときのみに使える効果だと思っておけば問題ありません。

    制約上他の横に行くキャラと併用するのは難しいですが、
    唯一<『大図書館』の司書/テイル>の場合は<『大図書館』の司書/テイル>自身が軽く、横に行かない代わりにAP上げも選択できるため、
    ギリギリ同時に採用できるのかなあとは思います。

    以下、エリア「<妙見菩薩掌>」の解説になります。
    一つ目の0宣言能力は、「元のAPが2以下」かつ「元のDPが2以上」の味方キャラにAP+2振りする効果です。
    制約は厳しいですが、タイミングを選ばない効果なのは優秀ですね。

    パンプ対象は、サーチ元の<超一流の忍者/服部 小波 正成>自身だったり、同弾の<新田の両兵衛/竹中 詩乃 重治>や<戦略の天才/武田 光璃 晴信>だったり、
    2コスト以下のキャラであれば<才気溢れる呪法使いの少女/ネコネ>や、
    3コスト以上のキャラであれば<怪盗部ファッションリーダー/本郷 虹夢>などが該当します。
    使用済みのドロソで相打ちを狙って行けるなら結構いい感じですね。

    二つ目の0宣言能力として、このエリアの下に配置されたカードを破棄し、
    味方日属性のキャラ1体にAP+3を振る効果を持ちます。

    こちらもフリータイミングで宣言できるうえ、
    超一流の忍者/服部 小波 正成>から配置したときの処理で1枚は担保出来ているので、割と取り回しのいいパンプ効果となっております。
    2回目以降の使用時には<超一流の忍者/服部 小波 正成>の能力で起動コストを捻出するため、相応のコストがかかります。
    少々使いづらくなるので、ご利用は計画的にやっていきたいですね。

    更に誘発効果を二つ所持しております。盛り盛りです。

    一つ目の誘発効果は以下になります。
    「『相手の効果』で『相手のデッキ』に『相手の場/ゴミ箱のカード』が置かれた場合、『相手のデッキ』を1枚破棄できる」

    要は効果による回復をメタったテキストです。
    主に刺さる相手はバーン雪などになるでしょう。

    二つ目の誘発効果は、「相手の効果でバトルを中断したとき、対戦キャラを破棄できる」というものになります。
    注意すべき点として、この誘発効果が反応するのは「効果で直接バトルが中断したとき」のみなので、
    「<二重人格/リースリット・ノエル>の自身バウンス」などで「結果的にバトルが中断した」ときには誘発しません。

    主なメタ対象としては、コンバットによる数値バトル中、
    「不利になったのでバトル中断します!」といった能力を咎めるものとなります。
    つまりアイテム宙相手ですね。

    また、YUZ雪の中断コンビ(<3年のアイドル/戸隠 憧子>/<大人の余裕/汐山 涼音>)にも刺さるほか、
    裏切りの代償>や<オンカミヤリューの始祖/ムツミ>、<おかーさん役/鳴瀬 しろは>など、地味に刺さる対象も存在します。
    (<オンカミヤリューの始祖/ムツミ>はともかく<おかーさん役/鳴瀬 しろは>の効果誘発には、あまり有効とはいえないかもしれませんが...)

    超一流の忍者/服部 小波 正成>&<妙見菩薩掌>については以上になります。
    エリアを含めた解説になると、どうしても長くなりがちですね...。
    まあ長いだけあって強いです。当分お世話になると思います。

    そのほかRのカードについて
    そこそこやれる奴らが揃っています。
    主に<風林火山>に命かけてたり、割と取り回しのいいカード等です。

    風林火山に命かけてるやつら
    戦略の天才/武田 光璃 晴信
    剣丞の正室/織田 久遠 信長
    戦略の天才/武田 光璃 晴信>は登場時誘発で自身を破棄し、<甲斐の虎/武田 光璃 晴信>に変身します。
    変身しない場合は1ドローできる+それなりのパンプ能力 or ドローによる軽量化を図れるうえ、
    切り札4点回復を所持しているため、重ね引いてもまあまあ困らないカードになります。

    剣丞の正室/織田 久遠 信長>は<風林火山>に命かけることも出来ますし、
    風林火山>にアクセスできている場合は他のカードをサーチすることも可能です。
    盤面に出しても0宣言ジャンプ+3コス以上全体AP+1バフ+1回きりのフリータイミング0宣言AP+3を持ち、
    おまけにAFに出ていた場合は除去されても1ドローできるため、気軽に振っていきやすいキャラです。

    割と取り回しのいいやつら
    剣豪将軍/足利 一葉 義輝
    次代の将軍候補/足利 双葉 義秋
    剣豪将軍/足利 一葉 義輝>は1回きりのフリータイミング0宣言AP+3を持ちつつ、
    相手の宣言に対応して宣言できませんが、
    日日コストを支払うことで、以下の能力から選択して使用できます。
    • 任意の日キャラにAP+2
    • 「自ターン中」かつ「バトル中でない」場合、<次代の将軍候補/足利 双葉 義秋>を探してコストを支払い登場
    • アイテム割り or ウィツァルネミテアなどのトークン割り
    スタッツも悪くないので、ミックスでも十分採用に値するかと思います。

    次代の将軍候補/足利 双葉 義秋>の方は登場時に自身を破棄して<剣豪将軍/足利 一葉 義輝>に変身するか、1ドローを選択できます。
    あとは<戦略の天才/武田 光璃 晴信>と全く同テキストになります。省エネだ...

    修羅の化身/長尾 美空 景虎>もぼちぼち悪くないカードなので、
    お好みで採用してもよいかと思われます。

    限定構築について
    今回一番強い限定構築は月単とされていますが、
    風林火山>に全力かけたり、<中国地方の覇者/毛利 松乃 元就>から毛利キャラをバンバン展開したり、
    手宣でAP+6するキャラが2種いるのでまあまあ遊べるとは思います。

    限築Rの一種である<不死身の有岡/荒木 弥耶 村重>の生成するトークンが、
    ウィツァルネミテアの対策のついでに割られていくのがちょっと残念なところです。

    詳しくは公式のサンプルデッキ紹介をご覧ください。

    通常構築について
    ウィニー日のことは専門外ですが、<新田の両兵衛/竹中 詩乃 重治>は明確な収穫だと思います。
    天使日も<超一流の忍者/服部 小波 正成>+エリアでAP上げの択が増えたので、純粋強化につながっているとは思います。

    3ハンド日は前回の大阪フェスタで唯一壇上に登った日属性のデッキですね。
    幼刀/ムラサメ>と<甲斐の虎/武田 光璃 晴信>の両立を成し得るのが魅力的なデッキですが、
    現状<幼刀/ムラサメ>で持ってきたいカードがあんまりないのがなんともといったところです。
    (<幼刀/ムラサメ>→<剣丞の正室/織田 久遠 信長>→<甲斐の虎/武田 光璃 晴信>→<風林火山>という流れで<戦略の天才/武田 光璃 晴信>も含め実質武田16投みたいな戦法も取れますが、
    ぶっちゃけそこまでする必要も薄く、現状主流の手宣宙に対しては、
    魔力放出/アルトリア>の刺さりもアイテム宙相手ほどにはよくないため、悩ましいところです。)

    移動日はむっちゃ択が多いので、そもそもの構築が難しいですね!
    (<夢綴る空想の紡ぎ手/鈴木 佳奈>のような超軽量アタッカーや、<グロリア*スノウ/輝 由奈>のような軽量分身キャラを搭載できるのは魅力的ですが、
    知の塔 織姫/星庭 宙>と<超一流の忍者/服部 小波 正成>の噛み合わせがあまり良くないのが悩ましいところです。)

    折角なのでいろいろ試してみたいですね。

    最後にひとこと
    今回は以上になります。

    5月は東京・福岡フェスタ、6月はチーム戦&リセオープンが予定されており、
    7月のGP東京までにもイベントが目白押しとなっております。

    Mix環境、シングル環境共にいろいろと遊べそうな環境なので、
    様々なデッキにトライしてみたいところですね。

    そんな感じです。
    それでは、今日もでちんはKOOLに去るぜ!

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