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赤青 J ミッツァイル解説

posted

by ◆ドラえもん

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赤青 J ミッツァイル解説
必殺!!マキシマム・ザ・マスターパックが発売されたことによって CS の環境が変わりましたね。具体的には速度の針が1ターン早く進んだ、といったところでしょうか。

今回自分、◆ドラえもんが取り上げるのは、新しく登場したデッキの中で最も注目されていると言っても過言ではないデッキ、【赤青 J ミッツァイル】です。

様々な構築が存在することが特徴のデッキですが、今回はエリア戦も迫ってきた時期という事で2ブロックに焦点を当てて解説していきます。

また具体的な構築については10/22に開催された玉出 CS で自身が使用し、優勝したときの構築を取り上げたいと思います。

目次
デッキ構築
玉出 CS 優勝 赤青 J ミッツァイル

ツインパクトカード
4
オレガ・オーラ
2


【赤青 J ミッツァイル】の概要
なんですが・・・・・この序盤~終盤までの動きを1ターンの間にやってしまうのがこのデッキ。自分で言うのも何ですが序盤~終盤って言葉を使っていてしっくりこないですね・・・・

このデッキの核はミッツァイル、夢のジョー星の2枚。そのためジョーカーズを速やかに場に4体並べる必要があります。
それを可能にするために1枚で2枚以上の展開がしやすい<花美師ハナコ>、<オケ狭間 寛兵衛>、1枚で莫大なアドバンテージをもたらす<スッポンジトム>のようなカードが採用されています。

また、2ブロックには<ジョジョジョ・マキシマム>がないのですが、自分は<本日のラッキーナンバー!>でそこをカバーしています。

そして、このデッキが2ブロック環境の最前線まで乗り出すきっかけになった<"魔神轟怒"万軍投>。ジョーカーズの手札を捨てるカードと相性が良いのが特徴です。多くの人は<メラメラ・ジョーカーズ>を採用していますが、自分は今回採用していません。理由については後述します。

2ブロックならではのカードとしては<アッカン・ペロケット>がありますね。【青魔導具】への立ち回りがこのカード1枚で劇的に変わるので、お勧めのカードになっています。

採用カードについて
機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」
このデッキのフィニッシャーとしての役割のあるカードです。自分はこのカードを4枚入れることでこのデッキの安定性と、対応力、ハンドキープのしやすさを向上することを目指しました。

通常構築ならば<海底鬼面城>のおかげでそれなりの3キル率を誇るこのデッキですが、2ブロックではそこまでではありません。

多くの人が使用する<メラメラ・ジョーカーズ>を4枚採用し、赤の枚数を16枚ほど確保している構築ならば3キル率は自分の構築よりは高いですが、そこまで高い訳でもありませんでした。

寧ろメラメラを4枚採用しても、赤マナの+手札に捨てる用のジョーカーズを用意することが難しく感じたため、自分は思い切ってそれを全て不採用とし、<ラッキーナンバー>による実質3キル率を上げる事を目指しました。

これによるメリット・デメリットについて軽く触れておきましょう。
ナンバー4枚・赤少なめ構築のメリット
  1. 3ターン目にナンバーを撃ち、4ターン目を安全に迎えた上で相手を倒す「実質3キルルート」の成功率が向上する。(ただし、手札の枚数的に後攻でないといけない場合が多い)
  2. ナンバーの枚数に余裕があるので、序盤に消費・マナセットしたナンバーの枚数を詰めの段階で気にしなくても済む。
  3. 青の枚数がしっかり取れる。

デメリット
  1. 赤の枚数が少ないので<ジョー星>で赤が見えないという事故、ハナコスタートがあまり決まらない、<パッパラパーリ騎士>を出しても赤マナが置けない、という状況が多め。
このデメリット、実際このデッキの根幹にかかわる事項ですし、思い切ったプレイングも出来なくなるので、自分の構築はやや窮屈な構築であるのは確かです。

ですが、調整段階で<メラメラ・ジョーカーズ>の使いにくさ、カードパワーの低さが気になり、「弱いカードを積むくらいなら環境的に強いディールを4枚積みたい!」という思いからこういう構築が出来上がりました。

アッカン・ペロケット
【青魔導具】へのメタカード。J トルネードで何回も使い回すことを意識してください。

*/零幻ルタチノ/*
先に少し触れましたが、このデッキは赤の枚数が少なく<花美師ハナコ>でのスタートが難しいです。ですが、<「本日のラッキーナンバー!」>を撃つ前に1体はジョーカーズを出しておきたいです。


そこで、実質2コストの青のジョーカーズであるこのカードを採用することに決めました。<ルタチノ>は4マナの時にルタチノ→<万軍投>→<ジョー星>を動くことも出来るので、必ずしもラッキーナンバーの前に出す必要は無く、ラッキーナンバーの次のターンに盤面0から展開することを可能にしてくれます。

この構築との親和性の高いカードなので、最後の最後の空いたピースを埋めてくれたカードでした。》

ポクタマたま
何だかんだで便利なカードなので最後の1枠を埋めたカードです。【オーラ】、【バラギアラ】、【シータミッツァイル】のように墓地が重要なデッキには勿論ですが、これがあるのと無いのとでは<卍・獄・殺>のケアのしやすさが天と地ほどの差があります。

不採用カードについて
次元の嵐 スコーラー
特徴としては<ラッキーナンバー>と違って1枚採用するだけで活躍するという点が挙げられます。そのため、赤の枚数をしっかり採るこの構築とは逆方向の構築と相性の良いカードと言えるでしょう。

回収 TE-10
ジョーカーズではないカードをGRに1枚でも入れるのはこのデッキではとても危険な行為だと自分は考えています。

GR 召喚を3回して、1枚採用しているカードが出る確率は25%。つまりは《回収》をたった1枚入れただけなのに、4回に1回<ジョー星>を撃てないタイミングがくるということですね。

勿論、<パッパラパーリ騎士>と同時にでればケアが可能ということも考えれば 25%よりも低くはなるのですが、実際回していて回収の"おかげ"で勝ったという試合よりも、回収の"せいで"負けた試合の方が多かったです。

【赤青 J ミッツァイル】のこれから
この構築で優勝は出来たものの、近年のデュエルマスターズの環境の変化はめまぐるしく、このデッキの最適な構築というのも毎週、いや毎日変化しています。

今回自分は赤の枚数を必要最低限に抑えることで、<ラッキーナンバー>を使い易くすることを目指したので、後攻での勝率は他の構築よりもやや高く。先攻での勝率も普通の【赤青 Jミッツァイル】と遜色ないものになっています。

では、この構築とはまた真逆の方向、つまり赤の枚数をしっかり採用したうえで<メラメラ>を採用し、先攻3キルを安定させる構築ならどうでしょうか?

ラッキーナンバーによる安全な詰め、は不可能になるかもしれませんが、<ジェイ-SHOCKER>や<全能ゼンノー>でトリガーのケアが可能なミラー戦や、【ジョラゴン】対面では無類の強さを発揮しそうですね。

デッキレシピ
参考リスト 赤多め構築


あとがき
関西の2ブロック環境に関してですが、今のところ赤青ジョーカーズが強すぎて他のデッキがかすんで見えるほどです。

後攻3ターン目が来ない。まるで全盛期の【ドルガンバスター】を食らっているかのような感覚を覚えるときもありますし、ある時はこちらがそれを押し付けます。

しかし、そういう嵐のような環境だからこそ、それをメタる側に回るのか、嵐のような環境に身を投げ出すのかを冷静な思考でもって考えなければなりません。

そして、身を投げ出すことを選んだとしたら、その中で他の人と少しでも差をつけるチューニングも必要になりますから、実は面白い環境と言えるのかもしれません。

そんな環境ですが、11月の中旬には新しい構築済みデッキが発売され、環境は変わってしまいます。その前に、是非この赤青 J ミッツァイルを遊び倒してみることを自分はお勧めします。

買取強化カード紹介!! 【更新日:3/29更新】

by -遊々亭- デュエマ担当

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