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【75ページ目】カマクラル | 遊戯王ラッシュデュエル

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機械族デッキ解説【カマクラル】

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    by カマクラル

    150120アークトーク.png
    機械族デッキ解説【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回は炎属性デッキをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
    炎属性デッキ【カマクラル】

    種族ではなく、属性強化の流れが来たため、今後は各属性のデッキも組みやすくなると思います!
    単体のテーマだとデッキを組むにはパーツが足りない、もしくはパーツはあるけど無理矢理弱いカードを採用しなければならないというネックを解消することができるので良いですね!
    デッキ構築の幅が広がります。

    そんな中、今回は前回とは対照的に種族テーマのデッキをご紹介いたします。
    今後発売される予定のゲームソフトやストラクチャーデッキのカードによって更なる強化が確約されている機械族のデッキです!
    今回ご紹介するのは現段階で出ているカードプールのみで構築してありますが、これはこれで十分試合になるデッキであると自負しております!
    ご参考にしていただけると幸いです。


    ●デッキレシピ
    機械族デッキ
    プレイヤー:カマクラル
    魔法
    4
    3枚

    ●デッキコンセプト
    「無限トラップ」です!

    暗黒シャイン王アークトーク>を盤面に維持しながら、<アタック減俸>と<バトル左遷>によって常に戦闘面での優位を保つことを目指します!
    同じような効果を持つ<スパークハーツ・ガール>は手札コストの条件が厳しいことに加えて単体パワーの低い<火の粉>の指定でしたが、こちらは単体の能力値も悪くない上に回収できる罠カードも強力です!
    カードパワーのインフレを感じますね。

    それでは、各カードの解説に移ります!


    ●各カード解説
    【最上級モンスター】7枚
    超魔機神マグナム・オーバーロード...1枚
    今回、隠し味として1枚のみ採用。
    メインの勝ち筋は<鋼機神ミラーイノベイター>と<暗黒シャイン王アークトーク>の戦闘でライフを削り切ることですが、試合が長引くことが多いことと、膠着して手札が貯まることがあるため、ワンチャン狙いでの採用です!

    鋼機神ミラーイノベイター...3枚
    このデッキのメインアタッカーです!
    デッキのモンスターを全て機械族に統一しているため、効果発動のコストには困りません。
    このカードをアドバンス召喚している時点で下級機械族モンスターが墓地に2枚あるため、攻撃力600~800の上昇が見込めます!※この構築の下級機械族モンスターは星3か星4しかいないため。
    状況に合わせて貫通効果も選べる他、デッキにモンスターを戻せるのでデッキ切れで負ける確率もグッと下がります!
    強さが1枚で完結しており、3積必須のカードです。

    暗黒シャイン王アークトーク...3枚
    このデッキのメインギミックです!
    アタック減俸>と<バトル左遷>という強力な罠カードを墓地から場にセットする壊れカード!
    相手は罠カードの処理に苦戦を強いられることになります。
    罠カードのセットには相手の場にレベル7以上のモンスターが居る場合と条件がありますが、アタック減俸もバトル左遷も相手のモンスターが場に残る効果なので噛み合います。
    この辺りは使い方を設計されて刷られたカードだと分かりますね。
    当然3枚の採用です。

    【下級モンスター】20枚
    メカファルコン、シン・シャイン・ニュー...各3枚
    機械族の下級通常モンスター。
    攻撃力1500ラインには劣るものの、サポートカードと合わせれば十分な戦力となるため、それぞれ3枚採用しました。

    アサルト・アルマート...3枚
    発動条件はあるものの、機械族版の<セブンスロード・メイジ>です。
    デッキのモンスターが全て機械族のため、効果発動は容易です。
    手札を使わずに戦闘をサポートする優秀な下級効果モンスターが居ることが、環境デッキの条件だと考えています。
    このカードの他にも、優秀な下級効果モンスターをもらえた機械族は環境デッキと言えますね!

    クラフター・ドローン...3枚
    こちらは機械族版の<ミスティック・ディーラー>です。
    手札交換能力はやはり強力で、安定性の向上に貢献してくれます!
    しかも、場に維持できれば毎ターン効果を発動できるところも強いですね!
    文句なしの3積です。

    超魔機神マグナム・オーバーロード[L]、超魔機神マグナム・オーバーロード[R]...各3枚
    マキシマム召喚に必要なパーツです。
    クラフター・ドローン>の効果やリリース用員として墓地に送り、あえて相手に見せることで、マキシマム召喚の可能性を示唆することができます。
    特に<超魔機神マグナム・オーバーロード>はライフ差があればあるほど強くなるモンスターなので、相手は警戒して攻め手を緩めてくるかもしれません。
    そうなればしめたものなので、その隙にこちらの攻め手を整えましょう!

    超魔旗艦マグナム・オーバーロード[L]、超魔旗艦マグナム・オーバーロード[R]...各1枚
    こちらは真ん中パーツ不採用ですが、上述した超魔機神マグナム・オーバーロードと同じで、パーツを見せることでマキシマム召喚を警戒させることができます。
    相手を撹乱するために1枚ずつの採用です。

    【魔法カード】4枚
    鉄の重撃...3枚
    貴重な魔法・罠破壊カードです!
    種族によっては場に2体揃っていないと発動出来なかったりしますが、このカードは緩い条件で発動できるため使い勝手がいいです。
    マキシマム召喚以外の主な攻め手は罠の影響を受けてしまうため、3積必須です。

    死者転生...1枚
    状況に応じて必要なカードを手札に加えていきます。
    この構築では<超魔機神マグナム・オーバーロード>の真ん中パーツは1枚のみの採用なので、これで少しでもマキシマム召喚をしやすくすることも狙っています。

    【罠カード】9枚
    獣機界奥義 獣之拳...3枚
    場の最上級モンスターを維持しながら、竜魔デッキのセットカード破壊も兼ねる超優秀なカードです!
    鋼機神ミラーイノベイター>、<暗黒シャイン王アークトーク>ともに盤面に維持することで強さを発揮するカードですので、3積必須です!

    アタック減俸...3枚
    暗黒シャイン王アークトーク>の効果で再利用可能な罠カードその1。
    お互いのモンスターを場に残すという変わった効果を持ちますが、暗黒シャイン王アークトークは相手の場にレベル7以上のモンスターがいる時に効果を発動できるため、非常に噛み合いの良いカードになっています。
    このカードの注意点としては、レベル9以上のモンスターには使えないこと。
    現状ですとマキシマムモンスターの攻撃に対しては発動ができません。
    また、テキストの最後の一文に「その戦闘では破壊されない」とあります。
    その為、相手の場に複数枚の最上級モンスターが居る場合、2体目の攻撃では戦闘破壊されてしまうため注意しましょう。

    バトル左遷...3枚
    暗黒シャイン王アークトーク>の効果で再利用可能な罠カードその2。
    こちらは機械族モンスターの戦闘でのみ発動可能ですが、デッキのモンスターを機械族で統一しているため、いつでも打てます。
    また、攻撃されるモンスターのレベル指定が無いため、下級モンスターの戦闘においても発動することができます。
    クラフター・ドローン>など場に残しておきたい下級モンスターを守れるのはとても強力です!
    また、必ずしも攻撃モンスターを守備表示にする必要はなく、好きなモンスターを守備表示に変えることができるのも強いですね!
    なかなか小技の利くカードなのでフル投入しました。


    ●各デッキとの戦い方
    対竜魔デッキ ○有利
    相手の最上級モンスターに対して罠カードが強く使えます!
    獣機界奥義 獣之拳>は攻撃を守りながらセットカードを破壊できるため、一石二鳥の役割を持てますし、<バトル左遷>で<連撃竜ドラギアス>の攻撃を止められるのも強いです。
    また、直接<ダーク・リベレイション>を割ることのできる<鉄の重撃>の採用や、<超魔機神マグナム・オーバーロード>による罠を無視した一撃必殺など、竜魔デッキの弱点を突くギミックが満載です!
    今後の環境デッキの一角を担う存在になるのは間違いないと思います。

    対風戦士デッキ ○有利
    風戦士デッキにはセットカードを割るカードがほぼ採用されていません。
    相手の<ダーク・リベレイション>は、墓地の魔法使い族モンスターをデッキに戻す<ささやきの妖精>や<陰陽士サカカゼ>で対策しているためです。
    しかし、これらのカードはこのデッキの罠カード達に対しては無力なので、<一気貫通>を使ったワンキルが通りにくくなっています。
    試合が長引けば長引くほど、こちらは罠を再利用したり、マキシマムパーツを揃えたり、<鋼機神ミラーイノベイター>でデッキを回復したりとリソース差をつけることができるため有利ですね。

    対幻竜デッキ △五分
    種族が統一されていて、専用罠が強く、マキシマム召喚も内包しているという特徴が酷似しています。
    特に<幻刃竜ビルド・ドラゴン>による無限リソース回復や<幻刃妖精ピッケロン>による手札交換など、動きのパターンも近しいものがあります。
    勝敗の鍵を握るのは、最上級モンスターの維持、罠の当て方、マキシマム召喚の成立になるかと思います。
    この三要素で考えた場合、マキシマム召喚の成立だけは相手がパーツを3枚ずつ採用している兼ね合いから少し不利ですが、もともと揃う確率はそこまで高くないため誤差でしょう。
    大抵のデッキは<幻竜重騎ウォームExカベーター>を出されると詰みますが、このデッキは<超魔機神マグナム・オーバーロード>でワンチャン返せるのが魅力です!
    デッキの性質が同じなら、先に動ける先攻有利なので、パワーバランス的には五分だと思います。


    ●デッキ改造案
    今回は暗黒シャイン王アークトークを主軸に据えた構築でしたが、他のバリエーションでデッキを組むことも可能です。
    それぞれ違う方向性で2パターン考えました!

    【ダブルマキシマム軸】
    機械族は唯一、2種類のマキシマムモンスターを擁する種族テーマです!
    そのため、最上級モンスターではなくマキシマムモンスターを攻め手とする戦略もとれると思います。
    6回マキシマム召喚ができるのはダブルマキシマムならではですね!
    手札交換カードの<クラフター・ドローン>はもちろん、<天の加護>もレベル10モンスターを切ることで2:2交換が可能なので、ドローのペースは早いです。
    多少ロマン構築寄りですが、マキシマム召喚好きな方は是非ともこちらも試してみてください!

    【最強戦旗型】
    これは今後の話になるのですが、8月12日に発売される「遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル‼️」に付属される「最強戦旗エースブレイカー」によってマキシマムモンスター突破が容易になります!
    また、最強ジャンプ2021年9月号付属の最強バトルパックでは、「最強戦旗タフストライカー」「最強旗獣アバンウルフ」「最強旗獣エイムイーグル」によって最強戦旗モンスターが強化され、極めつけはゲームの攻略本「遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル‼️ウィナーズ・スピリット」に付属する下級効果モンスターな「最強旗獣サージバイコーン」です。 「最強旗獣サージバイコーン」は貴重なダブルコスト持ちモンスターで、最上級モンスターを場に3体並べる展開も可能となります!
    正直、これらを全て揃えるとなるとお金はかかりますが、これだけ強化されるとなれば強さは間違いないです!
    発売が待ち遠しいですね!
    ●最後に
    強さ、将来性ともにトップクラスの機械族デッキ!
    8月21日発売の最強バトルデッキ 遊我 -ハイパーマシンロード-に鋼機神ミラーイノベイターが再録されるのも大きいです。
    これでデッキがグッと組みやすくなります!
    相手に使われる機会も多くなりそうですので、この機会に機械のことをもっと詳しく知っておきましょう!(機械だけに笑)

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。


    カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
    また、参加者380名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
    今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!

炎属性デッキ解説【カマクラル】

    posted

    by カマクラル

    150120ハラミ.png
    炎属性デッキ解説【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回は新弾の注目カードをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
    新弾レビュー「激闘のサンダーストーム!!」【カマクラル】

    個人的には、各種族の明確な強化に加えて、属性強化もされていたのが印象的でした!

    余談ですが、現在第二期に入ったTVアニメ遊戯王SEVENSでは、ゴーハ社長6兄弟との対戦を軸にストーリーが展開されています。

    長男は風属性
    次男は水属性
    長女は炎属性
    三男は地属性
    四男は光属性
    六人目は性別、主力カードともに未判明ですが、おそらく闇属性...?

    という具合にそれぞれが新テーマを使っているのですが、アニメで使用されたカードがパックで発売されるため、今後も属性強化の流れは続きそうです!

    今回はレビュー記事で予告した通り、炎属性デッキをご紹介いたします!


    ●デッキレシピ
    炎属性デッキ
    プレイヤー:カマクラル
    魔法
    10

    ●デッキコンセプト
    「ハラミによる全体除去からのキル」です!

    稀代の炎属性エースモンスターである<七輪の侍ハラミ・クシロウ>の効果で相手の最上級モンスターを破壊し、ダイレクトアタックにより大ダメージを与えます!

    それでは、各カードの解説に移ります!


    ●各カード解説
    【最上級モンスター】6枚
    七輪の侍ハラミ・クシロウ...3枚
    このデッキのエースモンスターです!
    強力な全体除去を持つモンスターで、相手の場に<連撃竜ドラギアス>、<魔将ヤメルーラ>が並んでいてもこれ1枚で突破することができます!
    また、元の攻撃力が2200あるため、単体の戦闘で<セブンスロード・マジシャン>を一方的に破壊することができます!
    現環境で使用率の高い竜魔デッキに入っている最上級モンスターは、ほとんど倒すことができるので強いですね!
    序盤は効果を使えませんが、このカードを使い回すカードを複数枚採用しているため、無理に手札に温存しておく必要はありません。
    なるべく多くの手札を使って、墓地を肥やしながら、第二、第三のクシロウを掘りに行った方が得策です!
    攻撃力2500以上の相手モンスターを破壊する効果をより強く使うため、炎属性のバフカードは相手の場にも干渉するようにデザインされています。
    そのため、相手モンスターの属性を変更する魔法カード<属性変更弾>の採用も考えましたが、単体での性能があまりにも低いために今回は採用を見送りました。
    ですが、ロマンを求める方は数枚採用しておくと、<B・B・Q>とのコンボを決めて気持ち良くなれると思います!

    火麺上忍カエダマゴックブート...3枚
    このデッキのサブエースです! <火麺忍者バーリカータ>と<火麺忍者チヂレッド>を墓地に送ることで1000バーンしながら1ドローができるため、デッキ回転と墓地肥やしをこなしてくれる良カードです!
    この効果を早期に発動できれば、それだけ<七輪の侍ハラミ・クシロウ>の効果を決められるターンが早くなります。
    このカードの効果が炎属性の通常モンスターだったらもっと強かったのですが、流石にそれだと強過ぎるので仕方ないですね。

    【下級モンスター】24枚
    ザ・ファイアドラゴン、焼きビーン・ソルジャー、陽天使チェケラエル...各3枚
    攻撃力1500を持つ優秀な下級アタッカーです。
    ワイルド・キッチン>や<B・B・Q>によるバフで上級モンスターすら倒せるステータスになるため、侮れません。
    このカード達のおかげでライフカットの速度も早くなるため、必須カード達です。

    デーモン・カルビーバー、ケンタウロース...各3枚
    デーモン・カルビーバーは攻撃力1500持ちで、上記の下級アタッカーの役割もありますが、獣族なので<野獣の激怒>の発動条件に必要なカードでもあります。
    ケンタウロースは攻撃力1200と準アタッカークラスですが、炎属性・獣族というデッキに必要なパーツなのでフル投入しました。
    ミノタンシオルス>も採用したかったですが、いかんせんステータスが低いため、今回は不採用に。

    火麺忍者バーリカータ、火麺忍者チヂレッド...各3枚
    火麺上忍カエダマゴックブート>のコスト役です。
    火属性の最上級モンスターはまだ種類が少なく、主力となるカードが少ないため、下級モンスターである火麺忍者達とセットでの採用となりました。
    今後登場するであろう火属性の野球シリーズが出たら交換される枠になると思います。

    ヒート・ハイーナ...3枚
    このデッキ唯一の下級効果モンスター。
    非常に強力な墓地肥やし能力を持ち、<七輪の侍ハラミ・クシロウ>との相性は抜群です!
    このカードも獣族なので、<野獣の激怒>の発動条件になれるのも大きいです。
    絶対に3積必須のカードです!

    【魔法カード】10枚
    ワイルド・キッチン...3枚
    発動条件は少し重めですが、一度発動出来れば戦闘面においてかなり有利になります。
    フィールド魔法なので複数枚引き込みたくないのですが、そのリスクを差し引いても早期に引きたいカードなのでフル投入しました!
    また、<野獣の激怒>のオマケ効果でデッキに戻せることも覚えておきましょう!

    B・B・Q...3枚
    安いコストで全体バフをかける魔法カード。
    デッキに戻す獣族は他に指定が無いため、<七輪の侍ハラミ・クシロウ>を選ぶことも可能です!
    こちらも<属性変更弾>との相性が良いのですが、安定感を求めて今回はこちらのみの採用としています。

    野獣の激怒...3枚
    貴重な魔法・罠を破壊するカード。
    獣族を2体並べるのは少し条件が重たいものの、他に替えが無いカードなので採用しました。
    七輪の侍ハラミ・クシロウ>の効果で相手の場を一掃出来ても、相手の<ダーク・リベレイション>でこちらの場を一掃されたら、たまったもんじゃありません。
    オマケの効果でフィールド魔法をデッキに戻せるのも強いですね!
    このデッキには罠カードが入っていないため、魔法カードは場に伏せて温存しておくことができます。
    無闇矢鱈に使わず、ここぞという攻めのタイミングで発動したいカードです。

    死者転生...1枚
    墓地に行った<七輪の侍ハラミ・クシロウ>を使い回せるカードです!
    レジェンドカードなので毎回狙って発動することは困難ですが、デッキのエースカードを使える回数が増えることは、勝率をグッと上げます!
    今回は七輪の侍ハラミ・クシロウを主軸にしたため、このカードを採用しましたが、デッキの方向性によっては別のレジェンドカードでも良いと思います。


    ●各デッキとの戦い方
    対竜魔デッキ ×不利
    竜魔デッキの最上級モンスターは<青眼の白龍>、<連撃竜ドラギアス>、<セブンスロード・マジシャン>の7枚構築が多く、これらに対しては<七輪の侍ハラミ・クシロウ>を強く使えると思います。
    しかし、相手の<ダーク・リベレイション>を破壊する術がほぼ無いことに加えて、こちらのフィールド魔法を破壊できる<マジカル・ストリーム>、<火竜の熱閃>が採用されているため、正直分が悪いです。
    こちらは決して速攻タイプのデッキではないため、相手の墓地に魔法使い族が貯まる前に勝ち切ることも現実的に難しいです。

    対風戦士デッキ ×不利
    相手の<バスター・ブレイダー>や<魔将ヤメルーラ>は<七輪の侍ハラミ・クシロウ>で倒せるものの、基本的には<一気貫通>を用いた速攻デッキであるため、こちらの勝ち筋が整う前に倒されることが多いです。
    炎属性デッキには守備カードが無いため、相手の攻撃を止める術がありません。
    かと言って、防御に枠を割くとコンセプトからズレてしまい、中途半端なデッキになってしまうので、この辺りは割り切りになりそうです。

    対幻竜デッキ ○やや有利
    下級アタッカーが充実しているため、序盤から確実にライフを削っていきながら、マキシマム召喚される前に勝つことが求められます。
    また、<幻刃竜ビルド・ドラゴン>は<七輪の侍ハラミ・クシロウ>の餌食になるため、相性は良さそうです。
    ただし、相手のマキシマム召喚が成立すると、こちらは手詰まりになるため、なるべく早期決着を目指しましょう!


    ●デッキ改造案
    今回は七輪の侍ハラミ・クシロウを主軸に据えた構築でしたが、他のバリエーションでデッキを組むことも可能です。
    それぞれ違う方向性で3パターン考えました!

    【ヴァスト・ヴァルカン軸】
    火麺上忍カエダマゴックブート>をはじめとする忍者セットの代わりにマキシマムモンスターである灰覇炎神ヴァスト・ヴァルカンを採用したタイプです。
    七輪の侍ハラミ・クシロウ>頼みだった戦線に第二の攻め手としてマキシマム召喚を搭載しました!
    墓地肥やしの後、<死者転生>でパーツを集めれば、擬似サーチのようなことも可能です!
    しかし、灰覇炎神ヴァスト・ヴァルカンは単体のステータスが他のマキシマムモンスターに比べて高くないため、墓地に5属性いる<セブンスロード・マジシャン>で戦闘破壊されてしまうため過信は禁物です。

    【連撃竜ドラギアス軸】
    フェニックス・ドラゴンが炎属性のため、連撃竜ドラギアスと合わせて採用することで攻撃面を大幅強化することができます!
    しかし、連撃竜ドラギアス自体は光属性であるため、炎属性カードとのシナジーはありません。
    単体で強いというだけなので、よりガチに寄せたい方は強さの調整として採用してもいいかもしれません。

    【野球型】
    これは今後の話になるのですが、アニメ遊戯王SEVENSにてユウカが使った炎属性モンスター達が登場したら、かなり強化出来そうです!
    新エースカードである背番号39球児皇ホームに加え、ズバババッターなどの下級モンスターも種類が増えるため、デッキ全体の攻撃力を高めることができます。
    次弾以降の登場になるかと思いますが、発売が待ち遠しいですね!


    ●最後に
    今までは種族強化がメインでしたが、属性で強化されることで、複数のテーマを合わせたデッキも増えていくのではないかと思います!
    よく考えて見れば、竜魔デッキはドラゴン族と魔法使い族の強いカード同士を組み合わせた混合デッキですね。
    このような化学反応が他のテーマでも発生してきそうで、デッキを組む楽しさも増えそうです。

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。


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    今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!

新弾レビュー「激闘のサンダーストーム!!」【カマクラル】

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    by カマクラル

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    新弾レビュー「激闘のサンダーストーム!!」【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    2021年7月24日(土)に「デッキ改造パック 激闘のサンダーストーム!!」が発売されました!

    遊戯王SEVENSも第二期に突入し、コロナ禍でありながらも公式イベントは実施となった今、ラッシュデュエル界隈が盛り上がっています!
    また、2021年8月12日(木)に発売されるNintendo Switchのソフト「遊戯王ラッシュデュエル最強バトルロイヤル!!」の無料体験版が配信されたのも大きいですね!

    これにより、オンライン大会も開催可能になったため、より対戦を楽しめる環境が整ってきました。

    そして、今回の収録カードも各テーマの強化が目白押し!
    前弾がマキシマム召喚強化だったため、マキシマム召喚テーマの強化は抑え気味です。
    むしろ、マキシマム召喚を対策するカードが収録されたため、また環境も変わりそうですね。

    それでは、今回もカマクラルが注目するカードをピックアップしてご紹介していきます!

    新弾カード考察
    (1)七輪の侍ハラミ・クシロウ
    ラッシュデュエルにおいて「破壊」効果はコストが重めに設定されているのですが、なんとこのカード、条件はあるものの、ノーコストでの複数除去ができます!
    序盤こそは効果の発動条件を満たせないものの、「炎属性」という比較的緩い条件なのでデッキ構築の幅を広くとることができます。
    このカード自身のステータスもそこまで悪くなく、残りライフ4000ほどまで削っておけば、他のモンスターと合わせてライフを取り切ることができると思います。

    今まで決め手に欠けていた炎属性デッキも、今弾にて全体強化のフィールド魔法をもらえたりと、活躍のチャンスが増えました!
    ネタデッキと軽視されがちですが、対面すると案外強く、文字通り「なめてかかると火傷する」ことになります!笑

    炎属性デッキは、今後のデッキ紹介記事で取り扱う予定ですのでお楽しみに!


    (2)陰陽封陣
    戦闘を優位にすすめる汎用性の高い魔法カードが登場しました!
    最上級モンスター同士の戦闘はもちろん、場合によっては下級モンスターで上級モンスターを倒すような場面も出てくることでしょう。

    発動条件があるため、いつでも使える訳ではありませんが、中盤以降であれば打ちどころは多そうです。
    特に、マキシマムモンスターに対して戦闘破壊を狙えるようになったことが大きく、これにより、「マキシマム召喚成功=ほぼ勝ち確定」とは言い切れない状況になりました。
    ただし、<ダーク・リベレイション>を積んだデッキではコストが被るため、両立が難しくなっています。

    特定のデッキが強化され過ぎないように、この辺りは良調整ですね!
    これからの環境において、どれだけ使用されるかがとても楽しみです。

    (3)魔将決闘斬
    戦士族版の<獣機界奥義 獣之拳>のようなカードです。
    こちらは条件にレベル制限が無い分、下級モンスターの戦闘でも発動できますが、魔法・罠カードを破壊する追加効果を使うためにも、なるべくレベル8の戦士族モンスターが居る状態で発動したいところです。

    現在、レベル8以上の戦士族モンスターは、
    ・魔将ヤメルーラ
    ・魔将キメルーラ
    ・魔将セメルーラ
    ・神楽鬼ファーゴッド・フィンガー
    ・灰覇炎神ヴァスト・ヴァルカン
    の5種類が登場しています。
    いずれも高めの攻撃力を持つモンスター達ですので、相手モンスターを返り討ちにしながら、魔法・罠まで破壊できれば、返しのターンでの勝利は目前です!
    ただし、現実的に相手が攻撃力2500の魔将モンスターに攻撃をしてくるシチュエーションは限られてくると思います。
    例えば、<青眼の白龍>で攻撃してきたり、<セブンスロード・メイジ>の効果発動後に<連撃竜ドラギアス>で攻撃してきたりと、返り討ちに出来ないケースが多いかもしれません。
    そのため、<神楽鬼ファーゴッド・フィンガー>を採用した風戦士デッキで使うのが一番相性が良さそうです。

    このカードを採用した風戦士デッキも後日公開いたします!

    (4)サイバティック・ワイバーン
    デーモンの召喚>に続く、攻撃力2500を誇る上級モンスターです。
    遊戯王OCGにてこのカードが登場した当時、私は小学生でしたが、本当に強かった記憶があります。
    私のような古参勢からすると、またこのカードが活躍する環境に胸が躍ります!笑

    最上級モンスターに匹敵するステータスはもちろん、同弾にてサポートカードも充実したため、このカードを中心に据えた構築にすると楽しそうです!
    機械族と風属性は恩恵を受けやすい種族なので、是非とも1枚は確保しておきたいカードですね!


    最後に
    マキシマム強化に対抗するように、マキシマムの無い各テーマも強化されましたね!
    特に来月は7種類のストラクチャーデッキが同時発売されるため、各テーマのさらなる強化にも期待大です!
    値段の安いうちに各パーツを揃えておくのも良いかもしれませんね!

    今回ご紹介したカードを使ったデッキをどんどんとアップしていく予定ですのでお楽しみに!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。


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