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機械サンメロデッキ解説【カマクラル】

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    by カマクラル

    機械サンメロデッキ解説【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回は濃厚サンメロデッキをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
    濃厚サンメロデッキ解説【カマクラル】

    爆発力に寄せた構築なので、ブン回った時は非常に快感です!
    上記デッキのように、最近は専らサンメロデッキを研究しています。
    そして先日、オンラインの大型大会である第10回マキブラ杯に参加してきました!
    新弾発売直後で環境が定まっていない中、どのデッキが覇権を握るのかということで注目を集めていましたね!

    今回は僕が使用した機械サンメロデッキについて、惜しみなく全て公開します!
    それでは、早速どうぞ!

    デッキレシピ
    機械サンメロ
    プレイヤー:カマクラル
    魔法
    8
    3枚
    3枚

    デッキコンセプト
    「機械と見せかけての無限ループ」です!

    このデッキの勝ち筋は2つあります。
    1. 潜入開始>や<鋼機神ミラーイノベイター>によるビートダウン
    2. 無限デッキバウンスからのワンキル
    調整を重ねる中で、最も強い攻め手は潜入開始だと判断しました。
    手札1枚で罠耐性+3200打点を特殊召喚できるのですから、相当カードパワーが高いです!
    魔将ヤメルーラ>の効果をすり抜けながら、<聖なるバリア -ミラーフォース->や<ダーク・リベレイション>を無視して相手の最上級モンスターを討ち取り、返しのターンでは攻撃力2500の壁となります。

    相手の盤面を返しながらこちらの盤面をつくれるため、相手への要求値がかなり高いです。
    手札5枚で最上級モンスター2体を返すのはけっこう大変なので、上手くいけば相手は下級モンスターとバックをセットしてターンを返してくることもあります。
    そうした場合に追い討ちをかけられるのが<鋼機神ミラーイノベイター>です!
    貫通効果によってライフカットを行えます!

    また、相手の場の最上級モンスターを一方的に戦闘破壊できる点も優秀ですね!
    上記の攻めで勝ち切ることもありますが、試合が長引けば盤面や墓地を充実してくるため、容易に無限デッキバウンスのコンボを決められます!
    相手のバックを消して安全に攻撃を通せるだけでなく、セットモンスターも戻して勝負を決めに行けますね!

    それでは、各カードの採用理由に移ります。

    各カード解説
    【最上級モンスター】10枚
    サンメロデッキにおいての肝は最上級モンスターの枚数です。
    多過ぎれば手札事故率が高まり、少な過ぎれば<火雷神サンダーボールド>の効果発動条件を満たしにくくなります。
    10枚は1/4で最上級モンスターを引けるため、常に毎ターン最上級モンスターを確保できる計算になります。
    調整の結果、この枚数がパワーを落とさずにデッキが回るギリギリの塩梅と結論付けました。

    七宝船>、<アメイジング・ディーラー>による手札交換はもちろん、<魔法石の採掘>による手札コストによって墓地の最上級モンスターを4種類貯めることができます!

    最強戦旗タフストライカー...3枚
    潜入開始>と<七宝船>、<クラフター・ドローン>に対応したレベル7の最上級通常モンスターです!
    現存するバニラモンスターの中では最もステータスが高いことに加え、<シエスタトレーロ>で守備になっても下級モンスターで突破されません。
    火雷神サンダーボールド>との兼ね合いを考えれば種類は散らした方がいいのですが、<鋼機神ミラーイノベイター>のパンプアップにも対応しているため、こちらを3枚採用としました。

    鋼機神ミラーイノベイター...2枚
    相変わらず単体で完結した環境随一の強さを誇ります!
    高打点と貫通の双方に対応し、適応力が高いです!
    今回はこのカードを軸としたため、機械族モンスターの採用枚数を増やしています。

    火雷神サンダーボールド...2枚
    このデッキにおけるキーカード!
    序盤は墓地を肥やしながら2600アタッカーとして相手の2500ラインを突破。
    中盤は状況に応じて最適な最上級モンスターを墓地から特殊召喚して盤面形成。
    終盤は<CAN-Melo:D>との無限デッキバウンスコンボを決めます!
    効果の発動条件から極力最上級モンスターの種類をバラけさせたかったため、2枚の採用に留めました。
    センサー・ダックビル>でのサルベージはもちろん、<シエスタトレーロ>や<シードラゴン・ナイト>でデッキに戻せるため、使用感は2枚でも充分でした。

    雷闘騎トリガードラゴ...1枚
    センサー・ダックビル>のサルベージ先その2です。
    墓地を肥やしながらの打点アップかつ貫通持ちというハイスペックモンスターで、単体でもフィニッシャーとして充分に機能します!

    最強戦旗エースブレイカー...1枚
    このデッキが苦手とするマキシマムモンスターや<エクディシス・カリギュレオン>を対策するカード。
    特定のカードで勝ち筋がなくなり、詰んでしまわないための御守りです。
    鋼機神ミラーイノベイター>のパンプアップに使える点も優秀でした。

    CAN-Melo:D...1枚
    ループコンボの片割れ。
    コンボが始まるまでにはデッキの大半は墓地に存在するため、よほど運が悪くない限りは1枚で事足ります。
    相手の盤面の罠がなくなれば優位に立てるという状況であれば、ループを出来なくとも効果を使っていきましょう!

    【下級モンスター】21枚
    デッキの約半数が下級モンスター達です。
    手札5枚のうち2枚は下級モンスターを引ける計算になるため、毎ターンのリリース要員には事欠きません。
    枚数を増やし過ぎると下級事故となり、デッキパワーが下がるためにこの枚数に落ち着きました。

    最強旗獣アバンウルフ...2枚
    最近は打点よりも効果優先で下級モンスターを採用されることが多いですが、やはり最上級モンスターの横に並べて強いのは下級1500アタッカーです!
    鋼機神ミラーイノベイター>のパンプアップに使えますが、ループ用の<ハウリングバード>に枠を使ったため2枚に留めました。

    ハウリングバード...1枚
    CAN-Melo:D>の効果に対応したレベル1サイキック通常モンスターです!
    守備力1400は固く、大抵の下級モンスターの攻撃を止めることが出来ます。
    場持ちが良く、次のターンのリリース要員として使えます。

    キャノン・ソルジャー...3枚
    優秀なステータスに加え、下級事故を軽減してくれます!
    また、効果発動後に棒立ちとなった<アメイジング・ディーラー>をリリースできるところも高評価です!
    自身をリリースすることで即座に<鋼機神ミラーイノベイター>のパンプアップに貢献してくれたり、トドメの500ダメージを与えてライフを削り切ったりと複数の仕事をこなしてくれるため3枚の採用です。

    クラフター・ドローン...3枚
    手札バランスの重要なラッシュデュエルにおいて、このような手札交換カードは重宝します。
    デッキの約40%が機械族なので、効果発動できる機会は多いです。
    若干の噛み合いが必要ではありますが、<鋼機神ミラーイノベイター>のパンプアップにも貢献できるため3枚の採用です。

    シードラゴン・ナイト...3枚
    依然として<聖なるバリア -ミラーフォース->を採用する人は居るため、一発逆転されないためにもチェックは必須です。
    盤面に最上級モンスターを並べていれば、即死することはほとんど無いため、リスクをとって無理に攻める必要も無いです。
    潜入開始>や<CAN-Melo:D>の効果を通せるまで耐えましょう。
    また、相手は墓地の最上級モンスターをデッキに戻してくるため、長期戦になるとデッキ内の下級モンスターの枚数が不足してきます。
    効果発動のコストで下級モンスターを戻してデッキ内のバランスを保ちましょう。

    シエスタトレーロ...3枚
    相手の最上級モンスターを一方的に戦闘破壊できるようになります!
    また、長期戦となった場合にデッキ枚数を増やせます。
    CAN-Melo:D>の効果で能動的に盤面を空けられるため、このカードを召喚して効果を使えばループ3回分のコストを賄えます!
    相手のバックを3枚戻せますし、場のモンスターも裏守備にして戻せるため、かなり相性が良いですね!
    絶対にフル投入必須のカードです!

    センサー・ダックビル...3枚
    墓地の<火雷神サンダーボールド>または<雷闘騎トリガードラゴ>をサルベージするカードです!
    自身をリリース要員にすることもできるため非常に優秀です!
    火雷神サンダーボールドにアクセスするカードは多いに越したことは無いため3枚必須です!

    アメイジング・ディーラー...3枚
    最上級モンスターが多い分、初動の手札事故はつきものなので、このカードをフル投入することでカバーしています。
    枚数を減らすことも考えましたが、やはり初動でつまると即死なので3枚必須です!

    【魔法】8枚
    魔法・罠は合わせて9枚の採用に留めています。
    最上級モンスターで殴ることが基本戦術のため、魔法・罠はあくまでサブの位置付けです。

    七宝船...3枚
    このデッキにおける強力なドローエンジンです!
    ほぼ確実にアド損となる<天の加護>は不採用とし、最悪アド損してもドロー変換可能なこちらのみを採用しました。
    墓地のレベル7を肥やす意味でも絶対必須のカードです!

    潜入開始...3枚
    火雷神サンダーボールド>だけではまかない切れない蘇生をサポートしてくれる強力なカードです!
    墓地だけでなく、手札からの特殊召喚に対応している点もすばらしいですね!
    デッキの特性上、最上級モンスターを多投しなければならないため、こちらも3枚必須です!

    魔法石の採掘...2枚
    主な役割は4、5枚目の<潜入開始>です。
    膠着状態になると手札が嵩張りがちですが、このカードのおかげで不要な手札を墓地へ送りながら潜入開始を回収できます!
    次のターンのドロー枚数を増やすと同時に、罠耐性を得た<最強戦旗タフストライカー>で相手の最上級モンスターを戦闘破壊できるのでかなり強力です!
    ただし、序盤は腐ってしまうため2枚の採用に留めました。

    【罠カード】1枚
    聖なるバリア -ミラーフォース-
    多くのプレイヤーに支持される最強の罠カードです!
    レジェンドカードであるが故に、<シードラゴン・ナイト>の効果で破壊することも不可能。
    仮にこのカードの存在が判明しても、相手がバックを破壊するカードを持っていなければ、攻めることができなくなります。
    実質ターンスキップなので、文句なしの採用です!

    不採用カード
    【下級モンスター】
    海星の騎兵 / 恵雷の精霊
    鋼機神ミラーイノベイター>を主軸にした兼ね合いで、機械族モンスターの割合を増やさなければならず、不採用としました。

    【魔法カード】
    激鱗解放
    サンメロのループはあくまで終盤以降に決まればいいため、ライフとハンドアドバンテージを失ってまで墓地リソースを貯める必要は無いと判断しました。

    JAM:Pセット!
    CAN:D>と共にデッキに入れる余裕がなく不採用としました。
    フィールドと墓地の両方に干渉できる強力な魔法カードですが、噛み合わせが必要な点がデメリットですね。

    各デッキとの相性
    対パラレルオーダー ×やや不利
    こちらの動き出しが比較的ゆっくりなため、最上級モンスターをポンポン展開されるのは厳しいです。
    また、エースカードである<鋼機神ミラーイノベイター>は2400打点なので、返しのターンで突破もされ易いです。

    対サンメロ ○やや有利
    ミラー戦においては先に動いた方が勝ちます!サンメロはコンボ発動まで時間がかかるため、序盤から<鋼機神ミラーイノベイター>の貫通攻撃を決めていけばこちらが有利ですね!

    対カリギュレ竜魔 ○有利
    相手の<ダーク・リベレイション>を如何に踏むかですが、そもそも耐性を付与する<潜入開始>や、<鋼機神ミラーイノベイター>1体だけで攻撃するなど、プレイングで直撃を防ぐことができます。
    また、コンボさえ決まってしまえば罠を無視して殴りにいけるため、罠依存タイプには有利が取れますね!

    このデッキの弱点
    JAM:Pセット!>がかなり刺さります!
    また、<海星の騎兵>や<恵雷の精霊>といった墓地メタカードで最上級モンスターをデッキに戻されると苦しい展開となります。
    鋼機神ミラーイノベイター>用の墓地リソースは温存ではなく、即使う方がいいケースもあるため、状況に応じて使い分けましょう。相手のライフを減らしておくと行動を制限できるため、迷ったら使う方がいいと思います。

    プレイングのコツ
    この構築だと相手の墓地に干渉するカードが無いため、ミラーマッチでの長期戦は不利です。
    如何に先に相手のライフを削れるかが重要となってくるため、積極的にライフをとりにいくプレイングを心がけましょう!

    最後に
    長文にお付き合いいただき誠にありがとうございました。

    サンメロデッキが続きましたが、今後は違うタイプのデッキもご紹介していきますのでお楽しみに!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



    カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
    また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
    今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!

濃厚サンメロデッキ解説【カマクラル】

    posted

    by カマクラル

    濃厚サンメロデッキ解説
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    ついに先日、最新弾が発売されました!
    新弾レビュー「創造のマスターロード!!」【カマクラル】

    強力なカードが目白押しのパックですが、今回は今弾の登場によって大幅強化されたサンダーボールドデッキをご紹介いたします!
    実は既に構築は練っていたのですが、<センサー・ダックビル>の発表を受けてから、もっと強くなると確信していたため、新弾発売後までデッキを温めていました。
    コンボ成立までのスピードが格段に上がり、安定性も増しました!
    上振れたら誰も勝てません!

    大量のドローカードにより、早期に<火雷神サンダーボールド>の効果を通していく準備を整えます。
    遊戯王OCG古参勢で言うところのスーパードローライダーのようなデッキですね!笑

    それでは早速、ご紹介いたします!

    デッキレシピ
    濃厚サンメロデッキ
    プレイヤー:カマクラル


    デッキコンセプト
    「無限デッキバウンス」です!

    CAN-Melo:D>のカード情報が発表された当初から話題となっていたループコンボ。
    相手よりライフポイントが少ない状況で
    場:CANーMelo:D、<火雷神サンダーボールド
    墓地:<ハウリングバード
    が揃った時点でコンボがスタート!
    1. CANーMelo:Dの効果で火雷神サンダーボールドを手札に戻して相手のセットカードをデッキバウンス。
    2. 追加効果で墓地からハウリングバードを手札に回収。
    3. ハウリングバードを召喚。
    4. CANーMelo:Dとハウリングバードをリリースして火雷神サンダーボールドをアドバンス召喚。
    5. 火雷神サンダーボールドの効果で墓地からCANーMelo:Dを特殊召喚。
    上記のループを繰り返すことで相手のセットカードを全てデッキバウンスすることができます!

    コレが最強コンボで、仮にハウリングバードが回収できなくても、手札に下級モンスターがあれば火雷神サンダーボールドを使い回せます!
    また、相手のセットカードを戻し切った後に、最後の蘇生対象を変えることで状況に応じたレベル7モンスターを出せるところも魅力です!

    火雷神サンダーボールド:2600
    蘇生したレベル7モンスター:2500前後
    この横に<潜入開始>で最上級を並べれば、攻撃力の合計は8000を超えます!

    相手フィールドが全部セットカードの場合、1ターンキルが可能となります!

    それでは、各カードの解説に移ります!

    各カード解説
    【最上級モンスター】10枚
    最強戦旗タフストライカー / 火麺上忍ダイアップ...各1枚
    レベル7かつ攻撃力2500の通常最上級モンスター達です!
    言わずもがな、<潜入開始>に対応したメインアタッカーですが、<火雷神サンダーボールド>との兼ね合いで種類をバラけさせているため、各1枚の採用です。
    尚、火麺上忍ダイアップは守備力0のため、<シエスタトレーロ>に弱く倒され易いので注意しましょう。

    幻刃破竜ドレイクラッシュ / マックス・レイダー...各1枚
    上述した2体に次ぐ攻撃力2400を持つレベル7の通常最上級モンスター達です!
    これも<火雷神サンダーボールド>の効果発動を優先して種類を散らせた採用となっており、各1枚の採用です。
    攻撃力2500のモンスターに戦闘破壊されてしまいますが、どちらも守備力は高めなので、<シエスタトレーロ>で守備表示に変更されても破壊されにくい点は優秀です!

    火雷神サンダーボールド...2枚
    ループを決めるための必須カードです!
    CAN-Melo:D>とのコンボを決めるだけではなく、状況に応じて最適なモンスターを墓地から特殊召喚できるため非常に強力!
    無から有を生み出せる貴重なカードです。
    デッキのキーカードであれば本来は3積必須ですが、デッキの回転率の高さと<センサー・ダックビル>から回収できることを考慮し、調整の末に2枚の採用に留めました。
    やはり墓地のレベル7モンスターはバラけさせた方が効果起動が早くなるので強いと感じました。

    CAN-Melo:D...1枚
    ループコンボに必須のパーツですが、サンメロデッキの台頭から罠カードの採用率が下がると予想し、1枚に留めました。
    ループ成立は勝利に大きく貢献しますが、仮にコンボが決まらなくとも最上級モンスターが並んだ盤面を返すだけで、圧倒的に優位に立てます。
    コンボの成功に固執せず、デュエルに勝つことを優先していきましょう!

    雷闘騎トリガードラゴ...1枚
    火雷神サンダーボールド>の3枚目を散らす意味を込めてこのカードを採用しました。
    雷族であるため、<センサー・ダックビル>で墓地からの回収が可能です。
    2500ラインの最上級モンスターを一方的に突破できるのはもちろん、裏守備3セットで耐えることを許さない貫通能力も魅力的!
    この構築においては必須の1枚です。

    最強戦旗エースブレイカー...1枚
    汎用性の高い効果破壊の能力を持つモンスターです!
    裏守備セットであれば<CAN-Melo:D>でデッキバウンスできますが、表側表示のモンスターはこのカードで除去するかたちになります。
    手札コストは少々重たいものの、相手の盤面を空にして一気にライフを取りに行けるのは魅力的!
    また、相手のマキシマム召喚で詰んでしまわないために必須のカードです。
    カードの種類を散らすために1枚の採用です。

    連撃竜ドラギアス...1枚
    盤面返しやライフカットをする際に役立つ攻撃の要です!
    墓地肥やしを兼ねれるところも優秀ですね!
    火雷神サンダーボールド>の効果発動条件を満たし易くするために1枚のみの採用。

    【下級モンスター】20枚
    ハウリングバード...2枚
    CAN-Melo:D>の追加効果で墓地から回収するためのレベル1サイキック通常モンスターです!
    ループコンボに必須ですが、無ければないで対応することも一応可能なので、2枚の採用に留めました。

    ジャーマレーベ / 万能調味査察官 / シラガネギンガー...各3枚
    火麺ドローっと濃厚返しの術>とのコンボ要員として、それぞれ3枚の採用です。
    ジャーマレーベ>の登場によって、中途半端なステータスを持つ<火麺忍者チヂレッド>から大幅に強化されました!
    枠の兼ね合いから3種類以上は入れることが厳しかったです。
    また、<火麺忍者バーリカータ>に関しては採用を迷いましたが、守備力の高い<シラガネギンガー>の方が次のターンまで生き残る確率が高いと判断し、不採用としました。

    シエスタトレーロ...3枚
    CAN-Melo:D>とのコンボはもちろん、<エクディシス・カリギュレオン>や機械にも強く出れるために今期は3枚必須のカードと言えます!
    また、墓地のモンスターをデッキに戻せるため、デッキ切れで負ける確率を大きく減らしてくれるカードです!
    文句なしの3枚採用。

    センサー・ダックビル...3枚
    このデッキを大幅に強化した立役者です!
    フェニックス・ドラゴン>と違って、手札のカードを墓地に貯めることは出来ないものの、墓地のカードを手札のように扱う効果はかなり強力です!
    また、状況に応じて<火雷神サンダーボールド>と<雷闘騎トリガードラゴ>を使い分けられるのは強過ぎますね!
    こちらも文句なしで3積確定です!

    アメイジング・ディーラー...3枚
    強力なデッキのドローエンジンとして、初動の手札事故率を下げてくれます。
    構築上、最上級モンスターの枚数を多く積まなければならないため、このカードの存在はありがたい限りです。
    逆に効果発動後は難なくリリース要員にできますので無駄がないですね!
    中盤以降は腐りがちですが、それでも3枚積む意味はあると判断しフル投入しました。

    【魔法】10枚
    火麺ドローっと濃厚返しの術...3枚
    デッキ名に入れるくらい、この構築の核を担う重要なカードです!
    一般的には高速で墓地を肥やせる<激鱗解放>の方が、発動条件の縛りも緩く、優先して採用されていると思います。
    しかし、激鱗解放は墓地アドバンテージを増やすカードではありますが、手札が減ってしまいます。
    つまり、発動後は手札が残り4枚となってしまい、単体では強い盤面を作ることに貢献しづらいです。

    その点、このカードは炎属性の通常モンスターが場に居る時に打てば損失がありません!
    場に伏せておき、次のターン打てば手札が1枚増えます!
    さらにこのカードの強いところは1ターン内で連続して発動できる点です!
    もちろん、墓地に炎属性通常モンスターが複数あり、場に炎属性通常モンスターが居る前提にはなりますが、同名カードを引けば即打てるため、1ターンで一気に墓地を肥やして手札を整えることができます!

    環境にサンメロデッキが流行れば、当然のように墓地メタカードが増えると思います。
    例えば、<海星の騎兵>、<恵雷の精霊>、<ささやきの妖精>といった下級モンスターや、<JAM:Pセット!>や<グランド・エクストリーム>という魔法カード達です。
    激鱗解放でライフを減らして墓地を肥やしても、やっと落とした最上級モンスターを簡単にデッキに戻されたのであればやり切れません。
    しかし、このカードによって相手は墓地の最上級モンスターを戻すべきか、炎属性通常下級モンスターを戻すべきか悩みます。
    どちらかが残れば立て直しはしやすいので、墓地メタ殺しと言えますね。
    当然3枚フル投入です!

    七宝船...3枚
    このデッキにおける強力なドローエンジンです!
    ほぼ確実にアド損となる<天の加護>は不採用とし、最悪アド損してもドロー変換可能なこちらのみを採用しました。
    墓地のレベル7を肥やす意味でも絶対必須のカードです!

    潜入開始...3枚
    火雷神サンダーボールド>だけではまかない切れない蘇生をサポートしてくれる強力なカードです!
    墓地だけでなく、手札からの特殊召喚に対応している点もすばらしいですね!
    デッキの特性上、最上級モンスターを多投しなければならないため、こちらも3枚必須です!

    天使の施し...1枚
    とにかくデッキの回転率を上げて事故を軽減しなければならないため、こちらを採用しました!
    死者蘇生の役割は<火雷神サンダーボールド>と<潜入開始>が担ってくれるため、なくてもそこまで気になりません。

    各デッキとの戦い方
    対竜魔デッキ ○有利
    連撃竜ドラギアス>という最強の攻め手と、<ダーク・リベレイション>という最強の後ろ盾によって高いデッキパワーを誇りますが、決着がつくまでにターン数がかかる部分がネックです。 <潜入開始>によって罠を避けつつ最上級モンスターを潰していけば時間を稼げるため、無限ループコンボを決めて一気に勝ちまで持っていけます!
    サンメロデッキが罠デッキに対して相性がいいため、こちらが有利です。

    対機械族デッキ △五分
    鋼機神ミラーイノベイター>の貫通効果や<潜入開始>と<最強戦旗タフストライカー>のコンボが厄介です。
    序盤からライフカットされると中盤以降で攻めにくくなるため、キツい展開となります。
    ただ、<獣機界奥義 獣之拳>や<バトル左遷>といった罠寄りの構築であれば、多少はこちらに分があります。
    相手の貫通が先か、こちらのコンボ成立が先かの勝負となるため、デッキパワーは五分と判断しました。

    対サンメロデッキ ○有利
    ミラーマッチは先に<火雷神サンダーボールド>の効果を通した方が圧倒的に有利です!
    サンメロデッキはライフカットの攻め手に欠けるため、コンボが成立するまでは裏守備3セットで耐えることができます。
    相手の耐えと違い、こちらは炎属性通常下級モンスターを墓地に貯めることで手札交換への布石とできるため、コンボの発動条件はこちらの方が満たし易いです!
    その点、ドローに特化したこちらの方が有利と言えるでしょう。

    最後に
    サンメロデッキの台頭で罠カードの価値が下がれば、レジェンドカードの採用率トップは<聖なるバリア -ミラーフォース->から変わって来そうですね。
    それに伴い、ミラフォチェッカーの<シードラゴン・ナイト>の採用率も落ち、魔法・罠破壊カードの採用率も落ち...という最上級モンスター展開環境になるかもしれません。
    しかし、そうなると逆に罠が通り易くなるため、また罠が強くなる...という環境ループが発生しそうな気もします。

    こうした環境読みや考察も好きなので楽しいです!

    皆さまも新環境楽しんでいきましょう!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。


    カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
    また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
    今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!

新弾レビュー「創造のマスターロード!!」【カマクラル】

    posted

    by カマクラル

    新弾レビュー「創造のマスターロード!!」
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    2022年1月29日(土)に「デッキ改造パック 創造のマスターロード!!」が発売されました!
    新年度一発目のパックですが、実はこのパックが遊戯王SEVENSにおける最期のパックになるのではないかという噂が立っています。
    と言うのも、昨年末のジャンプフェスタにて、新しいアニメである遊戯王ゴーラッシュが発表されました。
    2022年4月放送開始となっており、それに合わせて4月上旬に新しいパック、4月下旬にスターターデッキが発売されることも決まっているためです。

    ただし、今弾はアニメがクライマックスということもあり、強力なカードが目白押しです!

    同じテーマのデッキを使うにしても、カードプールが増えたことで、どのカードを採用するかプレイヤーによって分かれてくる場面も増えそうです。
    そして、今の機械環境を変え得る強力なカードは出るのか?

    カマクラルが注目するカード達をご紹介いたします!


    新弾カード考察
    (1)エクディシス・カリギュレオン
    エクディシス・カリギュレオン
    効果モンスター
    レベル8/闇属性/爬虫類族
    攻2000/守0
    【条件】なし
    【永続効果】このカードの攻撃力は、[自分の墓地のカードの数]×100アップする。
    アニメ遊戯王SEVENSにて初登場した際、誰もが目を疑ったカードだと思います。
    モンスターの数だけならまだしも、魔法・罠カードを含めた全ての墓地のカードの数×100ポイント攻撃力がアップする破格のスペック!
    あっという間に最上級2500ラインを超えていきます!
    また、元々の攻撃力を参照する<ハーディフェンス・ミッション>をすり抜けられるところが優秀です!
    セブンスロード・マジシャン>は相手ターンで返されやすいという弱点がありましたが、このカードは永続効果なので、盤面に居るだけで相手ターンでも攻撃の壁として機能します。
    相手が盤面突破できずに膠着状態になっても、同弾で収録される<ツメレオン>によって貫通付与できるため、大幅にライフを削り取ることができます。
    また、こちらのツメレオンを戦闘破壊するためにモンスターが殴ってくれば、今度はそのモンスターを殴り返してライフを奪えます!ツメレオンが場に残れば次のターンも貫通付与できますので、返すも地獄、返さぬも地獄という究極の2択を強いることができます! 環境でこのカードが流行るのであれば、対策札となる<シエスタトレーロ>も必須になりそうです。

    (2)雷闘騎トリガードラゴ
    雷闘騎トリガードラゴ
    効果モンスター
    レベル7/光属性/雷族
    攻2500/守1500
    【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
    【効果】このカードの攻撃力はターン終了時まで300アップする。相手の手札が0枚の場合、さらにこのターン、このカードの攻撃は貫通する(守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える)
    このカードも単体のスペックが高く、最上級モンスターの候補枠の中に入ってくると思います。
    一方的に最上級2500ラインを突破できるだけでなく、相手の手札が0枚なら貫通まで付与されるという、1人<10sionMAX!!!>状態です!
    同弾で収録される<センサー・ダックビル>の効果で墓地から回収可能なので、破壊されても何度でも使い回せる点が強いですね!
    グランド・エクストリーム>には対応していないものの、役者不足だった<海竜-ダイダロス>デッキのサブエースとして活躍が期待できます!
    >や<七宝船>といったカードとシナジーが高いところもポイント高いです。
    このカードが流行るようなら、<ハーディフェンス・ミッション>の採用率も上がりそうですね。

    (3)マスター・オブ・セブンスロード
    マスター・オブ・セブンスロード
    フュージョン/効果モンスター
    レベル9/闇属性/魔法使い族
    攻3000/守2100
    「セブンスロード・マジシャン」+「セブンスロード・ウィッチ」
    【条件】なし
    【効果】このカードの攻撃力は、[自分の墓地のモンスター(闇属性/魔法使い族)のカード名の種類]×300アップする。自分の墓地にモンスター(闇属性/魔法使い族)が7体以上いる場合、このカードの攻撃は貫通する。
    フュージョンが出たばかりの頃は、素材の片方が通常モンスターかつ低ステータスといった調整がなされていましたが、実際の大会ではほぼ見かけないデッキとなりました。
    やはり魔法カードの<フュージョン>を引けないと何も始まらないため、サーチカードの無いラッシュデュエルにおいては、安定性に欠けるところが支持を得られない原因だと思います。
    このカードは<セブンスロード・マジシャン>と<セブンスロード・ウィッチ>のフュージョン体なので、難なく素材を投入することができます!
    また、同弾に収録される<セブンスロード・ソーサラー>のおかげで、素材がグッと揃えやすくなりました!
    これだけのサポートがあれば、現実的にフュージョンを決めることができると思います!

    効果は壊れカードである<エクディシス・カリギュレオン>をさらに強化したようなものであり、レベル9ということもあって突破手段は限られます。
    墓地さえ肥えていれば、<ツメレオン>というサポートがなくとも単体で貫通攻撃を決められるため、ほんの数ターンで決着がつくでしょう。
    ただし、罠耐性が無いため、<聖なるバリア -ミラーフォース->や<ダーク・リベレイション>には無力です。
    苦労して出したモンスターがすぐに倒されないよう、バック破壊や<エンシェント・バリア>などのサポートカードで安全に攻撃を通しましょう!

    (4)パラレルバース・ゲート
    パラレルバース・ゲート
    通常魔法
    【条件】なし
    【効果】自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。自分の手札が0枚の場合、さらに自分の墓地の通常モンスターを2体まで選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
    1枚のカードから2枚のカードを生み出せる破格の効果を持ちます!
    主には手札が0枚のタイミングで発動することを目指すため、フュージョン素材を揃える目的や最上級通常モンスターを蘇生する使い方が望ましいです。
    発動条件がなく、打点アップ+罠耐性も付与できる潜入開始の方が使い勝手がいいですが、こちらは2体まで蘇生できる点とレベル制限が無い点が差別化されています。
    ある程度墓地が肥えた状態でないとパワーが発揮されないため、専用構築かつ採用枚数は1、2枚になりそうです。
    ただ、汎用性が高いため、カードプールが増えれば増えるほど強くなるカードです!
    将来性があるので、今のうちに集めておきたいですね。

    (5)最強闘志
    最強闘志
    通常罠
    【条件】自分の守備表示モンスターが攻撃を受ける相手モンスター(レベル9以下)の攻撃宣言時に発動できる。
    【効果】その攻撃を無効にする。その後、自分フィールドの守備表示モンスター1体を選んで表側攻撃表示にする。この効果で表側攻撃表示にしたモンスターが通常モンスターの場合、さらにそのモンスターの攻撃力をターン終了時まで1000アップする。
    表裏を問わず、守備表示モンスターを守る罠はこのカードが初めてです!
    似たようなカードに楽姫の独演がありますが、あちらは場にモンスターが一体かつレベル8以下という条件があります。
    このカードの方が発動タイミングが広く、レベル9のモンスターにも対応しているため、より汎用性が高いです!

    新弾環境では<エクディシス・カリギュレオン>の採用が増えそうですが、<シエスタトレーロ>で寝かされたところにこのカードを発動し、再度攻撃の壁として君臨させることも可能です!
    シードラゴン・ナイト>で割られる兼ね合いから、多くても2枚の採用になると予想しています。

    (6)創世神
    創世神
    効果モンスター(LEGEND)
    レベル8/光属性/雷族
    攻2300/守3000
    このカードは墓地から特殊召喚できない。
    【条件】自分の手札がある場合に発動できる。
    【効果】自分の墓地のモンスター1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。その後、自分は手札1枚を選んで墓地へ送る。
    盤面に居座ることで、毎ターン<死者蘇生>を発動できるようなパワーカード!
    今までアドバンス召喚する最上級モンスターの最高守備力は、<ロイヤルデモンズ・ノーウェイブ>、<邪影ダーク・ルーカー>の2600でしたが、3000に更新されました。
    レベル3、4のモンスターを1枚デッキに戻し、貫通付与した<鋼機神ミラーイノベイター>や<雷闘騎トリガードラゴ>では反射ダメージをくらう場面も出てくるようになりました。

    さらに同弾で収録される<センサー・ダックビル>で使い回しが可能なところもポイントが高いです!
    ただし、効果の手順から、手札コストとして墓地へ送ったカードはそのターン中には蘇生できないため注意しましょう。


    ●最後に
    今弾は強力なカードが目白押し過ぎて、ご紹介しきれなかったカード達もたくさんあります!
    新テーマが登場というよりは、各テーマがそれぞれ強化された印象です。
    また、一つのテーマ内でもカードプールの増加に伴い、戦術の幅が広がりました!
    今までは選択肢が少なく、消去法でこのカードを入れざるを得ないという状況が多々あったのですが、今後はそういった悩みもなくなると思います。
    これからも新カードを使ったテーマデッキや、大会優勝デッキをたくさんご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



    カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
    また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
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