めざせ最強進化! 第9回「青緑速攻ver.4」 | デジモンカードゲーム | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

めざせ最強進化! 第9回「青緑速攻ver.4」 | デジモンカードゲーム

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めざせ最強進化! 第9回「青緑速攻ver.4」

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by 八坂

デジモン デッキ紹介.jpg
めざせ最強進化! 第9回「青緑速攻ver.4」
初めに4弾環境の考察
3弾から現4弾環境まで、常に支配的なポジションにある色があります。緑です。
カードゲームですから引けていないカードはプレイ出来ませんが、緑が優れているのは引けてさえいれば進化も除去もコストを必要としないでプレイできる点です。
他の色はどうしても進化にコストを使うしかないため進化速度に限界がある他、貰えるコストが少なければできる行動にも限りがあります。この違いが緑と他の色の基礎的なデッキパワーの違いです。

さて、そんな緑に抗うための要素を考えましょう。コストの扱いで勝てないと言うのは、緑だけが自由で他の色が不自由である場合に起こります。つまり1コスト返し合戦なんかしてると緑だけコスト踏み倒してギュンギュン成長してバカバカ除去を撃ってくるので勝てないって事ですね。なので他の色も自由に使えるだけのコストを確保しないと話にならないという事で、4コストテイマーを使いましょう。

4コストテイマーですが、普通に使ってると4コスト使って盤面に何も触れないという恐るべき隙の大きい動きでして、それこそ緑の速度にとても耐えられない動きです。何せ1弾で登場して以来必須レベルで使われたデッキはシャインぐらいですからね。
しかしそれでもテイマーを貼らなければ身動きが取れないという事で、4コストテイマーを上手に使えるデッキこそ今の環境で緑に対して戦える可能性のあるデッキだと思っています。いくつか順に見ていきましょう。

黄色
元々<BT2ライズグレイモン>でコストを踏み倒せた他、豊富な除去とリカバリーで序盤の遅れを取り戻す動きに長けているので4コストテイマーを上手く使えていました。
今弾で<赤のライズグレイモン>が追加された事でテイマーの踏み倒しが更に楽になった他、<BT4ウォーグレイモン>や<カオスモンVA>などシャインに頼らずとも強力な新顔が増えたため、デッキとしてのパワーも上がり緑への対抗馬として注目を集めています。

黄色と同じく<赤ライズグレイモン>を得た他、テイマーを使うデッキなら<トライデントリボルバー>は見た目以上に優秀です。また、テイマーを出した後の行動として赤と青はハイブリッド体を得ている点が大きな魅力です。最終的にハイブリッド体に進化するならテイマーの設置はレベル3を登場させておいたのと同じであり、払ったコストがしっかり打点になるからです。複数貼りしても腐らないのも良いですね。

赤と同じくハイブリッド体を得ている点が大きいです。が、上手く活かせるデッキでなければ力不足を感じるかも知れません。

光子郎>は「n枚オープンする。その中の○○をコストを支払わずに登場できる」効果、所謂ガチャのサポートカードなので、光子郎で何らかのガチャを確定させられるならそれは光子郎を登場させるコストでそのデジモンを登場させたのと同じです。テイマーを貼るコストという意味では割と無視しやすい部類に入ると思います。

こんなところでしょうか。紫は4コストテイマーのテンポロスという点では残念ながら一歩劣るかなという印象です。
また、この理屈で言うと緑は4コストテイマーを使わなくてもいい側ですが、他のデッキが4コストテイマーを使うなら4コストテイマーを使う事もできますし、現にテイマーを採用して育成エリアでデジモンを育てる方法も取れる型が生まれつつあります。環境の中心はどう組んでも良い選択肢を持ってるんですよね。

さて、め〜〜ちゃくちゃざっくりとした環境理解はこんなものでしょうか。これを踏まえてデッキを考えていこうと思います。

デッキレシピ
青緑速攻ver.4
デジタマデッキ
4
4枚

また青緑かよって?はいはいわかるわかる。
そんな声はスルーして早速要素の説明に入りましょう。

青レベル3 18枚
アグロとしてはギリギリ耐えれるかどうかというぐらい少ないです。20枚は欲しいところ。
とは言えドローソースを多くとっているので初手で事故らなければこれでもなんとか回るかなという感じです。 お馴染みの面子。説明不要のため割愛。

BT1ガブモン / ストラビモン 各3枚
今まで<BT1ガブモン>4枚が担っていたドローソースの枠です。このデッキにおいてはテイマーを張って最後にハイブリッド体で押し込む動きが非常に強力なためそこをサーチできる<ストラビモン>を採用。何でも拾えるガブモンとは仕事が違うと言う事で各3枚ずつ。

緑レベル3 8枚
打点要員兼オプションの種。ただの打点要員ならすぐ青に替えてやりたいのですが、オプションを撃つ仕事があるので替えるに替えられず。大輔のサーチ対象でもあるのでこの枚数から動かせずにいます。強いのは間違いないんですけどね。

青レベル4 8枚
この枠は打点押し込み要員です。そのため単純なパワーアップに当たる<ゴリモン>は入っていません

エクスブイモン 4枚
3弾環境と変わらないので割愛。

ハイブリッド体 4枚
4弾青緑一番のセールスポイント。以前から使われていた<大輔>が最後に速攻1点に変わるのが恐ろしく強力です。
素直な2コス進化の<ヴォルフモン>を4枚取るか、3コスだけど貴重な除去を内蔵した<ガルムモン>をある程度取るかは悩ましい問題です。アグロが多い環境ならガルムモンは無双の強さですので多めに取りたいですが果たして...

4コストテイマー 4枚
青緑なので基本は<大輔>一択ですが、デジバーストが強い今ヤマトもいくらかは仕事があるかもしれません。
5枚目なら採用の余地ありですが枠がないので今回はご縁が無かったと言う事で。

オプション 12枚
僕の持論ですが、アグロは最低限回るように組んだら残りはセキュリティの強さに振るべきという考え方があります。
オプションが無いとアグロのセキュリティは貧弱そのものであり、一度ゲームが傾いたら巻き返せないだけならまだしも、セキュリティの弱さを勘定に入れて攻められるとそもそも速さで優位に立つ事もできない事があるからです。
とは言えこの構築は僕が回せる最低限なので、普通に事故る、回せないという意見を受ける事があります。そういう時は手札にダブついた<ポジトロン>をもっと有用に使える様に意識してみると良いかもしれません。それでもダメなら自分で使いやすい様にカスタムするなり捨てるなりしてくれれば良いです。

採用しなかったカード
ピノッキモン
青緑に限らず、あらゆるアグロデッキの切り札として広く採用されている<ピノッキモン>ですが、僕は信用していません。
理由としては明確に弱点があるからです。除去を喰らう事です。
まず前提として、ピノッキモンを使うと10コスト相手に渡る事になります。この10コストで相手は好きに展開できるわけで、ターンが返ってきた時にはピノッキモンを投げる前より絶望的な盤面が広がっていることになります。なので、一度ピノッキモンを投げるとピノッキモンを投げ続けて相手の場を押さえてる間にゲームを終わらせるしか勝ちの目がないわけです。
また、ピノッキモン側は10コスト渡す一方、帰ってくるコストは概ね1、ピノッキモン以外に出来る行動がありません。<大輔>を貼れていれば3帰ってくるのでワンアクション挟む余地がありますが、それでもピノッキモン以外に出来る行動には限界があります。
勿論ピノッキモンを使い込んでいる人は3コスト確保からのワンアクションに一日の長があるものとは思いますが、それでも10コスト使える側と3コストでやりくりする側ではプレイングを突き詰めた時に差がついてしまうと思います。
つまり、ピノッキモンを使い始めるとピノッキモン以外にほぼ出来る行動がなくなり、ピノッキモンが切れるまで耐えれられればそれでもう負けという事です。

とは言えピノッキモンで勝った経験がある人も多いでしょう。それはきっとピノッキモンを使うまでにきちんと相手のライフにプレッシャーをかけ、相手に対処しなければならない要求を高く取れていたからだと思います。
そうでなければ、きっと相手がピノッキモンへの対処法を知らなかったのでしょう。
ピノッキモンへの対処法ですが、ブロッカーを立てる、無理矢理ダメージレースを仕掛ける、リカバリーで延命するなど色々考えられますが、どれもピノッキモン相手にイマイチ有効でない策です。ブロッカーはピノッキモンを止められませんし、リカバリーも究極体を落とせる確率は低いため連打されていくうちに回復が追いつかなくなります。殴り合いを仕掛けるのは悪くないですが、そもそも負けないためにピノッキモンを投げていますのでコストを即座にチェック枚数に還元できるギミックが無ければ簡単には通らないでしょう。あと下手なセキュリティを踏んで死ぬ危険もありますね。
何よりこれらのまずいところはピノッキモンのアタックを容認するため、メモリーを稼がれてしまいアクション数を増やされてしまう点です。こうなるとピノッキ連打する事の旨みがどんどん増していき、ピノッキ側のペースになります。

では何が有効なのかという話ですが、冒頭でも言った通り除去することです。ピノッキモン並びに盤面に出ているデジモンを綺麗に出来ればアタッカーは育成エリアとテイマーから進化するハイブリッド体に限られ、ブロッカーやセキュリティだけで十分に凌げるラインになるほか、どうしても連打が効かないので突破力をガクッと落とすことが出来ます。
そして今環境で一番多いのが緑と黄色。盤面の複数除去に非常に長けた2色です。今までやこれから先少しの間はピノッキモンへの対処法を知らない人も多く通る事もあるとは思いますが、やがてみんな対応できる様になるでしょう。
長くなりましたがこれが僕がピノッキモンを使わない理由です。

回し方
基本はレベル3を相手に突っ込ませるだけです。ただ、いつでも使える2コスアタッカーなどの枚数はかなり絞ってあるので使いやすいカードばかり手なりで使っているとすぐに事故ります。<ポジトロンレーザー>を始めとした手札からの使い所が限られるカードを使えるタイミングでしっかり使える様に意識すると良いでしょう。
また、<大輔>は最終的に速攻打点になるので最優先で場に出して良いカードですが、相手がアグロデッキの場合のみテンポロスが重いので敗着になります。先手1ターン目で出す場合は注意しましょう。
あとは泣く泣く<エクスブイモン>素出しなどしなくてはならない場合もあると思いますが、セキュリティにワンチャンあるデッキなので常に可能性を残すプレイングを心がけましょう。運勝ちは運勝ちできるデッキの特権です。

ざっとこんなものでしょうか。
使用してみた結果としてはテイマーバトル3回参加で優勝2回、12/26に行われた非公式大会であるでじのげん杯(57人参加)では予選5-1で4位通過のち決勝トーナメント一没というそこそこの結果を残す事が出来ました。
運による振れ幅は大きいですが、デッキのパワーは高いと思います。興味があれば試してみてください。

最後に
デッキ紹介と言いつつ、メインは環境考察と<ピノッキモン>への対策ばかりになってしまった感がありますが、皆様の役に立てば幸いです。それでは次回の記事でお会いしましょう。良いお年を。

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