
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は新リミットレギュレーションの考察記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
2024年10月リミットレギュレーション【カマクラル】
年4回、新弾発売以上に多大な影響を与えるリミットレギュレーションの改訂ですが、今回が2024年最後の改定になります!
今期を象徴する最強カード<コスモス姫のお戯れ>の制限指定に加え、強固な守備力を誇る<七宝神-良財>も制限カードとなりました!
これにより、デッキ選択や採用カードの幅が広がりましたね!
破壊耐性を持たない大型モンスターも生き延び易くなりますし、バック破壊カードも息を吹き返す事でしょう。
さらに10月、11月には新弾発売も確定しており、環境は大きな変化を見せそうです!
大型の公式イベントであるACSの開催もあり、まだまだラッシュデュエル界隈は盛り上がっていきそうです!
さて、今回は新リミット対応のサイバーショッカーデッキをご紹介いたします!
<マシン・インスペクター>が制限指定された事で、自分の機械族モンスターと相手の罠を墓地に送りつつ、1ドローでデッキを回転させていく最強ムーブが叶いにくくなりました。
これにより、コントロール型に近い運用がかなり厳しくなったため、サイコ・ショッカー主体の構築は断念。
<サイバー・ドラゴン>と混ぜる事で、罠を封じてワンキルを狙う戦術へとシフトしました!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
2.デッキコンセプト
「後攻に強いデッキ」です!<サイバー・ドラゴン>の特殊召喚効果を活かせるため、後攻で強く動けるタイプのデッキです!
ラッシュデュエルは先攻有利なので、常勝を狙うためには後攻で勝てるデッキでないといけません!
今回は<サイバー・ドラゴン>に加えて<ゴースト・サイクロン>も採用する事で、後攻からでも捲っていける構築に仕上げました!
このデッキは上級モンスターの採用率が高いため、盤面のモンスター数が少なくなりがちです。
そのため、戦闘破壊でモンスターゾーンが空になってターンが返ってくる事も多々あります。
それを逆手に取って<ゴースト・サイクロン>を活かしていきましょう!
相手のバックさえ破壊できれば、後はフュージョンを決めてワンキルしにいくだけですね!
それでは、デッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
さらに自身をリリースする事で、墓地の<人造人間-サイコ・ショッカー>を蘇生しつつ、相手フィールドの罠を全破壊できる強力な効果も持っています!
ただし、デッキ内の罠カードの採用率が落ちると使いにくくなるカードです。
<マシン・インスペクター>が制限カードになった事で、能動的に罠を墓地に送る速度も下がりました。
機械族の新規カードが出たら入れ替えの候補にはなってしまいますが、現状では3枚採用です。
このカードのおかげで<脅威の人造人間-サイコ・ショッカー>の効果が発動しやすくなります!
このデッキのモンスターは全て機械族で統一しているため、打点アップ効果にも期待が持てますね!
<七宝船>のコストに対応しつつ、<人造人間-サイコ・リターナー>で蘇生もできるため3枚確定です!
このデッキのフィニッシャーである<サイバー・ツイン・ドラゴン>はレベル8なので、<夢中の誘い>でコントロールを奪われてしまいますし、<シャイニーシェイディー>にも弱いです。
<パワー・ボンド>のデメリット効果もあり、フュージョンしたターン中に確実に勝負を決めたいため、こちらを優先しました!
上級モンスターの中ではトップクラスのスタッツを持ち、フュージョン素材にもなります!
<サイバー・プロセッサー>から特殊召喚する事で即座にフュージョンにもつなげられるため3枚確定です!
このデッキのモンスターは全て機械族なので、ほとんどの場合リリース無しの特殊召喚で出せます!
自身の効果で盤面を空けながら<サイバー・ドラゴン>名称となり、墓地から<サイバー・ドラゴン>の特殊召喚もできるため、フュージョン召喚のハードルがグッと下がりますね!
ただし、手札に上級モンスターばかり引き込んでしまうと、展開できそうで出来ないパターンになってしまうため過信は禁物です。
この構築においては3積み必須!
相手のバックをロックして、こちらの展開を確実に通しにいけます!
仮に魔法カードであったとしても、次の相手ターンでの発動を阻止できるのはかなり強力ですね!
機械族のシナジーもあり、墓地を肥やす効果も持っているため3枚確定です!
単体のスタッツはそこまで高くないため、フュージョン素材に活用するケースがほとんどですね。
このデッキにおいてはフュージョン召喚へのアクセスを太くしたいため、3積み必須です!
<サイコ・ショッカー-アンプリファイド>や<サイバー・ドラゴン>を墓地に送っておくと後々役立つ事があるため、積極的に効果を使っていきたいですね!
もっと強力なカードが出たら入れ替わる候補にはなりますが、今のところは3枚採用としました。
上級モンスター以上に変換できる点も強力ですが、守備力1400というスタッツも地味に強力で、意外と生き残ったりします!
打点の嵩増しに使えるため3積み必須!
上級モンスターや下級モンスターを切って1ドローも出来るため、腐るシーンがほとんどありません。
<傲慢な壺>のように連続使用できない制約も無いため、使い勝手はかなり良いです!
デッキの潤滑油として3枚確定!
後攻に強いというコンセプト通り、序盤でこのカードを決められたら先攻有利を覆す事ができますね!
盤面の状況によっては発動できないシーンもありますが、今回は強気の3枚採用です!
回収効果を持つカードは入っていないため、素引きするしかありません!
盤面破壊だけでなく、手札交換カードとして使える点も優秀!
入れない理由が無いため、もちろん採用です!
<強欲な壺>や<天使の施し>など、デッキ回転を促進するカードを入れる択もありますが、ワンキル狙いならこちらが優先されますね!
とにかくフュージョン召喚したターン内に勝負を決めにいきたいため、こちらを採用しました!
通常であれば<夢中の誘い>や<シャイニーシェイディー>等の召喚反応系の罠が優先されるでしょうが、相手の<コスモス姫のお戯れ>に耐性を持たせつつ、盤面のカードを極力残した状態で次のターンを迎えるためにこちらを採用しました!
発動タイミングが広くて便利なカードではあるものの、他のレジェンド罠に比べるとパワーは低いため、ここはプレイヤーの考えによって入れ替えて良い自由枠だと思います。
出す頻度は多くないですが、枠が空いているので3枚採用しました。
ただ、無くても特に問題はありません。
枠があるので3枚採用。
2800打点の2回攻撃ですが、<パワー・ボンド>を使えば5600打点の2回攻撃なのでゲームエンド級のパワーになります!
基本的にはこのモンスターのフュージョン召喚を目指しているため出す頻度も高いです!
当然3積み必須!
強いて言えば先攻1ターン目にこのカードを出して墓地を肥やす役割でしょうか。
一応、手札0枚のタイミングで効果を発動すれば手札1枚分は増えますが、強く使える状況はかなり限られる印象です。
ただ、枠があるので3枚採用です。
4.各デッキとの相性
新リミット対応サイバーショッカーはコンボデッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
ただ、ビートダウンデッキは展開が非常に早いため、序盤を如何に凌いで、フュージョン成立からのワンキルが通るかどうかですね。
ビートダウンデッキは罠の採用枚数が少ないため、罠を封じる優位性はそこまで働かず、単純に殴り合いのスピード勝負になります。
フュージョンさえ決まればこちらも負けないのですが、その前に押し切られると厳しいですね。
そのため、相性は五分と判断しました。
ビートダウンデッキやコンボデッキに比べるとパワーが低いため、罠を封じながらこちらの展開を通して行けば勝てますね!
そのため、相性は有利と判断しました。
後攻スタートでも強く出れる点や、罠を封じて相手の準備を整えさせない点も優位性がはたらく部分ですね!
ただ、相手の盤面を返す手段がほぼ戦闘に限られる事と、相手の展開を止める手段が無いため、やられたい放題です。
そのため、相性はやや有利と判断しました。
5.最後に
今回の改訂によってコントロール型のサイコ・ショッカーデッキは大幅にパワーダウンしました。ただ、構築を変えればまだまだ戦えるテーマだと思います!
このデッキはフュージョンデュエルトーナメントの構築ルールを満たしているため、出場してみても良いですね!
これからも様々なデッキをご紹介していきますのでお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- X(旧Twitter) @yugiohbar