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セラーアンデ【カマクラル】

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    by カマクラル

    セラーアンデ【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回は新リミットレギュレーションの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?

    2023年4月リミットレギュレーション【カマクラル】

    今後の環境に大きな影響を与える改定でした。
    特にTSUTAYA関東No.1決定戦やエリアナンバー1決定戦といった大型の公認大会で猛威をふるったエクスキューティーデッキと、プレイ時間が長くなりがちなポッターループデッキのキーカードが規制されました。
    デッキが組めないことはないですが、安定感が大幅に下がり、デッキパワーが落ちたことは否めません。

    圧倒的な一強環境から、様々なデッキが台頭する群雄割拠の時代に移っていきそうですね!

    各デッキの強み・弱み・独自性、環境におけるポジションなどを吟味して何のデッキを握るか決めていきたいですね!

    第二回ギャラクシーカップの開催も決定したため、今年も最強デッキを模索していきたいと思います!


    さて、今回はセラーアンデデッキをご紹介いたします!

    レジェンド覚醒パック発売前から大きな話題を呼んでいた<マレヴォレント・セラー>と<邪神の大災害>。
    効果の発動条件は厳しいものの、カードの種類を問わずにレジェンドカードを墓地から回収できる<マレヴォレント・セラー>のポテンシャルは相当高いです!
    さらに相手の攻撃に合わせてバックを全て破壊する<邪神の大災害>も、昨今のデュエルシーンに大きな影響をもたらすカードとなりました!

    今までの罠はどちらかというと防御目的でしたが、<邪神の大災害>は次のターンの攻撃を通しやすくするアグレッシブな罠であるため、攻撃的なデッキと相性抜群です!

    今回は上記2種類のカードを脳筋テーマであるアンデットに組み合わせたことで、超攻撃的なデッキに仕上がりました!

    新リミットレギュレーションの影響を受けていないため、4月からの環境で活躍することが期待されます!

    ラッシュデュエル史上最高級のパワーとスピードを持ち合わせるデッキですので、是非ともチェックしてみてください!


    目次
    1. デッキレシピ
    2. デッキコンセプト
    3. メインデッキ解説
    4. 各デッキとの相性
    5. 最後に
    それでは、早速観ていきましょう!


    1.デッキレシピ
    セラーアンデデッキ
    プレイヤー:カマクラル
    魔法
    8
    1


    2.デッキコンセプト
    「回して回してワンキル!」です!

    序盤は大量のドローソースでデッキを回しながら、<邪影ダーク・ルーカー>をセットして相手の攻撃を耐え凌ぎます。

    現在のカードプールではリバースに対応する罠が無いため、<邪影ダーク・ルーカー>が生き残れば、次のターンで安全に効果を通すことができます!

    リバースして効果を発動し、相手のバックを破壊しながら1000バーン与え、再びフィールドにアドバンスセットしたり、<七宝船>のコストに使ってドロー加速できたりしますね!

    こちらの準備が整ったところで、<堕天使ゼラート>の効果を発動して相手モンスターを全破壊します。<冥骸デッド・ルーラー>や<シャドウ・グール>と並べてダイレクト・アタックすればそのままゲームエンドとなるでしょう!

    それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!


    3.メインデッキ解説
    【最上級モンスター】7枚
    堕天使ゼラート...1枚
    闇属性主体のデッキで活躍するレジェンドカードです!
    1体リリースでアドバンス召喚でき、2800打点を誇る他、相手フィールドのモンスターを全破壊するチートっぷりです!
    効果発動には手札が必要ですが、効果を使い終わって手札に戻った<邪影ダーク・ルーカー>をコストに使えば無駄がありません!
    効果発動したターンのエンドフェイズには自壊してしまうデメリットがありますが、そのターン中に勝負が決まれば問題ないですね。
    邪影ダーク・ルーカー>で相手のバックを剥がした後であれば、相手のライフは下がっているため、キルラインも低くなっていることでしょう。
    終盤になれば<マレヴォレント・セラー>で墓地から回収することも可能なので、2発目を打つこともできます!
    このデッキにおいては必須のカードです!

    冥骸デッド・ルーラー...3枚
    アンデット族の最上級モンスターで2500打点を誇ります!
    七宝船>と<ゾンビ・ファイヤーワーク>のコストに使える点も優秀ですが、3500打点になったり、相手に700バーン与える効果も強力です!
    手札事故を軽減するために2枚に減らしたこともありましたが、中途半端に安定感を高めるよりは、デッキパワーを上げた方が強いと感じました。
    そのため、強気の3枚採用です!

    邪影ダーク・ルーカー...3枚
    現環境におけるジョーカーです!
    守備力2600はなかなか突破できないため、裏側守備表示でセットすれば場に残る確率が高いです。
    次のターンで5枚ドローすることで、相手のバックを1枚破壊し1000バーン与えた状態で、手札6枚で動くことができます!
    手札に戻ったこのカードは、<堕天使ゼラート>、<七宝船>、<ゾンビ・ファイヤーワーク>のコストとして有効活用できますし、再びフィールドに裏側守備表示でセットしても良いでしょう。
    現在のラッシュデュエルのカードプールにはリバースに対応する罠がありません。
    そのため、リバース後のこのカードの効果を止める手段が無いです。
    攻撃や召喚に反応する罠をよけつつ、展開前に相手のバックを破壊する動きがかなり強いですね!
    また、能動的に盤面を空けられることで、<ピーコック・ハイトロン>や<ギャラクティカ・ジャメイヴュ>の効果を発動しやすくなります!
    この効果は他カードでは代用が効かないため、貴重な効果ですね!
    エクスキューティー・ルーシー>や<ブラック・ホール>などの弱点はありますが、デッキに採用されている枚数は限られていますし、このカードを対策するカードを複数枚積むことで構築が歪んでしまうため、こちら側が有利です。
    環境において強いポジションを持つこのカードをメインギミックとして採用できるだけでも、アンデットを握る価値があると思います!
    このデッキにおいては3枚必須です!

    【上級モンスター】7枚
    シャドウ・グール...3枚
    序盤は弱小モンスターですが、墓地が肥えるにつれてパワーを増す上級モンスターです!
    ゾンビ・ファイヤーワーク>で墓地から特殊召喚し、高打点でライフを奪いましょう!
    このデッキにおいては貴重なアタッカーですので、3枚確定です!

    ネクメイド・ナナ...1枚
    ラッシュデュエルにおける第一回のリミット・レギュレーションにおいて、制限カードに指定されたパワーカードです!
    軽い墓地コストで2ドローできる点が魅力的ですね!
    盤面を空けられる役割もあるため、<ピーコック・ハイトロン>や<ギャラクティカ・ジャメイヴュ>も使いやすくなります!
    ゾンビ・ファイヤーワーク>に対応している点も強力なので、絶対必須のカードです!

    ピーコック・ハイトロン...3枚
    効果発動に多少の下準備は必要ですが、デッキを高速回転できるハイスペックな上級モンスターです!
    特に<邪影ダーク・ルーカー>や<ネクメイド・ナナ>といった盤面を空けられるモンスター達とシナジーが強いため、腐る場面は少ないです。
    このデッキは墓地が肥えれば肥えるほど強くなる尻上がりなタイプなので、このカードでガンガン墓地を肥やしていきましょう!
    絶対3積み必須です!

    【下級モンスター】17枚
    フェムトロン...3枚
    ピーコック・ハイトロン>の効果発動条件を満たす要員として3枚フル投入です!
    何気に攻撃力は高いため、アタッカーとしてライフを取りに行く場面も僅かながらあります。

    背後の花子さん / 紫鏡に潜む者 / 丑三つ時のお菊人形...各1枚
    這いずり回る半身>の効果で墓地から回収する用の下級モンスター達です。
    ステータスのみを考慮するならば、守備力の高い<背後の花子さん>一択になります。
    しかし、<堕天使ゼラート>のリリース要員を少なくする条件として、カード名が異なるモンスター(闇属性)4体以上とあるため、1枚ずつ散らしての採用としました。
    どのカードのステータスも低く、カードを散らしたことで大きな損失が出た訳でもないため、このかたちに落ち着きました。

    這いずり回る半身...3枚
    上述した下級通常モンスター達をノーコストで回収できます!
    回収したカードはリリース要員に使うも良し、壁として使うも良し、<堕天使ゼラート>や<冥骸デッド・ルーラー>のコストに使うも良しと使い勝手が良いです!
    貴重なアドバンテージモンスターとして3枚フル投入しました!

    天終の怪依...3枚
    デッキトップを3枚めくって、好きなカード1枚を墓地に送れる優秀なアンデットの下級モンスターです!
    墓地に送るカードには種類の指定が無いため、魔法・罠カードを選ぶこともできます!
    特に<邪神の大災害>を墓地に置いておくことで、<マレヴォレント・セラー>を強く使えるようになるため、優先的に墓地へ送ってしまいましょう!
    この手の効果は召喚したターン限定などの制約がつきものですが、このカードにはそうした制約が無いため、場に生き残れば毎ターン効果を使えます!
    非常に汎用性が高いだけでなく、アンデット族というシナジーもあるため、文句なしの3枚採用です!

    マレヴォレント・セラー...3枚
    墓地に<邪神の大災害>が無ければ弱小バニラモンスターですが、条件さえ整えば超絶パワーを発揮します!
    相手フィールドのレベル8以下のモンスターをノーコストで破壊しながら、墓地のレジェンドカードを回収する効果はチート過ぎますね!
    何枚採用するかはプレイヤーの考えによって異なるところですが、今回は強気の3枚採用です!

    ギャラクティカ・ジャメイヴュ...2枚
    墓地の魔法カードを再利用しつつ、ドロー促進してくれる優秀な下級モンスターです!
    アンデット族のシナジーが無い点と、中盤以降でないと効果を使いにくい点から2枚の採用にとどめました。

    【魔法カード】8枚
    七宝船...3枚
    手札のレベル7モンスターをドローに変換する便利なカードです!
    特に効果を使って手札に戻した<邪影ダーク・ルーカー>をコストに2ドローすれば、手札が1枚増えるようなものですので、非常に強力です!
    高速で盤面展開を進めるのにも役立つカードなので3積み必須です!

    ゾンビ・ファイヤーワーク...3枚
    アンデット族専用の展開札です!
    邪影ダーク・ルーカー>で相手のバックを剥がした後、このカードで<シャドウ・グール>を展開すれば、相手の盤面を返しつつ、こちらの盤面を固めることができます!
    また、制限カードである<ネクメイド・ナナ>を蘇生させれば2ドローなので、状況に応じて復活するモンスターを選びましょう!
    このカードを発動したターンはアンデット族以外のモンスターで攻撃できなくなるデメリットがあるため、<堕天使ゼラート>と絡める際は注意しましょう!
    超強力な展開札なので3枚確定です!

    傲慢な壺...1枚
    非常に強力なドローソースですが、このカードの発動ターンに<ゾンビ・ファイヤーワーク>を打てないことがネックです。
    邪影ダーク・ルーカー>で守りを固め、次のターンに貯め込んだリソースを使ってワンキルという手もあるのですが、テンポの悪さを感じたため、1枚の採用にとどめました。
    流石に3枚はやり過ぎな感がありますが、2枚採用もアリだと思います。

    死者蘇生...1枚
    豊富な墓地肥やしカードによって、墓地は宝の山になっていることが多いです!
    邪影ダーク・ルーカー>でバックを破壊するも良し、<堕天使ゼラート>でモンスターを全破壊するも良し、状況に応じて必要なカードを蘇生させましょう!
    場合によっては相手の墓地のカードを活用するのも良いでしょう!
    ただし、相手の<邪影ダーク・ルーカー>を蘇生して効果を使った場合、相手の手札に戻るので注意しましょう。
    汎用性を高める上で、このデッキには必須の1枚です!

    【罠カード】1枚
    邪神の大災害...1枚
    単体でも十分に強力なカードですが、<マレヴォレント・セラー>と組み合わせることでパワーが倍増します!
    墓地にあることで価値が上がるカードですので、<天終の怪依>でめくった際は優先的に墓地へ送って良いと思います!
    こちらも必須カードです!


    4.各デッキとの相性
    セラーアンデは展開型デッキに分類されます。
    それぞれの相性を見ていきましょう!

    展開デッキ(ドラゴン、戦士など) 相性:○有利
    邪影ダーク・ルーカー>を裏側守備表示でセットすることで、攻撃力2500ラインのモンスターを止めることができます!
    また、<冥骸デッド・ルーラー>は打点アップ効果によって盤面を返しやすい他、素の打点が2500なので返されにくいです!
    守った後は<堕天使ゼラート>で盤面を一掃することもできるため、展開デッキは苦戦を強いることでしょう。
    パワー、スピードいずれもこちらに部があるため、相性は有利と判断しました。

    罠型デッキ(エクスキューティー、竜魔など) 相性:○有利
    罠型デッキは攻撃反応や召喚反応の強力な罠を構えられることが強みですが、<邪影ダーク・ルーカー>の裏側守備表示セットに対しては無力です。
    仮に<邪影ダーク・ルーカー>を引けていなかったとしても、2体リリースのアドバンスセットには攻撃しにくいものです。
    こうしたブラフを使える点も強いポイントですね!
    もともとパワーが低めの罠型デッキはバックを剥がされると非常につらいため、相性はこちらが有利と判断しました。

    コンボデッキ(ドラゴンF、蒼救など) 相性:〇やや有利
    相手のフュージョンやマキシマムが決まると厄介ですが、こちらには<堕天使ゼラート>という切り札があります!
    邪影ダーク・ルーカー>などで攻撃に耐えたり、<冥骸デッド・ルーラー>の3500打点や終盤の<シャドウ・グール>の高打点で耐えながら、<堕天使ゼラート>チャンスを待つのが良いでしょう。
    動き出しはこちらの方が早いはずなので、極力ライフを削っておくのが吉です!
    相性はこちらがやや有利と判断しました。


    5.最後に
    アンデットはメインギミックでバック破壊、高打点を持っており、そこへ<ピーコック・ハイトロン>の出張ドローセットを入れたり、<堕天使ゼラート>や<マレヴォレント・セラー>のモンスター破壊ギミックを採用したことでパワーが増しました!

    新リミットレギュレーションの影響も受けていないため、環境デッキの一角になると予想します!

    回していて楽しいデッキですので、是非ともお試しください!

    これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



2023年4月リミットレギュレーション【カマクラル】

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    by カマクラル

    2023年4月リミットレギュレーション【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。


    前回はバスター・ブレイダーデッキの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?

    バスター・ブレイダー【カマクラル】

    ハイスペックなモンスター達に加え、ドラゴンメタという特徴も兼ね備えた展開型のデッキでした!

    エクスキューティーなどの罠型に対しても、ガン積みした魔法・罠破壊カードで毎ターン攻撃を通していけるように構築しました!

    防御面に関してはやや不安があるものの、対応力も高く、非常に強力なデッキタイプだと思います!

    今なら比較的安価で組むことができるため、パーツを集めておくのも良いですね!


    さて、今回はついに発表された2023年4月1日実装の新リミットレギュレーションについて考察していきます!

    2月に行われたTSUTAYA関東No.1決定戦やエリアナンバー1決定戦の結果が今回の制限改定に大きな影響を与えていますね!

    そのため、3ヶ月に1回は大型の公認大会が開催されるようになるのかもしれません。

    新弾の発売以上に環境に大きな変化をもたらす制限改定ですが、各デッキへの影響についても予想しました!

    目次
    1. リミットレギュレーション考察
    2. 各デッキタイプへの影響
    3. 最後に
    それでは、早速観ていきましょう!


    1.新リミットレギュレーション考察
    禁止カード:該当なし
    ラッシュデュエル史上、最強のパワーカードといっても過言ではない<ブラック・ホール>ですが、今回は禁止カードに指定されませんでした。

    ヴォイドヴェルグ・アポカリプス>や<ヴォイドヴェルグ・プロトスター>といった名称指定カードの存在や、発売から間もないことが規制されなかった要因でしょうか。

    このカードの存在から、他のレジェンド魔法カードを採用しにくい感はありますが、劣勢をひっくり返すカードとして必要悪な気もします。

    現在の採用率と勝敗に直結する影響力を加味すれば、禁止カード指定でも納得ではありますが、買ったカードが公式の大会で使えないという事態に関して、企業は慎重にならざるをえないといったところでしょうか。

    ユーザーが納得する禁止カードとしては<ブラック・ホール>が筆頭になると思いますので、ここがかかるかどうかが今後の禁止カードの基準となりそうですね。

    次回のリミットレギュレーションでどう判断されるかに注目です!

    制限カード
    今回新たに5種類のカードが制限指定されて8種類となりました。

    大会で猛威をふるったエクスキューティー・デッキのキーカードと、ループデッキのサポートカードが主な規制対象でした。

    シェアの減ったサンダーボールドデッキのキーカードも緩和されずにそのまま規制が継続されましたね。

    それでは、各カードについて解説していきます。

    1.エクスキューティー・リリウス
    エクスキューティーデッキのエースモンスターです!
    レベル6ながら攻撃力2500というレジェンドカードクラスのステータスを誇り、さらには特殊召喚も可能という壊れカードでした!
    このカードの打点のおかげで、全体的に打点の低いエクスキューティーデッキが盤面維持できていたといっても過言ではありません。
    もともとレジェンドカード級のパワーだったため、制限規制は妥当だと思います。
    これにより、エクスキューティーデッキの標準打点が一気に引き下げられることでしょう。
    エクスキューティーデッキは下がった打点をどう補うかが今後の課題になると思われます。

    2.業火の結界像
    相手の行動を大幅に規制する下級モンスターです!
    先攻1ターン目に場に出せれば、そのままイージーウィンを狙うことができるパワーを秘めています!
    このカード単体で機能するため、デッキを問わずに出張できる汎用性の高さも規制の大きな要因でしょうか。
    虚無魔人>がレジェンドカードで登場したため、こちらも規制をかけない訳にはいかなかったのかもしれません。
    また、次弾でマキシマム強化も控えている中では、特殊召喚そのものを手軽に封じてしまうカードはよろしくないですね。
    今回の規制で展開型デッキが強くなりそうです!

    3.寿司天使ドラゴンロール
    ネクメイド・ナナ>がなくなった穴を埋めてくれていた上級モンスターです!
    同名カードをデッキに戻すことで、デッキ切れを防ぎつつ手札交換ができていたのですが、規制によってそれもできなくなりました。
    もともと一部のループデッキにのみ採用されていたカードですが、今後はガクッと採用率が落ちることでしょう。
    ただし、大半の方には影響がない規制だと思います。

    4.ネクメイド・ナナ
    前回から引き続き、制限指定されたままになったカードです。
    ループデッキはもちろん、アンデットデッキでも活躍するカードですので、緩和されることはなさそうですね。

    5.火雷神サンダーボールド
    キーカードの規制により、今ではほとんど見かけなくなったサンメロデッキですが、緩和されることはありませんでした。
    セットカードを全てデッキバウンスするコンボは未だに強力なため、規制の維持も妥当ですね。
    同じデッキがずっと上位に居座るよりも、色々なデッキに可能性があった方が楽しいので異論はありません。

    6.エクスキューティー・スクランブル!
    エクスキューティーデッキの核を担うカードです!
    エクスキューティーデッキの強さの要因として、このカードによる後続の確保がありましたが、規制されたことで対応力と盤面維持力がガクッと下がりました。
    これは<潜入開始>が制限指定されたことでパワーを落とした時と同様であり、エクスキューティーデッキを諦める方も出てくると思います。
    あれだけ公認大会で上位入賞してしまえば、キツめの規制も仕方ないですね。

    7.潜入開始
    デッキによっては、レジェンド魔法カードの<死者蘇生>を上回るパワーを発揮するカードです!
    レジェンド覚醒パックで強化されたドラゴンをさらに強くしてしまうため、制限維持は妥当な規制だと思います。
    シークレットレアとして再録された時はどうなるかと思いましたが、緩和にならなくて良かったです。

    8.魔法石の採掘
    登場時、レジェンド指定されていないことが話題となりましたが、リミットレギュレーションで規制される結果となりました。
    毎ターン5枚ドローできるラッシュデュエルにおいては、手札3枚使ってでも墓地から回収したい魔法カードがあります。
    また、膠着状態の時に無理矢理手札を減らすことで、次ターンのドロー枚数を増やせるという利点もあるでしょう。
    まずは準制限で良かった気もしますが、制限指定でも納得です。

    準制限カード
    1.プログレス・ポッター
    ループデッキの主犯です!
    効果の都合上、制限指定は難しいと感じていたため、準制限指定は妥当だと思います。
    デッキをぐるぐる回すことで時間切れを狙う戦術も生まれてしまうため、そうした芽は摘んでおく必要がありますね。
    特に今後、ギャラクシーカップのような大型公認大会を開催していくのであれば、事前の対策、環境整備は必須でしょう。


    2.各デッキタイプへの影響
    新リミットレギュレーションを踏まえて、各デッキタイプへの影響について書いていきたいと思います!

    展開デッキ:ややパワーアップ
    業火の結界像>が規制されたことで、特殊召喚を絡めた展開が通りやすくなりました!
    ただし、<エクスキューティー・リュミエル>は規制をすり抜けたため、レベル7、8モンスターに依存するとデッキバウンスでやられます。
    展開型デッキの天敵である罠型デッキですが、エクスキューティーの弱体化によって、怖いのは<ダーク・リベレイション>を複数枚積んだ竜魔くらいになりました。
    そのため、強い罠型デッキが減った分、相対的に強くなったと判断しました。

    罠型デッキ:ややパワーダウン
    罠型デッキ筆頭のエクスキューティーが大幅にパワーダウンしたことに伴い、全体的に弱くなった印象です。
    邪影ダーク・ルーカー>が流行っていることも理由の一つで、裏側守備表示でセットされてしまうと、罠による対抗手段がほとんどありません。
    次のターンで安全に罠を破壊されながら1000ダメージくらってしまうため、圧倒的に不利です。
    他にも、<邪神の大災害>が登場したことで、罠の信用度下がりましたね。
    そのため、ややパワーダウンと判断しました。

    コンボデッキ:ややパワーアップ
    業火の結界像>で妨害されるケースがガクッと減ったため、コンボが決まりやすくなったと思います。
    ただし、ループ系のコンボデッキはキーカードが規制されたことで弱体化しました。
    また、相性の良かったエクスキューティーのシェアが減ることで、環境における絶対数も減るものと思います。
    マキシマム召喚は次のパックで強化されるため、こちらは使用者が増える可能性がありますね!
    規制と強化を加味して、ややパワーアップであると判断しました!


    3.最後に
    今まではエクスキューティーデッキのシェアが圧倒的に多い一強環境でしたが、今回の規制によってデッキ分布が割れる群雄割拠な環境になりそうな予感です!

    各デッキの強み・弱みを把握し、環境におけるポジションを明確にした上で、何を握るかを決めることが勝率アップにつながるでしょう!

    それとは逆に、デッキ間のパワーバランスに開きがなければ、使いたいデッキを握ってもワンチャン優勝できる環境とも言えます!

    一強環境の方が考えることが少なくて楽ですが、あれもこれも考慮しながらデッキを組むのも楽しくて良いですね!

    これからも新リミットレギュレーション対応の色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。

バスター・ブレイダー【カマクラル】

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    by カマクラル

    バスター・ブレイダー【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回はコイントスデッキの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?

    コイントス【カマクラル】

    レジェンド覚醒パックの発売によって強化されたコイントスデッキ!

    運要素が強いものの、ハマった際に強力な効果を持つカードが多いことが特徴です!

    ノーコストで制約なく手札を1枚増やせる<スロットマシーンPG-7>をサポートの主軸とし、機械族デッキでまとめました!

    比較的安価で組むことができるため、フリー対戦用に組んでおくのも良いと思います!


    さて、今回は<バスター・ブレイダー>デッキをご紹介いたします!

    レジェンド覚醒パックによってラッシュデュエル史上最高打点を手に入れたドラゴンフュージョンですが、その天敵として強化されたのが戦士族でした。

    相手のフィールド・墓地に5体以上のドラゴン族モンスターがいれば、攻撃力5100となり、<F・G・D>でさえも戦闘突破ができなくなります!

    ラッシュデュエルにはサーチカードが存在しないため、<バスター・ブレイダー>をデッキから探すことは引き次第ですが、墓地から手札に戻すカードは豊富にあります!

    もともとポテンシャルの高い戦士族でしたが、ここにきて環境トップを狙える力がついたと思います!


    目次
    1. デッキレシピ
    2. デッキコンセプト
    3. メインデッキ解説
    4. 各デッキとの相性
    5. 最後に
    それでは、早速観ていきましょう!


    1.デッキレシピ
    バスター・ブレイダーデッキ
    プレイヤー:カマクラル


    2.デッキコンセプト
    「竜と罠を許さないマン」です!

    ドラゴン族メタとなる<バスター・ブレイダー>4枚に加え、魔法・罠を破壊するカード(<シードラゴン・ナイト>含む)を11枚採用しています!

    そのため、相手の攻撃反応罠の被害を受けずに高攻撃力で相手の盤面を戦闘破壊していくのが基本スタイルです!

    バスター・ブレイダー>は<竜破壊の証人>と<鬼将メザメ>の効果で手札コストなく墓地から回収できる他、レジェンドカードの<バスター・ブレイダー>なら<レジェンド・セイバー>でも回収可能です!

    これらのカードによって高い再現性を誇るのも強さの秘訣ですね!

    また、サブアタッカーとして採用した<ギルフォード・ザ・ライジング>もサブとは思えないほどのパワーがあるため、デッキパワーは総じて高いです!

    それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!


    3.メインデッキ解説
    【最上級モンスター】7枚
    バスター・ブレイダー...1枚
    このデッキの絶対的エースカードです!
    仮に相手がドラゴンデッキでなくとも、2600打点なのでなかなか突破されません!墓地からこのカードを回収できる3種類の下級モンスターに支えられているため、レジェンドカードながら、実質10枚体制です!
    全てはこのカードを生かすために組んだデッキですので、必須です!

    伝説の戦士-バスター・ブレイダー...3枚
    バスター・ブレイダー>を嵩増しできる最上級モンスターです!
    竜破壊の証人>の成功率を高めることができますね!
    ただし、<レジェンド・セイバー>はレジェンドカード以外は墓地から回収できないため、名称がバスター・ブレイダーであったとしても回収先として選べないため注意しましょう。
    素の打点が2600なので攻撃力2500ラインのモンスターに突破されない点も強力です!
    対ドラゴンデッキでも輝くカードなので3積み必須です!

    ギルフォード・ザ・ライジング...3枚
    攻撃の主軸となるモンスターです!
    このデッキの約6割が戦士族モンスターなので、効果発動のコストに困ることも少ないでしょう。
    このカードで相手の盤面を更地にした後、他のモンスターでダイレクトアタックを決めても強いですし、<魔将気流>で打点を4700に上げれば、このモンスターだけで勝負を決めることもできそうです!
    非常に豪快なパワーカードなので3積み確定です!

    【下級モンスター】21枚
    蒼救騎士 ダンクス...3枚
    下級モンスターながら、2300打点になれる壊れカードです!
    打点アップした後は直接攻撃できない制約が付くため、効果を発動する際は注意しましょう。
    特に<ギルフォード・ザ・ライジング>で相手の盤面を更地にした後にこのカードで2300のダイレクトアタックはできません。
    よくあるケースなので覚えておきましょう!
    このデッキのモンスターはほとんど戦士族で統一しているため、デメリットである攻撃縛りの影響はほとんど受けません。
    基本的にはメリットしかないため、3枚の採用としました。

    蒼救騎士 シエーラ...3枚
    手札消費なしで相手の打点を1000下げられる強力な効果を持った下級モンスターです!
    実質2100打点のような運用ができる他、効果発動後にリリース要員としても使えますし、とても使い勝手が良いです!
    蒼救騎士 ダンクス>同様、攻撃時の種族縛りが発生しますが、ほとんど影響のない構築にしているため、あまり気にならないでしょう。
    こちらも3積み必須です!

    レジェンド・セイバー...3枚
    手札消費なく、墓地の<バスター・ブレイダー>を回収できる下級モンスターです!
    墓地のモンスターを1枚デッキの下に戻すことで打点をアップさせる効果の方が主となりますので、攻撃力1600のモンスターとして運用することができます!
    回収効果を使えないときでも単なるバニラモンスターにならない点は優秀ですね!
    ただし、召喚したターンにしか効果を発動できない点と、攻撃時の種族縛りというデメリットがあることは一応覚えておきましょう。

    竜破壊の証人...3枚
    墓地を2枚肥やしながら、墓地の<バスター・ブレイダー>を手札に回収する下級モンスターです!
    このカードの効果で墓地へ送られたカードの中に<バスター・ブレイダー>があれば、即回収可能です!
    1枚のカードの中で効果の噛み合いが良く、完結しているため、ある意味<フェニックス・ドラゴン>や<センサー・ダックビル>よりもスペックが高いです!
    このデッキにおいては絶対3枚確定です!

    鬼将メザメ...3枚
    3種類目の最上級回収モンスターです!
    上記2種類のモンスターと比べると、効果の発動条件が相手依存な点が少しネックです。
    しかし、手札消費なしで墓地の最上級モンスターを回収できるため、アドバンテージ的にはプラス1枚となります!
    ただし、自身のステータスが低い点と、守備力1900以下のモンスターで攻撃できなくなる点には注意しましょう。
    このカードの効果を発動したターンは<ギルフォード・ザ・ライジング>の横に並べた下級モンスターでの追撃ができなくなるため、覚えておきましょう!

    貫貴益荒男...3枚
    戦士族モンスターに貫通を付与する強力な効果を持った下級モンスターです!
    このデッキの最上級モンスターはいずれも高打点を誇るため、大ダメージを与えることができます!
    特に<魔将気流>でパンプアップした<ギルフォード・ザ・ライジング>に貫通を付与したら、それでゲームエンドとなるでしょう。
    効果発動の条件はやや厳しいものの、強気の3枚採用としました!

    シードラゴン・ナイト...3枚
    正直、採用を迷ったカードです。
    戦士族モンスターでないため、攻撃時の種族縛りで追撃に使えません。
    しかし、このデッキの勝ち筋は攻撃を確実に通していくことです。
    相手の罠に攻撃を阻まれないよう、相手の伏せカードを確認して安全を確保できるカードが必要でした。
    他のカードでこのカードの効果を代替するのは厳しいと判断し、今回は強気の3枚採用としました。

    【魔法カード】11枚
    鳥呪戦術...3枚
    相手のバックを破壊する魔法カードその1です!
    デッキの約6割が戦士族モンスターなので、発動できないシーンはほとんど無いでしょう。
    また、追加効果によって墓地の戦士族モンスターをデッキトップに戻せるため、状況に応じたカードを用意することができます!
    レベル8 以下と範囲が広いため、下級モンスターでも最上級モンスターでも自由自在です!
    非常に使い勝手が良いため3枚採用しました!

    天の選別...3枚
    相手のバックを破壊する魔法カードその2です!
    このデッキの下級モンスターは、ほとんど星4と3ですので、最上級+下級または下級3体で発動条件を満たせます!
    即打ちするというよりは、攻撃を通したいタイミングまで場に伏せておくのが良いでしょう。
    バック破壊カードが多いに越したことはないため3枚採用です。

    ゴースト・サイクロン...2枚
    相手のバックを破壊する魔法カードその3です!
    後攻1ターン目に引ければかなり強いですし、後攻の不利を覆すカードでもありますね!
    ただし、こちらの盤面が作れている状態では発動できません。
    使い勝手にムラのあるカードであるため、2枚の採用にとどめました。

    魔将気流...2枚
    手札消費は激しくなるものの、これ1枚でダメージ量を大幅に増やせるために採用しました!
    ギルフォード・ザ・ライジング>に使えばゲームエンド級のダメージ総量となるため、中途半端に装備魔法を入れるくらいなら、このカードでそのターン中に勝負を決めてしまった方が良いという判断です!
    ただし、序盤に引いても使いにくく、被って引くと辛いために2枚の採用にとどめました。

    ブラック・ホール...1枚
    汎用性が高いのはもちろん、<F・G・D>への対抗札として採用しました!
    バスター・ブレイダー>は打点で<F・G・D>を超えられる可能性が高いですが、地属性なので戦闘破壊することはできません。
    そのため、完全に盤面から除去するためにはこのカードに頼る他ありません。
    間違いなく必須の1枚です!

    【罠カード】1枚
    聖なるバリア -ミラーフォース-...1枚
    ブラック・ホール>同様、<F・G・D>への貴重な対抗札として採用しました!
    ドラゴンフュージョン以外の対面であれば、邪神の大災害と入れ替えるのも良いかもしれませんね!

    【エクストラデッキ】15枚
    蒼救騎士 ダンクス>と<蒼救騎士 シエーラ>の効果発動に必要なカードを採用しました。

    フュージョン>が採用されていないため、天界戦士族のカードが5種類1枚ずつあれば足りるのですが、相手に蒼救デッキと錯覚させるために15枚採用しています。

    5種類以上あればどのカードを何枚の配分にしてもかまいません。


    4.各デッキとの相性
    バスター・ブレイダーは展開型デッキに分類されます。
    それぞれの相性を見ていきましょう!

    展開デッキ(ドラゴン、戦士など) 相性:○やや有利
    言わずもがな、ドラゴンに対しては滅法強いです!
    それ以外の展開デッキに対しても互角に渡り合えるでしょう。
    上記の理由から、やや有利と判断しました!

    罠型デッキ(エクスキューティー、竜魔など) 相性:○有利
    相手のバックを確認・破壊するために11枚もの枠を割いています!
    相手の罠を踏まないよう、徹底的に破壊してから攻撃するため、罠による反撃をくらう確率が低いです!
    最上級モンスターの打点が高いため、盤面にモンスターを並べることができれば、早々突破されることもありません!
    あとは罠の後ろ盾がなくなった相手の盤面を蹂躙するだけなので、こちらが有利と言えるでしょう!

    コンボデッキ(ドラゴンF、蒼救など) 相性:〇やや有利
    大抵のフュージョンモンスターやマキシマムモンスターに対しては、<魔将気流>によるパンプアップで対処が可能です!
    ただし、蒼救相手の場合は<蒼救の泡影 アルティエラ>が厄介になります。
    バスター・ブレイダー>で相打ちをとることができますが、こちらの損失の方が大きいでしょう。
    展開のスピードはこちらの方が上ですが、相手のコンボが決まると手こずってしまうのは確かなので、相性はやや有利と判断しました。


    5.最後に
    原作遊戯王の決闘都市編で闇遊戯が使役したエースモンスターが活躍するデッキです!

    バスター・ブレイダー>は単純に見た目がカッコいいだけでなく、デッキとしてまとまりがあり、しっかりと強い点もポイント高いですね!

    環境デッキの一つであるドラゴンに対して相性が良い点も追い風です!

    それでいて、次回リミットレギュレーションの影響も受けない可能性が高いため、長期的に使えるデッキになりそうです!

    戦士族が増える度に強化されるデッキでもあるため、今のうちに揃えておくことをオススメします!

    これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



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