こんにちは、虎斗です。
新バージョンが稼働してしばらく経ちまして、対戦画面で新カードを見ることが多くなりました。
特に目立っているのが漢軍ですが、象兵や各勢力に追加された新カードたちもなかなかに強力です。
というわけで今回は、新バージョンでのおすすめデッキ紹介をしていきます。
全国対戦の相手としてでも出てくることがあると思いますので、対策用としてもどうぞご覧下さい。
漢鳴デッキ
新バージョンで一番台頭してきているタイプのデッキですね。
<R孫堅>や<R劉備>の『漢鳴の神速行』・『漢鳴の大車輪』といった低い漢鳴レベルでも、比較的強めの効果を持つ漢鳴計略でレベルを上げて、最終的にレベル2くらいの漢鳴計略からレベル3の『漢鳴の大号令』に繋げてとどめ、といった動きを目指します。<SR皇甫嵩>の計略『漢鳴の大号令』は漢鳴レベル3で武力+9、4割くらいの兵力回復とかなり強力な性能になっているのですが、漢鳴レベル3にするために最低士気12を使い、『漢鳴の大号令』で士気6を使うため、最低でも士気18が必要になってきます。
当然相手はこちらの漢鳴レベルが低い時間帯を狙ってきます、なので課題に上がるのが序盤~中盤でどうやって相手の攻勢を凌ぐかという点になります。
特に相手をしていてつらいのが攻城力の高い『劉備の大徳』デッキで、『劉備の大徳』→法具【蜀軍の大攻勢】or【増援の法】→再度『劉備の大徳』の流れはさすがに単体の漢鳴計略だけでは守りにくく、この段階でゲームを決められることもままあります。
このあたりを守る計略として採用されるのが、漢鳴レベルに影響されない妨害計略『野望の謀略』を持つ<UC劉焉>です。
<UC劉焉>の計略『野望の謀略』は士気5で武力-5という効果は相手の号令を守るには十分すぎる性能ですから、<UC劉焉>とレベル1の単体漢鳴計略を使い、城ダメを最低限で済ませて、最後の逆転につなげていきましょう。
法具の選択は【再起の法】、【速軍の法】、【漢軍の大攻勢】あたりが使いやすいと思います。特に【速軍の法】が対ワラデッキで強烈でして、大抵のワラ側が【連環の法】+なにかで守る終盤を、連環効果を打ち消す【速軍の法】+『漢鳴の大号令』の兵力回復で簡単に押し切れます。基本的に『漢鳴の大号令』は1回限りのチャンスなので、ライン上げに手間取るよりは自城前から【速軍の法】を使って、ぶつかり合いが発生したくらいで号令を打つ、という感覚でやれば間違いがないと思いますよ。
漢鳴デッキ パターン2
最近では、本来ならば1回限りの『漢鳴の大号令』チャンスを増やすために、<R馬謖>と組んだ形を見るようになりました。
<R馬謖>の計略である『泣斬馬謖』で士気を増やして、漢鳴計略を使う回数を増やす形ですね。
こちらはダメージ計略である『漢鳴の雷撃』で相手のキーカードを落とすことができる<R王美人>、『漢鳴の大号令』を打つ前や、打った後のレベル上げに便利な計略『漢鳴の援軍』を持ち、さらにこのデッキの問題点である最大士気を解放出来る、将器【同盟者】を持つ<C陶謙>が採用されていることが多いです。
『泣斬馬謖』→漢鳴計略→『泣斬馬謖』を繰り返すと、最終的に『漢鳴の大号令』が2回打てるくらいの士気がたまるんですよね。 武力が低めで序盤を守るのがだいぶつらいのと、中盤で計略の選択をミスするとプランが台無しになったり、うまく回せても漢軍デッキ相手にはこちらの『漢鳴の大号令』に相手の『漢鳴の大号令』を合わせられるとそんなに城ダメージを奪えない、など、それなりに弱点は抱えています。このデッキを使う際のキーポイントは<R王美人>の位置取りと使いどころにありますので、そのあたりに自信がある方は使ってみてもいいかもしれませんね。
女性単デッキ
女性武将を対象とする<SR趙氏貞>の『戦処女の大号令』を中心としたデッキです。
女性武将カードが対象ということで、基本的には全員が特技「魅力」を所持することになり、開幕の早い段階から号令を仕掛けやすいです。
序盤で『戦処女の大号令』を使って城ダメージを奪い、中盤以降は<R趙娥>の計略と<SR趙氏貞>の象兵で荒らす、という立ち回りが理想ですね。
サンプルでは<SR呂姫>を採用して5枚にしていますが、『暴風の道術』を持つ<UC張姜子>ともう1枚1コストの女性武将を採用して6枚にすることで、特技「魅力」の数を増やして開幕の士気回りを早くしつつ流行りの漢軍デッキへのメタも張る、という形もあるみたいです。
6枚にすると攻城力は落ちるので、5枚型か6枚型かこのあたりはお好みでしょうね。
女性単デッキということでコスト比最高武力が少なく、一見するとややネタっぽそうにも見えるんですが、その代わりに士気6で武力+5に速度上昇と英傑号令以上の性能を誇る号令が得られるので、号令デッキとしてだけ見ても相当強いです。
しかも女性武将って<R趙娥>といい、<SR呂姫>といい、結構尖った計略を持っているカードが多いんですよね。
バランスデッキとしても号令デッキとしても戦えると考えると、デッキ構築に縛りがあるデッキなのに、戦い方の幅が広い、というちょっと矛盾したことが成り立ちます。
盤面に並べたときの絵もきれいですし、縛り自体も女性武将、というだけなので、形はかなり自分の好みで変えられます。
サンプルデッキでは魏と群雄で組んでいますが、もちろん蜀や呉と組んでもいいわけですしね。
お気に入りの女性武将がある方は、一度使ってみることをおすすめしますよ。
ところで余談なのですが、<SR趙氏貞>の計略テキストに武官、文官でない武将が対象、って書いてあるんですが、<SR張角>や<R于吉>みたいなカードでも文官カテゴリにされているあたり、今後女性でなく、武官、文官でない武将が追加される可能性ってあるんでしょうか。
劉備の大徳デッキ
新バージョンでも相変わらず元気に画面で見ますね。
前バージョンまでもいた、武力6の武将5枚で構成された、いわゆる6大徳という形です。(武力6ではなくなるのですが<R魏延>の枠を<SR趙氏>にしている方もいます。)
5枚そろえてラインを上げて、『劉備の大徳』→【増援の法】or【蜀軍の大攻勢】→『劉備の大徳』という赤青赤の形がシンプルで強いです。
新バージョンで追加された<C呉懿>の特技「攻城」がまたいい味を出してきてまして、<SR劉備>、<UC関平>、<C呉懿>の槍兵3枚が張り付いたときに、単に攻城力の高い2コスト<SR劉備>、1,5コストだけど将器【攻城術】で無理やり攻城をもぎ取ってくる<UC関平>、同じく1,5コストだけど将器【攻城術】でもぎ取りつつ、特技「攻城」のおかげで攻城力も高い<C呉懿>、という地獄の3択をかけることができるんです(笑)
とりあえず前に出して号令、張り付いて何発か攻城と内乱を取る、カウンターは残った<UC沙摩柯>と騎兵、早めに帰ってくる<SR劉備>で対処、の流れが変わらず強いです。
全員の武力が均等なので、相手からしてここだけ守っておけば城ダメが安い、というのがないのが本当に強くて、ワラデッキなんかでは特に守りにくいです。
守りの点でも<UC沙摩柯>の『零距離戦法』、<R魏延>の『反逆の狼煙』を使用した守りが固く、致命的なダメージをもらうようなことは少ないです。
穴らしい穴がないデッキなんですが、反面、ここだけはどのデッキにも負けない、という突出したところがないので、速度上昇計略等で1.5コストをあっさり落とされてしまったり、やることが基本的に前に出て『劉備の大徳』を打つ、ということなので相手に『反計』がいると途端に計略が打ちにくくなる、等の弱点も抱えてはいます。
とはいえやることがひとつで分かりやすいですし、槍兵3弓兵1騎兵1という兵種バランスも揃っているので、とりあえず号令を使ってみようと思って触るぶんにはこれ以上の扱いやすさはなかなかないですよ。
というわけで今回は新バージョンでのデッキを紹介してきました。
目立ちすぎているカードも出てきていますが、この大型カード追加時独特のカオスな感じ、嫌いではありません。
それではまた次回、虎斗でした。
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