
【大会レポート】リセシングルチャレンジ東京 ケロQ・枕月単【かきみ】
今回はリセシングルチャレンジ東京に参加してきました!
シングル構築の大会で、ほぼシングルフェスタのようなものですね。
戦績としては7回戦中5勝2敗でギリギリ入賞は逃す形となりました、キラキラした先攻後攻マーカーは貰えるラインですね。
デッキについて
ケロQ・枕限定月単 デッキ
EX2
計48枚
ケロQ・枕限定月(枕月)を使用しました。
枕から発売されているサクラノ刻のカードのみで構成されたデッキで、例えば<ア・ロウアワーキウイ/氷川 ルリヲ>のような手札宣言と相性の良い手札宣言持ちキャラを駆使して戦うデッキですね。
環境での立ち位置としては他のケロQ・枕限定構築には大体五分〜有利くらいのデッキなのですが、以前のチーム戦で使用したデッキな事もあり使い慣れているので使用しました。
採用カードなどに関するデッキ解説は以前の記事でしていますので、デッキが気になる方はよければ読んでみてください!
当日の対戦について
- 1回戦目 アミュクラ雪 ◯
- 2回戦目 アミュクラ雪 ◯
- 3回戦目 枕月(ミラーマッチ) ×
- 4回戦目 枕月(ミラーマッチ) ◯
- 5回戦目 枕日 ◯
- 6回戦目 枕日 ◯
- 7回戦目 枕日 ×
不利対面であるアミュクラ雪には2回続けて勝つことができましたが、ミラーマッチと有利対面なはずの枕日対面を落としてしまったので5勝2敗となりました。
今回当たった3種のデッキとの戦い方について、またそれぞれの勝った試合と負けた試合について軽く解説させていただきたいと思います。
アミュクラ雪(アミューズクラフト限定雪)
CRYSTALiA開発のKATANAシリーズのカードのみで構成されたデッキで、<霊式機巧刀「折紙」>を活かした防御面での数値操作が非常に優秀なデッキですね。
この対面では雪側が盤面を完成させつつも<霊式機巧刀「折紙」>の除去が使える状態になると月側が攻める時の数値操作が足りずに防戦一方になります(バトル中に月側が手札宣言で相手の数値を下げると、<霊式機巧刀「折紙」>に除去をされて手札宣言を使った意味が無くなるため手札宣言が使いにくく攻めにくい)
雪側は雪側で、攻める時は数値が出しにくいデッキな事と、攻め頭の<刀鍛冶の家系/三城 刀輝>の常時能力が<ア・ロウアワーキウイ/氷川 ルリヲ>などの手札宣言で消されてしまい攻めあぐねる事になり雪側は除去、月側は<キボウ/鳥谷 真琴>等の手札宣言で数値操作の関係無い攻防を繰り広げる事になります。
なので枕月としてはアミュ雪側の盤面が揃うまでの間にどれだけ打点でリードできるかと、アミュ雪側の盤面が完成したあとの攻防をきちんと制する事を要求される対面なのですが、いかんせん枕月側に除去メタが無い事もあり個人的には不利な対面だと思っています。
今回の2試合ではアミュ雪側が枕月対面をやりなれてなさそうだった事や、あまり良い展開ができなかった事もあり序盤に大きくダメージレースでリードできたので勝利する事ができました。
枕月(ミラー)
ミラーは基本的に相手より数値操作の手札宣言を多く使える方がバトルで勝てるので有利となります。
そのため手札が多い後攻の方が有利になりやすい対面ですね。
負けた試合では先攻を取ってしまい、その上で相手が場のコスト発生2箇所をコストに宣言している<弓張学園美術教師/草薙 直哉>の手札宣言をこちらは場のコスト発生1箇所と手札1枚をコストに<学園のお姫様/中村 麗華>の手札宣言でカウンターしてしまい、相手に比べてコスト発生では無く手札を1枚コストにしたため手札が1枚少なくなりどうしてもその差が埋められないので負けてしまう流れとなり、仕方なく相手の手札に数値操作の手札宣言が無い事に賭けフルパンするもきちんと数値操作の手札宣言は持たれていたため敗北となりました。
勝った試合は相手の方が先攻の上で<世界を見通す天才芸術家/本間 心鈴>を引けていなかったため手札差がつき勝利しました。
枕日
<向日葵の森の黒猫/夏咲 詠>から配置する<向日葵の教会>を軸に戦うデッキですね。シングル環境はもちろんMix環境でも活躍できるポテンシャルのあるデッキで、入っている殆どのカードが実質1ハンド(最終的な手札消費が1枚)のキャラという圧倒的な軽さと、その上で非常に高い数値操作を誇るデッキです、凄いときは20近くAPを操作してきます。
詳しくはらじおさんの記事でも解説されていますので、詳しく知りたい方は是非読んでみてください。
この大会の前までは有利だと思っていたのですが最終戦で負けて考えを改める事になった対面で、既存の日単では基本的に使い切りの数値操作を一度全て使わせればまた数値操作を揃えるのに手間取らせることができたのですが、枕日は今までに比べて高いAPを出すのが簡単になっているので使い切りの数値操作を使わせるのがあまり効果的ではくなっていて戦いづらいです。
またキャラの軽さも厄介で、今までの日単に比べて物量に物を言わせて滑り込み攻撃をしやすくなっています。
とはいえキャラが軽いという事はその分ドローで枕日側のデッキは削れていくのに対してこちらは攻防の際に手札宣言を使っているだけで<ア・ロウアワーキウイ/氷川 ルリヲ>や<美術部復活の立役者/咲崎 桜子>などでライフアドを取れていくので、<キボウ/鳥谷 真琴>等の手札宣言でDFキャラを寝かせて無理矢理詰めるとあっけなく月側が勝てたりもします、有利なのか不利なのかよくわからない対面ですね。
勝った試合は相手が途中で2ハンドの<心は乙女な男の子/八雲 はまじ>を出してリソースが一気に減るタイミングがあったり、相手の受けの数値操作が足りずこちらが攻めやすいタイミングがあったり等でこちらが有利に試合を進めやすく勝利しました。
負けた試合は終始相手が軽いキャラだけで高い数値操作を作り、こちらが防御の際に無理に相手の<教会にあずけられた少女/野々原 雛桜>を落とすために数値操作を使ってしまいそこで数値計算が狂い他の面で余計な点を貰ってしまったことなど、隙のない相手に対して細かい自分のミスが重なり敗北となりました。
おわりに
ということでリセシングルチャレンジのレポートでした!個人的には不利対面だと思っていたアミュ雪に2回も勝てたのは嬉しかったですが、逆に有利対面だと思っていた枕日に負けて入賞を逃す事になったのは少し残念ですね。
先述した通り枕日はMix環境でも強いデッキなため、今後の大会でも当たる事は多いと思うのできちんと対策を練りたいなと思いました。
ではまた!