
【環境コラム】暗黒の塔は再検討?!
"暗黒の塔抜き"アイボウ解説
"暗黒の塔抜き"アイボウ解説
はじめに
お疲れ様です。Llennです。今回は今もなお環境首位を独占しているアイボウ突契約の記事です。
バトラーズツアーが始まり、刃契約のような新しく研究が進んだテーマが台頭したり、極契約のような構築が変化したことで環境上位に食い込んだテーマが結果を残したりと現在の環境は大きく変動を起こしています。
それはかれこれ半年以上Tier 1(なんならTier God)に居座り続けている"アイボウ突契約"においても例外ではありません。
情報戦で勝ちたい方、今後の環境の変動についていきたい方はぜひ見ていってください。
今の環境は契約編中期以来の超雑多環境
6月に行われた2デッキ制非公認大会やCSのデッキ分布をみればわかる通り、現在の環境は全体母数だけでなく予選抜け母数を見ても多くのアーキタイプが存在している超雑多環境です。— バトルスピリッツ (@bs_official) July 5, 2024これが意味することはつまり、特定のデッキへのメタカードは刺さりが悪い場合が多く、自分の強い動きを押し付けるデッキの方が安定して勝ちやすいということです。
「いやいや、雑多環境だからこそ<暗黒の塔>は契約煌臨デッキ全般に強いでしょうよ」と思う方もいるかもしれません。
ですが、その契約煌臨のデッキタイプまでもが暗黒の塔のメタをすり抜けるようになってしまっているのです。
だからこそ現環境では環境トップ以外のデッキであっても結果を残すことが出来ているのではないでしょうか。
それぞれのデッキが持つ暗黒の塔に対策するための進化の過程を見ていきましょう。
暗黒の塔採用は再検討??
今までのアイボウ突契約は<暗黒の塔>が確定枠とされており、それゆえに造契約や零契約、ミラー対面において強力なメタ性能を持っていました。しかし、その強力さゆえにミラー対面で差をつけようと<ステゴウロ>や<バスタースピア>などを採用したアイボウ突契約と極契約、<キメラモン>を採用した獄契約、<五角形の砦 Rv>を採用した零契約、<戦国姫召喚:タンポポフィールド>が採用できる幻契約のように環境デッキは次第にそれに順応したリストに進化したり、対策可能なデッキが増えてきました。
さらに言えば、練度の高いプレイヤーが増えたハデスデッキには暗黒の塔は全く刺さる場面がなく、これから「契約編:真 2章」が発売しさらに創界神デッキが流行ることが予想される中、現環境はもちろん次期環境に備えて今のうちにアイボウ突契約のリストは見直されるべきではないでしょうか。
新しいアイボウ突契約のコンセプトは?
<暗黒の塔>のメタ性能が下がった以上、今までのコンセプトであった「メタカードで相手の最大値を抑えながらEXターンに打点を全放出して勝つ」という方針を改め、「早い段階で自分の強い動きを押し付けることで相手の最大値を抑えつつ、ダメージレースで勝つ」というものだと考えます。この場合の強い動きというのは、「盤面処理を行うことで軽減を潰すことや、相手に受け札を引くことを要求して盤面展開を抑止する」ということです。これは契約編:界 3章環境の「秘密の訓練場型アイボウ突契約」のコンセプトと同じです。
暗黒の塔のようなメタカードを無くしたことでリーサルターンが速くなり、動きの再現性が大きく高まりました。
また、<ゴッドブレイク>を抜いたことで造契約に重要なリーサルパーツを落とされると負けると判断し、コンボパーツ依存のデッキの型から純型のミッドレンジデッキに路線を変更しました。
デッキレシピ
レーザーボレー型
スピリット
計16枚
断罪龍型
スピリット
計16枚
採用カード解説
テッペンバディ アイボウ
枠を1枚削って2枚採用の構築が最近多く見えますが、「暗黒の塔抜きの純型構築」においては3枚必須だと考えています。今までの「暗黒の塔アイボウ突契約」はアタックしないため、<テッペンバディ アイボウ>のドロー効果を使い場面が少なく、2枚目以降の恩恵が少ないという観点から採用枚数が減っていました。
しかし、純構築では<レーザーボレー><マグマンモス>のような面処理カードで相手の突破覚醒元を潰して殴ることが出来ることや、カウントを最速で盛ってリーサルを早くするためにアタックステップで突破覚醒をしたいということもあり、複数枚採用の恩恵が大きいです。
<龍皇ジークフリードXV>&<突破刀バトル・セイヴァー>を複数並べたい場面も多いため、煌臨元を複数用意したいというのも理由です。
マグマンモス
1枚の役割が多すぎるうえに純構築とのシナジーが完璧すぎる強力なカードです。特に【レーザーボレー型】はリーサル時にアタックステップに大量のコアを必要とすることや、<三賢神ラルヴァンダード>を打点として使う際の起爆剤なので入れない理由がありません。
龍皇ジークフリードXV
アイボウ突契約が強い理由。マグマンモスを採用しているのでカウントが尽きることを考えずにコアブーストが出来ます。
今までのアイボウ突契約ミラー対面では最速で煌臨することが求められましたが、今回の僕のリストではネクサス破壊カードが多めに入っているので急いで重ねる必要はありません。
頂天龍皇ジークフリード・ゼニス
純構築においてはダメージレースを強いられる場面も多いので、できることなら2枚積みたいところではありますが、枠の都合で1枚に割愛。逆に言えば1枚使えば勝てるように事前にある程度ライフを削ることが求められるといってもいいでしょう。
三賢神ラルヴァンダード
暗黒の塔アイボウ突契約の場合は打点としての役割というよりもシンボルやコアブーストとしての役割が多かったと思いますが、純構築においては貴重な打点としての運用が大きいです。マグマンモスのアタックステップ開始時効果に合わせてLv3で出す動きが強いので積極的に狙いましょう。
ステゴウロ
バウンス体制、カウント増加、ネクサス破壊、創界神コア除去とほとんどの対面で有効な役割を多く持つこのカードは今やアイボウ突契約の確定枠です。断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス
白晶防壁 Rvを入れやすい契約煌臨のデッキには有効ですが、縦引きが難しい創界神デッキに対しては無くても勝てることが多いです。また、足場としてネクサスを多めに入れる必要があるのでデッキの枠を取ってしまうので構築が難しいところ。
EXターン獲得は実質勝ちなので楽に勝てることも考えるとしばらくは入りそうな1枚です。
超星使徒スピッツァードラゴン
確定枠です。環境デッキに通りがいいことはもとより、雑多環境においてケアしきれない種類のバーストがあるため、1枚で多くのバーストに対応ができることが環境にかみ合っています。
闇輝石六将 砂海賊神ファラオム
<暗黒の塔>を抜いたことで契約煌臨のデッキに弱くなったので採用。暗黒の塔の枠は<EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍->のような妨害や防御札のかさ増しをして受けを強くしましょう。
突破刀バトル・セイヴァー
2枚構築が最近多いですが、<ゴッドブレイク>を抜いている以上造契約相手にパーツを落とされると負けるので3枚採用。龍皇ジークフリードXV&突破刀バトル・セイヴァーのセットを複数用意することを目指したり、序盤から盤面処理でアドバンテージを稼ぐコンセプトである以上、純構築では3確です。
ネクサス
<断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス>を採用する構築なら11枚程度は欲しいですが、「レーザーボレー型」であれば9枚でも大丈夫です。暗黒の塔とは異なり、緋炎を系統で持っているのでテッペンバディ アイボウが除去されても突破覚醒が行える再現性の高さが一番の魅力。
ネクサスの枚数は個人の好みだったり、何を重視するかによると思うので自由に組んでみてください。
ドローマジック
秘密の訓練場と少し相性が悪いように思いましたが、受け札を素早く引き込む必要性から採用。序盤から強く使うことに重きを置いて<フォースブライトドロー>を優先しています。
レーザーボレー
詰め札兼足場崩し。仮想敵が白晶防壁 Rvだったり暗黒の塔なので、今後創界神デッキの母数が増えてきた場合は抜いてよさそうです。
防御札
マグマンモスを採用している構築は白晶防壁 Rvを打ちやすい代わりに<氷刃血解>が採用が難しいです。純構築のアイボウ突契約は盤面処理によるローリスクのダメージレースを制することが重要だと考えているので、最も信頼できる白晶防壁 Rvがオススメです。
3ターン目以降はドロソマジックを強く使えたり、盤面がしっかり固まるのでそれまでを耐えるための<絶甲氷盾 Rv>を多く採用することもオススメです。
不採用カード
ゴッドブレイク
今後創界神デッキの母数がさらに増えた場合採用は考えますが、現環境は前期までいたアテナデッキが母数を減らしたことやハデスデッキに対して無くても勝てることが判明したことで抜けました。<絶甲氷盾 Rv><氷刃血解>を構えつつネクサスにコアを逃がして<六冥魔導デルズ・ヴァジュラム>を要求することでリーサルの要求値を高めていけばかなり遅延できます。
極力ライフを減らさずにコアも与えないようにしましょう。
終わりに
いかがだったでしょうか。半年以上も環境首位を取り続け、構築の自由さから様々な環境に対応できるこのデッキは契約編:真 2章環境でも充分に通用するものであると考えています。
今後も診断デッキ紹介や環境考察記事をどんどん発信していきますので、皆さんぜひ確認していってください!それでは!