
第2回計略杯 84人のデッキレシピから見るデータ分析(1)
4月30日(火)に「ファイアーエムブレムサイファ東京CS『第2回計略杯』」というイベントを開催させていただきました。この大会では参加者84名の皆さま全員からデッキレシピを提出していただきました。今回はこの84名分のデッキレシピを元に、デッキタイプの分析やカード採用率の調査などを行いました。
第2回計略杯(https://www.izazin.com/taikai/79710979)
主人公数(計84名)
- 13人:カムイ(女)
- 9人:マルス
- 7人:アル
- 6人:サナキ
- 4人:エリーゼ、ジョフレ
- 3人:カムイ(男)、オボロ、ミカヤ、チキ
- 2人:アルム、ヘンリー、ンン、シグルーン、リン、ソフィーヤ
- 1人:メイ、ボーイ、マーク(女)、カミラ、マークス、アイク、ティアマト、カナス、エフラム、ニノ、ディーク、ロイド、エリウッド、ユリア、キュアン、エルトシャン、リーフ
使用数において<カムイ(女)>がダントツで1位というのは、筆者としては少し意外に感じられました。元々関東の環境にはカムイ(女)が多いという通説は聞き及んでいましたが、それを裏付ける結果となったようです。
最新弾の16弾では紫赤緑の3色のカードが追加されましたが、使用数第2位と第3位の<マルス>と<アル>はそれぞれ順当にその恩恵を受けた結果とも言えます。そして新顔として<サナキ>が使用数第4位にランクイン。以降の環境にも存在感を示せるかに注目です。
色別主人公数(計84名)
- 赤:13 (4種)
- 青:5 (3種)
- 白:6 (2種)
- 黒:19 (4種)
- 緑:17 (6種)
- 紫:17 (9種)
- 黄:4 (4種)
- 無:3 (1種)
今回は赤黒緑紫の4つが人気でした。その中でも緑については以前まで主人公数が少なかった傾向にあったため、大躍進と言っていいでしょう。
種類数に目を向けると、紫が幅広い主人公候補を有する色であることが分かります。
デッキタイプ分析
以下は使用率の高かった主人公を中心に、デッキタイプを分析した結果なります。カムイ(女)(計13名)
- 黒紫:1
- 黒青赤:6
- 黒青無:2
- 黒青紫:1
- 黒白無:1
- 黒白赤無:1
- 黒青赤無:1
青ではCCターンを早める<4cチキ>のほか、<3cノノ>と<3cンン>が主な採用カード。
一方赤は<4cジェニー>・<1cジェニー>セットのほか、<13弾4cマルス>などが多く採用されていました。
1番多い分布であった黒青赤は、チキによる早乗りとジェニーの回収による再現性およびCCによる耐久力を武器としたデッキとなっているようです。
戦績としては予選4-0が1名、3-1が2名。最終成績では第2位が1名、ベスト8が1名となっています。
マルス(計9名)
- 赤紫:1
- 赤紫無:5
- 赤青無:1
- 赤白黒無:2
また最新弾カードとして注目しておきたい<3cメイ>については、5名の方が採用しています。
戦績の観点では予選3-1が6名おり、他の主人公と比べても特に勝率が秀でていたのが印象的です。最終成績ではベスト16が2名となっています。
アル(計7名)
- 紫単:5
- 紫黄:1
- 紫無:1
最新弾カードの中では<5cリリーナ>は7名全員が採用しているほか、<16弾4cソフィーヤ>や<3cララム>、<1cドロシー>などの採用も多かったため、16弾で着実な強化をされていると言えるでしょう。
戦績の面では予選4-0が1名、3-1が2名。最終成績ではベスト16が2名となっています。
サナキ(計6名)
- 緑単:1
- 緑紫:1
- 緑青無:2
- 緑赤紫:1
- 緑青紫黄無:1
タイプは違えども、<5cトパック>は6名全員、<6cゼルギウス>は5名がそれぞれ採用しており、16弾緑の強力なカードをしっかりと活かしているのが分かります。
戦績としては予選4-0が1名、3-1が1名。最終成績ではベスト8が1名となっています。
エリーゼ(計4名)
- 黒赤紫青無:2
- 黒白赤紫青無:2
戦績は予選3-1が1名となっています。
ジョフレ(計4名)
- 緑黄:1
- 緑黄無:3
戦績は予選3-1が2名。最終成績では第3位が1名となっています。
以上、主人公・デッキタイプごとの分析になります。
続いて色の使用数と最新弾のカードの分析になります。