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ユグドラゴF【カマクラル】

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    by カマクラル

    ユグドラゴF【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回はオーバーラッシュパック2のレビュー記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?


    オーバーラッシュパック2 新弾カードレビュー【カマクラル】


    ユグドラゴ、磁石の戦士、ラヴという新規の3テーマが登場しました!

    また、ギャラクシーや楽姫などにも強化パーツが登場し、既存のテーマも強さの底上げがなされましたね!

    デッキ強化もさることながら、最大の目玉である<ブラック・マジシャン・ガール>の<オーバーラッシュレア>も入っているため、何回でも剥きたくなるパックになっています!

    来月からはギャラクシーカップの予選も始まりますし、今後の盛り上がりを期待させてくれる弾になったのではないでしょうか。


    さて、今回はユグドラゴFを執筆いたしました!

    新規3テーマの内、最もパワーが高いのがユグドラゴデッキだと思います。

    マキシマム型で組む事も考えましたが、フュージョン型にする最大の利点は<デュアルスペース・ユグドラゴ>でワンキルを狙える点です!

    天帝龍樹ユグドラゴ>は4000打点と上限が決まっており、1ターンでライフを削り切る事ができません。

    そのため、マキシマム召喚に成功しても決着までに2、3ターンかかってしまいます。

    ラッシュデュエルにおける2、3ターンはとても長く、相手に10〜15枚のドローを許してしまうと、盤面を返されかねません。

    特に昨今はカードパワーのインフレが激しいため、罠破壊耐性持ちの4000打点くらいなら、突破される可能性が高いです。

    その点、<デュアルスペース・ユグドラゴ>なら3300打点の3回攻撃+貫通付与と単体で完結したスペックを誇るため、盤面解決とライフカットに長けています!
    さらに横にモンスターを並べれば、ダイレクトアタックを決めてもっとライフを詰められますね!

    上記の事からフュージョン型にする事に決めました。


    目次
    1. デッキレシピ
    2. デッキコンセプト
    3. メインデッキ解説
    4. 各デッキとの相性
    5. 最後に
    それでは、早速観ていきましょう!


    1.デッキレシピ
    ユグドラゴF
    プレイヤー:カマクラル
    3



    2.デッキコンセプト
    「フュージョンメイン、時々マキシマム」です!

    冒頭でも触れた通り、基本は<デュアルスペース・ユグドラゴ>によるワンキルを狙っていきます!

    ただ、このメインデッキでは破壊以外の罠に対する耐性がありません。
    フュージョン召喚に合わせて<強制脱出装置>を打たれたり、攻撃時に<魔法の筒>や<アビスカイト・レイ・モノクローム>でカウンターされるのもキツいです。

    粒子加速>や<オーバーラッシュ・ストーム>の採用も考えたのですが、<粒子加速>は<七宝神-良財>や<サンセット・リバース>で使いにくいですし、<オーバーラッシュ・ストーム>は墓地リソースを減らしてしまいます。
    また、ただでさえフュージョン召喚に必要なカードやそのサポートで枠が埋まっており、追加の補助カードまで採用する余力はありません。

    そのため、罠は破壊せずに踏みに行くプレイングでカバーする事にしました!
    天帝龍樹ユグドラゴ>に対して罠などのリソースを割いてくれれば、本命の<デュアルスペース・ユグドラゴ>の攻撃が通りやすくなります!

    現環境で盤面に干渉してくる罠の採用はせいぜい3枚くらいだと思いますので、上記のやり方でもギリギリやれると考えています。
    また、<不条理の虚孔>という防御札がある事も手助けになっていますね!

    マキシマムパーツは<カオス・フェムトロン>、<スカイエンペラー・ミニオン>、<スペース・シードライバー>の回収効果にも対応しており、メインギミックとケンカする事なく採用する事が可能です!
    マキシマムパーツは単体では機能しないものの、リリース要員や壁に使えば無駄にはなりませんね。

    それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!


    3.メインデッキ解説
    【最上級モンスター】7枚
    マルチスペース・ユグドラゴ...3枚
    自身を<スペース・ユグドラゴ>名称に変えながら、墓地の<スペース・ユグドラゴ>や<天帝龍樹ユグドラゴ>のパーツを回収できる強力な効果を持ちます!
    特に<スペース・ユグドラゴ>を回収すれば即座にフュージョンに繋げられるため強いですね!
    ただし、<ディープワーニング・フュージョン>は手札のみまたは自分フィールドのみでしかフュージョン召喚できないため、場の<マルチスペース・ユグドラゴ>と手札の<スペース・ユグドラゴ>ではフュージョン召喚できません。
    回収した<スペース・ユグドラゴ>をフュージョン素材に使う場合は場に出す必要がある事は覚えておきましょう。
    また、このカードが手札にある状態では<スペース・ユグドラゴ>名称ではないため、手札フュージョンの素材に使えない点には注意しましょう。
    勝ち筋に関連するカードは多いに越した事は無いため、3枚採用しました。

    スペース・ユグドラゴ...3枚
    フュージョン素材となるモンスターです!
    単体でのスペックは今一つであり、コンボありきの性能になっています。
    手札に<スペース・ユグドラゴ>または<マルチスペース・ユグドラゴ>がいればすぐにフュージョンに繋げられる点は優秀です!
    また、墓地に送る自分フィールドのカードは何でも良いため、魔法・罠ゾーンのカードをコストに使えますし、効果を使い終わった<スペース・バドエクスプロイト>を活用するのも良いでしょう。
    このカードを引かない事には始まらないため、3積み必須です!

    天帝龍樹ユグドラゴ...1枚
    マキシマム召喚用に1枚のみ採用しました!
    当初はこの枠に<シードクロトロン・ブラッセルン>を採用していました。
    しかし、デッキ内の魔法・罠カードの比率が高いため、墓地からの回収効果の条件を満たせない事が目立ち、デッキから抜けていきました。
    このカード自身の単体性能は低いため、デッキをフュージョン軸にするなら枚数を増やさない方が良いと思います。

    【下級モンスター】18枚
    カオス・フェムトロン...3枚
    デッキ内のモンスターをサイバース族に縛る必要はありますが、非常に強力な効果を持つ下級モンスターです!
    このカードからアドバンテージを稼ぐため、ユグドラゴのマキシマムパーツを採用し、手札を増やせるようにしています!
    回収効果にレベルの指定は無いため、3枚墓地へ送った中に2種類以上の守備力0のモンスターがいれば、状況に応じて好きなカードを引っ張ってこれます!
    ただし、<ザ☆クローン>同様に自分の墓地にモンスターが居ない状況では効果を発動できません。
    特に自分の1ターン目は<ストレンジ・アトラクター>のコストでサイバース族のモンスターを墓地に送るなどの工夫が必要になるため注意しましょう。
    墓地肥やし、パーツ回収と1枚で複数の役割をこなせるため、3積み確定です!

    スカイエンペラー・ミニオン...3枚
    最強ジャンプ2024年5月号の付録カードです!
    効果はサイバース族版の<秘密捜査官ミステイク>ですね!
    スペース・ユグドラゴ>だけではサーチ先が少ないため、マキシマムパーツも採用して手札を増やし易くしました!
    手札に加えなかったカードはデッキの上に好きな順番で戻すため、墓地肥やしやドローカードとの兼ね合いを見ながら、よく考えて戻す必要があります。
    こちらも非常に強力なサポート効果となるため、3積み必須です!

    天帝龍樹ユグドラゴ[L] / 天帝龍樹ユグドラゴ[R]...各3枚
    単体性能は低いものの、<カオス・フェムトロン>と<スカイエンペラー・ミニオン>、<スペース・シードライバー>の効果に対応しているため、案外邪魔になりません。
    たとえステータスの低い下級モンスターであったとしても、手札を1枚増やせる事は強いです!
    また、初見殺しな感はありますが、マキシマム召喚を決めれば相手は驚くでしょう。
    計算を狂わせる事で本命のフュージョン召喚が通り易くなってくれれば儲けものです!
    デッキ間のシナジーを強くするためにも3枚ずつ採用しました。
    ただし今後、サイバース族で守備力0のサポートカードが登場したら抜けていく枠だと思います。

    スペース・バドエクスプロイト...3枚
    ディープワーニング・フュージョン>を回収する強力な効果を持つ下級モンスターです!
    500バーンも地味に強いですね!
    フュージョン召喚に絡むカードの回収は多いに越した事は無いため3枚採用しました!

    スペース・シードライバー...3枚
    カオス・フェムトロン>同様にデッキ内のモンスターをサイバース族に縛る必要がありますが、強力な回収効果を持っています!
    マルチスペース・ユグドラゴ>、<スペース・ユグドラゴ>の回収はもちろん、<天帝龍樹ユグドラゴ>のマキシマムパーツも回収可能です!
    手札を増やせるモンスターは多いに越した事はないため3積みしました!

    【魔法】12枚
    ストレンジ・アトラクター...3枚
    七宝船>と<貪欲な壺>を足したような効果を持つ強力な魔法カードです!
    構築をサイバース族に限る必要はあるものの、十分過ぎるパワーを持っています!
    序盤から手札交換できる点も強いですが、長期戦になった際にデッキを回復できる点も優秀ですね!
    いつ使っても強いカードだからこそ、雑に使うのではなく、打つタイミングを選んだ方が良さそうです。
    プレイヤーの技量が試されますね。
    もちろん3枚確定です!

    スペース・コール...3枚
    強力な墓地肥やしカードです!
    追加効果で<スペース・ユグドラゴ>を特殊召喚できれば、1ドローのボーナスまで付いてくるためかなり強いです!
    スカイエンペラー・ミニオン>の効果で<スペース・ユグドラゴ>が見えた際、あえて手札に加えずにデッキトップにセットしておき、このカードで特殊召喚+1ドローするのも良いですね!
    墓地回収の効果を持つカードを多数デッキに搭載しているため、特殊召喚に繋がらなくとも強いです。
    そのため、3枚採用しました!

    ディープワーニング・フュージョン...3枚
    サイバース族版の<メテオフレア・フュージョン>です!
    マルチスペース・ユグドラゴ>2体でフュージョン召喚するケースはほとんど無いため、大抵の場合は追加効果も使えます!
    破壊するカードの種類も裏表も問わないため、かなり強力な追加効果ですね!
    ただし、<七宝神-良財>やサンセット・リバースが流行っている昨今では油断は禁物です。
    効果が通る場合は、<デュアルスペース・ユグドラゴ>の威力を最大限に引き出すためにも、魔法・罠ゾーンの除去に当てた方が良いと思います。
    当然3積み必須です!

    ジョインテック・ジョイント...1枚
    このデッキの弱点は、超高打点の処理が苦手な事です。
    青眼の究極竜>であれば<ディープスペース・ユグドラゴ>で突破可能ですが、5000打点超えの<トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ>や<黒曜の魔導兵>を出されると詰んでしまいます。
    それを回避するために1枚だけ採用しました。
    プライムや闇魔対面以外でも、相手の裏側守備表示のモンスターを攻撃表示に変えて、戦闘ダメージを取れるのも良いですね!

    魔法石の採掘...1枚
    手札コストがやや重たいものの、手札を増やせるカードが多い事と、強力な魔法カードを状況に応じて引っ張ってこれるのは強いと思い採用しました。

    強欲な壺...1枚
    当初は墓地を肥やせる<天使の施し>とどちらを採用するか迷いました。
    1ターン目に<天使の施し>→<カオス・フェムトロン>と繋げられたら強いのですが、それならいつ打っても強い<強欲な壺>の方が手っ取り早いと判断してこちらにしました。
    手札を増やすカードが多いと言えど、手札消費が激しい事には変わりないため、アドバンテージを稼ぐカードは多いに越した事はありません。
    今のところは他のカードへの差し替えは考えていません。

    【罠】3枚
    不条理の虚孔...2枚
    サイバース族における最強の防御カードです!
    このカードのおかげで強気の攻めに転じれるケースも多々あります!
    しかし、攻撃反応罠であるため、割られやすいのも事実です。
    このデッキには<七宝神-良財>も<サンセットリバース>も採用していないため、<邪影ダーク・ルーカー>や<レジェンド・ストライク>の餌食になってしまいます。
    そのため、相手がどの程度バックに干渉できるかは見極める必要がありますね。
    強力なカードではありますが、展開カードを優先したため、枠の兼ね合いから2枚の採用にとどめました。

    強制脱出装置...1枚
    ジョインテック・ジョイント>のところでも触れましたが、このデッキは超高打点の処理が苦手なため、受動的にも能動的にも除去できるこちらを採用しました!
    特に効果破壊耐性持ちのモンスターに有効な点も良いですね!

    【エクストラ】6枚
    ディープスペース・ユグドラゴ...3枚
    基本的には<デュアルスペース・ユグドラゴ>によるワンキルを狙うため、こちらを出すケースは少ないです。
    ただ、<青眼の究極竜>を越える時に使えますし、採用枚数を減らす意味も無いため3枚採用しました。

    デュアルスペース・ユグドラゴ...3枚
    このデッキのフィニッシャーです!
    特に相手フィールドに3体のモンスターが居れば、貫通も付与されるため大幅にライフを削る事ができます!
    3体のモンスターに攻撃した後は横に出したモンスターでダイレクトアタックを決められるため、そのターン中に勝負がつく事がほとんどですね!
    マキシマム型と違って1ターンあれば決着できる点がフュージョン型の強みです!
    このカードを出す時は勝負を決め切る時なので、1枚あれば十分かもしれませんが、2枚目以降が必要になる場面もありそうなので念のため3枚採用しました!


    4.各デッキとの相性
    ユグドラゴFはコンボデッキに分類されます。
    それぞれの相性を見ていきましょう!

    ビートダウン(闇魔、悪魔など) 相性:○やや有利
    最上級モンスターを展開してくるデッキに対しては、こちらが更なる高打点をフュージョン召喚する事で蹂躙できます!
    特にビートダウンデッキは罠採用が少ないため、罠対策の薄いこの構築でも渡り合えるでしょう!
    また、スピード勝負でもそこまで引けを取りません!
    ただし、闇魔の<黒曜の魔導兵>など、5000打点を超えるモンスターの突破は困難です。
    その事を加味して、やや有利と判断しました。

    ミッドレンジ(爬虫類、ガイアなど) 相性:×やや不利
    このデッキには相手のバックに干渉するカードが少ないため、相手の罠の影響を受け易いです。
    爬虫類の<アビスカイト・レイ・モノクローム>やガイアの<迎撃するガイア>を打たれると途端にキツくなります。
    そのため、この対面においてはフュージョン召喚よりもマキシマム召喚を狙った方がいいかもしれません。
    罠対策を積む空き枠も無いため、相性はやや不利と判断しました。

    コンボデッキ(プライム、セレブローズなど) 相性:×やや不利
    やはりこのデッキは高打点の処理が苦手なため、先にフュージョン召喚を決められてしまうと分が悪くなります。
    プライムにせよセレブローズにせよ、擬似サーチや墓地回収のカードが多いため、思った以上に早くフュージョンを決めてきます。
    手札消費の激しいこのデッキでは対策カードを積む余裕もないため、相性はやや不利と判断しました。


    5.最後に
    オーバーラッシュパック2で登場した新テーマの内の1つをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

    環境内で見てもパワーは随一ですので、豪快な攻め方が好きなプレイヤーにはマッチすると思います!

    ただし、カードの発動順番を工夫したり、あえて相手の罠を踏みに行ったりするプレイングは問われるため、シンプルそうに見えて実は回すのが難しいです。

    今回はあくまでもフュージョン軸という事で構築しましたが、環境によってはマキシマム軸に寄せるなど、まだまだ改良の余地がありますね!

    これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非ともご参考にしてください!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



オーバーラッシュパック2 新弾カードレビュー【カマクラル】

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    by カマクラル

    オーバーラッシュパック2 新弾カードレビュー【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。


    2024年4月6日(土)に「オーバーラッシュパック2」が発売されました!

    3つの新規テーマである「ユグドラゴ」、「磁石の戦士」、「ラヴ」をはじめ、ギャラクシー、ディアン・ケト、サイコロ、風戦士といったテーマにも新規カードが実装され、環境のデッキバランスが大きく変わる予感がします!

    また、再録カードも充実しており、新しくデッキを組むにあたって、過去のパックを探して買う手間もかかりにくい仕様になっていますね!

    汎用カードをたくさん手に入れると言うよりは、テーマ色の濃いパックとなっておりますので、デッキを組む上では初心者の方にもオススメのパックです!

    そして、何と言っても最大の目玉である<ブラック・マジシャン・ガール>の新規イラストオーバーラッシュレアは全プレイヤーが欲しい1枚でしょう。

    能力的にもイラスト的にも人気モンスターでプレイヤーにもコレクターにも需要があり、封入率的に滅多に引けないカードなので、とんでもなく価値が高まりそうな1枚です!

    予約時点でパックの売り切れも出ているそうですが、なんとか自引きチャレンジもしたいですね!

    さて、今回もカマクラルがピックアップした注目カードをご紹介いたしますので、是非とも最後までお付き合いください!

    それでは早速どうぞ!


    新弾カード考察
    1.オールラヴ・ゴッデス
    効果モンスター
    レベル8 / 光属性 / 天使族 / ATK 0/ DEF 0
    自分フィールドに元々の攻撃力が0の表側表示モンスターがいる場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
    【条件】なし
    【永続効果】このカードの攻撃力は、[自分フィールドの元々の攻撃力が0の表側表示モンスターの数]×1000アップする。自分のモンスター(攻撃力0)の戦闘で、自分は戦闘ダメージを受けない。

    新テーマ「ラヴ」デッキのエースモンスターです!
    テニスをやっていた方なら馴染みがあると思いますが、ラヴには0という意味があります。
    それにちなんでラヴテーマのモンスターは攻撃力が0で統一されていますね!

    さらに、墓地のモンスターの攻撃力の総和が0の場合、強力な効果を発揮するサポートカードが多いです。
    つまり、デッキに混ぜられるモンスターカードは攻撃力0が前提となるため、専用構築が必要となり、デッキ構築の難易度は高めです。
    ラヴデッキは基本打点が0のため、相手の盤面を返したり、ライフを削るためにはサポートが必要です。

    そんな中、元々の攻撃力0のモンスターを3体場に並べる事で、このカードは3000打点になります!
    下級モンスター2体を場に出した後でリリース無しで召喚する事で簡単に3000打点になれますね!
    戦闘ダメージを受けない効果も展開と噛み合っており、これによって攻撃力0のモンスターを表側攻撃表示でも並べ易くなっています!

    また、同弾に収録された<ピースラヴ・アンヘル>も自身の効果で2500打点となるため、基本はこの2種類のモンスターで攻めていく事になりますね!
    しかし、<ジョインテック・ジョイント>でこのカードを裏側表示にされたり、<プライム・ドワーフ>フュージョン素材にされる事で、攻撃力0の下級モンスター達が棒立ち状態になってしまいます。
    こうなると大量のダメージをくらう事になるため、罠を構える必要がありますね。
    罠ありきだと後攻がやや不安になりますが、これから開発の進むテーマだと思いますので要注目です!

    2.磁石の翼 マグネット・バルキリオン
    効果モンスター / フュージョン
    レベル9 / 地属性 / 岩石族 / ATK 3000/ DEF 2900
    「磁石の戦士α」+「磁石の戦士β」+「磁石の戦士γ」
    【条件】自分の墓地のモンスター3体をデッキに戻して発動できる。
    【効果】このターン、このカードは効果では破壊されない。さらに、相手フィールドのカード1枚を選んで破壊できる。

    磁石の戦士テーマの収録は、原作遊戯王ファン歓喜でしょう!

    フュージョン素材となる下級モンスター達は破格のスタッツを誇り、一昔前ならレジェンドカードに指定されていたはずです!
    それをノーレジェンドで3積みできるのですから、カードパワーのインフレが進みましたね!

    強力なフュージョン体も複数登場した事で、メインデッキ内の最上級モンスターの採用枚数を減らす構築も可能です!

    それは常に手札事故と隣り合わせのラッシュデュエルにおいては革命であり、安定感においてトップクラスを誇るエクスキューティー以上のポテンシャルを秘めています!

    しかし、フュージョンを引き込めないと、下級モンスターのセット耐えで相手にターンを渡す事になりかねません。

    また、魔法・罠カードを入れ過ぎると、重ねて引いた時に苦しくなります。

    盤面にリソースを残しつつ、毎ターン5枚ドローできるようなカードの配分を探さなくてはならないですし、そうした状況を作り続けるプレイングも必須となります。

    また、このカードは強力な除去効果を持っているものの、墓地のリソースを削ってしまうため、専用罠である<リパルシブ・フォース>と噛み合いが悪い事も難点です。

    ラヴ同様に構築の難しいテーマではありますが、環境に台頭してくるかどうか見ものですね!

    3.デュアルスペース・ユグドラゴ
    効果モンスター / フュージョン
    レベル9 / 闇属性 / サイバース族 / ATK 3300/ DEF 2400
    「スペース・ユグドラゴ」+「スペース・ユグドラゴ」
    【条件】なし
    【効果】自分の墓地のモンスターを、[相手フィールドのモンスターの数]だけ選んでデッキに戻す。このターン、このカードは[この効果で戻したモンスターの数]までモンスターに攻撃できる。この効果でモンスター3体を戻した場合、さらにこのターン、このカードの攻撃は貫通する。

    同名2体フュージョンモンスターの中では破格のスペックを誇るフィニッシャーです!

    相手の場にモンスターが埋まっている状態であれば、攻撃したターンで勝ち切る事ができそうです!

    七宝神-良財>や<サンセットリバース>の流行によって効果破壊が通りにくい昨今において、戦闘破壊と貫通によって盤面を返しつつライフを削れるカードは正に最強です!

    このカード以外、攻撃する事ができないというデメリットも無いため、横にモンスターを展開すれば、ダイレクトアタックでさらにライフを削れます!

    また、仮にライフを削り切れなかったとしても、3300打点の突破は簡単ではないでしょう。
    如何に早く<スペース・ユグドラゴ>を揃えて、<ディープワーニング・フュージョン>を打てるかという勝負になるかと思いますが、サイバースはドローや墓地肥やしを得意とするテーマですし、新規の回収カードも増えたため、成功率は高そうです!

    ただし、サイバース族縛りにするとレジェンドカードのモンスターを採用できないため、そこはネックですね。

    プライムやセレブローズといったフュージョンテーマが環境に居る中で、どのような独自性が出せるかですが、マッチ戦であれば<不条理の虚孔>が強いです!

    シングル戦なら展開特化型の方が強いと思いますが、どのような構築が主流になるか楽しみです!

    4.オーバーラッシュ・ストーム
    通常魔法
    【条件】自分の墓地のモンスター2体を好きな順番でデッキの下に戻して発動できる。
    【効果】相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで持ち主のデッキの下に戻す。

    今弾の汎用魔法カードです!
    かつてのバック破壊は種族テーマの1:1交換でしたが、後攻時に威力を発揮する<ゴースト・サイクロン>が登場し、今はどんなシーンでも活躍できる<レジェンド・ストライク>まで発展していきました!
    ここまでインフレが進んだ昨今において、次に登場するのは発動条件の無いサイクロンかと思いましたが、まさかのデッキバウンスでしたね!
    墓地コストを要求するため後攻1ターン目に強い<ゴースト・サイクロン>とは差別化されていますが、<七宝神-良財>や<サンセットリバース>をすり抜けられるため今後の必須カードになる可能性が高いです!

    とりあえず3枚は確保しておきたいカードですね!

    5.シャイニーシェイディー
    通常罠
    【条件】相手ターンに相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時、手札1枚を墓地へ送って発動できる。
    【効果】自分または相手フィールドの表側表示の効果モンスターを合計2体まで選んで裏側守備表示にする。この効果で相手フィールドの元々の攻撃力が2600以上のモンスターを選んだ場合、さらに自分は1500LP回復する。

    今弾の汎用罠カードです!
    過去に登場した<落とし蓋>や<ライステラス・クライシス>よりも発動条件が緩く、効果も強力になっています!

    手札コストが必要な点はネックですが、より広い対面を意識するならこちらを採用した方が賢明です!

    ライフを回復する効果は相手依存になるためオマケ程度で考えた方が良さそうですが、フュージョンテーマ相手に活躍しそうです!

    相手の展開を止めたり、攻撃を封じる手段としては強いですが、モンスターは場に残るため、返しのターンで返せる事が前提となります。

    根本的な盤面解決になっていない点には注意しましょう。

    こちらもとりあえずは3枚揃えておきたいカードです!

    6.迷宮壁-ラビリンス・ウォール-
    通常モンスター(LEGEND)
    レベル5 / 地属性 / 岩石族 / ATK 0/ DEF 3000

    最後の最後まで未発表だったNo.81と82がレジェンドカードではなくて拍子抜けしてしまいました。
    風帝ライザー>の再録もありましたが、新規のレジェンドカードはこちらになるため、ピックアップした次第です。

    ステータスは既出の<千年の盾>と同じため、特に目新しさはありません。
    異なる点があるとすれば、種族が岩石族なところですが、磁石の戦士デッキのレジェンド枠として採用されるかと言われたら微妙なところです。

    原作遊戯王ファンとしては少しだけ嬉しいですが、実用性はあまり無いため、記念に1枚確保するくらいで良いと思います。

    ただ、パラレルレア仕様なのはキレイでしたね!


    最後に
    2024年4月1日適用の新リミットレギュレーションに加え、今回のパック発売によって環境が大きく変わりそうです。

    デッキ毎の相性も考え直さなければいけませんし、ケアしなければならない罠の数も増えました。

    デッキ構築やプレイングもさることながら、カードの知識もつけなければ常勝が難しくなりましたね。

    さらに約1ヶ月後にはまた新弾が出ますし、その1週間後にはギャラクシーカップの予選がスタートします!

    これから夏に向けて盛り上がっていくのが今から楽しみです!

    これからも新カードを使ったテーマデッキをたくさんご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



新リミット闇魔【カマクラル】

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    by カマクラル

    新リミット闇魔【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回は新リミットレギュレーションの考察記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?

    2024年4月リミットレギュレーション【カマクラル】

    環境デッキの中でも規制を受けたテーマと規制を免れたテーマに分かれた印象です。

    早期にライフを取りに行くビートダウン系のデッキが弱体化した一方、ミッドレンジ系はキーカードの規制がありませんでした。

    レジェストセットはタイプを問わずどのデッキにも出張採用されていたため、そこでは差が生まれない感じですね。

    環境が少し低速化した事でミッドレンジやコンボデッキが強くなると予想しています。

    詳しくは上記URLから内容をご確認ください。


    さて、今回は新制限対応の闇魔を執筆いたしました!

    前回に続いて2連続の規制を受けているテーマですが、それでもまだ環境に居座りそうな雰囲気です。

    キャットロワ チョイス>の理不尽ループと<黒曜の魔導兵>を複数体並べる最強盤面が作れなくなっても、別カードの採用で穴埋めが可能です。

    先日、新制限対応にカスタマイズした闇魔デッキを公認大会に持ち込んだところ、現制限下でも優勝する事ができました!

    そのくらい闇属性の魔法使い族は優遇されており、強力なサポートカードが多い上にカードプールも豊富ですね!

    目次
    1. デッキレシピ
    2. デッキコンセプト
    3. メインデッキ解説
    4. 各デッキとの相性
    5. 最後に
    それでは、早速観ていきましょう!


    1.デッキレシピ
    新リミット闇魔
    プレイヤー:カマクラル
    1



    2.デッキコンセプト
    「レゾナンスバーストをフル活用」です!

    黒曜の魔導兵>による高打点とライフカットの速度が失われた分を補うのが<黒・魔・導・響・弾>です!
    ブラック・マジシャン>または<ブラック・マジシャン・ガール>が居る状態で打つと2000打点アップという破格のパンプ効果であり、決着までの速度を早めてくれます!
    デッキを回す<魔導書棄却>や<魔力抽出>には規制がかからなかったため、早期に盤面展開してライフを取り切るプランが強いと感じました!
    特に<黒曜の魔導兵>が抜けた枠に採用した<黒魔導の遂行者>とシナジーが強い点も高評価ですね!

    それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!


    3.メインデッキ解説
    【最上級モンスター】4枚
    ブラック・マジシャン...1枚
    デッキの中で最も多くのサポートカードに対応しています!
    ブラック・マジシャン・ガール>、<魔導書棄却>、<魔力抽出>、<七宝船>、<黒魔術師の宝石>、<黒・魔・導・響・弾>、<レジェンド・ストライク>、<魔導槍グレイス・スピア>の8種類21枚です!
    まさにシナジーの鬼ですね!
    単体で見るとレジェンドカードの中では弱い部類に含まれるでしょうが、墓地にある事で<ブラック・マジシャン・ガール>の打点を500上げてくれるなど、このデッキにとってはこのカードが存在するだけで恩恵が大きいです!
    今回の構築にするなら、個人的にここは必須カードだと思います!

    黒魔導の遂行者...2枚
    黒曜の魔導兵>が抜けた枠に入れ込みました!
    墓地に魔法カードが貯まるまでは擬似<ブラック・マジシャン>ですが、2枚なら許されると思っています。
    後半には真価を発揮し、強力な魔法カードを再利用しつつ、相手盤面のモンスターを破壊できるため強いですね!
    ここを抜いてしまうと<七宝船>2ドローの対応カードが減ってしまうため、デッキのレベル7モンスターを減らさない方がバランスが良いと感じています。
    ただし序盤に引きたくないため、2枚の採用にとどめました。

    黒曜の魔導兵...1枚
    皆様ご存知の通り、壊れカードです!
    黒魔術師の宝石>から簡単に出せるのに、平気で4000打点を超えてくるので、パワーがフュージョンモンスターやマキシマムモンスター並みですね!
    魔導槍グレイス・スピア>にも対応しているため貫通付与も簡単で、あっという間に相手のライフを削れます!
    制限カードになった事で引き込めたり墓地に送れる確率が減り、複数体並べる事もできなくなりました。
    ただ、このカード単体の性能が落ちた訳でもないですし、使ってみた所感では大きな影響を受けていない感じがしました。
    闇魔は全然まだやれますね!

    【上級モンスター】3枚
    ブラック・マジシャン・ガール...3枚
    何気にかなりのハイスペックカードです!
    レジェンドカードを除く上級モンスターの中では高打点な方ですし、墓地に<ブラック・マジシャン>が居れば最上級モンスターやレジェンドカードの上級モンスターに匹敵する高打点になります!
    黒・魔・導・響・弾>を使って4000打点になれるのも普通におかしいですね!
    1体リリースで済むお手軽感や、<黒魔術師の宝石>の価値を最大限に高めるため、強気の3枚採用としました!

    【下級モンスター】3枚
    ジェスペル・ウィザード...3枚
    過去に書いた闇魔の記事でも解説しておりますが、強力な下級モンスターです!
    魔導書棄却>など数枚の魔法カードが噛み合えば、あっという間に墓地に魔法カードが10枚貯まります!
    状況に応じて必要な魔法カードをデッキに戻す事で、必要なカードを引き込む確率を高めてくれます!
    レベル4なので<レジェンド・ストライク>にも対応していますし、自身の打点を1800まで上げられる点も優秀ですね!
    序盤は壁とリリース要員にしか使えませんが、邪魔になる訳では無いため3枚採用しました!

    【魔法】29枚
    魔導書棄却...3枚
    ノーマルカードとは思えないハイスペックカードです!
    自身を含めて墓地を5枚肥やしつつ、追加で1ドローできてしまいます!
    つまり、手札の枚数を減らさずに墓地だけ5枚増やしているため、ノーコストで5枚分のアドバンテージを得ているようなものです!
    黒魔導の遂行者>や<ジェスペル・ウィザード>の効果発動条件をすぐに満たせるようになりますね!
    序盤から打っていきたいカードなので、文句なしで3枚確定です!

    魔力抽出...3枚
    まさに魔法・罠カード版の<七宝船>!
    追加のドロー効果を付与しやすくするため、最上級モンスター4枚、上級モンスター3枚は全て条件を満たすモンスターで固めています!
    仮に手札に上級以上のモンスターが無い状況でこのカードを発動しても、引き込んだカードが上級以上のモンスターなら、それを相手に見せて追加のドローができます!
    その期待値を減らさないためにも、上級以上のモンスターは7枚採用で減らさない方がいいと感じました。
    不要札をドローに変換できるため、3積み確定です!

    七宝船...3枚
    手札のモンスターカードをドローに変換できる便利な魔法カードです!
    墓地に送って嬉しい<ブラック・マジシャン>をコストに使いつつ、2ドローまでできるのですから至れり尽くせりですね!
    もし噛み合いが悪かったとしても、その時は<魔力抽出>のコストに使えば無駄がありません!
    手札事故を緩和する可能性があるため、3積み必須です!

    ゴースト・サイクロン...3枚
    主に序盤に0:1交換を成立させるパワーカードです!
    このカードのおかげで後攻でも強く出られますね!
    七宝神-良財>や<サンセットリバース>の採用率アップに伴って以前より使いにくくはなっていますが、それでもこのカード自体の強さはあまり変わりません!
    メインからこのカードを無理なく積めるのはこのデッキの強みでもあると思いますので、強気の3枚採用です!

    メイドのいたずら...3枚
    2024年4月以降の環境では、爬虫類デッキを筆頭にレベル7モンスターが幅を利かせそうです。
    清浄の蛇姫>はもちろん、<七宝神-良財>や<邪影ダーク・ルーカー>も汎用性が高いですし、セレブローズであれば<セレブローズ・マジシャン>がレベル7です。
    また、プライムなら<プライム・ピアース・ジャイアント>や<プライム・バンディージョ>がレベル7ですね。
    このように、現環境におけるレベル7モンスターの採用率は高いため、メインからこのカードを入れる事で刺さる対面は多いです!
    もちろん環境によっては抜いた方が良い場合もあるでしょうが、手札の枚数を減らさずにデッキの回転を促進できる可能性があったため、今回は強気の3枚採用としました!

    黒・魔・導・響・弾...3枚
    このデッキのキーカードです!
    黒曜の魔導兵>が規制された事で下がった打点を補います!
    ブラック・マジシャン・ガール>に発動すれば一気に4000打点になるため、大抵のモンスターなら戦闘で突破できますね!
    とにかく序盤からライフを詰める事で相手の行動を制限したいため、打てるタイミングがあるならガンガン使った方が良いと思います!
    もちろん3枚採用です!

    黒魔術師の宝石...3枚
    闇魔専用の<死者蘇生>です!
    2体での特殊召喚が行い易いよう、<ブラック・マジシャン・ガール>も3枚積みました!
    黒魔導の遂行者>と<ジェスペル・ウィザード>でこのカードをデッキに戻せるため、理論上は無限に打てます!
    明らかなパワーカードですので、規制される前に使い倒しましょう!
    もちろん3枚確定です!

    ジョインテック・ジョイント...2枚
    今まで<リカバリー・フォース>を入れていた枠に突っ込みました!
    こちらの利点は、ライフを詰めるスピードを上げられる点です!
    邪影ダーク・ルーカー>や下級モンスターといった相手の裏側守備表示モンスターを表に出来れば、大ダメージを与えられます!
    逆に<トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ>などの耐性持ち高打点モンスターは、
    裏側守備表示にして上から叩きます!
    使い所はやや限定的ながら、便利なカードなので2枚採用しました!

    レジェンド・ストライク...2枚
    レジェンド・マジシャン>を採用していないため、バックを割るなら<ブラック・マジシャン>を蘇生する必要があります。
    状況を選ぶカードではありますが、デッキを高速回転させる事で墓地に<ブラック・マジシャン>を送る事も比較的容易なため、思った以上に発動の機会は多いです。
    また、<ジェスペル・ウィザード>がレベル4で対応しているため、状況によってはそちらを蘇生しても良いですね!
    準制限に指定されたため2枚の採用です。

    魔導槍グレイス・スピア...1枚
    相手のセット耐えを防ぐカードです!
    準制限に緩和されたため2枚の採用も考えましたが、<黒曜の魔導兵>以外に装備しても旨みが少なく、魔法・罠ゾーンの圧迫に繋がるリスクもあると考えて1枚にしました。
    ただ、貫通が強い環境であると思うため、素引きの確率を増やすために2枚の採用もアリだと思います。
    この辺りはプレイヤーの考え次第で変わりそうですね。

    キャットロワ チョイス...1枚
    一般的なデッキに比べてモンスターの採用枚数が極端に少ないため、発動機会は多いです!
    墓地を肥やしつつ、好きなカードを墓地から回収できる効果はやはり別格で、入れない理由を探す方が難しいです!
    明らかにメリットの方が大きいですし、リスクを嫌うなら別のデッキを握った方が合うと思います。
    絶対必須の1枚!

    魔法石の採掘...1枚
    デッキの約3/4が魔法カードですので、現環境において最もこのカードを強く使えるのが闇魔だと思います!
    場合によっては先攻1ターン目ですら発動機会があるため、入れない選択肢は無いですね!
    こちらも必須の1枚!

    ブラック・ホール...1枚
    七宝神-良財>や<サンセットリバース>が多い現環境において、はたしてこのカードは最適解か?と言う疑問はあると思います。
    たしかにタイミングを選ばずに発動できる<強欲な壺>の採用でも良いかもしれません。
    しかし、<黒曜の魔導兵>が減った今の構築ではパワー不足であり、強力な盤面を作って相手にターンを渡す事ができなくなりました。
    盤面の押し付けができなくなった以上、ライフレースで勝つ事を目指す方が得策です!
    それに相手が必ずしも<七宝神-良財>や<サンセットリバース>を採用している訳ではないですし、そもそも引き込めなかったり、<ジョインテック・ジョイント>で<七宝神-良財>を裏側にして無効にする事もできますので、1デュエル中に全く発動タイミングが無いというケースはほぼ無いです。
    個人的にはこのカード推しですね!

    【罠】1枚
    強制脱出装置...1枚
    魔導書棄却>の追加1ドローを阻害する可能性があるため、採用するかどうか迷った1枚です。
    しかし、<黒曜の魔導兵>が減った事で相手ターンの盤面が弱くなりがちであり、罠もなければ打たれ弱すぎると考えてレジェンド罠だけは採用しようと思いました。
    破壊系や攻撃反応系は対策されやすいため、それらを掻い潜れる召喚反応系であるこちらを採用する事に!
    プライムであれば<トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ>の着地時に、セレブローズであれば<セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ>に<カリス魔杖デス・ワンド>を装備した時に当てるとほぼゲームエンドですし、他のデッキに対しても手札を使い切ったタイミングで最上級モンスターに当てれば大打撃を与えられます!
    また、こちらの特殊召喚に合わせて相手のモンスターをバウンスしてダイレクトアタックを通す事もできるため、使い勝手は非常に良かったです!
    こちらも個人的には必須の1枚!


    4.各デッキとの相性
    闇魔はビートダウンデッキに分類されます。
    それぞれの相性を見ていきましょう!

    ビートダウン(闇魔、悪魔など) 相性:○やや有利
    お互いに罠の採用がほとんど無いため、単純な殴り合いになります。
    こちらはライフレースに寄せた構築にしている分、盤面を返しつつライフを詰める事には分がありますね!
    ただし、展開札が絡まないと、相手の攻撃をノーガードで全て受けてしまいます。
    上記のことを加味し、相性はやや有利と判断しました。

    ミッドレンジ(爬虫類、ガイアなど) 相性:△五分
    こちらが苦手とする<七宝神-良財>や<サンセットリバース>をガン積みしているケースが多いため、バック破壊カードが機能しない恐れがあります。
    特にこちらの後攻時に<ゴースト・サイクロン>が腐ってしまうと厳しいです。
    しかし、ミッドレンジのライフカットスピードは、ビートダウンより遅めため、こちらが強気で攻めればライフを取り切れる可能性もあります!
    相手が盤面に<七宝神-良財>を用意できるか、罠を引き込めるかにもよるため、相性は五分と判断しました!

    コンボデッキ(プライム、セレブローズなど) 相性:○有利
    ライフを詰める速度はこちらの方が早いため、相手の行動を抑制して優位に立つ事ができます!
    ターンが長引けば<黒曜の魔導兵>が育ったり、<強制脱出装置>を引き込む確率を高めてくれますし、高打点モンスターも<黒・魔・導・響・弾>で戦闘破壊できます!
    そのため、相性は有利と判断しました!


    5.最後に
    これだけ規制をくらって向かい風の中でも、まだ環境に居座れる可能性が高い闇魔はやはり強いテーマです!

    今期の常勝を狙うなら、闇魔の速度についていけるテーマというのが一つの基準になるのかもしれません。

    ただ、4月上旬には最新弾もリリースされるため、また環境は変わりそうですね!

    これからも色々なデッキをご紹介していきたいと思いますので、是非とも参考にしてください!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



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