地区大会使用デッキの紹介 -新テニスの王子様-
挨拶
天気の変化が激しい季節となり、体調管理に気を付けなければいけない季節に入りましたね。残すところ名古屋・北海道地区となりました。今回は、京都地区にて私が使用したデッキ(新テニスの王子様)を紹介させていただきます。
デッキレシピ
デッキコンセプト
<越前リョーマ>を使用する上でソウルアイコンを持つキャラクターカードを多く入れるため<海堂 薫>をなるべく舞台に残せることをコンセプトに作成しております。作成にあたり考えなければいけない点
デッキを作り上げていく中でいくつか悩んでいたことを上げていきます。1.「新テニスの王子様(TNPR/01B-064B)」の採用は必須か否か
<越前リョーマ>がソウルアイコンを参照するCXコンボのためイベントであるこのカードとの相性は悪いです。ただ、メリットとして山札を確認し必要なキャラクターや「越前リョーマ(TNPR/01B-047)」 ・ソウルアイコンのないキャラクターカードを抜くなど用途はあるので悩ましい問題でした。私は、イベントに干渉できるカードがないことや山札にイベントが残ることでゲームを落とすことを避けたかったので今回は採用を断念しました。
2. 「仁王雅治(TNPR/01B-008)」&「柳生比呂士(TNPR/01B-018)」の採用の有無
<柳生比呂士> の共鳴のために<仁王雅治>を採用することは必須なのですが「仁王雅治(TNPR/01B-008)」を舞台に登場させることがなく、ほとんど舞台に登場しないカードの採用はいかがなものか考え、今回採用を断念しております。上位キャラクターカードを倒す役割は、<河村 隆>を採用しております。
3.レベル0のキャラクターカードをどこまで採用するか
デッキレシピをみていただけるとお分かりかと思いますが、レベル0・レベル1をかなり抑えております。WSBから始められたプレイヤーの皆様には不安を感じる構成になるかと思われます。
構築当初から必要最低限のシステムキャラクターで構成しておりましたがアタックできない可能性をもつ配分・構成のためリスクをどこまで抑えるか悩みました。
<財前 光>だけでは不足だと感じることは多々ありましたので門8枚であることからクライマックスを抱えこみやすいことを少しながらメリットととらえ、キャラクターカードに変換できる<不二裕太>を採用し不安材料を微力ながら解消するよう図りました。
4.終盤の舞台形成の最低配置について
<越前リョーマ>を前列に何枚置くかという舞台想定から逆算する必要があります。私は当初、「越前リョーマ(TNPR/01B-047)」を3面並べることが必須と思いデッキ構築とプレイを行っておりました。
何度かデッキを回していると構成が門8枚であってもCXがなく「越前リョーマ(TNPR/01B-047)」が手札に1枚~2枚などイメージとのずれがおきました。
そのため、「越前リョーマ(TNPR/01B-047)」(2枚)+<青学 不二周助>(1枚)を配置することを最低ベースで考えゲームを行っております。
各レベル帯での考え方について
(前回の記事の補足説明)レベル0~レベル1まで
<海堂 薫>の復帰効果に大きく依存しております。「海堂 薫(TNPR/01B-048)」以外のアタッカーかつ「海堂 薫(TNPR/01B-048)」または状況に応じて必要なキャラクターカード へアクセスするために<財前 光>を採用しております。
※「財前 光(TNPR/01B-001)」は序盤・中盤・終盤でも活かすことができるだけでなく抱えたクライマックスカードや中盤まで不必要なキャラクターカードを序盤に必要なキャラクターカードへ変換することができるので4枚採用となっております。
※注意:先攻・後攻ともに最初のアタッカーとして配置するのは控えましょう。次ターンのストックを使用しアタッカーを呼び込むためのカードとして使用します。
また、「海堂 薫(TNPR/01B-048)」の復帰効果を活かすためにもレベル2以上のカード採用が多くなる構成になります。
※レベル2以上のカードにはソウルアイコンを持つカードが多いことも起因しております。
集中は<忍足謙也>を採用しました。
手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札を上から1枚見て、山札の上か控え室に置く。このテキストが非常に魅力的です。
山札の上を確認できるアドバンテージは集中に活かすこともファーストアタックでクライマックスを捲らないためのケアとしても有効的に働きます。
レベル1では<跡部景吾>がメインのアタッカーとなります。
<白石蔵ノ介>を当初採用しておりましたが手札アドバンテージが必要と感じることがあったためソウルアイコンはありませんがCXコンボを優先し「跡部景吾(TNPR/01B-045)」の採用に至りました。
トリガーチェックにて門のCXが出てきても「跡部景吾(TNPR/01B-045)」の『[ストック(1)] このカードがアタックした時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、そのアタック中、あなたはトリガーステップにトリガーチェックを2回行う。』でケアできるのは大きな魅力に感じます。
レベル2
<一氏ユウジ>&<金色小春>のコンビペアを登場させます。前列は「一氏ユウジ(TNPR/01B-020)」&「金色小春(TNPR/01B-019)」を各1体後列に<手塚国光>を配置するように舞台形成します。
※あくまでベースとなる考え方となりますので前列に関しては状況に応じた対処をお願いします。
後列に「手塚国光(TNPR/01B-046)」は配置しましょう!
レベル3
「4.終盤の舞台形成の最低配置について」で記載させていただいた内容でプレイします。<手塚国光>の山札の上2枚を確認するテキストにてソウルアイコンがないキャラクターカードが見えた場合はそのカードをトップに置き<忍足謙也>を手札から登場させることでそのソウルアイコンのないカードを控え室に落としたり、<青学 不二周助>の登場時のテキストで加えるなどします。
テニスの王子様で遊ぶ上での注意事項
ストックを積む(キャンセル可能性の高い山札を形成する)タイトルにはとても不利となるタイトルです。タイトルの一例として、東京リベンジャーズ・ホロスターズがあげられます。
テニスの王子様の利点はソウルアイコンの多さです。
果敢に攻めつつ、自身の手札の枚数・質の管理は欠かせませんが不利となるタイトルを相手にする場合は決定打になる前に少し早めのアクション(攻める勇気)を持つと得るものがあると思っております。
まとめ
門8枚にせず<さらば 手塚国光>を数枚入れることも候補に感じました。構築上扱いが難しいタイトルのため神経を使いましたが、1つの形になってよかったと思います。
また2地区残っておりますので、是非ご興味あるかたは参考にしていただければ幸いです。