今回は発売日2024年10月19日(土)に発売された「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」の新弾レビューをしていきたいと思います。
それではよろしくお願いします。
■注目のカード
<超戦龍覇 モルトNEXT>や<爆炎龍覇 モルトSAGA>はマナにドラゴンや火のカードが条件枚数以上ないと「ドラグハート」が付かなかったり自身の能力が発動しなかったりしますが、<夢双龍覇 モルトDREAM>のマナ武装は自身のコスト軽減だけなので踏み倒して出した場合でもマナのカードは一切関係なく「ドラグハート」をバトルゾーンに出すことが出来ます。
なので、従来の「モルネク」に入れるだけでも強力ですが、「ガイアッシュ覇道」のような火文明が少ないデッキタイプでも活躍することが出来ます。
<"必駆"蛮触礼亞>による最速3ターン目の踏み倒しから、自分の盤面全体に「スピードアタッカー」を付与と相手のシールドが離れるたびに「GR召喚」を行うことで最速3ターンキルを狙うことが出来ます。
<頂上混成 BAKUONSOOO8th>はただ3ターン目に打点を作るだけではなく、《頂上混成 BAKUONSOOO8th》は「EXライフ」を持っているので1回の除去であれば耐えることができ、相手のシールドが離れるたびに「GR召喚」をするのでWブレイクするとGRクリーチャーが2人並ぶので2体分の受け札を要求されます。
このように最速3ターン目とかなり早いターンに生半可な受けであれば簡単に突破出来てしまうのが《頂上混成 BAKUONSOOO8th》なのです。
「B・A・D」と言えばターン終了時に破壊されてしまいバトルゾーンに残らないのがデメリットになりますが<頂上電融 クライアッシュ"覇星" '22>はなんと「EXライフ」を持っています。
なので実質デメリット無しで4軽減しているようなものです。
出た時2枚ドローや相手がクリーチャーを踏み倒したときにターンを飛ばす能力は10コストであればコスト相応ではありますが、実際は6コストで出てくるので破格の性能となっています。
<蒼き夢双 ドギラゴン天>の踏み倒し能力は相手依存な側面があり、実はそんなに強くなのではと感じますが、実際はその他の能力が強いので踏み倒せたらラッキーぐらいの感覚になってくると思います。
まずは「ジャストダイバー」ですが、アタックもされませんし相手は選ぶことが出来ません。なので殴り返しも除去もできず、ほぼ確実に生きてターンが返ってきます。《蒼き守護神 ドギラゴン閃》もターン終了時にアンタップするので殴り返しはありませんでしたが、除去札で除去されなくなったのはかなりの強化でしょう。
また、自身を含めて多色のクリーチャーが出た時に1ドローできるので、手札がどんどん増えていきます。
瞬間的な盤面展開は無くても、場持ちの良さとリソース確保力の高さからロングゲームで活躍してくれることでしょう。
「スピードアタッカー」と攻撃時に山札の上をめくってドラゴンなら場に出せるので、マナブーストが一切なくても4ターン目から盤面展開をしていくことができます。
また、<ボルシャック・ドリーム・ドラゴン>は各ターンドラゴンが出た時に相手のクリーチャーを1体タップすることが出来るので、もし相手のバトルゾーンにクリーチャーがいた場合、相手のクリーチャーに攻撃しながら盤面展開ができます。
4ターン目にドラゴン4枚と3色揃えるのは一見難しそうに見えますが、実際は2~3ターン目にマナブーストを打っていたりするのでデッキ構築次第ではありますが、かなり再現性は高いと考えています。
■再録されて嬉しいカード
どのカードも色んなデッキで使われるのですでに持っている場合でも2セット目を集める時は、MAXレアで集めるなんてこともできるので選択肢が広がるもの良いですね。
■評価が上がりそうなカード
今回の「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」ではアドバンスで活躍するカードが多く、アドバンス環境が今後盛り上がるとしたら《バーンメア・ザ・シルバー / オラオラ・スラッシュ》を使ったデッキは今後要注目です。
主な使われ方は<王来英雄 モモキングRX>と合わせて踏み倒し元を合計8枚用意してマナや手札から踏み倒しを狙っていく構築になると思います。
デッキ内のスロットを進化元と進化先で半分ぐらい埋まってしまい、そこにマナブーストや受け札を採用していくとなるとかなり構築の幅が狭くなってしまうので、デッキを作る人の腕が試されそうです。
■最後に
いかがでしたでしょうか。最近は大会も少なかったり2ブロック戦の登場などで廃れ気味だったアドバンス環境ですが、今回の「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」で一気にアドバンスが盛り上がりを見せていてとても嬉しく思います。
アドバンス環境こそ本来のデュエルマスターズと言っても過言ではないので、皆さんも一緒にアドバンスを楽しんでいきましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。