今回は新発売の「クロスエボリューション」から<ルミナモン ネネVer.(BT19)>を採用したクロスハートのデッキをご紹介します。
デッキレシピ
メインデッキ
計50枚
デッキコンセプト
デッキレシピを見て、「なんかカードの種類が多いな」と思われた方も多いと思います。というのも今回は意図的に<シャウトモンX7:スペリオルモード(BT12)>のデジクロスできる枚数を増やすため、複数のカードナンバーのクロスハートを採用しています。
TCGの構築でハイランダーと呼ばれる「1種類のカードを1枚しか採用しない」構築があります。
正確にいえば、このデッキの場合はテイマーや除去など動くために最低限必要なカードは複数採用しているので完全なハイランダー構築ではありませんが、デジカでは珍しい意味のあるハイランダーに近い構築になっています。
ただ、それで「デッキがちゃんと動くのか?」と思われるかもしれませんので、そこを説明していきたいと思います。
クロスハートというと、デジクロスを駆使して登場軽減を行い、速攻持ちのデジモンで攻めていくのがテーマになります。
このデッキのデジクロスで登場する一番条件が難しいカード兼アタッカーというと<シャウトモンX7(BT11)>や制限カードの<シャウトモンX4(BT10)>になります。
クロスハートというと、シャウトモン、バリスタモン、ドルルモン、スターモン、スパロウモン、ジークグレイモン、オメガシャウトモン
7種類が主にデジクロス素材になると思います。
昔だと、そもそもこれらに該当する名称のカードが少なかったので、1種類を複数採用するしかありませんでしたが、今現在は種類も増えました。 ちょっとずつ増えていたシャウトモンでありながら、ほかの名称を持つカードや、 新弾の複数の名称を持つカードなど、1種類1枚採用でも、デジクロス素材としては、3~4枚は確保できるようになっています。
(例えば、ドルルモンだと4種類いることになります。)
各々の性能には違いはあるものの、順当進化ラインを作らずに名称自体で仕事ができているので、動くということです。(デジクロスデッキとしては) <ルミナモン ネネVer.(BT19)>は登場時進化時効果で、デジモンを1体選択します。(自分でも相手でもよい)
そのデジモンの進化元からLV4以下のデジモンを登場させることで、そのデジモンを消滅させます。
どう使うかというと、 新弾のカードで登場時にテイマーの下にある、指定の名称のデジモンに進化するデジモンがいます。
例えば、進化元に<シャウトモン(BT19)>がある<オメガシャウトモン(BT19)>をルミナモン ネネVer.(BT19)で選択して、進化元からシャウトモン(BT19)を登場、そしてオメガシャウトモン(BT19)を消滅させます。
そうすると再び登場時効果でオメガシャウトモンに進化できるわけです。
(主に打点が増えたり、進化時効果がまた使えるという感じです。)
ルミナモン ネネVer.(BT19)は消滅時効果でもテイマーの下からクロスハートを出せるのでもう一枚ぐらい増やしても面白いかもしれませんね。
採用カード紹介
ここからは、2枚以上採用されているカードを見ていきましょう。 クロスハートは元々、テイマーでサーチできるカードが多くあり、初動に恵まれています。さらに今回追加された<シャウトモン(BT19)>でテイマーをタダ貼りできるので、テイマーを10枚程度採用しておくとテンポよくタダ貼りしやすくなります。
結構シャウトモン1枚でもデジクロスできるカードが多いので、今回はメモリ確保の為、<工藤タイキ(BT19)>も採用しています。 <シャウトモンX7(BT11)>や<シャウトモンX7:スペリオルモード(BT12)>は除去効果も強く、このデッキのメインアタッカーになります。
デッキの中にシャウトモンとしても扱うカードが結構採用されているので、シャウトモンX7:スペリオルモード(BT12)のデジクロスにトラッシュのカードも使える効果も使いやすくなっています。 <クイーン・デヴァイス(BT19)>は主に<サイケモン>互換といわれる登場コストをマイナスできない効果を持つデジモンを除去するために採用しています。(黄色のカードですが、色条件を無視する効果があります。)
<ポーン・デヴァイス(P)>合わせてセットできていれば、メタクリ除去がしやすくおすすめです。
2種のデヴァイス共、セキュリティ効果も強いので受け札にもなります。
興味があれば遊んでみてください。
以上です。ありがとうございました。