ーNo pain, No gainー 恋姫しよ子のお話
<剣丞隊の頭脳>が追加されてからしばらく戦国恋姫のデッキばかり使っていたのですが、chara1のPR追加で恋姫側にも使いやすいカードが増えて嬉しいです。
というわけで、今回は先日の名古屋地区で使用したしよ子のデッキについて書いていきたいと思います。
<剣丞隊の頭脳>を活かし易いパートナーかなと思って選択してみたのですが、パートナーが俺嫁シリーズのパートナーになりますので、『俺は恋姫無双・戦国恋姫のパートナーがいいんだ!』という方は、是非次回の記事をお待ち頂けると嬉しいです。
この前のcharacter1で<"呉"孫呉三代の宿願「蓮華」>を使用してレシピが載りましたので、次回はそちらを書こうと思います。
そんなわけで、早速レシピの方からどうぞ!
デッキレシピ
しよ恋姫
キャラ
計29枚
以前、京都CSで使用していたデッキから改良したバージョン。
コンセプトをシンプルにしたので、動かしやすいデッキになっているかと思います。
とはいえ、前回の記事でも書きましたが恋姫自体がコストの指定・対象の指定の関係で頭がこんがらがり易い状態にはなりますので、シンプルとはいえ手間な部分があることには代わりはありません。
デッキの狙い・動かし方
このデッキでは『先攻2ターン目or後攻1ターン目からパートナーで連パンする』事を狙いとしています。手順も非常に単純で
1.メインフェイズで恋姫無双のキャラを登場(<剣丞隊の頭脳>が誘発せず)
2.パートナーでアタック宣言
3.バトルフェイズで<共に歩む覇道>の効果で戦国恋姫のキャラを登場させ<剣丞隊の頭脳>の効果によりパートナーをスタンド状態にする
という流れを取るだけです。
盤面の数的優位に立ちつつ連パンが『キャラを登場させるだけ』で可能なので、お手軽にできそうなイメージがあるかと思います。
条件的には戦国恋姫ならばどのパートナーでも可能なのですが、<俺嫁メンバー参入!?ChaosTCG「しよ子」>を選んだ理由に関しては、盤面が全て裏の状態でターンをもらう機会が多い環境の中で、『メインフェイズに恋姫無双・バトルフェイズに戦国恋姫を登場させながら盤面を全面復帰でき、各種恩恵を逃さず受ける事ができる』といった条件を加味した結果、しよ子が適合したといった形になってます。
例を出すとしたら、<しよ子>と<めー君>が裏の状態でターンをもらったとします。
この状態で、メインフェイズに<"魏"の参謀長「稟」>を登場させて<しよ子>を表にしてバトルフェイズに入ります。
バトルフェイズで<しよ子>のテキストを使用して自身に貫通を付与した状態からアタック宣言、その後に<共に歩む覇道>の効果を使用して<天真爛漫な剣豪「鞠」>を登場させたとします。
<天真爛漫な剣豪「鞠」>の登場時効果で<めー君>を表にして、<鞠>が登場した事により<剣丞隊の頭脳>が誘発するので<しよ子>を表スタンドにします。
といったイメージで、かなりざっくりと書きましたが恋姫無双登場→戦国恋姫登場という流れを取れれば簡単な動きだけで連パンをする事が可能になります。
今回のパターンの場合であれば、パートナーが8/6上昇した状態にもなるので数値も申し分ないかと思います。
相手の方が数値が大きくなりそうな場合は、<"魏"の参謀長「稟」>を<"呉"冥琳の愛弟子「穏」>→<"呉"の副軍師「穏」>にして相手の上昇を無効化したりもできますので、相手次第で切り替える事もできます。
また、<めー君>が表ならば先制攻撃も持つ事ができますので、パートナーを表にする動きも取りやすいかと思っています。
後は盤面にキャラを置いていく流れですが、ものすごーく簡潔に書きますと『自ターン中相手ターン中含めて、復帰2/2上昇・スキル無効・登場時レスト・直ダメ2点を相手に合わせていい感じに出す』といった形になります。
<共に歩む覇道>の関係で盤面が常に入れ替わってしまうので、盤面にいた方が有効な場合と手札にいた方が有効な場合が複雑すぎるので、これに関しては慣れてもらうしかありません。
1つ確定で言える事としては<めー君>は出したら手札に戻さないという点だけですね。
他のキャラはなんだかんだで盤面と手札を行ったり来たりします。
改良点(試してみたい方向け)
今回のレシピですが、メインギミックに関わる部分以外のカードに関しては、動きのイメージや役割を大きく変えずに代用可能なカードが存在しています。代用可能なカード達を列挙するとこんな感じです。
<妄想の末に> → <王の最期>・<美空の調べ>・<お勉強会>・<好奇心、猫をも殺す。>
<馬と生きる> → <飛将の一手>
という訳で、見出しで『試してみたい人向け』と書きましたが、実際は『PRの<妄想の末に>と<馬と生きる>が手に入らないので組めないんだよなー』という方へ向けたお話になります。
この2種に関しては、差し替え先のカードと有効な条件が異なっていて、実は差し替える価値がある物になっています。
実際、今使用しているデッキでは入れ替えてやっていたりもします。
とはいえ、テキストを読んでみると『なんでだ?』と思う方もいるかと思いますので、少し具体的な話を個別に書いてみます。
妄想の末に
<柔らかくなるコツ>のようなイベントカード。
効果としては、自キャラを表スタンド→裏リバースにして使用し、相手のフレンドを1体裏にします。
また、「稟」ネームをコストにした場合は<妄想の末に>以外の好きなカードを回収する事ができます。
コストが軽く効果も強いので採用頻度が高くなっています。 今回は<妄想の末に>の恩恵を受けやすくする為に、イベントにプラスして<"魏"攻勢軍略「稟」&「桂花」>と<"魏"の丞相「桂花」>を採用しています。
(稟ネームをコストにした後でも無駄を無くせるように&エクストラの素材を回収する事によりエクストラ化しやすくする為)
なのですが、恋姫は<覇道>で登場させるキャラと防御札を優先的に手札に持っておきたい為、ショットパーツを手札に溜め込みにくく、狙ったタイミングで思ったように打てない場合も多いです。
実際、自分で試していてもゲームスピードの関係で無くても平気かも?と感じる場面も多かったです。
また、<"呉"冥琳の愛弟子「穏」>との相性も悪く、<"呉"冥琳の愛弟子「穏」>の効果を使用してしまうと<穏>をコストとして<妄想の末に>が使用できません。
リバース状態になってしまう為、他のキャラをコストにする事も難しいです。
(<剣丞隊の頭脳>で表スタンドにはできるが連パンができなくなる)
そういった状況の場合でも、コストは手札1枚分消費が多くなってしまいますが、<王の最期>や<美空の調べ>であればレスト状態の<穏>をコストに使用できますし、<お勉強会>であれば他のキャラをコストにして使用後に<"呉"の副軍師「穏」>で表にする事が可能です。
<好奇心、猫をも殺す。>の場合は盤面を2枚裏にする必要がありますが、手札コストは同じ状態になります。
このように、今回のデッキの場合ではコストが軽い点と回収効果を使用するカードを採用しているので採用していますが、関連カードを抜いて考えると前後の動きの関係で<妄想の末に>の方が使いにくくなってしまう事も少なくないです。
馬と生きる
所謂<小説のシチュエーション>互換と呼ばれるカードです。
このカードに関しては、現環境では減少効果を使用してショットしてくるタイプのデッキが多い事もあり採用しています。
また、上昇効果を無効にする使い方も可能であり、汎用性のあるイベントとなっています。
代用として紹介した<飛将の一手>の方は、<つーん>互換と呼ばれているカードで、こちらは減少解除+攻守3上昇の選択式になっています。
今回紹介したしよ子の場合(戦国恋姫全般かもしれないですが)、上昇無効モードを使用する機会が以外と少ないです。
というのも、こちらは<剣丞隊の頭脳>で常時攻守2上昇に加え、<天真爛漫な剣豪「鞠」>の効果で攻守2上昇するので、上昇解除しなくても上昇値で負けないパターンが多いです。
逆に、ワントップ気味の連パンデッキなので、攻守3上昇モードを使う場合があったりもします。
勿論、ガードできるキャラがいない場合は上昇無効をした方が良いでしょうし、こちらの方が上昇値が低い事もあると思うので打つタイミングはあると思います。
ですが、あくまでも投入したいと考えているメインの条件は『減少無効モード』になるので、どちらを投入しても良いのかなと思っています。
以上が、それぞれのカードの差し替え可能な理由になっています。
『え、今更<大いに凹む...>なの?』となるかもですが、そのタイトル内のカード次第では有用という事ですね。
改良後のデッキレシピ
しよ恋姫改
キャラ
計28枚
除去軸だった物を、数値上昇のカードを多めに採用しつつ連パンを狙っていくイメージになっています。
最近の環境では<桃花染の舞>や<夢の中で...>のような防御札でパートナーのダメージを完全カットしてくる事もあります。
そういった場合でも、<"呉"の副軍師「穏」>を毎ターン使用する事を狙っていけるならばフレンドでの連パンも視野にはいってきます。
フレンドの数値も<ドキドキ海水浴>や<飛将の一手>や<大江戸大演奏会>で上昇させられれば、フレンドでの連パンでも大きな打点になっていきますしね。
後は小ネタとして、バトルフェイズで<"呉"忠義の士「明命」>を登場させて貫通を後付与する事もできます。
例えば、<めー君>からアタックした時に、普段であれば<しよ子>に貫通を付与したいので<めー君>には貫通を付与しない事が多いですが、このデッキの場合ではあえて<めー君>に付与しておいて、その後の<しよ子>のアタック時では<明命>で貫通を付与してみるといった動きも可能です。
そもそも<俺嫁メンバー参入!?ChaosTCG「しよ子」>のテキストは参加中には使用できないので、あえて使用せずにアタックして、相手の状況を見ながら戦国恋姫を登場させて連パンするか明命を登場させて貫通を付与するかを選択するといった戦い方もできます。
こういったように、相手の受けパターンに合わせながら様々な選択肢を取れる形になっているので、こういった構築も強いと思ってます。
おわりに
今回はしよ子をパートナーにしたデッキを紹介してみました。先制+貫通で序盤から連パンを狙えるのは、現在のスピードゲーム環境の中では本当に優秀です。
また、<しよ子>+<めー君>を持っていない場合も、<ChaosTCGカーニバル「俺嫁 セイ」>+何か4枚を入れ替える事で同じようなイメージで動かしていけるかと思います。
動きはおもしろいと思いますので、気になる方は是非試してみてください!
というわけで、今回はここまで。
次回もよろしくお願いします!