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新リミット海竜マキシマム【カマクラル】

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    by カマクラル

    新リミット海竜マキシマム
    【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回は2023年10月から適用される新リミットレギュレーションの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?


    改定枚数が少ないことに加え、ワンダーより海竜の方が重い規制を受けるという予想の斜め上をいく改定でした!

    海竜のお手軽展開と墓地メタが減り、ワンダーの速度が落ちたことで、爬虫類やハーピィなど規制を免れた他のデッキが台頭してきそうです。

    また、9月30日に発売されたストラクチャーデッキ-究極の青眼伝説-の登場で青眼デッキも環境入りすることでしょう。

    10月14日に発売されるメガロードパック2にも新規のカードが多数登場するため、しばらく環境は混沌としそうですね。


    さて、今回は新リミット対応の海竜デッキを執筆いたしました!

    グランド・エクストリーム>というデッキの核が規制されたことで展開力は下がったものの、マキシマム関連にはメスが入らなかったため、まだ組める余地があると感じました。

    メインギミックから多数のドローカード、サルベージカード、墓地メタ、<業火の結界像>メタを内蔵しているため、環境デッキへのメタポジションとして活躍が期待できます!

    目次
    1. デッキレシピ
    2. デッキコンセプト
    3. メインデッキ解説
    4. 各デッキとの相性
    5. 最後に
    それでは、早速観ていきましょう!


    1.デッキレシピ
    新リミット海竜マキシマム
    プレイヤー:カマクラル


    2.デッキコンセプト
    「環境メタマキシマム」です!

    展開と墓地メタを兼ねる<グランド・エクストリーム>が制限カードになったことで打撃を受けた海竜ですが、アビスカイト下級モンスターが増えたことでマキシマム軸ならまだまだやれると考えました。

    効果破壊耐性持ちの4000打点を超えることは、環境デッキと言えども容易ではないですし、<アビスカイト・プリベントウォール>で戦闘破壊耐性も付与できればかなり高い確率でターンが返ってくることでしょう。

    そこから全ブッパして4000ダメージを与えられたら勝利は目前です!

    また、<アビスカイト・リーム>の効果で墓地メタ性能を補えるところもなかなか優秀ですね。

    それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!


    3.メインデッキ解説
    【マキシマムモンスター】10枚
    深淵竜神アビス・ポセイドラ、[L]、[R]...各3枚
    自分の墓地にモンスターがいない場合、自身の攻撃宣言時での罠の発動を封じ、効果破壊耐性を付与します!
    [L]の効果で墓地のモンスターを空にできるため条件を満たすのは簡単ですね!
    [R]の効果で相手はセットを大きく制限されるため、手札を使い切ることすら困難になります。
    全ブッパにつながらずともマキシマム召喚に成功するだけで相手を追い詰められるため非常に強力です!
    アビスカイトの下級モンスター達でパーツ回収も簡単になりましたし、以前より強くなったと感じています。
    もちろん各3積み必須です!

    輝鋼超竜デヴァスター・オケアビス[R]...1枚



    デッキの上から3枚を墓地に落とせる優秀な最上級モンスターです!
    マキシマムは出来ないものの、単体でも2900打点になれるため戦闘面で重宝しますね!
    元の打点が2400なので、<アビスカイト・リーム>で墓地から回収することも可能です!
    レベル10サポートカード達の恩恵も受けられるため、1枚だけ採用しました。

    【上級モンスター】1枚
    偉大魔獣 ガーゼット...1枚



    マキシマムモンスターをリリースすることで8000打点となり、そのままダイレクトアタックが決まればほぼ勝ち確定です!
    アドバンス召喚した<深淵竜神アビス・ポセイドラ>でも5000打点になれますし、<悪夢再び>で墓地から回収もできるため、なかなか使い勝手の良いカードではあります!
    ただし、相手の<魔法の筒>で自らの首を絞めることもあり得ますので、活用の際は全ブッパ後など、相手のバックが無いタイミングを選ぶようにしましょう。

    【下級モンスター】18枚
    ダークグロウ・アングラー...3枚



    墓地から好きなマキシマムパーツを回収できる優秀なカードです!
    仮に回収できずとも、能動的に手札を減らせて墓地を肥やせるため最低限のはたらきも保証されています!
    他種族のマキシマムテーマには類を見ないサポートカードなので3枚フル投入です!

    ディープシー・ハンター...3枚



    業火の結界像>対策です!
    下級モンスターでの戦闘や最上級モンスターのアドバンス召喚など、このカードに頼らない突破方法がないことも無いですが、戦闘を介さずに突破できれば1ターンの節約になるため強気の3枚採用としました!

    深海竜バットイール...3枚



    条件はあるものの、強力な手札交換カードです!
    手札のバランスを整えて事故を回避できることはもちろん、足りないマキシマムパーツを引きにいくことも可能です!
    守備力0なので<悪夢再び>にも対応しており、使い勝手の良いカードですね。
    もちろん3積み確定です!

    アビスレイヤー・ヴォジャノーイ...3枚



    自分の墓地にモンスターが居ない場合、最初に場に出すことで手札を1枚増やせる優秀な下級モンスターです!
    手札5枚スタートと6枚スタートでは全然違いますね!
    ある意味、開始1ターン目でレジェンドカードである<強欲な壺>を打つようなものです。
    それをデッキに3枚も積めるのですから、なかなかの壊れカードだと思います。
    当然3枚必須です!

    アビスカイト・アンジュ...3枚



    海竜族版の<ミスティック・ディーラー>かと思ったら、なんとこちらは追加効果で墓地からマキシマムパーツの回収もこなせる上位互換カードでした!
    最低でも手札を入れ替えることはできるため、かなり優秀ですね!
    海竜族はアド獲得に優れた下級モンスター達を何種類も持っているため、それだけで他テーマと差別化できます。
    もちろん3枚フル投入です!

    アビスカイト・リーム...3枚



    失われた<グランド・エクストリーム>の墓地メタ効果を補うモンスターです!
    手札コストはかかるものの、相手の墓地のみ3枚選んでデッキバウンスできるのはかなり強力です!
    追加効果を使えば手札の損失も無いため、積極的に効果を使って相手の展開スピードを落としていきましょう!
    また、回収対象となるカードは多めに採用しているため、アドバンテージの損失は最低限に抑えられているかと思います。
    当然3積み必須です!

    【魔法】9枚
    天の加護...3枚



    手札でダブついたマキシマムパーツを2ドローに変換できるカードです!
    デッキの回転率を上げるために貢献し、いつ引いても一定のはたらきが見込めます!
    さらに上振れとして、デュエル開始1ターン目にこのカードから<天の招来>につなげられたら、手札の損失なくデッキ回転と墓地肥やしを促進できます!
    絶対3積み確定です!

    天の招来...3枚



    天の加護>と違って使うタイミングによっては強さにムラがありますが、マキシマムモンスターを倒された返しのターンで活躍できる貴重なカードです!
    墓地を3枚肥やせるという最低限のはたらきもできるため、3枚採用しました!

    グランド・エクストリーム...1枚



    このデッキのメインの勝ち筋はあくまでマキシマム召喚ですが、そうそう毎回確実に決まるものでもありません。
    場合によっては最上級モンスター同士の殴り合いになることもあるでしょう。
    そんな時に展開を補助してくれるカードですね!
    他にも手札事故の緩和や墓地メタとしての妨害など、こちらの動きにバリエーションを持たせてくれるカードです!
    制限カードなので1枚の採用です。

    魔法石の採掘...1枚



    主に<悪夢再び>を再利用するために入れました。
    マキシマム後に手札に<悪夢再び>を構えることで、マキシマムモンスターを返された後のリカバリーが劇的に強くなります!
    能動的に手札を捨てて次のターンのドロー枚数を増やせるところも相性が良いですね!
    必須の一枚です!

    悪夢再び...1枚



    マキシマムパーツを2枚揃えたり、<偉大魔獣 ガーゼット>や<深海竜バットイール>を使い回すのに重宝します!
    このデッキにおいてはこれ以外考えられないくらい必須カードです!
    ただし、雑に打って強いカードではないため、デッキの理解度や慣れは必要かと思います。

    【罠】2枚
    アビスカイト・プリベントウォール...1枚



    海竜族モンスターに戦闘破壊耐性を付与する罠カードです!
    これにより、<魔導騎士-セブンス・パラディン>や<青眼の究極竜>での突破を防ぐことができます!
    生き残った次のターンで<[L]>の効果を使えば、相手のエースモンスターを除去してダメージを取りにいけます!
    1000LP回復はオマケですが、ライフが重要なラッシュデュエルにおいてはとてもありがたい追加効果ですね!
    アビスカイト・リーム>の回収先を増やす目的で1枚採用しました。

    魔法の筒...1枚



    究極の青眼伝説>の登場によって破壊耐性持ちの大型モンスターが環境に出てきました。
    アドバンテージ的には<聖なるバリア -ミラーフォース->や<激流葬>になると思いますが、ワンダーなどと違ってこのデッキには<邪影ダーク・ルーカー>のリリース要員を確保する必要がありません。
    4000打点を超えてくる相手モンスターの攻撃さえ止めてしまえば、あとは返せる確率が高いため、相手の高打点を利用して直接ライフを取れるこのカードを採用しました!


    4.各デッキとの相性
    新リミット海竜マキシマムはコンボデッキに分類されます。
    それぞれの相性を見ていきましょう!

    ビートダウン(ハーピィ、サイバーなど) 相性:△五分
    単純なスピード勝負になると思います。
    こちらがマキシマム召喚を決めるのが先か、相手が展開を決めてライフを取り切るのが先か。
    基本的にコンボデッキは動き出しが遅い印象ですが、このデッキにはマキシマムをサポートしたり、デッキの回転率を上げるカードが多投されているため、他のコンボデッキより少し早い印象です。
    そのため、相性は五分と判断しました。

    ミッドレンジ(爬虫類、ガイアなど) 相性:○有利
    爬虫類は4000打点超えが厳しく、ガイアは<迎撃するガイア>を強く打てない点が厳しいです。
    ある程度の長期戦も戦えることを見越してデッキを組んだ場合、瞬間最大風速は落ちてしまいます。
    そのため、短期で決着できる確率はそこまで高くないでしょう。
    そうなると、マキシマム召喚も成立されるため、ミッドレンジにとっては厳しい展開となります。
    そのため、相性は有利と判断しました。

    コンボデッキ(ワンダー、海竜マキシマムなど) 相性:△五分
    ビートダウン同様、こちらもスピード勝負となりそうです。
    相手にターンを渡すと<魔導竜騎士-セブンスギアス>やマキシマムリリースの<偉大魔獣 ガーゼット>で返されるリスクがあるため、可能な限り攻めたターンで勝ち切りたいですね!
    引きによる運も絡みますが、デッキパワー的にも相性は五分と判断しました。


    5.最後に
    新リミットレギュレーション実装前後にストラクチャーデッキ発売と新弾パック発売が続き、環境変化待ったなしとなりました!

    分かりやすいワンダー一強の時代から、分布のバラける群雄割拠の時代に突入するでしょう。

    公式から発表されたエリアナンバー1決定戦の上位デッキ分布から予測すると、ワンダーと海竜が減り、爬虫類・ハーピィ・ガイアあたりが台頭して来そうです。

    そこに新テーマの青眼、サイキック、戦士などが加わるため、もうどうなるか分かりませんね。

    これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



2023年10月リミットレギュレーション【カマクラル】

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    by カマクラル

    2023年10月リミットレギュレーション【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。


    公式からの予告通り、9月18日21時に10月1日実装の新リミットレギュレーションが発表されました!

    ワンダー、ガイア、海竜、ハーピィと分布はバラけているものの、エリアナンバー1決定戦の結果を見てもワンダーが頭一つ抜けて結果を出しており、規制は免れないと予想していました。

    しかし、蓋を開けてみると思った以上にワンダーへの規制が緩めで驚きました。

    また、海竜のキーカードが無制限からいきなり制限に入りましたが、これは8月に行われたギャラクシーカップ2023一般の部の影響でしょうか。

    今回の規制が今後の大会シーンにどのような影響を与えるのか、これから考察していきたいと思います。

    是非とも最後までお付き合いください!

    目次
    1. リミットレギュレーション考察
    2. 各デッキタイプへの影響
    3. 最後に

    尚、今回は新しく規制されたカードに絞って解説していきます!

    それでは、早速観ていきましょう!


    1.新リミットレギュレーション考察
    禁止カード:該当なし
    ブラック・ホール・デヴァイス>が登場したことで、<ブラック・ホール>禁止のフラグが立ったと思っていましたが、スルーでした。

    やはりラッシュデュエルにおける「禁止」というのは相当ハードルが高いようです...

    エクスキューティーメタの<マッドレア・アクエラ>、<邪影ダーク・ルーカー>メタの<見切りのハーヴェイ>、<ブラック・ホール>メタの<ノーバディ・スキャットシーフ>など、特定のカードが強くなり過ぎないように新規の汎用カードで環境を調整していくのが得意なので、今後もその方針のようです。

    今回の裁定で禁止指定のハードルがまた上がったため、ここに名前が入るカードは当分出て来ないと予想します。

    制限カード(新規):1種類
    グランド・エクストリーム



    海竜デッキの展開の要が規制されました!

    相手の墓地のモンスターを5体までデッキに戻せるという追加効果が強過ぎましたね!

    カードプールが少ない頃は出せるモンスターもステータスや効果が弱かったため、大して使われていませんでしたが、カードプールが増える毎に強さを増していきました!

    ギャラクシーカップ2023で海竜デッキが優勝したことに加え、最近は墓地のカードを活用するテーマが増えたこともあり、規制されたのだと思います。

    高価なカードではないため、カードショップへの影響もそこまで無いでしょう。

    個人的には環境における墓地メタの必要悪ポジションとして居座らせるため、かかっても準制限くらいだろうと予想していただけに意外な改定でした。

    海竜を使うなら<グランド・エクストリーム>1枚で頑張るか、マキシマム軸にするかだと思いますが、いずれにせよ海竜のシェアは減りそうですね。

    準制限カード(新規):1種類
    セブンス・ワンダー・フュージョン



    個人的には制限入りは免れないと思っていましたが、まさかの準制限指定でした!

    このカードを引き込む確率は下がったものの、2枚ならまだまだ環境に居座り続けられそうです!

    とは言え、フュージョン成立までのターン数は確実に伸びるため、ハーピィや機械など速攻でライフを削ってくるデッキには弱くなるでしょう。

    来期も<魔導竜騎士-セブンスギアス>の脅威は健在なので、最上級モンスターを並べにくいですが、もしかしたらこれくらいのバランスがちょうど良いのかもしれません。

    グランド・エクストリーム>が規制された恩恵もあるため、しばらくはワンダーの新しいタイプを模索するかたちになりそうですね。

    無制限カード(新規):該当なし
    前回の改定で規制されたエクスキューティーが緩和されるか注目していましたが、変更はありませんでした。

    レジェンド・ストライク>の登場や<邪影ダーク・ルーカー>の採用率アップによって罠型デッキには厳しい環境なので、この辺りで少し優遇されるかと思いましたがダメでした。

    一度規制されたカードはすぐに解除しないという方針が見えた結果となりましたね。


    2.各デッキタイプへの影響
    新リミットレギュレーションを踏まえて、各デッキタイプへの影響について書いていきたいと思いますが、その前に少し整理したいと思います。

    カードプールが増えたことに伴いデッキの種類も増えたため、今一度各デッキタイプの分類についてまとめ直したいと思います。

    デッキによっては以前の記事と異なるデッキタイプとして扱うものもございますが、ご了承ください。

    展開デッキ→ビートダウン
    速攻でライフを削り切ることを目的にしたデッキです!
    デッキを回転させたり展開することに重きを置くため、墓地のカードをデッキに戻して再利用したり、メタカードを積んだり、罠で守りを固めることは二の次です。
    自分のやりたいことを押し通すタイプなので、どの対面でも基本的な回し方は同じですね。
    練習時間がとりにくい社会人の方にもオススメのデッキタイプです!
    以前の記事でハーピィはミッドレンジ(旧:罠型デッキ)に分類しておりましたが、実際の動きを見ると<ハーピィズフルドレス>や<トライアングル・X・スパーク>などの強化魔法で序盤からライフを削る動きが強かったため、ビートダウンタイプに変更しました。

    デッキ例:ハーピィ、サイバー

    罠型デッキ→ミッドレンジ
    いわゆる中速デッキです!
    ビートダウンが短期決着に全フリしているのに対し、ミッドレンジは中・長期戦も戦えるような構築になっています!
    これだけ聞くとミッドレンジの方が強いように感じるかもしれませんが、そうでもありません。
    デッキの配分をバランス良くしている分、単純な速攻勝負ではビートダウンに敵いませんし、勝負を決め切れずにもたつくとコンボデッキのコンボが成立してしまいます。
    環境を読んだデッキ構築や相手のデッキに合わせたプレイングなどプレイヤーの腕が求められるため、難易度の高いデッキと言えるでしょう。
    その代わり、使いこなせればどの対面でも互角以上に渡り合えるはずです!
    ラッシュデュエルの腕を磨くにはもってこいのデッキタイプと言えるでしょう!

    デッキ例:爬虫類、ガイア

    コンボデッキ
    ビートダウンやミッドレンジに比べ、カード同士のシナジーが強いデッキタイプです!
    主にフュージョン、マキシマムデッキをコンボデッキと位置付けていますが、ガイアは魔法カードを介さない特殊召喚であるため、通常のフュージョンデッキよりも手間がかからないと判断してミッドレンジに分類しました。
    基本的にはフュージョン召喚、マキシマム召喚のいずれかを成立させて勝ち切るデッキなので、ビートダウンやミッドレンジと比べると速度は遅めです。
    しかし、対面によってはコンボ成立=勝ちや返し札がなく詰みの状態まで持っていけるため、噛み合った際のデッキパワーは随一ですね!
    大抵の場合、相手の妨害を乗り越えてコンボを成立しなければならないため、難易度はやや高めです。

    デッキ例:ワンダー、海竜マキシマム

    以上の内容を踏まえた上で、各デッキタイプへの影響を一つずつ解説していきます!

    ビートダウン:ややパワーアップ
    海竜が大幅パワーダウンとなったものの、ワンダーのスピードが落ちたことでハーピィやサイバーなど速攻で決着できるビートダウンデッキの立ち位置が良くなりました!
    レジェンド・ストライク>によって苦手なミッドレンジに対しても強く出れるようになったことも追い風ですね!
    海竜のパワーダウン分を加味してややパワーアップという評価にしました。

    ミッドレンジ:パワーダウン
    今回は緩和が無かったため、フルパワーエクスキューティーにはなれませんでした。
    新しいワンダーのタイプにもよりますが、<マッドレア・アクエラ>や<ディープシー・ハンター>、<ノーバディ・スキャットシーフ>のメイン採用率が上がれば、エクスキューティーには地獄の環境となります。
    ミッドレンジ希望の星は圧倒的な安定感を誇る爬虫類ですが、それでも<邪影ダーク・ルーカー>と<レジェンド・ストライク>の採用率が高い昨今では苦戦を強いることでしょう。
    そのため、パワーダウンと判断しました。

    コンボデッキ:ややパワーダウン
    コンボデッキ筆頭のワンダーが規制で弱体化します。
    また、海竜マキシマムデッキも規制の影響を受けて少し弱くなる印象です。
    とは言え、デッキが組めなくなるほどの規制ではありません。
    ワンダーは最上級モンスターの展開を抑制できるという強みは残りますし、海竜マキシマムも多数のレベル10サポートカードの恩恵を受けることができます。
    そのため、ややパワーダウンと判断しました。


    3.最後に
    前回の改定時もそうでしたが、公式としてはガッツリ規制をかけて環境を激変させるつもりは無さそうです。

    あくまでも強過ぎるテーマの数枚に規制をかけて、環境をならすかたちでしょうか。

    たしかにせっかく買ったカードが数ヶ月で使えなくなってしまうのは悲しいですからね!

    今のやり方の方が長く楽しめる環境になるのかもしれません。

    制限改定は一種のお祭りみたいなものなので、個人的にはこのやり方には賛成です。

    新しいデッキを考える良いキッカケにもなりますしね!

    今後も新リミットレギュレーション対応の色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



ヴォルカライズ【カマクラル】

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    by カマクラル

    ヴォルカライズ【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回はジョインテックデッキの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?

    さて、今回はヴォルカライズデッキを執筆いたしました!

    目次
    1. デッキレシピ
    2. デッキコンセプト
    3. メインデッキ解説
    4. 各デッキとの相性
    5. 最後に

    それでは、早速観ていきましょう!


    1.デッキレシピ
    ヴォルカライズデッキ
    プレイヤー:カマクラル


    2.デッキコンセプト
    「速攻マキシマム」です!

    ドローカードと墓地肥やしカードを大量投入することによって、速攻で火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックスをマキシマム召喚します!

    マキシマム召喚に成功できれば2、3ターンで決着できますので、勝率を上げるにはとにかくスピード勝負になると思われます。

    また、サブプランとして相手の展開を抑制する<業火の結界像>を繰り返し場に出せるよう、<レジェンド・マジシャン>と<レジェンド・ストライク>の出張パーツも用意しました!

    2つのテーマの橋渡しとなる<カリス・マジック-エレガントチェンジ>も良いはたらきをしてくれますね!

    それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!


    3.メインデッキ解説
    【マキシマムモンスター】9枚
    火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス、[L]、[R]...各3枚

    このデッキのエースモンスターです!
    如何に早期ターンでこのカードのマキシマム召喚を成功させるかに特化した構築にしました。
    ドローに尖らせた分、突破された際のリカバリーや防御罠も不採用としているため、もたつけばもたつくだけ不利となります。
    マキシマムパーツは手札に抱えておくよりはコストとして活用し、<電導精ボルト>、<水溶精メルト>で回収する方が良いでしょう。
    とにかくデッキを回転させた方が強いですね!
    手札消費なしで相手の盤面のカードを減らせるためかなり強力ですが、墓地コストが指定されているため、意図した破壊効果を発動できるかどうか墓地管理には注意しましょう!
    当然全て3積みです!

    【下級モンスター】17枚
    ホーリー・エルフ...1枚



    レジェンド・マジシャン>から回収可能かつ<カリス・マジック-エレガントチェンジ>のコストとして活用可能です!
    守備力2000もあるため、下級モンスターでは突破されないです。
    強固な壁として相手の攻撃を耐えるのに役立ちますね!
    レジェンドカードなので1枚の採用です。

    ケミスペット・ワンコ...3枚



    炎族版の<ミスティック・ディーラー>のようなカードです!
    条件はあるものの、最大2枚のカードを交換できるため、デッキの回転率を上げるのに役立ちますね!
    この手のサポートカードは多いに越したことはないため、3枚確定です!

    電導精ボルト...3枚



    手札の下級モンスターをマキシマムモンスターに変換するカードです!
    追加効果で墓地の<ケミカライズ・ストラクチャーフォース>を回収することで手札を1枚増やせます!
    それを<カリス・マジック-エレガントチェンジ>のコストに使うことで手札の消費を抑えながらドローを促進できますね!
    このカードは雷族ですので、<火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス[L]>のコストに使えます!
    このデッキの必須カードとして3積み確定です!

    水溶精メルト...3枚



    先述した<電導精ボルト>と同様の運用が可能です!
    こちらは水属性ですので、<火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス[R]>のコストに使えます!
    こちらも必須カードとして3枚フル投入です!

    業火の結界像...1枚



    炎族と言えばこのカード!
    特にこちらは特殊召喚封じの影響を受けないため、一方的にマキシマム召喚できます!
    レジェンド・ストライク>で墓地からこのカードを特殊召喚し、相手の展開を妨げながらターンを稼ぐのも強いですね!
    必須の1枚です!

    レジェンド・マジシャン...3枚



    シナジーが見込めたため出張セットを採用しました!
    本当に汎用性が高過ぎますね!
    当然3積み確定です!

    深海竜バットイール...3枚



    手札バランスを整えてくれる陰の立役者です!
    マキシマムを揃えに行くも良し、守りを固めて次のターンに繋げるも良し!
    状況に応じた手札の入れ替えが可能です!
    属性・種族のシナジーは無いですが、便利なカードとして3枚採用しました。

    【魔法】13枚
    天の加護...3枚



    手札にダブついたマキシマムパーツを2ドローに変換できる便利なカードです!
    即打ちするよりは場に伏せておき、手札の状況を見て発動する方が強いと思います。
    伏せてから次のターンに使うことで手札を1枚増やせる点も強力ですね!
    デッキの回転率を上げるカードとして3積み必須です!

    レジェンド・ストライク...3枚



    御多分に洩れず、このデッキもこのカードの恩恵を受けることができます!
    相手のバックを破壊することで安全にマキシマム召喚に繋げるも良し、<業火の結界像>を復活して相手の展開力を下げるも良しです!
    たまに<激流葬>がメイン採用されているところを見かけるため、マキシマム召喚に当てられないようにこのカードでケアしていきましょう!
    もちろん3積み確定です!

    カリス・マジック-エレガントチェンジ...3枚



    墓地から回収した<ケミカライズ・ストラクチャーフォース>をコストに使うことができます!
    レジェンド・マジシャン>、<ホーリー・エルフ>もコストにできますし、墓地のモンスターは4枚ならすぐ貯まるため、ほとんど2ドローできるでしょう!

    デッキの回転率を上げるために強気の3枚採用です!

    ケミカライズ・ストラクチャーフォース...3枚



    電導精ボルト>、<水溶精メルト>の効果で墓地から回収できる装備魔法です!
    そのまま装備して使うも良し、先述した<カリス・マジック-エレガントチェンジ>のコストに使うも良しです!
    シナジーを考慮して強気の3枚採用です!

    強欲な壺...1枚



    より多くの枚数に触れられる<天使の施し>と迷いましたが、手札コストを要求するカードが多く、単純に手札1枚分増える方が強いと判断したためこちらを採用しました。

    【罠】1枚
    聖なるバリア -ミラーフォース-...1枚



    迷ったらとりあえずこれを入れておけば活躍してくれます!
    1:複数交換、最低でも1:1交換なので無駄になりにくいです。
    延命措置として1枚採用。


    4.各デッキとの相性
    ヴォルカライズはコンボデッキに分類されます。
    それぞれの相性を見ていきましょう!

    展開デッキ(海竜、機械など) 相性:○やや有利
    速攻展開されると厳しい部分はありますが、こちらのマキシマム召喚が成立してしまえば押し切れます!
    特に相手が表側表示モンスターを出していれば、<火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス[L]>の効果でモンスター2体を破壊できるため優位に立てますね!
    そのため、相性はやや有利と判断しました。

    罠型デッキ(ハーピィ、エクスキューティーなど) 相性:○有利
    火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス>と<ケミカライズ・ストラクチャーフォース>の効果破壊耐性によって罠での返しが困難となります。
    また、<火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス[R]>の効果で魔法・罠カードを2枚も破壊されてしまうため、相手は反撃がかなり厳しくなりますね。
    そのため、相性は有利と判断しました。

    コンボデッキ(ワンダー、海竜マキシマムなど) 相性:×不利
    火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス>のマキシマムモードが3500打点なので、補助が無いと相手の4000打点を超えられません。
    また、1ターンで8000打点取り切ることは無理なので、返しに弱い点も気になります。
    そのため、相性は不利と判断しました。


    5.最後に
    最近はフュージョン強化が目立ちますが、ギャラクシーカップ2023の優勝デッキがマキシマムデッキだったことを考えれば、高いポテンシャルを持っていることは間違いありません。

    2位のハーピィもマキシマムデッキと言えばマキシマムテーマなので、ワンダーというフュージョンテーマだらけの中を2つのマキシマムテーマが勝ち上がってきたことになりますね。

    10月からの新リミットレギュレーションの内容によっては、マキシマムテーマが環境を席巻する可能性もあるため要注目です!

    これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



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