今回は、名古屋地区に持っていくかどうか前日の深夜まで2択で悩んでいた使わなかった方のデッキである
<ケロロ小隊軍曹「ケロロ」>の解説等になります。

使わなかったから微妙というわけでも無く本当に2週間2択に悩み続けて直近では<ベアトリス>よりも調整してたデッキです。
けものフレンズはかなりの構築パターンが組めるため、今回は一枚一枚は勿論何故そうしたコンセプトにしたかというのを重点的に書いていきたいと思います。
よろしくお願いします。
ところでケロロは上のテキストがレベル2以上からテキストが出るのですが、ケロロも勿論アペンドルールフレンズを持っているためケロロをエクストラデッキに入れれば初手から必ずレベル2になれますね。
というのを思いついてから冷静になって「山の中1枚レベカ減ってるじゃん」と気付くのがケロロを組む際のテンプレになっているのでは無いでしょうか?
ケロロ小隊軍曹「ケロロ」
キャラ
計17枚
キャラ(イベント枠)
計22枚
キャラ(セット枠)
計11枚
キャラ(エクストラ枠)
計10枚
何故候補に上がったか
構築のスタートは、<太陽の化身「ヤタガラス」>の存在でした。<会計もできる化け狸「ダンザブロウダヌキ」>。このカードもイージーウィンを狙いやすくなるため採用を決めていました。
とにかく基本的に負けが許されないレギュレーションなので少しでも負担のかかる試合を減らすためにこういった考えになりました。
先行で<冷静沈着「ハシビロコウ」>に<温泉大好き「カピバラ」>をセットする動きも<壱弥>は勿論の事、自動ドローに頼ったデッキを封殺出来ます。
この動きを取りたかったため、ここで初めてパートナーはケロロに決定しました。
エクストラデッキについて
上記の通り、メタ気味に動くとこが確定したのでとりあえず様々なデッキにメタを貼れるようにエクストラデッキを考えていきました。<太陽の化身「ヤタガラス」>→恋姫
<観察眼「ハシブトガラス」>→<ひかり>
<なんくるないさー「ヤンバルクイナ」>→ランプ、リゼロ
本当はもっと入れたいものがありますがとりあえず早めの段階でここまでは絞りました。
<温泉大好き「カピバラ」>も入れることが確定
ケロロと非常に相性がいいためそれぞれ1枚ずつ投入
...
...
...
<ベアトリス>に絶対に勝てないデッキ が出来上がりました。
ケロロはエクストラデッキが決まればデッキ内容の如何で動きが大きく変わることは少ないため、ここからとりあえずベアトリスへの勝ち筋を考えることにしました。
そして、思いついたのが
<優しくて美人で面倒見がいい「クジャク」>
けものフレンズのエクストラ(の代わりになっているキャラ)はキャラなので控えから回収もできますし、盤面から乱入で手札に戻すことも可能です。
つまり従来使い回すことのできないエクストラが通常登場させることによって使い回すことが可能になります。
それでベアトリスへの低速での勝ち筋を得たのがこの、3ターン目からゲーム終了まで全体4減少し続けるケロロです。
上記10枚に<クジャク>2、<カワラバト>1を採用したかったため色々(カマイタチを内側に入れたり)考えましたが、結局レシピの通りの10枚になんとか収めた形になります。
<ヤンバルクイナ>はメインデッキに永続上昇メタを採用することですぐに抜くことが出来たのですが、そこからの12枚が本当に減らせなかったです。
日曜、友人宅に凸り、クジャクケロロを渡してベアトリスで相手をしベアトリスが勝てなくなるまで調整を施してどこまでやればいいかのラインを見極めていました。
立ち回りについて
ここまできてやっとコンセプトが確定しました。<ひかり>、<壱弥>、恋姫などの多数いるパートナーに対してしっかりメタを貼りイージーウィンを目指す。
対策できてなかった<ベアトリス>へ全体4減少での対応(当たり前ですが減少なので、ベアトリス以外にも結構刺さります)
一応4減少だけではベアトリスはいくらでも捌けるのでそれについて、ここで少し書いておきます。
まずゼロからが捲れてる場合は<永続上昇無効>が必要になります。
ただギンギツネは <かぼちゃ互換>で裏取られてしまうため<カコさん>か焼きメタセットも必要になります。
次にギンギツネまではクリアしたとして、1枚公開スバル2/2上昇、<棄権><懇願><死に戻り>で防ぐルートがあります。
まぁこの場合は一応打点が抜けるか死に戻りが無くなるので問題はそこまで無いのですが、エルザループまで繋がっていて復帰に余裕が出来ている場合チョロ抜けやオートで止まるのを繰り返してるときついです。
そこで下記のプランがあります。
1...小さな小さな大巨人「ジャイアントペンギン」
また、手札戻し乱入が3手目から4手目で連続4減少する時に必要なため相性が良いです。
そもそもの話、<かばんちゃん>がいる時の6/6レストガードは普通に強かったですね。
2...深読みしすぎ「マレーバク」
パートナーテキストさえ使えなければスバルに2/2上昇がかからないため棄権互換で起きません。
3...探偵への憧れ「シベリアオオヤマネコ」
もうガードキャラは無くなります。
威力は下がりますが、<七色の声を持つ「コツメカワウソ」>でも1回分の死に戻りは奪えます。
上記はどれも<小説互換>で防ぐことは可能ですがその場合は
考えられた戦い方、特別な時間、氷の盾、死に戻り
と消費するため手札6枚奪えたとして仕方ないことにしましょう。
<ベアトリス>側は殆どもう再起不能になるので返しを耐えれば勝てる状況になるはずです。
基本の動きは
1t...メタが必要なら何かからメタ登場(メタが必要なく<かばんちゃん>登場ならそのまま、それ以外ならとりあえずEXに)
2t...かばんちゃん、無ければ<ギンギツネ>か<ジャイアントペンギン>または外側のメタ
3t...<クジャク>、<カコ>レベルアップ、手札戻し乱入でクジャクハンドバック、カコを持ってなければカコ回収
4t...(3t目で手札に戻す余裕が無かったのなら乱入から入って)クジャク、カコレベルアップ...
5t...クジャク潰してクジャク、クジャクとカコ回収等etc
で勝つまでクジャクを出し続けましょう。
大体はこのような感じになります。
別に減少せずとも、メタが効いている相手なのであればカマイタチで面取りして貫通で殴っていればそれなりに打点は見込めます。
採用カードについて
大体のカードは立ち回りやコンセプトの部分で名前を出した通りです、どうやっても61枚になってしまって1日かけて60枚に納めたので1枚1枚意味はあります。セット嫁のようにイベントは散っています。
まぁ回収出来るなら散らした方が強いので。
けものフレンズのカード分かりにくいので、イベントセットはあえて互換名で書かせていただきます。
かばんちゃん
これが2手目までに出ると終盤まで大分楽できます。
ただ公開3ルックは公開するカードが無くてそんなには出来ません。
ホルスタイン、ヒトコブラクダ
本当は合計5枚入れたかったのですが枠の都合で減りました。
<ホルスタイン>は1と0の差が非常に大きいので無理矢理1枚採用しました。
頑張れば直ダメ5点くらいなら出せたりも...
乱入で<クジャク>を潰してクジャク回収しホルスタイン破棄してクジャク登場の動きもそこそこやるので5枚目を入れるならホルスタインの2枚目です。
<ヒトコブラクダ>はドローと復帰が書いている中で1番優秀だったからです。
けものフレンズは全体を通しても復帰が弱いOSなので復帰が弱いよ、と意識した方がいいかもしれません。
キタキツネのように<カコ>を使いまわせるなら復帰テキストがターン1のヒトコブラクダは微妙なのですが、ケロロの場合ヒトコブラクダにカコを使うことはまず無いのでヒトコブラクダを採用しています。
ギンギツネ、ジャイアントペンギン
クジャクを戻すのに使うとともにどちらも上記の通りシュートパーツになります。
優先度の関係から<ギンギツネ>の方が多く入っています。
実は<アードウルフ>がギリギリまで1枚入っていました。
裏表な上にバウンス乱入で申し分無かったのですがシュートパーツで無い分2種より優先度が低く枠の関係で抜きました。
シヴァテリウムも1入ってたことがあります。それなりに使えました。
ナナちゃん
OSとして復帰が弱いため、平パンすら嫌だったため4入れました。
<ベアトリス>は平気で毎ターンパートナーをエクストラしたりもするのでわりと使えます。
ミライさん
なので後行を取ると普通に弱いため4です。
また、先行の蜂蜜水互換のケアにもなります。
カコさん
このゲーム4までしか入れられないので4枚です。
無茶する麗
フルパンするようなデッキでもないのでこちらで殆ど事足りる印象でした。
ダンザブロウダヌキ
仕込みオートの山札キャッチに合わせて山札吹き飛ばしましょう。
ゲームを変える1枚です。
悪夢
これだけは自分の意見がありません。
曲げテキストとカマイタチの相性が良いです。
リベンジ
ただコストの関係で何回も打てない試合が存在するので1です。
小説のシチュエーション
厳密に言えば"だけ"ではないですがケロロの中で役割は似ています。
決死の抵抗
そのためだけに汎用性を捨てています。
ただそれだけの価値があると思ってこちらに
ラドン
が、稀に裏モードでも使いたかったため2枚目を入れることを嫌い1になっています。
かぼちゃ
最後に減らしたのがこのカードの2枚目。
小回りが効きやれることが多いので採用しました。
特製クレープ、スマホ
合計6入れたかったのですが枠の都合で...
ダムを作って作って作りまくる「アメリカビーバー」(さっちん耐久補正)
対<ひかり>でギンギツネにセットすることによって焼きメタが絶対に立つ部分のハシブトガラスしか無くても5焼きで落ちなくするためです。
見えざる手(ちょっと違いますが)、カップ麺
散らされてるのは見えざる手の方が強いのですが被る試合が何も強く無かったため1枚散らしました。
蜂蜜水
盤面に出してもテキストが動くので本当に刺さる相手には登場させることも検討した方がいいです。
セットはエクストラデッキに入れられなかったため多めに採用しています。
エクストラデッキは上記の通りですので割愛させていただきます。
終わりに
長々とありがとうございました。けものフレンズは可能性のあるOSなので是非こんな型もあるよ、と参考にしていただければと思います。
結局<ベアトリス>を使いましたが本当にどちらを使うか悩みましたし、使わなかった理由が「<かばんちゃん>に1回も触らなかった試合があったら嫌だな。」というだけの理由なのでコンセプト、構築に迷いはありませんでしたしかなりいいデッキに仕上げられたと思っています。
この形は本当に今の環境でしか使えないのでまた環境が変われば変化すると思いますがそこからは使う人にお任せします。
今回は以上になります。お疲れ様でした。