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めざせ最強進化! 第14回「1周年記念プロモーションパックカードレビュー」

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by 八坂

デジモン デッキ紹介.jpg
めざせ最強進化! 第14回「1周年記念プロモーションパックカードレビュー」
こんばんは。八坂です。
デジカもそろそろ1周年ということで色々と楽しみな企画が立ち上がって盛り上がっていますね。

今回はそのうちの一つ、1周年記念プロモーションパックのレビューをしたいと思います。
良ければお付き合いください。

1周年記念プロモーションパックカードレビュー
P-29 アグニモン
アタック時に<エンシェントグレイモン>へワープ進化できる効果と、エンシェントグレイモンへの進化コストを安くする進化元効果を持つ、エンシェントグレイモンを使うためのカード。
この後紹介する<P-30ヴォルフモン>と共に、4弾のシークレットで華々しく登場したにも関わらず主に進化コストの重さから使用実績の少ないエンシェント系デジモンのサポートです。

性能としては僅か2コストでエンシェントグレイモンに進化できるという事で、序盤に揃えばかなりセキュリティに圧をかけられるカードではないかと思います。
ハイブリッド体に使用した<ブラフマストラ>は進化してもそのターン中効果を引き継ぐので、<フレイモン>から進化した<アグニモン>にブラフマストラを撃って進化すれば3枚チェックとブロックされればメモリー+3なんて芸当も可能ですね。
また序盤でなくても育成のレベル3単体から2コストあればレスト状態の<ロードナイトモン>や<シャウトモンDX>あたりの主力デジモンに衝突しに行けるのは除去が強い環境で盤面をズタズタにされた返しの行動としては悪くなさそうです。どうせ消滅する以上相打ちでも関係ないですし。

また進化したこのデジモンはターン終了時に消滅しますが、その時エンシェントグレイモンの消滅時効果で手札のハイブリッド体が出せるため、実質的に13000で2〜3枚チェックしながら再起動しているようなもので、デメリットはそれほど大きくありません。

欠点はこのカードとエンシェントグレイモンを両方手札に揃えないといけない事。また消滅時効果でハイブリッド体を登場させたいならそれも手札に持っておく必要があり、手札の負担が大きいです。
ただ、エンシェントグレイモンとタイミングが噛み合わなくても進化元効果があるので普通に完全体に進化させても無駄にならないのは嬉しいところ。

P-30 ヴォルフモン
先程の<アグニモン>と似た効果で、こちらは<エンシェントガルルモン>のサポート。

アグニモンはアタック時に<エンシェントグレイモン>に進化できますが、<ヴォルフモン>はタイミングが違い、進化時効果で更に続けて進化する事になります。
ターン終了時に消滅するデメリットは据え置きなため、十分なコストが無いと進化した途端ターンが終了して消滅して終わりです。とは言え進化しなかったら進化時効果のタイミングを失うため、折角のワープ進化を逃す事になります。その意味ではアグニモンより使いにくいかも知れません。

しかし、コストさえ確保できればアグニモンに負けず劣らずのパフォーマンスを叩き出す事ができるでしょう。
例えば育成エリアに<ST>、又は<プロモ>のワーガルルモンを下敷きにした<サジタリウスモード>、場に何らかの成長期がいる状態で4コストテイマーなりで3コスト貰えばサジタリウスモードでジャミング2チェック、2+1コストでエンシェントガルルモンに進化、エンシェントガルルモンアタックで2体アクティブにしつつ1チェック、サジタリウスでもう一度2点、エンシェントでトドメなんて動きも可能です。ブロッカーがいてアタック回数が足りないなら<BT5オメガモン>にでも進化すれば良いでしょう。ゲームエンドに繋がる条件としてはかなり緩いのではないでしょうか。

デメリットの方も同じで手札の要求は厳しめですが、決まればゲームエンド級の条件とあればそれほど気にならないかも。良いデッキが組めるかも知れないですね。

P-31 テイルモン
先ほどまでのエンシェントサポートに代表されるように、この1周年記念プロモーションパックは過去の(割と使用実績の少ない)カードのサポートが数多く収録されています。
では<テイルモン>は何のサポートかと言うと、恐らく<マスティモン>だろうと思われます。

マスティモンの効果で登場させればブロッカーとしての役割を持つことができ、進化時効果で失ったセキュリティもリカバリーしつつ重い登場コストも関係なしとシナジーの塊です。

能力自体は紫との混色を要求する効果がある以外は癖のない効果ですが、しかしこれまでも度々登場してきた紫と黄色の混色を想定したカードはどれも使用実績が少ないのが実情です。
それは紫と黄色、ないしは混色デッキ自体がアグロや究極体コントロールなど登場をメインにした特殊な構築でなければデッキとしてまとまりにくいためです。
特定の世代以降をミックスする構築であれば完全体で色変えする赤黄や究極体で混色になる赤黒などが思いつきますが、レベル4の時点で色を混ぜるとデッキとしては纏まりにくくなってしまいます。
なので、基本的には黄色単色でマスティモンだけ紫要素が入っているようなデッキで使うのが主になると思いますが、ブロッカーもリカバリーもコントロール系デッキの求めるところですので構築によっては究極コンのようなデッキに入ることもあるかも知れません。恥ずかしながら僕はこのあたり詳しくないのですが。

P-32 パルモン
先ほどまでとは打って変わって汎用性の高い効果。
何とでもよく合う効果ですが強いて言えばセキュリティチェック枚数を増やせる<P-025グランクワガーモン>と相性が良いでしょうか。
どちらも自身ではなく自分のデジモンを指定する効果なので、グランクワガーモンの横にいるテントモンあたりがジャミング3枚チェックでアタックしてくる奇妙で殺意の高い光景が見られるでしょう。或いはジャミング2枚チェックとかで止めておいてブロックされたらグランクワガーモン自身でブロッカーを取りに行くプレイもアリだと思います。

他に相性が良いデジバーストは<BT5ロゼモン>くらいですが、別に相性が良くなくても単体で強い効果です。
デジバーストを使うデジモンと他に殴る役が必要ですが、<ライラモン>がデジバーストで相手をレストさせて倒してる脇で<ベジーモン>がジャミングアタックを通したり、<ラフレシモン>が相手の攻め手を止めてる脇でアルゴモンがアタックを通したり、緑における細かいダメージレースをやりやすくするカードのように思えます。わかりやすく強い動きではないかも知れませんが。
あと地味ですがパルモンなので<新たな世界>や<BT5パルモン>に対応しているのはまあまあ良いことかもしれません。

背景の元ネタはデジモンストーリーサイバースルゥースの主人公が最初に選ぶデジモンの一体であるパルモンでしょう。
5弾で主人公たちがテイマーとして収録されたことも記憶に新しい作品ですが、ゲームの方も非常に良いのでやった事の無い人はこの機会にぜひ。外伝のハッカーズメモリーを買うと本編も丸ごと入ってるので非常にお得です。

P-33 スナリザモン
場にいることでDP13000以上の黒のデジモンに貫通を、進化元効果で同じく黒のDP13000以上のデジモンにセキュリティアタック+1を与える<ブラストモン>サポート。
DP13000以上の条件は以前から<ファイナルズバゴーンパンチ>の恩恵を受けられるラインとして知られており、それだけにクリアするのに微妙に手間がかかることがよく知られています。
一番簡単なのは育成エリアから出てきた<ゴグマモン>が自身を対象にデジバーストを3回使う事。この場合進化元が吹っ飛ぶのでセキュリティアタック+1の効果は受けられません。
次に簡単なのはゴグマモンからDP12000ラインの究極体に進化する事。これは<ハイアンドロモン>を除き進化コストが重いのでやや採用が躊躇われるという欠点があります。<ブリッツグレイモン>は性能的には文句なしなのですが赤い。
その次が<ブラックマッハガオガモン>か<BT2カプリモン>とゴグマモンのセットにDP11000の再起動持ちを乗せる形。ここまで行くとかなり選択肢も広がり魅力的なデジモンも多いのですが、デッキ全体が再起動型に寄ることになりますね。
またここまでブラックマッハガオガモンを除けばゴグマモンに頼りすぎな気もします。
ファイナルズバゴーンパンチのほうは色指定が無かったのでレベル7まで進化してしまえばお手軽最強デジモンだったのですが、こちらは黒限定なのでそうもいかないですしね。

と、ここまでグダグダ言ってきましたがそんな条件を1枚で解決できるカードがありますね。そう、ブラストモンです。
アグニモン>や<ヴォルフモン>が専用サポートなのだから、こちらも割り切って場合によっては他のでも使えるかもぐらいで考えればいいでしょう。ブラストモンと貫通は相性抜群ですしね。
ちなみにBT5弾環境時点ではレベル3で本体効果と進化元効果を両方持つカードはこれと<BT5のシャウトモン>だけです。意外と恵まれているのかも知れません。

P-34 ピコデビモン
テイルモン>から<スナリザモン>まで一見汎用性がありそうでないようなテキストが続いていましたが、<ピコデビモン>は明らかに<ダンデビモン>サポートです。

能力を活かすならデビモン名称を沢山入れる事になりますが、ピコデビモンもデビモンもどれも結構優秀なので入れる数にはそれほど困らないでしょう。ダンデビモンも数に入りますしね。<ネオデビモン>は...わからないですが<レディーデビモン>は進化時効果も使いやすくいいと思います。
順当進化気味に組んでピコデビ、デビ、レディーデビ、ダンデビモンと重ねると消滅時効化で数えるデビモン名称を一気に4枚稼げるのでデビモン7枚の条件もそれほど厳しくないかも知れません。
序盤から<プチメラモン>や<パグモン>の消滅時を使ってアグロ気味にトラッシュをもりもり溜めていくか、順当進化を目指すかはデッキ構築時点で考えておく方が良いでしょう。

また、ダンデビモンの登場がトラッシュからなのは割と気になりますね。何らかの効果でトラッシュに送り込めないと始まらないのでそれを考えるとプチメラモンや<ラブラモン>の様な手札を捨てられるドローソースは欲しいところです。

と言うわけで以上6枚ですね。
どのカードも専用の使い所があり、今までにない動きができるようになる魅力的なカードだと思います。FOIL仕様のパラレルもあるので気に入ったカードがあればパラレルで揃えても良いのではないでしょうか。

それでは今回はこの辺りで。

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