雑学:「汎用効果」について
挨拶
ひっきー(@August88August)です。今回取り上げさせていただくテーマはWSBでよく各タイトルに収録されるor使われる『汎用的な効果のまとめ・解説』となります。
WSに触れておられるかたは[互換]という言い方に馴染みがあるかと思われます。
WSBから始められたかた・これから始めようと思われているかた向けの記事となります。
交流会・対戦会・公式大会など、これらのイベントにて対戦相手が使用しているカード名の効果を説明されるときにそのカード名ではないカード名の単語を出された経験はありませんか?
それは[互換名]と言われるものになり、使用するカード効果を説明するときに同一効果のカード名を伝えることで説明を省略する際に起こりうる一種の[癖]みたいなものだとお考えください。
すでにご存じのかたは、思い出に浸りつつ交流会・対戦会・公式大会では[互換名]ではなく[テキスト]をしっかりお伝えしていただけると幸いです。
※すべてを網羅できず、漏れがある場合もございますので予めご容赦くださいませ。
目次
汎用カードリスト(互換名リスト)
1.収録中
WS
- 収録中のシャロ
WSB
などクライマックスをコストに控え室のキャラクターカードを手札に加えるカードの互換名となります。WSBではゲーム中、山札のクライマックスを多い状態を保つために、リフレッシュの際は出来るだけ多くのクライマックスを控え室に用意しておきたいです。
手札に重複してしまったクライマックスなどを控え室に落としつつ有効なキャラクターカードに変換できるため、手札にクライマックスが重なりやすい[ゲートアイコン]や[トレジャーアイコン]を多く積んでいるデッキでの採用が期待できます。
2.フィレス・朝礼
WS
- "彩飄"フィレス
- 朝礼 小鳥
WSB
ストック1つと手札1枚をコストに山札から指定された特徴のキャラクターカードを手札に持ってくる効果を指し、そのターンまたは後続のターンに備えて必要なキャラクターカードを手札に持ってくることができるのでゲームプレイングの幅を広げることができます。※山札ではなく控え室からキャラクターカードを手札に加えるテキストを持つキャラクターカードを[控えフィレス]・[多生の絆]と言う場合もあります。
WS
- 多生の絆 音無
WSB
3.高松
WS
- 着痩せするタイプ 高松
WSB
- <青の装い 八戒>
- <裏切りへの制裁 雷市 陣吾>
4.修羅場
WS
- 修羅場な万里花
WSB
クライマックスコンボを用いますが、相手キャラクターカードをリバースさせることで控え室からキャラクターカードを手札に加えることができます。[リバースさせること]が条件ではありますが、条件を満たせばストックコストを用いず[確実]に手札を増やすことができる点が魅力的なキャラクターカードになります。※WSBではあまり採用されていない印象です。5.オンステ
WS
- オン・ステージ シリカ
WSB
クライマックスを用いず、相手キャラクターカードをリバースすることで控え室のキャラクターカードを手札に加えることができるテキストを自身のキャラクターカードに[付与]することができます。そのため山札のクライマックスを大事にしたい状況下では集中などを用いずこのテキストを付与し手札補充を行うゲームプレイングが可能となります。6.コンソール
WS
- コンソール操作 ネロ
WSB
ゲームプレイングの1つとして参考程度に記載させていただきます。山札の上を公開し、指定された[特徴]であった場合山札を1枚削れたことになります。そのため、その後に集中を行えば実質5枚集中と考えることができます。また指定された[特徴]でなくCXであれば確定で集中が成功します。といった感じに使うこともできます。7. 榛名
WS
- 金剛型戦艦3番艦 榛名
WSB
登場時に山札の上を公開し指定された[特徴]であれば相手に1ダメージを与えられるためゲーム終盤で効果的な役割を担えるキャラクターカードの1つとなります。また公開されたカードは控え室や手札に移らず山札の上に残りますので最初のアタック時のダメージ計算(サイドアタック・フロントアタックを考えられるという意味)に役立てられる点も併せもちます。
8.ショートカット
WS
- ショートカット あずさ
WSB
自身を含めどこか1面のパワーラインを+1500底上げできるためリバースを必要とするクライマックスコンボのデッキなどリバースをとりたいときに重宝するキャラクターカードとなります。(相手の前列キャラクターカードを1体でも多く残してしまうと相手の手札に余裕を与えることに直結するためリバースを比較的にとれるように補助するキャラクターカードという認識でお考えください)9.谷風
WS
- 陽炎型駆逐艦14番艦 谷風丁改
WSB
後攻となるプレイヤーにとって先攻プレイヤーが登場させているキャラクターカードを倒すのが困難な場合に、条件が満たされていればそのキャラクターカードを舞台から降ろすことができます。例えば先攻プレイヤーが1ターン目に配置した<アイドルを目指す幽霊 水無世燐央>など前列を移動するキャラクターカードのリバースをとるためには通常自身の前列に3体のキャラクターカードを出す必要があります。このカードのテキストであれば労せずに対処することができ、過度に手札を消費することもなくなります。
10.マサチューセッツ
WS
- ウィリアム=マサチューセッツ
WSB
クライマックスコンボを用いる必要がありますが、こちらもストック消費を行わず手札を補充する可能性があるキャラクターカードとなります。相手キャラクターをリバースする必要はありませんが、アタック時に自身の山札を公開し指定された[特徴]であればそのキャラクターカードを手札に加えることができるため[手札を増やすことができない]可能性があります。手札を増やすことができないリスクは存在しますが、相手キャラクターをリバースする必要がないので相手の舞台の状況に応じることなくクライマックスコンボを使用することができる点が魅力的なキャラクターカードとなります。
11.千鳥ヒール
WS
- 自信喪失 千鳥
WSB
クロック置場のカードをストックに還元できる点から、【1】クロックを減らせられる。
【2】ストックを1枚増やすことができる。
この2点が強みとなります。
クロック置場のカードが2枚以上あるという前提で「ひとつめ様-おもちゃ部屋」を例にさせていただきますが4ストックあれば『ひとつめ様-おもちゃ部屋』を3枚舞台に登場させることが可能となります。(本来なら6ストックを使用し3枚を舞台に登場させるところを4ストックで可能としているという意味)
12.トラハル
WS
- トラブルガール ハルヒ
WSB
クライマックスコンボを用いますが、アタック時に1ダメージを相手に与えることができる詰め候補のキャラクターカードとなります。リバースを必要としない点が優秀で、クライマックスコンボを用いない代わりに手札コストが必要な<2nd D.R.B 1st Battle 夢野 幻太郎>、クライマックスを用いない代わりに条件が必要な<ST☆RISH 神宮寺レン>などがあります。こちらも1ダメージを与えるカードとしては魅力的となります。
13. 黒子移動(純移動)
WS
- お姉さまへの憧れ 黒子
WSB
先行第1ターンに使用することで、移動ロックや前列3体並べてアタックでもしない限り次ターンまで舞台に残せるキャラクターカードとなります。そのため次ターンのアタッカーとして再度アタックできる点がとても魅力的なカードとなります。
14. 拳移動・ケツ移動(落下移動)
WS
- 全力の拳 響
- 豪ケツ!しんのすけ
WSB
相手アタックフェイズはじめに自身の山札の上から1枚控え室に置き、指定された[特徴]であれば前列のキャラクターカードが居ない枠に移動できる効果があります。先ほどの純移動よりもキャラクターカードのパワーラインが高めに設定されておりますが、山札の上から1枚落下する際に指定された[特徴]でなければ移動を行えないリスクも備わっているので好みが分かれるカードになると思われます。
15. 抜刀
WS
- "抜刀"静流
WSB
このキャラクターカードがアタックを宣言したときに、他の自身のキャラクターカードが[1枚以下※他に1枚舞台に登場して居ても使用可能]であれば自身の山札の上から1枚控え室に置くことができ、そのカードがレベル0であれば後列に置くことができるため【1】次ターンのアタッカーを確保できる
【2】山札を削れる点が利点となります。
上記2点の利点を併せ持つカードです。【1】の成功率をあげるためにも他のキャラクターカードで山札の上を確認できるカードと併用できると尚良いですね。そのため『信頼できる仲間 千冬&タケミチ』のキャラクターカードは登場時に山札の上を確認できるテキストを内蔵しておりますので非常に優秀といえます。
16.ドラム缶(4ルックイベント)
WS
- ドラム缶(輸送用)
WSB
【1】山札を削れること【2】キャラクターカードへ変換できること
の2点が強みとなります。
イベントカードのため中々手札に握りにくいカードの種類となりますが、舞台のキャラクターカードのパワーラインを下げることなく山札を削ることができる点が魅力的です。ストックコストが掛からないことも利点です。
補足事項ですが人によっては[カメラ]・[純潔]と呼ぶこともあるそうです。
17.ガッツンダー
DM
- 砕神兵ガッツンダー
WSB
- <平行線>
- <手をつないで 莉犬×るぅと>
18.マリン
WS
- 未来へ一緒に 宝鐘マリン
WSB
- <王様ストライカー 馬狼 照英>
- <廻廻奇譚>
自身の他の舞台のキャラクターを控え室にことで自分の山札を上から3枚まで見て、カードを1枚まで選び、手札に加え、カードを1枚まで選び、ストック置場に置き、残りのカードを控え室に置ことができるため
【1】クライマックスおよび欲しいカードへのアクセスルートとなる点
【2】ストックを1枚回復できる点
の2点が非常に強力です。
今後、このテキストに付随してダメージを与えるテキストも併せ持つキャラクターカードの登場が待ち遠しいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。意外に多かったと感じられた・そうでないかた居られるかと思います。
まだ始まって1年目のコンテンツながらこの種類は個人的に多いと感じております。
私もWSBで遊んでいるときは、[互換名・汎用名]を出さないように意識はしておりますが、無意識化で言ってしまっている可能性も高いなと振り返っております。
WSBの各タイトルから参照できるキャラクターカードを抜粋してきておりますが、どのタイトルにも何かしらの[互換・汎用]はあったなと思いこの機に参戦しているWSBのカードプールを見直すのも1つの楽しみになるかもしれませんね。
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