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2024年7月リミットレギュレーション【カマクラル】

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    by 攻略コラム

    2024年7月リミットレギュレーション【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。


    公式からの予告通り、6月16日21時に2024年7月1日実装の新リミットレギュレーションが発表されました!

    先日、公式から発表されたギャラクシーカップ予選の優勝デッキを見ても、今期は爬虫類がトップシェアである事は間違いありません。

    二番手は高い展開力とパワーを誇るセレブローズ、三番手以降はデッキがバラけている印象です。

    エクスキューティーやワンダー環境から比べると、現在はカードプールも増えて群雄割拠の良環境になりましたね!

    そんな中、どのような規制が入るか注目していましたが、思った以上に重めの規制で驚きました。

    今年のギャラクシーカップ決勝までに発売される新弾は、7/13(土)発売のストラクチャーデッキ バース・オブ・ヒーローのみであり、どのデッキが覇権を握るかは今回の規制が大きく影響します!

    環境にどのような影響を与えるのか、これから考察していきたいと思います。

    是非とも最後までお付き合いください!


    目次
    1. リミットレギュレーション考察
    2. 各デッキタイプへの影響
    3. 最後に

    尚、前回同様に新しく規制されたカードに絞って解説していきます!

    それでは、早速観ていきましょう!


    1.新リミットレギュレーション考察
    禁止カード(新規):なし
    やはりラッシュデュエルの禁止に対する基準は相当ハードルが高く、<業火の結界像>レベルのパワーが無いと出てこないでしょう。

    昨今は最上級モンスターであっても特殊召喚効果持ちが増えました。
    このカードを戻してしまうと多くのデッキの展開力が落ち、ハメ技のような地味な決着が増えてつまらなくなってしまうため、制限が解除される事はなさそうです。

    制限カード(新規):3種類
    秘密捜査官ミスキャスト
    爬虫類デッキの下級キーパーツの一角です!
    強力な墓地肥やし性能だけでなく、手札を増やせる可能性もあるため、非常に強力でした!
    初動に使えることはもちろん、<夢中の誘い>でモンスターを奪われて自分の盤面が空になっても、そこからまた再展開が可能に!
    一旦は準制限くらいで様子見かとも思いましたが、いきなりの制限指定でしたね。
    ただ、ギャラクシーカップ予選でも大暴れしましたし、このくらいが妥当と言えばそうかもしれません。
    これにより、爬虫類デッキの安定感やアド獲得能力は大幅に落ちる事になります。
    もはやデッキの大半を爬虫類族モンスターで固める意味もなくなりそうです。
    来期は爬虫類デッキの構築が難しくなるため、シェア率は下がると予想します。

    秘密捜査官ミステイク
    上述した<秘密捜査官ミスキャスト>と同じく、下級キーパーツの一角を担います!
    こちらは墓地は肥やしませんが、デッキトップから3枚めくって爬虫類族モンスターを回収する事が可能です!
    秘密捜査官ミスキャスト>からこのカードを回収し、効果を使う事で手札を2枚増やせる可能性があります!
    ほぼノーコストで手札2枚分のアドバンテージを稼ぐ訳ですから、強いに決まっていますね!
    デッキトップのカードは相手も確認するためこちらの戦術は透けますが、分かっていても展開を止められるとは限りません。
    相手に妨害札が無ければ、こちらの展開を傍観する事しかできません。
    特に今期は<コスモス姫のお戯れ>が非常に強く、そのコストを確保できる爬虫類デッキは相性が良かったです!
    強力な下級エンジンを失った爬虫類デッキであれば、もはやこれらのカード達は入らないと思います。
    自分なら光属性グッドスタッフデッキとして、他種族の優秀な下級モンスターをかき集めて、<プライム・ドワーフ>を有効活用するようなデッキに仕上げます。

    セレブローズ・ウォーロック
    セレブローズデッキの展開の核となるモンスターです!
    このカードの登場によって、<セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ>の複数展開が容易になりました!
    フュージョン>や装備魔法を3積みしている兼ね合いから、他のデッキと比べると安定感は下がる印象ですが、それを補って余りあるパワーは環境随一だと思います!
    相手の展開が中途半端であれば、あっという間にライフカットして勝つ事ができますね!
    そのため、如何に早く動き出せるかというのがセレブローズデッキの課題でしたが、このカードを3枚積む事で何とか担保していた部分が、今回の規制で破綻したように感じます。
    開発された展開ルート自体は健在ですが、その条件を揃えるまでの下準備に時間がかかるため、そこを補えるかどうかがポイントになってきそうです。
    やはり来期のシェア率の低下は免れないでしょう。

    準制限カード(新規):1種類
    グランド・エクストリーム
    環境三番手のアビスカイトデッキが少しだけ強化されました!
    ただし、あくまで展開のサポートカードが増えただけなので、大幅な強化という訳ではないです。
    墓地メタギミックとしてもかなり優秀ですが、このカードが活きるかどうかは環境次第となりそうです。

    無制限カード(新規):2種類
    エクスキューティー・リリウス
    このカードの緩和により、エクスキューティーのパーツが完全に復活しました!
    次のパックでエクスキューティーのフュージョンモンスターも出るため、また環境に返り咲く可能性もありますね!
    七宝神-良財>対策として悪魔族デッキに<エクスキューティー・リュミエル>を入れて、このカードを3積みすれば、エクスギミックを強く使えますね!
    攻撃できない制約に関しては、<ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル>や<神魔獣 ガーゼット>のリリース要員に使ってしまえば問題ありません。
    今後、エクスの改訂が環境にどの程度の影響を与えるのか、要注目ですね!

    魔導槍グレイス・スピア
    闇魔で使われなくなっただけでなく、ワンダーでも使われていない印象です。
    闇魔はそもそもの分布自体が減りましたし、このカードを<黒曜の魔導兵>に装備できない限り微妙でした。
    また、ワンダーに関してはフュージョン成立後に威力を発揮するため、オーバーキルになりがちです。
    一般的には上振れをさらに強くするカードよりも、下振れを緩和するカードの方が優先的に採用されると思います。
    今回の場合も、<七宝神-良財>を<『守備』封じ>で起こして<連撃竜ドラギアス>で攻撃する方が強いし手っ取り早いですよね?
    そう考えると、このカードの緩和で力を増したテーマはガイアくらいでしょうか。
    ワンダー同様、オーバーキル感はありますが、ガイアの方がフュージョン魔法カードを採用しなくて良い分、採用枠に余裕があります。
    ガイアのフュージョンモンスターに装備する事で4200打点+貫通付与する事ができるため、一気に勝負を決められますね!
    今後、このカードを3積みするテーマが出てくるかどうかも注目です。


    2.各デッキタイプへの影響
    新リミットレギュレーションを踏まえて、各デッキタイプへの影響について書いていきたいと思います。

    各デッキタイプの定義は以下の通りです。

    ビートダウン
    速攻でライフを削り切ることを目的にしたデッキです!
    デッキを回転させたり展開することに重きを置くため、メタカードを積んだり、罠で守りを固めることは二の次です。
    自分のやりたいことを押し通すタイプなので、どの対面でも基本的な回し方は同じですね。
    デッキ例:悪魔、ハーピィ

    ミッドレンジ
    いわゆる中速デッキです!
    ビートダウンが短期決着に全フリしているのに対し、ミッドレンジは中・長期戦も戦えるような構築になっています!
    ただし、デッキの配分をバランス良くしている分、単純な速攻勝負ではビートダウンに敵いませんし、勝負を決め切れずにもたつくとコンボデッキのコンボが成立してしまいます。
    環境を読んだデッキ構築や相手のデッキに合わせたプレイングなどプレイヤーの腕が求められる難易度の高いデッキです。
    デッキ例:爬虫類、磁石

    コンボデッキ
    ビートダウンやミッドレンジに比べ、カード同士のシナジーが強いデッキタイプです!
    主にフュージョン、マキシマムデッキをコンボデッキと定義しています。
    基本的にはフュージョン召喚、マキシマム召喚のいずれかを成立させて勝ち切るデッキなので、ビートダウンやミッドレンジと比べると速度は遅めです。
    しかし、対面によってはコンボ成立=勝ちや返し札がなく詰みの状態まで持っていけるため、噛み合った際のデッキパワーは随一ですね!
    デッキ例:セレブローズ、ワンダー

    以上の内容を踏まえた上で、各デッキタイプへの影響を一つずつ解説していきます!


    ビートダウン:ややパワーアップ
    今回の改訂でほとんど影響を受けていません。
    強いて言えば、悪魔に<エクスキューティー・リリウス>が3積みできるようになった点と、海竜に<グランド・エクストリーム>が2枚採用できるようになった分だけ強化されました。
    ミッドレンジやコンボデッキの安定感が下がれば、相対的に早いデッキは強くなりますね。
    そのため、ややパワーアップと判断しました。

    ミッドレンジ:ややパワーダウン
    爬虫類は優秀な下級を潰された事で大幅にパワーダウンしました。
    もはや爬虫類族の比率を高めた純構築は不可能になったため、光属性グッドスタッフとしての道を模索するしかないと思います。
    逆にエクスキューティーデッキは攻めの要である<エクスキューティー・リリウス>が制限解除された事で強化されました。
    ただし、全体としては爬虫類の大幅パワーダウンの方がウエイトが重いため、総じてややパワーダウンと判断しました。

    コンボデッキ:パワーダウン
    セレブローズの大幅なパワーダウンが大きいです。
    たしかにコンボデッキの安定感やパワーを高め過ぎてしまうと、ワンダー一強のようになってしまうため、塩梅が難しいですね。
    かと言って、手間ばかりかかって大して強くないとなれば、誰も握らなくなってしまいます。
    さらに今は<風帝ライザー>の登場により、耐性持ちのモンスターも簡単に処理できるようになりました。
    次の弾でコンタクトフュージョンが実装された時、どの程度のパワーを持たせているかは要注目ですね!
    逆に<魔導槍グレイス・スピア>の緩和による恩恵はほとんど無いため、パワーダウンと判断しました。


    3.最後に
    ギャラクシーカップ予選で頭一つ抜けていた爬虫類とセレブローズが規制され、三番手以降のデッキが台頭して来そうです!

    今期強いカードとして
    が挙げられます。

    上記のカードを採用できるテーマを環境の中心としつつ、これらのカード達をメタれるテーマが台頭して来ると思います。

    前者であればガイアや光グッドスタッフ、後者であれば海竜やエクスキューティーでしょうか。

    また、最近のラッシュデュエルは決着までの時間が伸びた気がします。
    カードプールが増え、ケアする罠が増えましたし、見えたカードから相手のデッキを割り出し、先々の動きを予測する必要が出たためだと思います。

    運要素が強いとは言え、単なる引きゲーでない事は個人的に嬉しいです!

    6月末までギャラクシーカップ予選は続きますし、7月以降の新環境も楽しみたいですね!

    これから新リミットレギュレーション対応の色々なデッキもご紹介していきますので、お楽しみに!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



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