
第2回計略杯 84人のデッキレシピから見るデータ分析(2)
4月30日(火)に「ファイアーエムブレムサイファ東京CS『第2回計略杯』」というイベントを開催させていただきました。(1)の記事では主人公の分布やデッキタイプの分析などを行いました。(2)では色の使用数と最新弾カードの採用率の調査結果になります。
色別使用数
- 赤:38 (25)
- 青:28 (23)
- 白:19 (13)
- 黒:29 (10)
- 緑:19 (2)
- 紫:41 (24)
- 黄:16 (12)
- 無:47 (44)
サブカラーとして採用されやすい無色を除くと1番多かったのが紫で、参加者の約半分が紫を採用しているという結果に。次いで赤の使用者も多く、無紫赤のカードはよく見かける色であると言えるでしょう。
また、サブカラーの数を見ると無色を除き赤青紫がほぼ横並びとなっており、分母の数を考慮すると青のサブカラー採用率が高いことが分かります。反対に緑は従来通りほぼほぼ主人公専用色となっています。
ピックアップ分析
以下は筆者が選定した最新弾カードの採用率を分析した結果になります。業火と煌炎を操る者 リリーナ
- 主人公:0
- 非主人公:18
- 合計:18
黙示と共に闇を歩む者 ソフィーヤ
- 主人公:2
- 非主人公:12
- 合計:14
可憐なる闇の統治者 メイ
- 主人公:1
- 非主人公:9
- 合計:10
成長する焔 トパック
- 主人公:0
- 非主人公:11
- 合計:11
緑主人公への採用率の高さは勿論のこと、サブカラーに緑を選んだ2名もこのカードを採用していました。
次代の竜鱗の王 クルトナーガ
- 主人公:0
- 非主人公:10
- 合計:10
緑主人公への採用率はトパック以上に高かったです。今後とも緑のキーカードになることは間違いないでしょう。
優しき死神 エイル
- 主人公:0
- 非主人公:5
- 合計:5
霧の妖婦 ロキ
- 主人公:0
- 非主人公:4
- 合計:4
おそらくはサナキデッキの<6cゼルギウス>を意識したメタカードなのではと推測しています。サナキやゼルギウスが戦闘力100になろうとも効果で70まで下げられるので、決まればとても強烈でしょう。
こういった今まであまり注目されていなかったカードが環境の遷移と共に採用されているところを見るのは、カードゲームの醍醐味でもありとても面白いところだと思っています。
以上、色別使用数・最新弾のカードごとの分析になります。
続いて入賞デッキのピックアップ解説になります。