今回は6月27日に発売する最新弾『英雄総進軍』封入のカードについて、
現段階でのレビューを執筆いただく企画です!
今回は近松さんにレビューしていただきました!
戦いに挑む優姫 エイリーク & 双聖器を受け継ぐ姫 エイリーク
【カード紹介】『聖魔の光石』の舞台マギ・ヴァル大陸には、「双聖器」と呼ばれる、魔を払う伝説の武器が存在します。ルネスの王女エイリークは、双子の兄と共に、その聖なる輝きを継承します。そして雷まとう刃を掲げ、世界に平和を取り戻すため、戦う決意をするのです。(Illust:まよ) #FEcipher pic.twitter.com/QuFna9hRYS
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2019年5月23日
1cは<12弾アイク>互換。主人公運用した際、エイリークは元々バニラだったのでこれは嬉しい強化。
5cは撃破時に1裏で支援カードを回収か出撃させる事の出来る「ジークリンデの導き」が最大の目玉でしょう。<7弾5cエリウッド>は攻撃終了時に何でも2裏で出撃出来ましたが、エイリークは撃破トリガーになった代わりに回収か出撃を選べます。戦場にいるユニットを捲っても、アドを取れるようになっています。
「破邪顕正の輝き」「双聖の奇跡」はどちらともシンプルですが強力。エイリークのどのスキルも絆を使う事には注意して採用したいですね。
愛と勇気の英雄王 マルス & 正義と絆の聖王 クロム
『ファイアーエムブレム』...それは時を超えて語り継がれてきた、愛と勇気の物語。英雄王マルスが...聖王クロムが...それぞれの物語を彩った熱き炎の英雄たちが、サイファの戦場に集います。そして燃ゆる力を一つに束ね、未来に向かって夢の戦いを繰り広げます!(Illust:山田孝太郎) #FEcipher pic.twitter.com/Gihb1ZHKyQ
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2019年5月24日
パッケージのタイトルにもなっている「英雄総進軍」がスキル名に。味方と重複しない色のユニットを手札から出撃可能という、スキル名に恥じない効果です。他の色というのがネックで、好きな色をただただ採用していくとどうしても出撃がスキル頼みになるので、ある程度考慮しなければなりません。
スタッツが高く、無色なので出撃出来る<5c無チキ>は相性が良さそうです。5c以上を回収出来、自身のパンプにも繋がる<4cクルトナーガ>も採用の価値あり。
マルスは主人公撃破時に無償ドロー、クロムは5c以上のユニットの数だけ常時+10。どちらも5cに相応しい能力なんじゃないかなと思っています。
神血を宿す乙女 ディアドラ
【川出】昨日のスペシャル生放送で紹介した第17弾のスズカゼとディアドラには箔押しサイン入りのカードもあります。こちらもぜひ皆さんのコレクションに加えてください。(Illust:大熊ゆうご、cuboon Autograph:小野大輔、井上喜久子) #FEcipher pic.twitter.com/dLqxAttMf8
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2019年5月26日
1裏でデッキから絆ブースト出来る「光と闇の鼓動」はこの時点でお手軽ブーストですが、捲ったカードが黄色なら表向きに置く事が出来ます。1裏で絆の総枚数をそのまま増やしていますね。黄色単にしないという条件こそありますが、<5cリーフ>の為に絆を8枚、12枚にするのも今より容易になったと感じます。
「ナーガの血を継ぐ者」は相手のみに負担を与える竜石メタなので、使いやすいメタカードに。
忠義の翠嵐 スズカゼ
【川出】昨日のスペシャル生放送で紹介した第17弾のスズカゼとディアドラには箔押しサイン入りのカードもあります。こちらもぜひ皆さんのコレクションに加えてください。(Illust:大熊ゆうご、cuboon Autograph:小野大輔、井上喜久子) #FEcipher pic.twitter.com/dLqxAttMf8
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2019年5月26日
個人的に特に注目しているカード(1)
「涼風嵐舞」では必殺攻撃の際同名カードを捨てないといけないルールが、1cの好きなカードを捨ててもよいルールになります。早めに決着をつけるデッキは、序盤の打点になる1cを多く積むことが基本ですが、後半にならないと打点が足りない・カードパワーが劣るという欠点を持っています。しかしスズカゼによってそれらがしっかり打点となり得るのは、驚異的なのではないでしょうか。
<3cカゲロウ>も併せて、暗器多めのデッキにしたら手札も減りづらくなります。相手のデッキに白が入っていたら、予想していたパンチ数を超えた攻撃が待ち構えているかもしれません。警戒しとくに越したことはないです。
「白の忍法帖」はターン1の必殺攻撃で撃破したら無償ドロー。「涼風嵐舞」と非常に噛み合っています。
力を振るう決意 アルム
【カード紹介】故郷を出てすぐに解放軍のリーダーという大役を任されることになったアルム。当初は右も左も分らなかった彼ですが、旅する中で多くの経験を積み、その資質を開花させてゆきます。そして憂国の志士たちの心を一つに束ね、彼らを指揮し、勇敢に戦うのです。(Illust:クレタ) #FEcipher pic.twitter.com/kP6V2TtPOI
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2019年5月29日
Rの4c。
「王家の剣」は他の味方行動済みにして+20。コストの割に手軽で強力なパンプです。
「解放を望む声」ではアルムが攻撃で撃破時に、1裏で1cを出撃可能。出撃させるユニットには1c以外の条件は無いので、<1cオボロ>を出撃させて移動させ<早着替え>でCC、なんてことも可能です。アルムと相性の良い<OCエフィ>を採用すれば、「アルムを見なかった?」で後衛に移動出来る<1cエフィ>も出撃出来ます。指定が無いのでデッキを考えるのは楽しそうです。
暗夜を焦がす狂情 カミラ
【カード紹介】光届かぬ国に咲く、妖艶なる花カミラ。暗夜王国の王女である彼女は、愛情深く包容力のある女性です。しかし大切な人を脅かす者が現れたならば、その様相は一変! 黒き魔竜を駆って相手を追い、撃滅するまでその追及の手を緩めません。(Illust:恒星ホリグチ、煎茶) #FEcipher pic.twitter.com/dyMPFodZLl
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2019年5月31日
1cは<無色エマ>互換。
5cは射程1支援30で戦闘力70。天馬の従来の査定を超えました。
敵撃破時に手札を1枚退避に置いて、もう1体撃破出来る「一緒に逝ってちょうだい」は5c相応分の撃破スキルだと思います。<サザ>主人公の後ろに置いておけば、「瞬殺」→「一緒に逝ってちょうだい」が誘発し、相手が1cのユニットでさえも出撃させるのが難しくなりますね。<カム子>の「常闇の翼」の後でも良し。
「狂姫の本能」は1回だけ戦闘中90になります。4cの弓ユニットや竜特攻でなければ簡単に出ない数値なので、総じてスタッツが非常に高い天馬と言えます。
至天の世界の王子 アルフォンス
【カード紹介】アスク王国を襲う数多の脅威。特務機関「ヴァイス・ブレイヴ」の一員である王子アルフォンスは、その戦いの中で、時に絶体絶命の危機に陥ります。しかし人々を守るため、どんな状況でも諦めず、大胆な逆転の策で勝利をつかみ取るのです。(Illust:萩谷薫) #FEcipher pic.twitter.com/fonVWAuuow
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2019年6月4日
「正義の剣」は自分ターンに手札3枚以下なら100になります。<ゼルギウス>を意識すると100あって損はしないので、デッキに枠があるなら無色だし......と思いながら少し入れても良いかもしれません。
「光明への扉」は自分の手札を全捨て、3枚ドロー。手札が0枚の時にも使用出来ます。コスト自体は<4cマシュー>とほぼほぼ変わらないですね。ハンデスで蓋をする動きに対して強く出れるかもしれません。
印を持つ魔道士 セネリオ & 静かなる凄風 セネリオ
【カード紹介】とある英雄の伝説には、常に傍らに立つ一人の軍師の名が語られる。グレイル傭兵団の黒衣の参謀セネリオは、辛い宿命を抱えながらも、信頼する団長アイクのため、もてる力の全てを駆使して、味方に勝利をもたらします。(Illust:海鵜げそ Autograph:村瀬歩) #FEcipher pic.twitter.com/jlIKNE80Li
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2019年6月7日
個人的に注目しているカード(2)
1cは計略になった<ツクヨミ>互換。
4cはセネリオを手札から捨てて敵を1体デッキに戻す「戦局を覆す風」で、スキル撃破耐性のある敵を処理する事が出来ます。<メイ>の「エンジェル」のようなスキルですね。
「分断の智略」は、手札が4枚以上の時にドローが禁止されます。開始フェイズやCCボーナスのドローも禁止になるので、展開次第では相当厳しく刺さります。緑を見たら、セネリオを警戒する動きを取らないと、ディスアドを与えられ続け結果的にリソース差がついてしまうかもしれません。十分意識しておきたいカードです。
【担当】
以上、17弾公開カード先行レビュー(1)でした! 近松さんありがとうございました!!