
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回はユグドラゴFの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
ユグドラゴF【カマクラル】
環境随一のパワーとワンキル性能を誇る強力なフュージョンデッキです!
ドローや墓地回収のサポートも豊富なので、思ったより簡単にフュージョン召喚できますね!
カード1枚毎の単体性能はやや劣るものの、組み合わせる事で威力を発揮するタイプなので、コンボ好きにはオススメのデッキです!
さて、今回は磁石の戦士を執筆いたしました!
今まで不遇だった岩石族テーマに光があたり、一気に環境級のパワーを手に入れました!
磁石の戦士は原作遊戯王にて主人公である闇遊戯が使用したモンスターであり、人気の高いテーマです!
ラッシュデュエルにおいては通常モンスターのフュージョン素材達がレジェンドカード級のスタッツを誇るため、下級同士の戦闘はかなり有利です!
また、フュージョン魔法カードを使わずにモンスター効果でフュージョン召喚できる点も強いです!
フュージョンテーマにつきものであるフュージョン魔法を引けない問題やフュージョン魔法ばかり引いてしまう手札事故を緩和できますね!
フュージョン召喚が容易な事から、最上級モンスターの採用枚数を減らす事ができ、最上級事故の確率を減らせる点も安定感の向上につながっています!
オーバーラッシュパック2で登場した新規3テーマの中では最も安定した強さを誇るテーマですね!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
2.デッキコンセプト
「手堅い安定感」です!メインアタッカーは下級モンスター3体のフュージョン体ですが、意外と簡単にフュージョン召喚できます!
というのも、<磁石の戦士マグネット・プロトリオン>、<永久磁石の戦士α>、<永久磁石の戦士β>、<永久磁石の戦士γ>の12枚がフュージョン効果を内蔵しているからですね!
モンスターの組み合わせさえ揃えたら、すぐにフュージョン召喚できるため、素材となるモンスターは3積みが基本です。
その他、ドロー加速や墓地回収のサポートカードも充実しており、完成度の高いテーマになっています!
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
フュージョンに必要な素材のうち2枚を墓地から回収できるため、墓地さえ肥えていれば簡単にフュージョンできます!
効果も強いですが、スタッツもレジェンドカードである<ブラック・マジシャン>と同等なので優秀です!
そのため、序盤でフュージョンに繋がらない時も最低限の役割は果たしてくれるでしょう。
フュージョン召喚の核となるカードなので3積み必須です!
このデッキには21枚の下級岩石族モンスターが採用されているため、リリース要員には事欠きません。
<邪影ダーク・ルーカー>のように自身の効果で使い回す事はできないものの、モンスターカードも破壊できますし、2400打点を場に残しつつ1ドローも可能です!
非常に強力な効果ではあるものの、フュージョンに絡まないサポート的な役割なので2枚の採用にとどめました。
一昔前ならレジェンドカードに指定されるようなスタッツですが、非レジェンドカードなのでそれぞれ3積み可能です!
フュージョン素材は大いに越した事はないため、当然3枚ずつの採用で確定です!
これらのカード達のおかげで各素材を6枚ずつ用意できるため、簡単にフュージョン召喚に繋げられます!
もちろん3積み必須です!
墓地を肥やしつつドローに繋げられるだけでなく、場に岩石族モンスター3体が居れば墓地の<磁石の戦士マグネット・プロトリオン>か<マグネ・シタデルポッド>を状況に応じて回収できます!
とにかくこのデッキは<磁石の戦士マグネット・プロトリオン>を使えば使うほど強くなるため、それを使い回せるこのカードも3枚必須です!
破壊耐性を貫通できる<風帝ライザー>も考えたのですが、シナジーが無いのと、なるべく上級モンスターの採用を抑えたかったため、下級モンスターのこちらを採用しました。
現段階ではこのカードですが、遊戯王ラッシュデュエルの公式Xにて次弾に地帝グランマーグの収録が発表されました!
<インパクター・コメット>で使い回す事ができ、<リパルシブ・フォース>との相性も良いため、入れ替えるかたちになると思います。
デッキの回転を促進するだけでも十分強いですが、<結束の戦士マグネット・バルキリオン>が場に居れば、追加効果でモンスター破壊もできます!
破壊するモンスターにはレベル制限も裏表の指定も無いため、かなり強力な除去ですね!
入れない理由を探す方が難しいカードなので3積み必須です!
特に前述した<マグネット・サンダーチャージ>のコストに使った<磁石の戦士マグネット・プロトリオン>を<マグネット・リターン>で復活させれば無駄がありません!
また、<結束の戦士マグネット・バルキリオン>をフュージョン召喚しておけば、このカードで墓地から蘇生が可能ですね!
序盤は腐る可能性もありますが、引きたいカードなので3枚採用しました!
墓地の種族5種類以上の<トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ>や<カリス魔杖デス・ワンド>が装備された<セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ>などを出されると詰んでしまいます。
そのため、それらのモンスターを裏側守備表示にして突破できるよう1枚採用しました!
プライムやセレブローズ対面以外でも『守備』封じの役割が持てるため無駄にならない点も良いですね!
コストはやや重たいものの、柔軟性の向上につながるため、できれば入れた方が良いと思います。
ドローソースが豊富なため、レジェンド枠までドロー強化しなくても良いのではと判断しました。
ただしここはプレイヤーの考えによって変わるため、他のカードと差し替えても問題ないと思います。
墓地のコストはやや重たいものの、永久磁石の戦士をデッキに戻して使い回すのも強いですね!
また、<磁石の騎士α>で使い回せる点も地味に強く、相手の展開や攻撃をこれで止めながらこちらの攻撃を通していく事ができます!
個人的には評価が高く、早期に墓地へ送っておきたいカードだったため3枚採用しました。
このデッキには<サンセットリバース>を採用していないため、<魔法の筒>のような攻撃反応罠は割られ易いと考え、召喚反応型のこちらを優先しました!
3000打点かつ効果破壊耐性持ちであり、手札を消費する事なく相手フィールドのカードを何でも1枚破壊できるため破格の強さです!
攻めの要となるカードなので3枚必須!
守備力3900は簡単に突破できませんし、仮に破壊されても<マグネット・リターン>から蘇生可能だからです!
状況に応じて分離効果を使うシーンも出てくるでしょうが、<磁石の戦士マグネット・プロトリオン>を召喚できないとフュージョンには繋がりません。
<マグネ・シタデルポッド>のリリース要員を確保する役割の方が多いかもしれません。
枠が空いているため3枚採用しました。
このカードのおかげで攻撃一辺倒ではなく、罠をかまえて相手にターンを渡せるのが強いですね!
素材の条件も緩くて出し易いため、使い勝手の良いモンスターです!
もちろん3枚採用しました!
4.各デッキとの相性
磁石の戦士はミッドレンジデッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
デッキ内の下級モンスターの割合も高く、裏側守備表示のセット耐えも得意なので、短期決戦になりづらいです。
ターンが経てば経つほどフュージョン召喚がし易くなるため、序盤さえ凌げば勝率は高いですね。
そのため、相性は有利と判断しました!
また、厄介な<七宝神-良財>も戦闘破壊できますね!
ただし、<サンセットリバース>の破壊効果耐性付与は苦手です。
相手のバックを破壊できず、罠でカウンターされる事もあるでしょう。
<サンセットリバース>の効果が切れるまで1ターン待つのも手ですが、相手にターンを渡す事で盤面を返されるリスクも高いため、攻めるか待つか判断が難しいところです。
相対的に見てパワーが高い分、こちらがやや有利と判断しました。
また、プライムであれば<アビスカイト・レイ・モノクローム>、セレブローズであれば<セレブ・リベレイション>が脅威となります!
どのデッキもバック除去が苦手なため、これらの罠をくらわない事も重要なポイントですね。
強みと弱みを比べた結果、いずれのデッキも甲乙つけ難いため、相性は五分と判断しました!
5.最後に
磁石の戦士は今回の新規3テーマの中では最もポテンシャルの高いデッキだと思います!安定感やパワーの高さはもちろん、<磁石の騎士α>が登場したという事は、これのβ版やγ版も出てくる可能性がありますね!
今後大化けする可能性もあるため、今のうちからカードを集めて、回して慣れておいた方が良いと思います!
これからも色々なデッキをご紹介していきたいと思いますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- X(旧Twitter) @yugiohbar