新弾レビュー すとぷりVol.2
猛暑が続いていますが皆さま体調はいかがでしょうか?
まもなくWSBもBJC2024前哨戦が始まります。
さて、上半期を締めくくるタイトルとして「すとぷり Vol.2」が発売されました。
「名探偵コナン」に次ぐ第2弾としてカードプールが増えたことで私も楽しみにしておりました。今回も記事を執筆させていただきましたのでゆっくりしていってください。
「すとぷり Vol.2」の注目カード
今弾はデッキ構築において足回り(システム)のカードが強化された印象です。- ぱーてぃ・いん・ざ・ぼっくす! ジェル
- 1.「自ターン中、《すとぷり》のキャラすべてに、パワーを+500する。」テキストによるパワーフォローの点
2.登場時にコストを支払うことで[山札]から《すとぷり》のキャラを手札に加えられる点
とアタッカーのフォローと状況に応じたキャラクターカードへのアクセスフォローの点が前弾ではできなかったためデッキに採用したいカードとして注目しました。
- ぱーてぃ・いん・ざ・ぼっくす! さとみ
- 1.先攻・後攻のアタッカー候補として[他のあなたのキャラが1枚以下なら、このカードのレベルを+1し、パワーを+2500。]と条件達成時にレベル1、パワー3500を生成できる点
2.条件未達でパワー1000であってもコストを支払うことでそのアタック中、あなたはトリガーステップにトリガーチェックを2回行える点
中でも2.はストックをきれいにできる要素をもつテキストであり状況に応じて面を1つ捨てる代わりにストックのケアができる点から重宝すると考えます。
ルビー色の貴重なレベル0の新規カードであり採用必須レベルに位置する印象を受けました。
- ぱーてぃ・いん・ざ・ぼっくす! 莉犬
- 1.登場時に、同名である<ぱーてぃ・いん・ざ・ぼっくす! 莉犬>を控え室に送ることで自分の控え室の《すとぷり》のキャラを1枚選び、手札に戻せる点
2.起動効果でコストを支払うことで自分の控え室の《すとぷり》のキャラを1枚選び、手札に戻せる点
評価が分かれるカードになります。
ルビー色で前回のレベル0で個人的に光るものがみえなかったのでルビー色のシステム(レベル0周り)を採用するにあたってこちらのカードも複数枚採用する候補として考えております。
複数枚採用することで1.のテキストも有効的に活用できる点から手札の質の向上・控え室から必要なキャラクターカードへのアクセスを[集中]を用いず行えるためストックに余裕を持たせられるなど重宝される点がいくつか感じました。
- ぱーてぃ・いん・ざ・ぼっくす! ななもり。
- 1.初の3ルック集中です。
2.自身のクライマックスがクライマックス置場に置かれた際に、自分の山札を上から2枚まで見て、山札の上に好きな順番で置ける点
1.山札を削りつつ「カード」ならなんでもよいのでクライマックスやイベントにアクセスできる点がとても魅力的です。
2.は打点の調整の面で活きると考えます。
集中としては魅力的なのでデッキにした際に活かすことができるのかは組んで判断していきたいところですね。
- ロイヤルプリンス 莉犬
- 自身のレベルが3以上の時に起動効果として「[このカードを控え室に置く] あなたは自分の手札の「さぁ!行こう!次のステージへ 莉犬」を1枚まで選び、このカードがいた枠に置く。」というテキストに注目しました。
<さぁ!行こう!次のステージへ 莉犬>はVol.1のカードになりますがストックを消費せず登場させることができる点から使用して感触を確かめたいカードとして注目しました。
- 君と一緒に さとみ
- 1.登場時に手札のクライマックスカードを控え室に置くことで、自分の控え室の《すとぷり》のキャラを1枚選び、手札に戻せる点
2. 登場時にストック1つと手札のクライマックスカードを控え室に置くことで、控え室のクライマックスカードを手札に戻すクライマックス入れ替え効果の点
1.も2.も1枚のカードにそれぞれ内蔵されていることが多いですが、それが1枚のカードに集約されているので採用時の枠を1つ余らせられる点から注目しました。
- すとぷり
- 実現可能かはデッキの構成やゲームプレイによるので強弱の話はしません。
テキストにある条件達成時にコストを支払うことで「相手に1ダメージを与える。」を6回行えることに注目です。
「The ロマン」であり、すとぷりでしかできない遊び方のカードとなります。
デッキレシピのご紹介
チョイス扉型
レベル0
計19枚
「すとぷり Vol.1」・「すとぷり Vol.2」のカードを取り入れたデッキとなります。
基本プランは耐久(回復テキストを持つキャラクターカードで場持ちさせる)になります。
そのためレベル2から早出しできる<これからも一緒に! るぅと>や<寒い日も君と一緒! ころん>をプレイします。
助太刀である<苺の黒王子 ジェル>を2枚採用しカウンター面でのフォローは対応させていただきました。
そのため攻める際の相手の舞台に干渉できるラインを生成することに重きを置いてプレイしていただくようお願いいたします。
また3色発生のためレベルアップ時の発生は要注意です。
レベル0にトパーズ色(黄色)が少ないので、私がこのデッキレシピを作成した時のイメージですが、
レベル1 → <ぱーてぃ・いん・ざ・ぼっくす! るぅと>をレベル置場に置きます。
※「ぱーてぃ・いん・ざ・ぼっくす! るぅと」は舞台に1面、多くて2面立てるイメージです。
→ テキストの関係上、2面用意しても後列が1体レスト状態であると1面しか「ぱーてぃ・いん・ざ・ぼっくす! るぅと」のテキストを使用できないため。
レベル2 → サファイア色(青色)を発生させます。
レベル1のクライマックスコンボがルビー色(赤色)のためクロックないしレベルアップ時に置かなくてはいけない状況であれば発生させるようにしましょう!!
レベル2から早出しできる<これからも一緒に! るぅと>や<寒い日も君と一緒! ころん>を駆使し、耐久しながらレベル3クロック0に戻すプレイイメージです。レベル3で<これからも一緒に! ジェル>のクライマックスコンボで詰めるイメージです。
8扉型
レベル0
計20枚
「すとぷり Vol.1」のクライマックスコンボ持ちキャラクターカードを中心に採用することをコンセプトとしたデッキとなります。
<ロイヤルプリンス 莉犬>がVol.1の<さぁ!行こう!次のステージへ 莉犬>のフォローをしているためレベル3のときの必要ストックが少なくても登場させることができるルートを確保できている点が強みです。
また、クライマックス構成が扉(カムバックアイコン)8枚のため<ヨアケイロ 莉犬>を採用できるのも大きいです。
こちらも基本プランは耐久(回復テキストを持つキャラクターカードで場持ちさせる)になります。
<Strawberry Summer! 莉犬>を後列に配置し、<これからも一緒に! るぅと>や<寒い日も君と一緒! ころん>のパワーラインを11000で維持できる強みは大きいと考えます。
※山札を少しでも早く回したいということになれば<いちご大好き! 莉犬>を採用することもご検討ください。
8本型
レベル0
計20枚
「すとぷり Vol.2」のクライマックスコンボ持ちキャラクターカードを中心に採用することをコンセプトとしたデッキとなります。
レベル1・レベル3のクライマックスコンボともに「すとぷり Vol.2」のためカードを集めやすく<苺の黒王子 るぅと>が本(ドローアイコン)のクライマックス限定の5枚集中ということもありコンセプトにしております。
色の発生に多少癖があるように感じるかもしれませんので、
比較的触りやすいように調整してはおりますが微調整は各々で行っていただけますと幸いです。
大まかな動かし方は「8扉型」を参考・イメージしていただけますと幸いです。
まとめ
「すとぷり Vol.1」・「すとぷり Vol.2」のカードプールを用いることで今回サンプル掲載させていただいたレシピ以外でもコンセプトを設定しデッキを組むことができると思います。また質問や気になること・お題などございましたら、ひっきー(@August88August)までお問い合わせくださいませ。
酷い暑さが続いておりますので、熱中症対策・水分補給は小まめに行っていきましょう。