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【35ページ目】カマクラル | 遊戯王ラッシュデュエル

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幻竜【カマクラル】

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    by カマクラル

    幻竜【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回は新弾レビュー記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?

    トリプルビルドパック ゴッドブレス・ウィング【カマクラル】


    ハーピィ、楽姫、幻壊竜という3つのテーマのデッキが組める新しいタイプのパックでした!

    どのテーマにも強力な新規カードが登場しており、環境に台頭してくることも十分にあり得るポテンシャルを持っていますね!

    そして、あらゆるデッキに採用できる汎用カード「<風帝ライザー>」も収録されています!

    自分・相手を問わず、フィールドのカードを何でも1枚デッキバウンスできる超絶効果の持ち主です!

    今までは対処が困難だった破壊耐性すらも難なく突破できるようになり、余程の理由が無い限り、レジェンドカードのモンスター枠はこのカードになることでしょう!

    これから始まる新環境が今からとても楽しみです!


    さて、今回は幻竜デッキを執筆いたしました!

    こちらはアニメ遊戯王ゴーラッシュで六葉アサカが使う炎属性・幻竜族を主としたテーマと、アニメ遊戯王SEVENSで六葉アサナが使う地属性・幻竜を主としたテーマの混合デッキになります!

    強力な最上級モンスターと破壊効果を駆使する超攻撃型のデッキです!

    高打点でのダイレクトアタックで一気に勝負を決めにいきましょう!


    目次
    1. デッキレシピ
    2. デッキコンセプト
    3. メインデッキ解説
    4. 各デッキとの相性
    5. 最後に
    それでは、早速観ていきましょう!


    1.デッキレシピ
    幻竜デッキ
    プレイヤー:カマクラル


    2.デッキコンセプト
    「破壊と創造」です!

    新カードである<幻壊竜バクハムート>や<幻壊爆竜デンジャラス・バクハムート>は強力な破壊効果を、既存の<幻刃竜ビルド・ドラゴン>は強力な特殊召喚効果を持ちます!

    これらのエースモンスター達がまさに破壊と創造を象徴していますね!

    デッキのシナジーを強めるため、モンスターはほぼ全て幻竜族で統一しました!

    墓地を活用するカードが多いため、フィールド魔法は墓地を肥やせる<バーサーカーコロシアム>を優先し、<透幻郷の嶮峻>と合わせて5枚の採用にしています!

    また、採用したモンスターのほとんどがフュージョン素材となっており、フュージョン素材でありながらフュージョンサポートも兼ねる<幻壊兵ヘル・メット>も3積みしているため、フュージョンを発動する機会は多いです!

    状況に応じて破壊か創造かを選び、高打点で相手を制圧していきましょう!

    それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!


    3.メインデッキ解説
    【最上級モンスター】7枚
    幻壊竜バクハムート...3枚
    このデッキのエースモンスターです!
    条件はやや厳しいものの、<最強戦旗エースブレイカー>を超える破壊効果を持ちます!
    手札消費が激しいためにフュージョンとはミスマッチな感もありますが、強力な効果であることには変わりないです。
    このカード単体で攻めるも良し、フュージョンしてから攻めるも良し、ライフカットに貢献できるモンスターだと思います!
    スタッツも高いため3枚採用です!

    幻刃竜ビルド・ドラゴン...3枚
    こちらも幻竜族のエースモンスターです!
    フィールド魔法発動下という条件はあるものの、ノーコストで墓地のバニラモンスターを復活できる効果は超強力です!
    特殊召喚するモンスターにレベル制限が無いため、レジェンドカードである<幻煌龍 スパイラル>も蘇生が可能です!
    また、下級の通常モンスター達は全てフュージョン素材となるモンスターなので、蘇生からのフュージョンも自然と成功しやすくなりそうです!
    こちらも間違いなく3積み確定ですね!

    幻煌龍 スパイラル...1枚
    最新弾で登場した新規レジェンドカードです!
    唯一無二のスタッツを誇る他、種族にも恵まれた1枚ですね。
    今回はシナジー強化のためにこちらを採用しました!

    【下級モンスター】20枚
    幻壊兵トビー・ショック...3枚
    幻壊爆僚ワーニング・ヘビー・ショック>のフュージョン素材となるモンスターです!
    幻竜族の1500打点持ちは珍しいため、下手なカードを入れるより役に立ちますね!
    シナジーを鑑みて3枚採用としました。

    幻刃戦士ショベロン...3枚
    幻刃棟竜ハンドツーロン>のフュージョン素材となるモンスターです!
    上述した<幻壊兵トビー・ショック>同様、攻撃力1500の下級アタッカーとして重宝します!
    また、<幻刃歩哨ドラグライン>の追加効果で墓地から回収できる点も強力ですね!
    こちらもシナジーを鑑みて3枚採用です!

    幻刃歩哨ドラグライン...3枚
    手札コスト無しでレベル8モンスターを蘇生する強力な下級モンスターです!
    追加効果で墓地の下級バニラモンスターを回収できるため、フュージョンに繋げやすい点も優秀ですね!
    墓地が肥えている前提にはなりますが、強気の3枚フル投入です!

    幻壊兵カセツ・バイテン...3枚
    このデッキには26枚の幻竜族が採用されているため、かなり高い確率で回収効果を使うことができます!
    フェニックス・ドラゴン>のように最上級モンスターを回収するも良し、<幻壊兵ヘル・メット>からフュージョンに繋げるも良しと汎用性が高いです!
    ただし、ライフコストが必要な上に効果の確実性が無いため、その点は注意しましょう。
    アドバンテージを稼ぐ優秀なモンスターなので3枚採用しました。

    幻壊兵ヘル・メット...3枚
    2種類のフュージョンモンスターのフュージョン素材を兼ねるモンスターです!
    自身のスタッツは低いものの、墓地からフュージョンとフィールド魔法カードを回収する効果は、アドバンテージを稼ぐことが出来るため優秀ですね!
    もちろん墓地が肥えている前提にはなりますが、このデッキには必須なので3枚フル投入です!

    幻刃妖精ピッケロン...3枚
    幻刃棟竜ハンドツーロン>のフュージョン素材となるモンスターです!
    幻竜族版の<ミスティック・ディーラー>であり、他のカードで墓地から回収した幻竜族をコストとして使うことも出来るため優秀です!
    墓地を肥やしつつ手札バランスを整えてくれるカードは何枚でも欲しいため3積み必須です!

    業火の結界像...1枚
    幻竜族とのシナジーは無いですが、ワンダーや海竜など特殊召喚を駆使する環境デッキに刺さるため、メタカードとして採用しました!
    幻壊竜は炎属性テーマなので、このカードの影響を受けずにフュージョン召喚できる点も噛み合っています!
    個人的に今期はこのカードは必須だと思っています。

    【魔法】10枚
    バーサーカーコロシアム...3枚
    幻竜族用のフィールド魔法よりも、墓地を肥やせるこちらを優先しました!
    基本、フィールド魔法は重ねて引くと損失にしかなりませんが、このカードであれば墓地を2枚肥やせる魔法カードとして割り切って使うことが可能です!
    このデッキはフィールド魔法依存なところもあるため、強気の3枚投入です!

    透幻郷の嶮峻...2枚
    幻竜族の攻撃力を永続的に400もアップするフィールド魔法です!
    幻壊兵ヘル・メット>の追加効果で回収できることはもちろん、<幻刃棟竜ハンドツーロン>の効果で墓地から回収することも可能です!
    相手が幻竜デッキでない場合、最上級モンスターの打点で負けることはほぼなくなるでしょう。
    ただし、枠の兼ね合いから2枚の採用にとどめています。

    フュージョン...2枚
    フュージョンデッキの場合、普通はこのカードを3枚入れると思います。
    それはこのカードなくしてデッキが回らないからです。
    フュージョンデッキは一度フュージョン召喚に成功するとグルグル回り始めるのですが、フュージョンが決まるまではグダってしまいます。
    そのため、引ける確率を上げるために<フュージョン>が3枚採用されているのですが、そもそもこのカード自身が事故札になり得てしまいます。
    重ねて引いても弱いですし、フィールドにセットすることでセルフロックをかけてしまうことにも繋がります。
    このデッキはフュージョンしなくても最上級モンスターだけで十分渡り合えますし、<幻壊兵ヘル・メット>から<フュージョン>を回収することも可能なので、2枚の採用にとどめました。

    幻壊大鎧戸...2枚
    書いてあることはかなり強く、戦闘・効果破壊耐性を付与することができます!
    表示形式を変更したり、デッキバウンスする手段の無いデッキにとっては詰むレベルのカードです!
    しかし、無敵状態を維持する条件はそこそこ高く、いつでも無敵状態にできる訳ではないと思います。
    このカードに頼り切るのは危険と判断し、2枚の採用にとどめました。

    死者蘇生...1枚
    フュージョン素材やフュージョンモンスターそのものを特殊召喚できるカードです!
    最序盤以外は活躍が見込めるため、こちらを採用しました。
    しかし、この枠はプレイヤーの考えによって入れ替えて良いと思います。
    デッキの回転率重視なら<天使の施し>の方が良いですし、攻撃を確実に通したいなら<大嵐>でも良いでしょう。
    今回はコンボ重視にするためこちらを採用しました。

    【罠】3枚
    ノーバディ・スキャットシーフ...2枚
    戦闘ダメージを軽減しつつ、デッキの回転率を上げるカードです!
    3枚にするか悩みましたが、<フュージョン>や<幻壊大鎧戸>など魔法・罠ゾーンを圧迫するカードが多いため、2枚の採用にとどめました。

    魔法の筒...1枚
    このデッキにはモンスターを破壊する効果を持つモンスターが多いため、聖なるバリアーミラーフォースーや激流葬では役割が被ってしまいます。
    また、このデッキはワンダーのようなワンキル力が無いため、相手のライフを削っておいてキルラインを下げておく方が重要だと考えました。
    そのため、個人的には<魔法の筒>一択です!

    【エクストラデッキ】12枚
    幻壊爆竜デンジャラス・バクハムート...3枚
    ノーコストで毎ターン1:2交換を可能にする凶悪なモンスターです!
    追加のダメージ効果もあるため、殺傷能力が高いですね!
    特にフィールド魔法がある状態で、自分のモンスターに<幻壊大鎧戸>を装備した場合、こちらの<幻壊大鎧戸>を破壊対象に選択すれば0:2交換となります!
    これは遊戯王OCGのSPYRALにおけるSPYRAL-ボルテックスとSPYRAL GEAR-ラスト・リゾートのコンボを彷彿とさせますね!
    このデッキのフィニッシャーなので1枚あれば十分かもしれませんが、枠が空いているため3枚の採用です!

    夢幻刃龍ビルドリム...3枚
    こちらはコストがフィールド魔法に限定されていますが、1:2交換を可能にするモンスターです!
    ただし、必ず2体のモンスターを選ばなければならないため、マキシマムモードのモンスターは破壊できません。
    幻壊爆竜デンジャラス・バクハムート>と比べると見劣りしてしまいますが、<幻刃竜ビルド・ドラゴン>から<幻刃姫パイロン>を特殊召喚することですぐにフュージョン素材を揃えることができるため、出しやすさはこちらが上でしょう。
    こちらも枠が空いているため3枚の採用です。

    幻壊爆僚ワーニング・ヘビー・ショック...3枚
    攻撃力2600なので、最上級モンスターには突破されにくいです。
    場に生き残れば毎ターン、レベル8以上の幻竜族モンスターとフュージョンを墓地から回収できます!
    ただし、回収後に自分フィールドのカードを1枚選んで破壊しなければならないため、このカードを出したターンに連続フュージョンするのはやや難易度が高いです。
    回収効果を使うのは次ターン以降と捉えて、高打点のモンスターとして活用する道を考えた方がいいかもしれませんね。
    下級モンスター同士のフュージョンで出しやすいため、3枚採用です。

    幻刃棟竜ハンドツーロン...3枚
    2500打点なので、相手の最上級モンスターで一方的に戦闘破壊されることは少ないでしょう。
    自分のターンに効果を使えば2700打点になれるため相手の<邪影ダーク・ルーカー>を突破できます!
    また、墓地の<透幻郷の嶮峻>を回収できるため、自分の場にフィールド魔法が無ければ3100打点になれます!
    これだと<創世神>すらも突破できますね!
    フュージョン素材とフュージョンを揃える必要があるため、<幻壊爆僚ワーニング・ヘビー・ショック>に比べると出しにくさはありますが、フュージョン素材となるモンスター達がこのデッキにおける必須カードであり、枠が空いているためこちらも3枚採用です。


    4.各デッキとの相性
    幻竜はコンボデッキに分類されます。
    それぞれの相性を見ていきましょう!

    展開デッキ(海竜、機械など) 相性:○有利
    このデッキは展開デッキ寄りのコンボデッキです。
    展開デッキ同士であればパワーは五分かと思いますが、このデッキは破壊効果持ちが多いためにダメージレースは有利になります。
    また、戦闘・効果破壊耐性付与の装備魔法もあるため、相手が単なるビートダウンである場合には対処が困難になります。
    展開スピードはこちらが遅いかもしれませんが、採用されているカードの特質からこちらが有利と判断しました。

    罠型デッキ(ハーピィ、エクスキューティーなど) 相性:×不利
    このデッキの罠対策は<幻壊大鎧戸>しかありません。
    多くのデッキに採用されているシードラゴン・ナイトですら、種族ギミックの兼ね合いから採用されていないからです。
    つまり、相手の罠カードの影響をもろに受けてしまいます。
    特にハーピィは期待の罠型デッキですので、餌食になってしまうかもしれません。
    相性はこちらが不利と判断しました。

    コンボデッキ(ワンダー、海竜マキシマムなど) 相性:△五分
    モンスターの効果破壊が得意なため、相手が苦労した出したフュージョンモンスターやマキシマムモンスターを簡単に突破できます!
    また、相手が裏側守備表示のセットで耐えてきても、こちらのフュージョンモンスターはレベル9が多いため、<ノーバディ・スキャットシーフ>のダメージ軽減効果を受けません!
    ダイレクトアタックをごっそりライフを削ることができます!
    一方で、盤面にレベル7以上のモンスターを立てることになるため、魔導竜騎士ーセブンスギアスの効果を発動されてしまいます。
    このデッキには<魔法の筒>くらいしか防御カードが無いため、一瞬でライフを消し飛ばされる可能性がありますね。
    また、効果破壊耐性が付与された<深淵竜神アビス・ポセイドラ>の突破も厳しいです。
    有利と不利が入り混じっているため、相性は五分と判断しました。


    5.最後に
    強力な破壊効果を持つ新規エースカードと、アド獲得能力に長けた下級のサポート役が増えたことで一気に強くなった幻竜デッキ!

    豪快な立ち回りが出来るため、使っていて楽しいデッキだと思います!

    ハーピィがどれくらい環境に台頭してくるかにもよりますが、罠型デッキの少ない今なら、このデッキも活躍が期待できそうですね!

    これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



トリプルビルドパック ゴッドブレス・ウィング 新弾カードレビュー【カマクラル】

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    by カマクラル

    トリプルビルドパック ゴッドブレス・ウィング新弾カードレビュー【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。


    2023年6月24日(土)に「トリプルビルドパック ゴッドブレス・ウィング」が発売されました!

    「タイプが異なる3つのテーマデッキが楽しめる」というコンセプトのパックです!

    新カードはもちろん、それぞれのテーマに関連する既存カードも収録されていますね。

    このパックに収録されたカードだけでデッキが組めるため、これからラッシュデュエルを始める方にもオススメのパックです!

    収録テーマは遊戯王OCGで根強い人気を誇る「ハーピィ」、アニメ遊戯王SEVENSで登場したタイガーが操る「楽鬼」、アニメ遊戯王ゴーラッシュ!!のアサカが使用する「幻壊竜」の3つです。

    ハーピィは風属性・鳥獣族のマキシマムテーマですが、レベル5、レベル4のモンスターでのビートダウンと罠での妨害も得意です。

    楽姫は風属性・戦士族のフュージョンテーマですが、墓地フュージョンが超強力です!

    幻壊竜は炎属性・幻竜族のフュージョンテーマですが、効果破壊を得意としており、ガンガン相手のライフを削ることができます!

    今回もカマクラルがピックアップした注目カードをご紹介いたしますので、是非とも最後までお付き合いください!

    それでは早速どうぞ!


    新弾カード考察
    1.ハーピィ三姉妹
    効果モンスター/ マキシマム
    レベル5 / 風属性 / 鳥獣族 / MAXIMUM ATK 3400 ATK 2100 / DEF 0
    「ハーピィ三姉妹[L]」「ハーピィ三姉妹[R]」と揃えてマキシマム召喚できる。
    【条件】自分の墓地のモンスター(風属性/鳥獣族)2体をデッキに戻して発動できる。
    【効果】自分フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで500アップする。このカードがマキシマムモードの場合、さらに相手に500ダメージを与える。

    今弾でテーマ化したハーピィのエースモンスターです!
    マキシマムパーツはいずれもレベル5の2100打点となっているため、ビートダウンデッキとしても戦えます!
    レベル5である利点としては、<魔導竜騎士-セブンスギアス>の効果を発動させないこと、<マッドレア・アクエラ>の効果で破壊されないこと、<亜竜地獄>の効果で破壊されにくいことが挙げられます!

    また、同弾に収録された各種サポートカードの恩恵も受けられますし、かなり完成度の高いテーマとなりそうです!

    マキシマムしても良し、マキシマムしなくても良しのテーマとして、環境に台頭して来そうですね!

    強力なカードが多い分、何に重きをおいてどのサポートカードを採用するかプレイヤーの構築力が問われそうです。

    個人的には一番注目の新テーマですね!

    2.ハーピィの羽根嵐
    通常罠
    【条件】相手がモンスターを召喚した時、自分の墓地の「ハーピィ・レディ」「ハーピィ三姉妹」を合計2枚デッキに戻して発動できる。
    【効果】その召喚されたモンスターを破壊する。この効果の条件で通常モンスターをデッキに戻した場合、さらに相手フィールドのモンスター1体を選んで表示形式を変更できる(攻撃表示は表側守備表示に、守備表示は表側攻撃表示にする)。

    テーマ専用の落とし穴です!
    墓地のコストさえあれば、自分の盤面にモンスターが居なくても発動できる点が優秀ですね!

    特にハーピィは墓地にいる間は自身を<ハーピィ・レディ>や<ハーピィ三姉妹>として扱う効果を持っているため、簡単に発動条件を揃えることが可能です!

    このカードの存在だけでもデッキを組む価値があると思いますが、特殊召喚には対応していない点には注意しましょう。

    尚、先攻1ターン目に伏せることができても、すぐに発動できるかは難しいところです。
    そのため、採用枚数は要検討ですね。
    脳死で3積みしないように注意しましょう。

    3.楽姫の演舞
    通常魔法
    【条件】自分の墓地にモンスター(風属性/戦士族)が5体以上いる場合に発動できる。
    【効果】自分の手札・墓地のモンスターを素材としてデッキに戻し、モンスター(風属性/戦士族)をフュージョン召喚する。

    ドラゴン・トライブ・フュージョン>、<セブンス・ワンダー・フュージョン>に続く墓地フュージョンカードです!

    セブンス・ワンダー・フュージョン>と違い、こちらには発動条件が付いているため、序盤は打ちづらいですね。

    現在のカードプールでは、風属性・戦士族のモンスターの種類が少なく、大量のバニラモンスターを採用しなければなりません。

    このカードを強く使うために、多数の弱いカードを採用しなければならなくなるため、このカードを引けるかどうかで全て決まりますね。

    また、自分フィールドのモンスターをフュージョン素材として使えない点も地味に使い勝手が悪いです。

    自分フィールドのモンスターゾーンが埋まっているタイミングでは発動できませんし、手札のカードをフュージョン素材に使っても大したメリットにはならないため、やはり基本は墓地フュージョンとなるでしょう。

    そうなると、大量の手札回転カードが必要ですが、<神楽鬼ファーゴッド・フィンガー>はレベル8、<重楽鬼アンサンブルファイター>はレベル7なので、<七宝船>をフルパワーで使うことができません。

    このカード単体のパワーは高いですが、構築は相当練り込む必要がありそうです。

    4.幻壊爆竜デンジャラス・バクハムート
    効果モンスター / フュージョン
    レベル9 / 炎属性 / 幻竜族 / ATK 3000 / DEF 2500
    「幻壊竜バクハムート」+「幻壊兵ヘル・メット」
    【条件】なし
    【効果】自分フィールドの表側表示のカード1枚と相手フィールドのモンスター1〜2体を選ぶ。選んだカードを破壊する。その後、[この効果で破壊した相手フィールドのモンスターの数]×500ダメージを相手に与える。

    1:2交換に加え、ダメージまで与えられる豪快な効果を持つフュージョンモンスターです!

    今弾で登場したサポートカードを駆使することで素材も集めやすく、思ったより簡単に場に出すことができます!
    相手のモンスターゾーンを更地にすることも容易なため、一気に相手のライフポイントを削り取ってやりましょう!

    レベル9の高打点なので、一度場に出されたら返すのはけっこう手間ですね。

    幻竜族の新しいエースカードとして必須のカードです!

    5.風帝ライザー
    効果モンスター(LEGEND)
    レベル6 / 風属性 / 鳥獣族 / ATK 2400 / DEF 1000
    【条件】このカードを攻撃表示でアドバンス召喚したターンに発動できる。
    【効果】自分または相手フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキの上に戻す。

    現存するレジェンドカードのモンスター枠で最強のカードだと思います!

    リリース1体で出せる手軽さもありますが、何よりノーコストでのデッキバウンスが強過ぎます!

    深淵竜神アビス・ポセイドラ>などの効果破壊耐性持ちモンスターを難なくデッキトップに飛ばせますね!

    エクスキューティーデッキにて<アビス・ソルジャー>を使った際、あまりの強さに驚きましたが、このカードはそれを上回る汎用性の高さです!

    召喚したターン限定ですが、手札コストを必要としませんし、盤面には2400打点が残ります!

    余程のことがない限り、モンスターカードのレジェンド枠はこのカードになるのではないかと思っています。

    最低でも1枚は持っておきたいカードです!

    6.ゴッドバードアタック
    通常罠(LEGEND)
    【条件】相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時、または相手が魔法カードを発動した後、自分フィールドの表側表示モンスター(鳥獣族)1体を墓地へ送って発動できる。
    【効果】相手フィールドのカードを2枚まで選んで破壊する。

    限りなくフリーチェーンに近い発動タイミングを持つ罠カードです!

    モンスターや魔法・罠カードのセットには対応していないため、プレイングの上手い相手には打ちどころが無い可能性もありますが、相手ターンでカードの種類を選ばず2枚のカードを破壊する効果はかなり強力です!

    タイミングによっては、これ1枚で勝敗が決まることもあるでしょう。

    扱いが難しい分、玄人好みなカードであるため、慣れないうちは魔法の筒などシンプルな罠にした方が無難です。

    それでもプレイングに自信がある方はハーピィデッキに採用すると良いでしょう!


    最後に
    VSパックといい、今回といい、最近は新しいコンセプトのパックが次々と登場していますね!

    ユーザーとメーカーにとって、良い販売方法が見つかることを願います!

    個人的には、新テーマ3つが追加されたことで環境がどう変わっていくのか楽しみで仕方ありません!

    また、ギャラクシーカップ決勝戦で使用できるカードプールがほぼ出揃ったため、ここから1ヶ月は環境を読みつつ、最強デッキを模索する日々が始まります。

    公式だけにとどまらず、各地の非公認大会も盛り上がりを見せているため、ラッシュデュエリストにとっては楽しい環境となってきましたね!

    これからも新カードを使ったテーマデッキをたくさんご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。

2023年7月リミットレギュレーション【カマクラル】

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    by カマクラル

    2023年7月リミットレギュレーション【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。


    公式からの予告通り、6月18日21時に7月1日実装の新リミットレギュレーションが発表されました!

    セブンスワンダー、海竜、機械と分布のバラけた環境で、一体どこに規制がかかるか...正直、予想が難しかったです。

    しかし、蓋を開けてみると今回は新しい規制はなく、緩和のみという意外な改定でした!

    5、6月に行われたギャラクシーカップ2023の予選結果は、今回の制限改定にどれだけの影響を与えたのか何とも言えませんね。

    公式の見解として現環境は良環境であり、手を加える必要が無いという判断なのかもしれません。


    今回の規制が今後の大会シーンはもちろん、ギャラクシーカップ決勝戦にも多大な影響を与えることは間違いありません!

    ギャラクシーカップ2022ではメインにレジェンドカード1種類のみ、リミットレギュレーションも実装前でしたので、昨年とは違った大会となりそうですね!

    この記事では各デッキへの影響についても予想しましたので、是非とも最後までお付き合いください!

    目次
    1. リミットレギュレーション考察
    2. 各デッキタイプへの影響
    3. 最後に
    尚、今回は新しい規制が無いため、緩和されたカードに絞って解説していきます!

    それでは、早速観ていきましょう!


    1.新リミットレギュレーション考察
    禁止カード:該当なし
    今までは「<ブラック・ホール>を禁止にしろ」という声がありましたが、<ノーバディ・スキャットシーフ>の登場によってお手軽ワンキルも狙いにくくなりました。

    一時期はメイン採用率もかなり高かったですが、今は必ずしもレジェンドカード枠が<ブラック・ホール>ではなくなってきています。

    ヴォイドヴェルグシリーズとの兼ね合いもありますし、やはり禁止というのは相当ハードルが高そうですね。

    たしかに販売したカードを公式の大会で使えませんと言われたら、最初から刷るなと言われかねないですからね。

    特定のカードが強くなり過ぎないようにカードプールを増やしていく今の調整の仕方がベストなのかもしれません。

    今後も余程のことがない限り、禁止指定は無さそうです。


    制限カード(新規):該当なし
    前回の改定ではけっこう種類が増えたため、今回はどこまで規制が入るか注目していましたが、何と新規の規制は0でした。

    セブンスワンダーや海竜のデッキパワーが全く落ちないことになるため、これまで通り握り続ける人は多くなりそうです。

    今回の結果から考えるに、一強になると規制を強め、群雄割拠になると緩めるという方針なのかもしれませんね。

    今期、セブンスワンダーや海竜が一強になるようなら、次回規制対象となりそうです。


    準制限カード(緩和):2種類
    エクスキューティーの核となる専用魔法カードと、レベル7通常モンスター専用魔法カードが緩和されました。

    これらは今期の大会で結果を残しているデッキには入っていないカード達であり、戻しても問題は無いという判断なのでしょう。

    ただ、<寿司天使ドラゴンロール>は緩和されなかったことから、ループデッキに関する縛りは相変わらず強いようです。

    と言うのも、しばしば1ターンのプレイ時間に関しては声が上がるからでしょう。

    遅延行為の判定は非常に難しく、それ故にジャッジの対応も様々です。

    延々と時間を潰されてライフ差で勝つことが横行するようでは、良好な対戦環境とは言い難いですね。

    話が少し脱線してしまいましたが、今回緩和されたカードについて解説していきます。

    1.エクスキューティー・スクランブル!
    重めの規制に加え、<マッドレア・アクエラ>と<ノーバディ・スキャットシーフ>という強力な汎用カードの登場により、使用者が激減したエクスキューティー。
    いくら一世を風靡したデッキとは言え、その後まったく活躍できなくなるのであれば、カードを買うことを躊躇する人も出てくるのではないでしょうか。

    今回は救済措置としての緩和でしょうが、このカードが2枚に増えたところで大きな変化は無いように思います。
    もちろん使えないよりは使える選択肢を持てた方が良いですが、せいぜい<ノーバディ・スキャットシーフ>を割れる<エクスキューティー・ラム>を出しやすくなる程度ではないでしょうか。

    これでエクスキューティーの分布が増えないようなら、次の緩和で3枚になってもおかしくなさそうです。

    2.潜入開始
    昨年は猛威を振るっていたこのカードですが、年明けからはすっかり見かけなくなりました。

    たしかに単体のカードパワーはかなり高いですが、相方となるレベル7通常モンスターをメイン採用しないといけない点が、デッキの選択肢を狭めています。

    また、レベル7モンスターは今の環境ですと、<魔導竜騎士-セブンスギアス>や<パワー・ボンド>で強化された<サイバー・ツイン・ドラゴン>の的にされたり、<アビスレイヤー・アプサラス>の効果で破壊されたりと利点が少ないです。

    環境の立ち位置的に向かい風ではありますが、このカードを活かせるギャラクシー、機械、ドラゴンあたりがどこまでやれるのか、要注目ですね!


    2.各デッキタイプへの影響
    新リミットレギュレーションを踏まえて、各デッキタイプへの影響について書いていきたいと思います!

    展開デッキ:ややパワーアップ
    潜入開始>が緩和されたことで、展開力とパワーを上げることが可能になりました!
    罠破壊耐性持ちの3200打点が簡単に出てくるため、かなりの強化ですね!
    業火の結界像>が緩和されなかったところも追い風になっています。
    しかし、レベル7通常モンスターがセットで必要となるため、デッキを選びます。
    スタッツの高い<ギャラクティカ・オブリビオン>を出張させるかたちでも問題ありませんが、できればシナジーのあるテーマを選びたいですね!
    潜入開始>を自然なかたちで入れられないデッキであれば、大して意味はないため、ややパワーアップと判断しました。

    罠型デッキ:ややパワーアップ
    罠型デッキの筆頭であるエクスキューティーの専用魔法が緩和されました!
    ただし、未だに<エクスキューティー・リリウス>は制限のままですし、全盛期の力には遠く及びません。
    また、<マッドレア・アクエラ>や<ノーバディ・スキャットシーフ>といったメタを兼ねた汎用カードが登場したことも、環境的な立ち位置を悪くしました。
    とは言え、僅かでも規制が緩和されたことは実質的な強化です!
    エクスキューティー・スクランブル!>から<エクスキューティー・ラム>を特殊召喚し、効果で攻撃前に伏せカードを破壊すれば、<ノーバディ・スキャットシーフ>の対策になりますね!
    そのため、ややパワーアップと判断しました。

    コンボデッキ:変化なし
    コンボデッキに入るようなカードは、今回の改定では規制されませんでした。
    最近のパックにて、閃光のオブリビオンはフュージョン強化、VSパックトリプルビルドパック ゴッドブレス・ウィングはマキシマム強化が施されています。
    そのため、以前に比べれば格段にカードプールが増えて使いやすくなっていますが、一強と呼ぶにはまだ足りない印象です。
    ようやく展開デッキや罠型デッキのパワーに追いついたという表現の方がしっくり来ます。
    リミットレギュレーションの影響による変化は少ないと思いますが、ネタデッキではなく、環境デッキの一角として活躍しているデッキもあるため、このまま力をつけていって欲しいですね!


    3.最後に
    前回の制限改定では、結局エクスキューティー一強時代を止められませんでした。

    しかし、その後の拡張パックによって、エクスキューティーの使用率がガクッと下がりました。

    現時点での環境デッキには、カードの規制がかからなかったため、今後は新規のカードの力で環境のパワーをコントロールしていくつもりなのかも知れません。

    今期はエクスキューティー一強時代と比べると、考えるべきことが増えて大変です。

    しかし、各デッキの強み・弱みをしっかりと把握し、どのデッキを握るのが一番勝率が高いのか、考察するのが好きなプレイヤーには良環境だと思います!

    また、<セブンス・ワンダー・フュージョン>や<パワー・ボンド>といった超パワーカードを使うことで、プレイングに頼らずに勝ちをもぎ取れる点も今期の特徴ですね!

    今後も毎日、各デッキの研究を進めていきたいと思います!

    また、これからも新リミットレギュレーション対応の色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



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