
シータチェンジザ覇道
今年も権利とれました。嬉しいです。
今回は、カワノくん@skeyn_72に基盤をもらった「シータチェンジザ覇道」を使用しました。
このデッキ、ここ1、2週間でメジャーになった新アーキタイプです。本人も2ブロCSで優勝したし、これから権利戦やGPでも台風の目になりそうなホットなデッキです。
今回はこのシータチェンジザ覇道についてなるべくわかりやすく解説して行きたいと思います。
最初見してもらったとき感動してジャンプしました。
翌日優勝の報を聞いたときはバク転した。
☆コンセプト
<龍装艦チェンジザ>の出現時、アタック時のドロー効果で<覇道>・<フレア>を引き込みつつフレアを踏み倒す。緑でブーストして<GWD>・<吸い込む>でテンポをとりつつチェンジザの早期着地を狙う。
さて。まずはレシピ.........
と行きたいところなんですが、少しだけ寄り道します。らいだぁは話が長い
*2ブロックにおいて強いカードは何か?
8月は1度もCSに参加することができませんでした。しかしまぁ出られないなりに周りのプレイヤーと考察は深めていたわけです。で、一度現段階で自分の中で出した結論。ジョーカーズやデ・スザークなどのデッキごと完成しているものを除いた場合、今2ブロックで1番強いカードはなんなのか?得意分野別に3枚に絞れました。1番が3枚。深いですね。
攻撃部門 勝利龍装クラッシュ覇道
csの結果やリストを漁っていたところトリガービートがはっきりと勢力を伸ばしてきている時期でも、常に決勝でそこを超えるのは墓地ソースや<末法>、2ブロなレッドゾーン等の「覇道入りのニューデッキ」だと感じました。
受けガン振りを突破してるんだから一番強い攻めはこいつでしょう。ってこと
守り部門 終末の時計ザ・クロック
自分のデッキがフルパワーで回転するのを妨害するなら無理して入れることはありませんが、それでも強い。現に<ジョラゴン>、<卍>以外のアーキタイプならほぼ採用されています。
極端な話、ジョラゴン卍はクロック積めないのがデメリットですらあるわけです。
<シャコガイル>が環境からほぼ消えつつあるのも追い風。
コントロール部門 "乱振"舞神 G・W・D
手札を減らさないどころか回転しているのでコンボデッキでも大活躍。
小型ジョーカーズも魔道具もメタクリーチャーもこいつで一撃!2ブロなら殿堂の倍以上の仕事してくれます。
さて。果たしてこの3種は何枚採用されているのか......レシピを見てみましょう
デッキレシピ
「2ブロック」シータチェンジザ覇道
クリーチャー
計19枚
各カード解説
覇道4 / クロック4 / GWD4
チェンジザ4 / ビッグバンフレア4
盾1枚残して逆瀧投げればETなので覚えておきましょう。
ブースト
ライフ4 ジャスミン2 白米だんしゃく2 シャワー4
初動がさらに2種2枚ずつ採用されていますが
- ジャスミン...<オーリリア>等がいてもブーストでき、後半低コストで打点をカサ増しできる
- 白米だんしゃく...ブーストで山を掘って落ちたコンボパーツを回収、クリーチャー面で着地することもアリ
ドンドン吸い込むナウ4 / 父なる大地3
吸い込むはライフから繋げて<ヤッタレ>や小型魔道具をどかしつつパーツ探しできます。
父なる大地は今ゲキ推しの除去札。ボード空の相手に投げてランデスしたり、踏ませて最強トリガーのクロックを相手のマナから引っ張ったり、<ヴォガイガ>出し入れしてLOさせたり...
うまぶりプレイの多いカードです。このカードは引いても埋めずに常に可能性を考えてみてください。
この2種、共通点は「破壊ではない除去」であること。
攻め最強カードのクラッシュ覇道に有効なトリガーであることは絶対条件です。<ミクセル><防鎧>や<ポクチン>もどかしてくれます。
色も強いので、かなり噛み合っていました。
ボルメテウス・サファイア・ドラゴン
革命0トリガーもニンジャストライクも無いこの環境ではEXWINに次いで安全な勝ち筋になります。
1番の仕事は「火」のカサ増し。火文明は使いたいカードばかりなのでさらにもう一枚くらいは入れたいところ。
もう1つは「トリビメタ」という仕事。実際店舗の決勝戦でも13マナから
フレア覇道、サファイアと動き、覇道で寝てるサッヴァークに突撃しET獲得→サファイア3点
EXターンにサファイア3点でシールドを全て焼却して勝利しました。
☆プレイのポイント
手札の枚数に気をつける
特に微不利な<卍>対面では相手のハンデスに応じてマナチャージをしないプラン等をとりつつボードアドバンテージを意識しましょう。<ペイジ>や<リピト>のランダムハンデスは運ゲーではなくハンド総数との勝負になります。
大量にマナが伸びるのもこのデッキのウリですが、<ガリュザーク>立ったら100マナあっても使えるのは3マナです。リソースはバトルゾーンと手札に抱えるようにしましょう。
リピトの餌食にさえならなければ枚数キープで有利に動けるはずで。
また、手札が揃っても3ターンフレア覇道はしないようにしましょう。100%息切れします。
殴れる時は基本殴る
トリガービートやガン受け型の墓地ソース等を除けば基本的に点は入れ得です。横に広がらないデッキなので、いざという時に打点が足りなくなりがち。<覇道>が無事通っても恐れずにもう1点入れておきましょう。
(そもそも<GWD>は勝手に顔面パンチするし、<チェンジザ>は殴れば殴るほどアドだしで他にほぼクリーチャーが立つこともないけど)
試合が長引くとここまでの爆アドのツケであっという間にLOします。チェンジザで<シャワー>や<吸い込む>投げてのんびりアドとってるヒマあったらゲームに勝ちに行きましょう。
マナはなるべくチャージする(対卍を除く)
マナブーストを連発しているとハンドはキツくなっていきますがチェンジザやGWDのようなアドバンテージの取れるカードを中心に動けばなんとかなります。フレアや覇道がもったいなく感じることもあるけど、「あとで<豆>で拾う」くらいの気持ちでガンガンマナ置きましょう。覇道を8コスで出すシーンもよくあります。
☆採用候補のカードたち
機術士ディール
- ブースト安定のため自然の枚数増加
- そもそも何かをケアして突っ込めるほど余裕がなく、トリガーはもともと割り切り
- これ撃って殴る余裕あるならサファイア出る
ただ、一部の強カードに頼っているデッキ(ジョラゴンジョーカーズや、チェンジザ覇道とかそうかもね!!)には強烈に刺さるので今後も有力な採用候補。
プロテクション・サークル / ジャミング・チャフ
「盾1増やして逆瀧でETやんけ!」「そもそもチャフで呪文全部止まるやんけ!」
そ れ は そ う
轟轟轟ブランド
「せっかくのハンドアドバンテージが邪魔で出せないよぉ〜」と思ったそこのあなた。んなこたぁない
フレア→ゴゴゴからハンド全部捨てればあっという間に1枚じゃないか!すごい!感動した!
冗談っぽく聞こえますが
- 打点形成
- フレアからの大量除去
轟破天九十九語 / 獰猛なる大地
ここに限らず9〜10コスト帯のフィニッシャーと5コス以下の呪文は大体候補って感じですね。「「全部欲しくなるな!!」」
ゴルチョップ・トラップ / SMAPON
最後に
ついにDMRP06弾環境の解答と言えるデッキが出てきたんじゃないかという印象です。そのくらいこのデッキには可能性が秘められています。
カラーやカードタイプにとらわれずに、色々試してみてください!強かったらdmまで!!
それではまた次回。