
殿堂発表 所感
殿堂入り
暗黒鎧 ザロスト
コストを支払わずに<墓地の儀>や<復活の儀>を簡単に達成できる便利カードとして、【墓地ソース】や【零龍ギャスカ】、【オカルトアンダゲイン】で活躍し続けました。
最近では、【青黒ゼーロ】で活躍していましたが、あまりにも簡単に蘇生できてしまうため殿堂入り。今後は<罪無 ターボ兆>や<ビックリーノ>など、別の蘇生札が活躍することになると思います。
一なる部隊 イワシン
直近では【サガループ】で大活躍の日々でしたが、墓地関連デッキでの汎用性が高く、今後も強化される一方だったため殿堂入り。
ループ手順には影響ないものの、デッキが圧縮できなくなったので、パーツが揃えにくくなりました。また、墓地を増やして<龍装鬼 オブザ08号|終焉の開闢>や<龍頭星雲人|零誕祭>をプレイするプランも取りづらくなったので、かなりの弱体化を受けたと思います。
これからは、【サガループ】に新しいサブプランが求められますね。
ガル・ラガンザーク
しかし、今回【青魔導具】の規制対象として殿堂入り。もともとサブプランや時間稼ぎのためのカードと考えると、丁度いい妥協点だったと思います。
【青魔導具】自体のコンセプトは崩壊していないので、これからも問題なく活躍し続けるでしょう。
プレミアム殿堂入り
ダンディ・ナスオ
登場当初から、<インフェルノ・ゲート>や<インフェルノ・サイン>、<黒神龍グールジェネレイド>などと組み合わせた墓地戦術のサーチ札として活躍。また、<母なる大地>や<母なる紋章>などとも相性がよく、マナ戦術のサーチ札としても重宝されました。
実質1コストなので、速攻戦術でも愛用される日々でしたが、あまりにも幅広く活躍し続けたので、2011年に殿堂入り。しかし、その後も【緑単ループ】や【バスター系統】、【ゼロルピアループ】で縁の下の力持ちとして採用され続けました。ゲーム中、殿堂入りしたカードや必須パーツをマナや墓地にセットできるので、とても便利でしたね。
最近は、【緑単オービーメイカー】や【サガループ】、【赤緑ギャラクシー】で活躍し続けてましたが、今回ついにプレミアム殿堂入り。
「どんなカードが殿堂入りしてもナスオで持ってきたらいい」ということもよくあったので、仕方がなかったと思います。いつかはこんな日がくるとは思ってました。
希望のジョー星
文明はあらゆるデッキの基本動作に作用するため、機能不全になるデッキも珍しくなく、「<聖鎧亜キング・アルカディアス>より悪質」なんて意見もありました。
一応、全盛期は【ギャラクシールド】や【ドロマーオーラ】、【ゼロルピアループ】で活躍してましたが、フィールドカードは除去しづらく、環境を大きく歪めていたため殿堂入り。その後も細々と活躍していましたが、今回ついにプレミアム殿堂入りが決定しました。
性質は<レアリティ・レジスタンス>と近く、裁定のややこしさからトラブルになりやすいカードだったので、駄目だったんだと思います。基本ルールに干渉し過ぎているので、許されなかったんでしょう。
生命と大地と轟破の決断
しかし、その後もビートデッキやコントロールデッキの潤滑油や上振れ要素として採用され続ける毎日で、挙句の果てには「<生命と大地と轟破の決断>自身がマナから唱えられる」という性質を活かし、自然文明が全くないデッキにも採用されるケースがありました。
もちろん、利便性も使用率も文句なしのトップレベルだったので、今回プレミアム殿堂入り。環境で見ない日は1日もなかったので、これは宿命だと思います。
あとがき
いかがでしたでしょうか?今回は枚数が多い殿堂発表だったので、環境は大きく変わると思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。