今回は9月27日に発売する最新弾『瞳の見つめる未来』封入のカードについて、
現段階でのレビューを執筆いただく企画です!
塗り替えられぬ伝説 ガウェイン
【カード紹介】アイクの父グレイル。彼はかつて「ガウェイン」と呼ばれ、伝説の名将「不動の四駿」の一人でした。ビデオゲームでは描かれなかった、その若かりし日の姿が、サイファに登場です! 彼は堂々たる指揮で味方を励まし、一騎当千の剣技で敵軍を一掃します!(Illust:北千里) #FEcipher pic.twitter.com/7OaQ8vljdd
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年8月28日
若き頃のグレイル。「比類無き剣技」はLvS5と条件は重めでありますが、主人公攻撃時にオーブ強制破壊かつ相手のオーブが0枚時に敵を全て撃破と非常に派手なスキル。自分も勘違いしていたのですが、相手のオーブが0枚の時に攻撃しても全員撃破はしっかり発動します。オーブを確定で撃破しつつ一掃は相手にとって非常に圧力をかけられます。対面した場合はオーブの管理には十分気を付けましょう。 「伝説の神騎将」は緑のユニットを相手ターンまで+10。シンプルなスキルですが、緑単において使いやすいお手軽パンプです。<2cミカヤ>が出撃して1ドローしつつ、ガウェインが成長してこのスキルを使って70から攻撃できるのは個人的に魅力ですね。
緑に新たな流行デッキとして追加されるスペックはあると思います。やはりオーブ破壊が強いので対面した動きを想定しておきましょう!
ひだるき大賢者 イレース
【カード紹介】ひょんなことからグレイル傭兵団の一員となった旅の少女イレース。彼女は儚げな見た目と裏腹に、強力な魔道の使い手であり、そして希代の大食家。得意の雷魔法は襲い来る敵を次々とうち倒し、大人顔負けの食欲は味方をおどろかせます!(Illust:まよ) #FEcipher サイファ pic.twitter.com/BXKuZTIRcg
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年9月14日
ついにSRになったイレース。「お腹の空く雷魔法」はイレースを行動済みにし、任意の枚数の手札を捨ててその枚数分敵を撃破します。イレースが行動済みになってしまうのは個人的にネックだと感じているのですが、絆を使わない複数撃破は一気に盤面を取れる能力に長けています。
「美味しいお料理...うっとり」では手札4枚以下時に絆2裏2ドロー。非常に効率の良いドローソースです。寧ろ撃破効果を使わずにこちらをメインにイレースを採用するデッキも少なくないと思われます。
ガウェイン同様、緑に撃破効果が増えたことを頭に入れたいですね。
未来からの来訪者 ルフレ(女)
【カード紹介】軍師ルフレの前に現れた同じ顔の女性。それは未来の世界から訪れた、もう一人のルフレです。彼女は邪竜の器として、時を越え、空間を越えてクロム達の前に立ちはだかります。そして微笑みながら希望を駆逐し、世界を絶望へといざないます!(Illust:廣岡政樹) #FEcipher pic.twitter.com/oprTa9L6iK
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年9月18日
ギムレーかな?と思ったらルフレ女でした。
「時空を超える邪心」は絆フェイズ開始時に退避にあるルフレ女を青絆2裏で出撃できる特殊スキル。退避エリアからの出撃と絆フェイズというタイミングが腐りづらくある程度青の入ったデッキに採用しやすいです。突然射程1-2・戦闘力60のユニットを出撃できるというプレッシャーをかけられ嫌らしいですね。前衛の条件がありますが、後衛限定じゃないだけマシかなという印象です。ルフレ女という名前も強く、<8弾SRルフレ女>にCCさせたり神速回避できたりする点も見逃せません。退避にこのカードが見えたら警戒しましょう......。
残りの二つのスキルは無限エリアに関連するものですが、公式からニコ生を除いて正確な無限エリアの新ルールについての発表・説明が無いので、コメントを控えさせて頂きます。
黎闇の魔道王 レオン
【カード紹介】僕も白夜王国に負けないぐらいの、いい国を作ってみせるさ。『if 白夜王国』で語られた、王子レオンが次代の指導者となる未来。魔道の天才にして、聡明な彼がどんな王国を作るのか? 劇中で描かれなかったその姿が、サイファで登場です!(Illust:鈴木理華) #FEcipher pic.twitter.com/HJqJZpdYd9
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年8月31日
白夜王国編だから確かにレオンが暗夜王になるなあと、カード公開時には驚きました。
「ダーク・サイレンス」は魔法敵ユニットを一斉撃破&次のターンの魔法ユニット出撃禁止。5cに相応しい強スキルでしょう。<6cカム子>の天敵であった<無色シェイド>の再出撃を禁止できるのは、長い間カム子デッキを使っていた自分にとってはまた組み直したくなる魅力がありますね。環境に多い強魔法ユニットをメタできるだけでも大きいです。次弾の黒の追加も含めて、黒に期待がかかります。
「暗黒剣を継ぐ者」は敵が撃破された時にレオン+30。撃破はスキルでも戦闘でもOKなので100から攻撃できる安心感を得られます。ターンに指定は無いので相手のターンでも適用されます。サザデッキの横にレオンを出撃させるのも面白そうですね。
黒のデッキを相手して考えなしに魔法ユニットを出撃させるのは裏目に出るかもしれません。
幼き竜の娘 ンン/小さな頑張り屋 ンン
【カード紹介】ンンは絶望の未来からやって来たマムクートの女の子。マムクートは若いまま何千年もの時を生きる竜人種族ですが、彼女の年齢は見た目と同じくらい。気丈な表情のその下に、まだ幼い少女の心を隠し、ンンは仲間を守るため、竜に変身して戦います!(Illust:みわべさくら) #FEcipher pic.twitter.com/GUlxMRbfxo
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年9月13日
1cは「竜血の紋章」という新支援スキルを所持。色指定のない条件付き絆ブーストなので、黄色や緑もブーストが見込めます。設定的にその2色のカードにも竜血の紋章が付与されるかもしれませんね。
3cは「大人びた幼竜」がキースキル。絆1裏で絆カードを回収し、デッキの一番上のカードを裏向きに絆エリアに置きます。早い話が絆1裏で絆が減らない絆回収スキル。起動スキルなので行動フェイズ中に使用できるのは動きやすいです。3cノノと異なり絆6枚時の戦闘力が70ですが十分なスペックでしょう。新レギュレーション前の環境だと<3cノノ>と共存できるのが非常に強いと思います。チキ主人公は間違いなく強化ですね。
花名を戴く姫 サクラ/寿ぐ桜花の巫女 サクラ
【カード紹介】「桜」とは白夜王国に咲く美しい花のこと。白夜の王女サクラの名は、この花が満開の時に生まれたことに由来します。彼女はその名の通り、花のように可憐な乙女へと成長します。そして、きょうだい達と力を合わせて、王国の平和の為に尽力するのです。(Illust:かわすみ) #FEcipher pic.twitter.com/lm44Qa6uyp
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年9月17日
1cはただのライブ・春祭互換かと思いきや「王女の心づかい」がプレッシャーとなって戦場で効果を発揮します。相手ターンに他の味方がスキルで撃破された場合に無償1ドローが可能。サクラを撃破してからスキルを使用すれば済みますが、先に出撃コストが1であるサクラを撃破させる嫌らしさは格別です。このような有用なライブ互換は更に増えて欲しいですね。
3cはDB持ち。撃破時絆1裏1ドローの「平和を願う意思」は悪くないのですがサクラ自身の戦闘力が50とやや不安。カムイ男のDBをコピーして60で攻撃したり、黒にも出るであろう新規DB持ちユニットにコピーさせたり、工夫が必要そうです。
教団最強の駒 ???
【カード紹介】神竜ナーガの力によって、「絶望の未来」へといざなわれたクロム達。そこで彼らが出会ったのは、邪竜ギムレーに忠誠を誓い、邪教徒の軍勢を従える一人の少女の姿でした。彼女は軍師ルフレの事を知っているようですが...? その正体は謎に包まれています。(Illust:セツ) #FEcipher pic.twitter.com/wG0MAkDxRd
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年9月16日
マーク女版???。かぎ爪がかっこいいです。
「闇のオートクレール」は出撃コスト1以下の味方を撃破して戦闘力+20.主人公以外という指定も無いのでオボロ主人公でオーブを割りつつ退避からCC、そしてまた1cに戻り......という動きが可能です。
目玉なのは何と言っても「プルフ封じ」。相手は主人公以外CCができなくなります。環境に多いOCやヘンリーを封印できますね。本人の支援力も30なのでデッキに入れづらいという事はあまり無いですね。
打点の低さはやや欠点ですが、OCを使用するコントロールデッキ相手に効果的に出撃させたいものです。
【担当】
以上で今回のレビューは終わりです!近松さんありがとうございました!!