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3×3東京ハーピィデッキ紹介(前編)【カマクラル】

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    by カマクラル

    3×3東京ハーピィデッキ紹介(前編)【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    大変お待たせいたしました。

    Yu-Gi-Oh! 3×3 JAPAN CHAMPIONSHIP
    の東京予選にて個人成績5-1だったハーピィデッキの解説記事になります!

    4/8(火)に<ハーピィ・レディ1・2・3>が発表され、それでも金曜日まではアニマジカにするつもりだったのですが、金曜日夜の公認大会でハーピィ以外にも勝ち越せなかったため、急遽ハーピィに乗り換えました。

    構築の大枠はチームメンバーと煮詰めていきましたが、最終的に細部は自分で仕上げました!

    序盤は緊張や使い慣れていない事から何度かプレミもしましたが、それでもデッキパワーの高さで勝てた印象です!

    単純に勝つだけならハーピィメタよりもハーピィを握った方が手っ取り早いと思います!

    あとは展開の選択肢が多いため、回しながらシーン毎の最適解を覚えていく必要がありますね。

    特にミラー戦は相手の返しでライフが0にならないようによく考えないといけません。

    ハーピィを握らないにしても、今後の環境はハーピィだらけになると思いますので、常勝するためには知識が必須です!



    目次
    1. 環境考察・デッキ選択
    2. デッキレシピ
    3. デッキコンセプト
    4. メインデッキ解説
    5. サイドデッキ解説
    6. サイドチェンジ解説
    7. 不採用カード解説
    8. 大会当日の戦績
    9. 最後に

    それでは、早速観ていきましょう!


    1.環境考察・デッキ選択
    ※<ハーピィ・レディ1・2・3>発表後の考察になります。

    事前の環境予想から一変し、環境トップがハーピィ、次いで夢中/アニマジカ/HERO/サイバー・ドラゴンが横並びの状態くらいの認識でした。

    ただ、ハーピィに握り変えてからの調整時間がほとんど無かったため、ハーピィミラーだけを集中的に試す事にしました。

    試行回数は少ないながらも、バック破壊+<ハーピィ・レディ1・2・3>を軸に攻めた時が最も勝てたため、メインに<ゴースト・サイクロン>を採用し、後攻スタートでも捲れる構築に仕上げたかたちです。

    ハーピィ以外に関してはデッキパワーの高さ+サイドチェンジで何とかなると割り切っていました。


    2.デッキレシピ
    ハーピィ
    プレイヤー:カマクラル


    3.デッキコンセプト
    「後攻でも強い構築」です!

    やはりラッシュデュエルは先攻有利であり、マッチ戦は後攻を取った際に如何に勝つかのゲームだと考えています。

    そのため、調整では全てこちらの後攻想定で試していたのですが、<ハーピィ・レディ1・2・3>+<ハーピィズフルドレス>の超上振れが何度か起きました!

    相手が引いた5枚のうちで、妨害札を引けずに下級モンスターを3体セットしてきたらほぼ勝ち確定!

    バックがあっても<ゴースト・サイクロン>で割りながらドローし、引いたカードがハーピィ・レディ名称になれるカードや<ハーピィズフルドレス>ならば後攻ワンキルが成立します!

    この上振れがある時点で、他のデッキとは一線を画すと感じており、後攻スタートでもチャンスのあるデッキという認識でした。

    仮に後攻ワンキルできなかったとしても、相手盤面のカードを減らしながらライフを取れたらそのままの勢いで勝てる試合も多かったです!

    これはアニマジカを握っていた時にも強いと感じていたムーヴであり、2撃目でライフを取り切るのがグッと楽になります!

    ミラー戦の場合は欲張ると<ハーピィ・レディ1・2・3>の返しで負けますが、他対面ならライフは取れるうちにとっとけ!の精神で良いと思います!

    それでは、デッキ解説の方で詳しく書いていきます!


    4.メインデッキ解説
    【上級モンスター】3枚
    ハーピィ三姉妹...3枚
    ハーピィ三姉妹・TB>の素材となるモンスターです!
    また、コンタクトフュージョンの素材として使いにくい<ハーピィ・レジーナ・SA>などを能動的にどかす事ができます!
    パンプ効果を自身に使う事で2600打点となり、アニマジカ・シューターなどの2500ラインや特殊召喚を封じる<虚無魔人>を超える際に役立ちます!
    また、<ハーピィ・レディ1・2・3>をパンプすれば3回攻撃で1500ダメージを上乗せできますね!
    手札事故の確率を上げてしまうものの、減らすと対応力が下がるため3枚採用しました。

    【下級モンスター】22枚
    ハーピィ・レディ...3枚
    ハーピィ・レジーナ>と並べる事で手札の枚数を増やせる点が強く、<ハーピィ・レディ・FD>の素材になれる点も偉いです!
    このカード自身は効果を持たないものの、コンタクトフュージョンの使い勝手が良いため3枚確定!

    ハーピィ・レディ・PM...3枚
    ハーピィ三姉妹>かハーピィ・レディを3枚場に揃えると、相手モンスター1体を破壊する強力な追加効果を持ちます!
    レベルや裏表を問わず、何でも1体破壊できるため、緩い条件で許してはいけないレベルの除去ですね!
    万華鏡-華麗なる分身->を使えば簡単にモンスターを揃えられますし、このカード自身も万華鏡に対応している点も優秀です!
    2025年7月1日から実装される新リミットレギュレーションにて、制限カードに規制される候補の筆頭ではないでしょうか。
    ハーピィ・レディ1・2・3>+<ハーピィズフルドレス>の存在から、下級モンスター3体をセットしてターンを返すのも考えものですが、逆に2体のセットでターンを返した際にこのカードが裏目となります!
    あくまでハーピィ・レディまたは<ハーピィ三姉妹>名称のカードが場に3体いる時にしか破壊効果を使えないため、このカードを2体並べても破壊は1回だけです。
    それでも強力なカードには変わりないため、文句なしで3積み必須!

    ハーピィ・レディ1...3枚
    風属性モンスターの打点を上げて、戦闘ダメージを上積みしてくれるカードです!
    永続効果なので墓地コストは稼げませんが、ハーピィ・レディの打点が1600になるため、セットされた<ハーピィ・レディ>であれば一方的に戦闘破壊できますね!
    ただ、相手が表側攻撃表示の場合は相手モンスターの打点も上げてしまうため、相打ちにしかなりませんので注意しましょう。
    ハーピィ・レディ名称になれるカードは多いに越した事はないため3枚フル投入!

    ハーピィ・レディ2...3枚
    ハーピィ・レディ2・3>が登場した事で、一気に価値が上がったカードです!
    ハーピィ・レディ名称になれない<ハーピィ・レジーナ>や<ハーピィ・シニョーラ>を素材に使う事で、能動的にフィールドからどかす事ができます!
    また、墓地を肥やしながらハーピィ・レディ名称になる事も可能です!
    このカードを使う時はコンタクトフュージョンが前提となるため、攻撃宣言時に罠が発動できなくなる効果はあくまでオマケですね。
    ただ、効果を使ってハーピィ・レディ名称になってしまうと<ハーピィ・レディ2・3>の素材に使えなくなる点には注意しましょう。
    3枚確定!

    ハーピィ・レディ3...3枚
    ハーピィ・レディ2>と違って、相手モンスターの攻撃を封じる効果は地味に強力です!
    大会ではミラー戦でこのカードを使われて、2ターンくらい攻めあぐねるシーンがありました。
    フュージョン体にこのカードを素材として指定するカードが無いため、名称変更の効果を発動して墓地を肥やす動きが基本となります。
    ハーピィ・レディ名称は極力入れたいため3枚採用しました。

    ハーピィ・レジーナ...3枚
    テーマ専用のドロー魔法が無いため、このカードで回転率を担保していくかたちです!
    通常モンスターの<ハーピィ・レディ>と並べる事で、1枚を手札交換した後に墓地の<ハーピィ三姉妹>またはハーピィ・レディを回収できます!
    手札1枚分が増えるため強いですね!
    また、<ハーピィ・レジーナ・SA>の素材となり、高打点モンスターを寝かせて突破したり、裏側守備表示モンスターを起こしてライフを取りに行く事ができます!
    使い勝手の良いカードなので3枚採用!

    ハーピィ・シニョーラ...3枚
    墓地を肥やしつつ、追加の1ドローを狙える下級モンスターです!
    単体でアドバンテージを稼げるモンスターとして3枚採用しました!

    E・HERO プリズマー...1枚
    16枚目のハーピィ・レディであり、状況に応じて<ハーピィ三姉妹>、<ハーピィ・レジーナ>、<ハーピィ・レディ2>にもなれるカードです!
    幅広い攻めが可能となるため、現状はこれ一択だと思います!

    【魔法】11枚
    ゴースト・サイクロン...3枚
    バック破壊が欲しかったため採用しました!
    コーリング・ダーク・メテオ>や<オーバーラッシュ・ストーム>だと墓地リソースを減らしてしまうため、墓地コストの要らないこちらを選びました!
    後攻1ターン目で強いのはもちろん、先攻でも場に伏せておけば、自分フィールドのモンスターが破壊されて空になった先攻2ターン目で発動可能です!
    墓地のモンスター3体以内なので1ドローできますし、盤面の枚数差を縮めつつ、さらに先攻有利を叩きつける事ができますね!
    また、コンタクトフュージョンは素材となるモンスターがデッキに戻るため、案外墓地にモンスターが貯まりません。
    そのため、中盤以降でも1ドローできる時がたまにありますね!
    流石に先攻のサイドチェンジでは抜いていましたが、メイン戦は強気の3積みでした!

    万華鏡-華麗なる分身-...3枚
    墓地の<ハーピィ三姉妹>orハーピィ・レディを2体まで特殊召喚してくれるパワーカードです!
    コンタクトフュージョンをすると墓地にモンスターが貯まらないため、<ハーピィ・レディ2>や<ハーピィ・レディ3>で墓地を肥やせる時は、基本的に効果を使って墓地のカードを増やすようにしていました!
    手数を増やせるため、<ハーピィ・レディ(通常モンスター)>+ハーピィ・レディ名称のモンスターで<ハーピィ・レディ・FD>を出してバックを割りに行ったり、<ハーピィ・レディ・PM>で盤面のモンスターを破壊したりと展開のバリエーションが広がります!
    3積み確定!

    ハーピィズフルドレス...3枚
    後攻1ターン目の<ハーピィ・レディ1・2・3>+<ハーピィズフルドレス>というコンボでのイージーウィンを狙っていたため、それに関するカードは3枚入れていました!
    実際、後攻1ターン目のワンキルが決まったのは6試合中1回ありました。
    最終戦は相手モンスター3体セット+バック2伏せに対して<ハーピィ・レディ1・2・3>+<ハーピィズフルドレス>で返したところ、<聖なるバリア-ミラーフォース->で吹き飛ばされて負けました...
    初手の5枚にレジェンドカードの罠を引き込まれていたので完敗でしたね...
    ハーピィ三姉妹・TB>には魔法・罠の破壊耐性があるため、相手からするとハイリスクハイリターンのカード採用だったと思います。
    6回のマッチ戦を通してみると、<ハーピィズフルドレス>が嵩張ってバックを圧迫して動けないシーンが何度かあったため、3枚は入れ過ぎだったかもしれません。
    入れる枚数は要調整ですね。

    コスモス姫のお戯れ...1枚
    後攻1ターン目には打ちづらいですが、先攻2ターン目に打てばほぼ勝ち確定です!
    盤面の枚数差を埋めるカードでもあり、このカードが決まるとグッと勝ちに近づきますね!
    ハーピィ・レディ1・2・3>+<ハーピィズフルドレス>など一瞬で勝負が終わるケースもありますが、これはレアケースですので、基本的には数ターンのやり取りがあります。
    そのやり取りの1回をかなり有利に進められるようになるため入れ得カードです!

    強欲な壺...1枚
    メインから<ゴースト・サイクロン>を3積みしている事もあり、役割の被る<ハーピィの羽根帚>を入れるよりは、いつ引いても強いこちらを入れた方がトータルで強いと判断しました。
    大会中は特に不都合を感じる事はありませんでしたが、今後はハーピィが増える事を考慮すると、手数を増やすこのカードよりもバックを消せる<ハーピィの羽根帚>の方が強いかもしれません。
    今回はハーピィの分布が増える前の大会でしたので、こちらでも問題なかったと思います。

    【罠】4枚
    スプレンディッド・スラッシュ...3枚
    ハーピィ・レジーナ・SA>との兼ね合いでフル投入しました!
    大会中は相手のフュージョンモンスターをバウンスする事が多く、決まると一気に勝ちに近づく事を体感できました!
    あくまで相手フィールドのカードを何でも1枚デッキボトムに送れるため、バック除去としても使えますね!
    また、自分のモンスターが戦闘破壊されたタイミングで打てるため、初戦で当たった古代の機械相手でも使う事ができて強かったです!
    早期に墓地に送っておきたいカードでもあるため3積み必須!

    強制脱出装置 ...1枚
    メインは<魔法の筒>の採用が多いため、相手の意表を突く事ができる罠だと思います!

    特に相手のフュージョンモンスターに対して発動する事で、効果破壊耐性をすり抜けながら除去できるため非常に強力です!

    アニマジカ以外の対面に有効だと判断し、メインはこちらを採用しました!

    【エクストラデッキ】15枚
    ハーピィ三姉妹・TB...3枚
    ハーピィ三姉妹>+風属性/鳥獣族モンスター×2体でコンタクトフュージョンする最上級モンスターです!
    自分の場からどかしにくい<ハーピィ・レジーナ・SA>をフュージョン素材に使える貴重なモンスターですね!
    高打点+相手の魔法・罠での効果破壊耐性に加えてフュージョン素材にもならないため、非常に場持ちが良いです!
    ただし、<ハーピィ・レディ1・2・3>と違って一気にライフを奪えないため、出す頻度は高くないですね。
    また、このカードを出すと<ハーピィ・レディ1・2・3>が出せなくなる点にも注意しましょう。
    枠が空いているため3枚採用しました。

    ハーピィ・レディ1・2・3...3枚
    環境に大きな影響を与えた最強カードです!
    下級モンスター3体が3900打点の3回攻撃に化けるため、フィールドでマキシマム召喚しているようなものですね!
    このカードが直接攻撃できない以外のデメリットもなく、禁止カード候補の筆頭になったと感じています!
    明らかなパワーカードを使わない手はないため3枚確定!

    ハーピィ・レディ2・3...3枚
    自身がハーピィ・レディ名称になれる永続効果を持っているため、このカードを出した次のターンに<ハーピィ・レディ1・2・3>に繋げる事ができます!
    また、召喚反応系の罠を無効化できる永続効果も便利であり、流行りの<シャイニーシェイディー>も使わせない点が強いです!
    ハーピィ・レディ2>の相方に名称指定が無いため、<ハーピィ・レジーナ>と<ハーピィ・シニョーラ>を能動的にどかせるのも良いですね!
    このカードはレベル8なので、<夢中の抱擁>には弱いですが、夢中対面だけ気をつければ他はそこまで気にならないでしょう。
    当然3枚フル投入!

    ハーピィ・レディ・FD...3枚
    レベル4のハーピィ・レディ+通常モンスター(風属性/鳥獣族)という珍しい組み合わせのモンスターです!
    攻撃力は2100とやや低めですが、バックを破壊する効果がかなり強いです!
    バック破壊は出したターン限定ではあるものの、そのまま<ハーピィ・レディ1・2・3>のフュージョン素材に使えてしまうため、最も優先して出したいフュージョン体でもあります!
    もちろん3積み必須!

    ハーピィ・レジーナ・SA...3枚
    相手モンスターの表示形式を変更しつつ、墓地に<スプレンディッド・スラッシュ>があれば守備モンスターも破壊できるためかなり強いです!
    ただし、このカードはハーピィ・レディ名称にはなれないため、盤面に残ると<ハーピィ・レディ1・2・3>を出せなくなる点には注意しましょう。
    枠が空いているため3枚の採用です。



    後編へ続きます。


3×3東京ハーピィデッキ紹介(後編)【カマクラル】

リチュアルデッキ紹介【カマクラル】

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    by カマクラル

    リチュアルデッキ紹介【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    2025年4月26日(土)に「ストラクチャーデッキ 黒魔術の儀式」が発売されました!

    このストラクチャーデッキから新ギミックである「リチュアル召喚」が実装されましたね!

    これは遊戯王OCGの儀式召喚が元になっているのでしょうが、個人的にはシンクロ召喚に近い印象です。

    と言うのも、儀式召喚は
    1. 儀式モンスター
    2. 儀式魔法カード
    3. 素材となるモンスター
    を揃える必要がありました。

    一方でリチュアル召喚では
    1. リチュアル魔法カード
    2. 素材となるモンスター
    を揃えればエクストラデッキからリチュアルモンスターを特殊召喚できます!

    ラッシュデュエルにはサーチカードが無いため、出し易くするための措置なのでしょうが、この出し易さがチューナーモンスターと非チューナーモンスターを揃えるだけでシンクロモンスターを特殊召喚できるシンクロ召喚に似ていると感じた次第です。

    また、<マジシャン・オブ・ブラックカオス>は原作遊戯王の決闘者の王国編にて、ラスボスであるペガサスを倒した切り札であり、古参勢としては胸アツのカードです!

    何とかこのカードを入れる意味を見い出しつつ、実戦に耐え得る構築は無いかと模索したところ、ガイアデッキと混ぜる事を思い付きました!

    もともと自力が高く自由枠の多いガイアでしたので、リチュアル召喚もすんなりマッチした印象です!

    また、<暗黒騎士ガイア>も決闘者の王国編で闇遊戯が使役していたカードであり、精神的なシナジーも抜群でした!笑


    目次
    1. デッキレシピ
    2. デッキコンセプト
    3. メインデッキ解説
    4. 環境デッキとの戦い方
    5. 最後に
    それでは、早速観ていきましょう!


    1.デッキレシピ
    リチュアル
    プレイヤー:カマクラル


    2.デッキコンセプト
    「フュージョンとリチュアル」です!

    リチュアル召喚はまだ実装されたばかりでカードプールが少ないため、これだけで戦い抜くにはまだ無理がありました。

    そこでフュージョン魔法カードを必要としないフュージョンテーマであるガイアと混ぜたのですが、これが良い感じでした!

    もともと懐の深いガイアですが、リチュアル召喚を混ぜたメリットとしては
    1. シャイニーシェイディー>など裏側守備表示にしてくる召喚反応系の罠を踏み越えられるようになった!
    2. 超魔導騎士-ブラック・キャバルリー>を出せるようになった!
    3. 墓地を肥やす事が得意な点を活かし、<進軍するルイーズ>1枚から<マジシャン・オブ・ブラックカオス>+1ドローというムーブで盤面を返せる力が強い!
    という3点が挙げられると思います!

    カオス-黒魔術の儀式>は手札や裏側のモンスターも素材として使える点がかなり優秀ですね!

    一方で同ストラクチャーデッキに収録されている<セレモニアル・ゲート>は自分フィールドの表側表示モンスターしか素材に使えないため、リチュアル魔法カード毎に効果が違うようです。
    これによって出し易さとパワーの調整をしていくのだと思います。

    このデッキは動きのバリエーションが多く、対応力も高いため、極める事で幅広い対面と渡り合っていけますね!

    それでは、デッキ解説の方で詳しく書いていきます!


    3.メインデッキ解説
    【最上級モンスター】7枚
    歴戦の暗黒騎士ガイア...3枚
    一般的なガイアは<暗黒騎士ガイア>と<歴戦のカース・オブ・ドラゴン>を入れています。
    七宝船>で<暗黒騎士ガイア>を墓地に送りながら2ドローし、<歴戦のカース・オブ・ドラゴン>を特殊召喚して効果でフュージョンするという流れに無駄がないからです!
    ただ、今回は<超魔導騎士-ブラック・キャバルリー>を出すために逆の採用にしています。
    レベル5以上のモンスターであれば1体リリースで出せるため、<カース・オブ・ドラゴン>はもちろん、<マジシャン・オブ・ブラックカオス>をリリース要員にする事で即座にフュージョンする事ができますね!
    4種類のフュージョンを使い分けられる器用なモンスターなので3枚必須!

    七宝神-米大...3枚
    簡単な条件で手札から特殊召喚できるようになるモンスターです!
    墓地を2枚肥やしつつ、攻守3000未満のモンスターを戦闘破壊できます!
    同じく2枚の墓地を肥やしながら打点を上げられる<七宝神-毘華>とどちらにするか悩みましたが、こちらが単体で700攻守ダウンできるのに対して、あちらは単体だと2600打点にしかならず、少ない手数で盤面を返したい時に物足りないと感じました。
    そのため、単体で機能するこちらを3枚採用!

    七宝神-良財...1枚
    夢中の抱擁>で吸われてしまう事から採用率が落ちていたカードですが、環境内の夢中のシェアが減った事で息を吹き返してきた印象です!
    レベル7モンスターと自軍のバックに破壊耐性を付与できる効果は相変わらず強力ですし、他の七宝神の特殊召喚をサポートする効果も便利ですね!
    特に環境内にハーピィが増えた今なら、このカードで<ハーピィ・レディ・FD>のバック破壊効果を無効化できます!
    制限カードなので1枚の採用!

    【上級モンスター】3枚
    カース・オブ・ドラゴン...3枚
    歴戦の暗黒騎士ガイア>とフュージョンするために採用しました。
    バルーン・バティーア>で捲れた際に特殊召喚できる事も地味に強く、<シャイニーシェイディー>の効果を受けなかったり、<夢中の抱擁>で吸われにくい点も強いですね!
    墓地でカース・オブ・ドラゴン名称になれるカードが欲しかったため3枚採用です。

    【下級モンスター】16枚
    混沌の翼竜...3枚
    墓地が肥えている前提ではありますが、墓地の<カオス-黒魔術の儀式>をセットしつつ、1ドローできる効果は強力です!
    このカード1枚で2アド稼ぐ事ができますね!
    コンボ前提ではありますが、墓地肥やしの得意なこのデッキなら効果を最大限活かせるため、強気の3枚採用です!

    進軍するルイーズ...3枚
    墓地を2枚肥やしつつ、墓地の<混沌の翼竜>か同名カードを蘇生する効果を持っています!
    このカードを召喚→<混沌の翼竜>を特殊召喚して効果発動→墓地の<カオス-黒魔術の儀式>をセットしつつ1ドロー→<カオス-黒魔術の儀式>を発動し、<進軍するルイーズ>と<混沌の翼竜>を素材に<マジシャン・オブ・ブラックカオス>をリチュアル召喚!という展開が可能です!
    このカード1枚が<マジシャン・オブ・ブラックカオス>+1ドローに化けるのでかなり強いです!
    守備力1500もレジェンドカード以外の下級モンスターでは最高値になるため、セットで出すとワンチャン生き残る可能性があります!
    文句なしで3枚採用!

    バルーン・バティーア...3枚
    こちらも貴重な展開要員です!
    捲れたカードの中に<混沌の翼竜>があれば、<進軍するルイーズ>と同じ展開ルートを辿る事ができます!
    また、レベル6以下のモンスター全てに対応しているため、運は絡みますが、<カース・オブ・ドラゴン>や<竜水の神子>、<カードガンナー>を出せても強いですね!
    当然3枚フル投入!

    ニゲイター・ドラゴン...3枚
    シナジー優先で<光を誘うグリフォール>を採用する予定だったのですが、高打点モンスターの突破が難しいと感じたため、墓地肥やし要員も兼ねてこちらを採用する事にしました。
    ただ、環境に高打点モンスターが居ないようなら、別のカードと入れ替えて問題ないと思います。

    竜水の神子...3枚
    万能バック除去モンスターです!
    墓地肥やしが得意なデッキですので、コストの確保は容易ですね!
    ただ、墓地のリソースが枯れないようにデッキに戻すカードには注意が必要です。
    七宝神-良財>、<カース・オブ・ドラゴン>、<混沌の翼竜>、<竜水の神子>は墓地にいてメリットのあるモンスター達ですので、なるべく残すようにしましょう!
    効果のコストも考慮して3枚確定!

    カードガンナー...1枚
    如何に早く墓地を肥やすかが鍵を握ると考えたため、こちらを採用しました。
    3枚の墓地肥やしと1ドローなので初動としても優秀であり、魔法カードのような運用が可能です!
    ただ、返し用の<風帝ライザー>など、他のレジェンドカードと入れ替えても良いと思います。
    今回は墓地肥やしの速度と安定感を重視したためこちらを採用!

    【魔法】10枚
    カオス-黒魔術の儀式...3枚
    今回のストラクチャーデッキで初めて登場したリチュアル魔法カードです!
    出てくるモンスターがほぼバニラだからなのか、手札や裏側守備のモンスターも素材に使えるため、非常に使い勝手が良いです!
    相手の<シャイニーシェイディー>を踏み越えていけますね!
    一度墓地へ送られれば、<混沌の翼竜>から使い回す事もできて便利ですね!
    ここの採用枚数によってリチュアル召喚の頻度が変わってくると思いますが、シナジー優先で強気の3枚採用です!

    七宝船...3枚
    七宝神とのシナジーはもちろん、<歴戦の暗黒騎士ガイア>を使わないタイミングであれば2ドローに変換しても良いと思います!
    いざとなったら下級モンスターをコストに1ドローもできるため、使えないシーンがほとんど無いですね!
    デッキの回転率を高めて早期のフュージョン召喚やリチュアル召喚を決めていきたいため3枚必須!

    コーリング・ダーク・メテオ...2枚
    汎用バック除去です!
    やはり相手の罠で妨害されずに展開を通せると強いですね!
    竜水の神子>に加えて<百戦の覇者ガイア>など、メインギミックでのバック除去が豊富な方ではありますが、それでもバック除去が欲しいシーンはそれなりにありました。
    また、相手の手数を減らして返しの要求値を高める意味でも、バック破壊はあるに越した事はないですね。
    枠の兼ね合いから2枚の採用に留めました。

    コスモス姫のお戯れ...1枚
    中・低速デッキにおける必須カードです!
    手札を増やせるギミックもそれなりにあるため、入れ得だと思います!
    バック除去に限らず、破壊耐性の無い高打点の処理にも役立ってくれます!

    強欲な壺...1枚
    相手モンスターをリチュアル召喚のコストに使うため精神操作も検討しましたが、リチュアル魔法カードとのセットありきなため、単体で強く<コスモス姫のお戯れ>とシナジーのあるこちらを優先して採用しました!

    【罠】4枚
    シャイニーシェイディー...3枚
    環境トップのハーピィに刺さるカードかつ、幅広いデッキに対して有効なので3積み確定です!

    攻撃の無力化...1枚
    ニゲイター・ドラゴン>とのコンボのために必須!
    魔法の筒と違って実質ターンスキップで、盤面のモンスターを残せる点もフュージョンやリチュアルと相性が良いですね!

    【エクストラデッキ】15枚
    超魔導騎士-ブラック・キャバルリー...3枚
    このカードを採用するために<歴戦の暗黒騎士ガイア>と<カース・オブ・ドラゴン>の組み合わせにしています!
    マジシャン・オブ・ブラックカオス>が墓地にいる時にブラック・マジシャン名称になる事を利用しているため、リチュアルを混ぜる意味を持たせたかたちですね!
    高打点+貫通、自身以外の自軍モンスターへの破壊耐性付与といった強力な効果を持つため、手間をかけてでも出す価値のあるモンスターだと思います!
    ただ、無理に狙う必要はないですね。
    出せるタイミングで出せば良いと思いますが、枠があるため3枚採用しました。

    百戦の覇者ガイア...3枚
    バック破壊or直接攻撃の選択効果なので、出す頻度が最も高いです!
    いずれもかなり強力な効果かつ、墓地のフュージョンモンスターやリチュアルモンスターをエクストラデッキに戻して使い回す役割もあります!
    3積み確定!

    疾風の竜騎士ガイア...3枚
    自身に貫通付与+1ドローなのでかなり強いです!
    やはり貫通が有ると無いではライフカットの速度が大きく変わってきますね!
    当然3枚必須!

    竜騎士ガイア...2枚
    効果を持たないフュージョンモンスターですので、効果モンスターとして扱われません。
    そのため、<シャイニーシェイディー>や<夢中の抱擁>で吸われない点は優秀ですね!
    出す優先度は低いため、2枚の採用に留めました。

    マジシャン・オブ・ブラックカオス...3枚
    カオス-黒魔術の儀式>から出せるリチュアルモンスターです!
    フィールドにいる時は効果を持たないモンスターですが、効果モンスターとして扱われるため、<シャイニーシェイディー>もくらって<夢中の抱擁>で吸われてしまいます。
    ただ、出し易さと<歴戦の暗黒騎士ガイア>とのシナジーから入れる価値はあると思います!
    当然3枚採用!

    栄華夢中のシルビクス...1枚
    使うタイミングは万に一つも無いかもしれませんが、相手が昆遁忍虫 変妖魔笛のアゲハを出して来た時に<歴戦の暗黒騎士ガイア>の効果を使ってフィールドのモンスターとフュージョン召喚できます! <竜騎士ガイア>の3枚目の方がマシかもしれませんが、念のため1枚のみ採用。


    4.環境デッキとの戦い方
    今まではデッキをビートダウン/ミッドレンジ/コンボという3つのタイプに分けて相性を考察してきました。

    しかし、ハーピィやエクスキューティーにコンタクトフュージョンが実装されるなど、自分の中で区分けが難しくなってきたのが現状です。

    また、リチュアル召喚の実装に伴って全てをコンボデッキに振り分けるのも違うと感じたため、今回からタイプの区分けではなく、現環境デッキ相手にどう立ち回れば良いかというコーナーに変えたいと思います!

    僕自身含めて、やはり多くのプレイヤーが気になるのは現環境デッキ相手に"どう戦えば良いのか?"だと思いますので、その点を掘り下げていこうと思います!

    対ハーピィ
    正直、不利なマッチアップだと思います。
    相手の下級モンスターはスタッツが高いため、裏側守備表示でセットされるとこちらの下級では抜けません。

    また、妨害札は<シャイニーシェイディー>3枚と<攻撃の無力化>のみですので、レベル9以上の大型モンスターも出せないとなると、少々心許ないですね。

    早めに<疾風の竜騎士ガイア>や<超魔導騎士-ブラック・キャバルリー>を出して貫通でライフを取りつつ、相手の盤面にカードが残らないようにして返しの要求値を高めていくしかないと思います。

    後は罠を踏んでこちらの攻め手が緩まないように、こまめにバック破壊すると良いと思います。

    それでも<ハーピィ・レディ1・2・3>で盤面を返される事もあると思いますが、ある程度は割り切るしかないです。

    対夢中
    レベル9以下の最上級モンスターを主軸に攻めていく関係上、<夢中の抱擁>には滅法弱いです...

    また、単体で<栄華夢中のシルビクス>を突破する方法が無いため、<七宝神-米大>や<ニゲイター・ドラゴン>頼みになる点も少々厄介です。

    そのため、<七宝神-米大>はすぐに使わず、1枚は手札に温存しておくと良いかもしれません。
    1ターン返せないだけでとんでもなく不利になるため、常に返しの札は意識しておきましょう!

    対アニマジカ
    ハーピィによく刺さる<アニマジカ・マジェスティ>を有しているため、オトモダチ型よりも傲慢型が増えるのではと予測しています。

    このデッキには<百戦の覇者ガイア>、<竜水の神子>、<コーリング・ダーク・メテオ>、<コスモス姫のお戯れ>といった4種類9枚のバック破壊札が採用されているため、罠型デッキには有利だと思いますね!

    相手の展開が勢い付く前に倒しましょう!


    5.最後に
    ついに実装されたリチュアル召喚!

    リチュアル魔法カードの種類によって素材の使い方は変わってきますが、最上級モンスターが魔法カードに置き換わったと考えると強いです!

    ラッシュデュエル発売当初から手札事故とは常に隣り合わせでしたが、今後は最上級モンスターばかり引く手札事故を緩和できそうですね!

    今はまだリチュアル関係のカードプールが少なく、動きの幅も限定的ではありますがこれからが楽しみです!

    今後も様々なデッキをご紹介していきますのでお楽しみに!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。


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