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塗るか反るか

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by 虎斗

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塗るか反るか

こんにちは、虎斗です。
「解任」・「登用」が実装された影響なのか、行きつけのゲームセンターでいままで見たことのなかったプレイヤーの方が増えたかなーという印象を受けますね。
かくいう私もほしかったR徐晃の将器【征圧力上昇】をようやく手に入れることができました。
こういうシステムの追加はどんどんしてほしいですね!

というわけで前回に引き続き、今回もコストごとの役割について。
今回はワラデッキについて書いていきたいと思います。
ワラデッキでは大きく分けると、主力となる2コスト以上と、塗り要員、または特定のデッキ相手に刺さる計略要員の1.5コスト以下の武将に分けられますね。
それでは、それぞれについて見ていきましょう。

ワラデッキにおける主役、2コスト以上は何を為すべきか
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デッキのキーとなるコスト帯です。
ここに何を採用するかで、そのワラデッキのタイプが変わります。
兵種や計略によってだいぶ変わるんですが、いずれの場合でもワントップかツートップになることは間違いありません。
ワラでトップの部隊がやることはひとつ。
敵部隊の撃破です。
SR孫策にしてもR関興にしてもRトウ頓にしてもR太史慈にしてもそうなんですが、基本的にワラデッキで2コスト以上の部隊がやる仕事は、敵武将の兵力を削って、号令を打たれたら、あるいは打たれる前に撃破することなんですよね。そうすることで相手の部隊の足並みが崩れますから、結果的にワラデッキが行う、俗にいう"荒らし"につながるというわけです。
1部隊撃破出来ればスペースが空くので、そこを他の部隊で塗る、という動きはワラデッキの基本になります。
相手が号令デッキ等の場合だと、全部隊揃えられてラインを上げられた段階でゲームセットになったりしますから、早め早めで敵部隊を撃破して足並みを崩し続けるようにしたいところ。この辺りの"荒らし"と呼ばれる立ち回りについての詳しい解説は過去のこちらの記事をご覧下さい。

170712 sanac2.jpg さて、敵部隊の撃破が最重要だと書きましたが、ここでもうひとつ重要なのが、深追いは厳禁ということ。
騎兵のワントップでやりがちなのが突撃や乱戦のしすぎで兵力がなくなってしまい、帰城を強いられてその間に相手のラインが上がってしまって、兵力回復が間に合わず攻城を取られるというパターンなので、城に帰ろうとする敵部隊は無理をして倒そうとせずに、こちらのワントップが戦場に居続けられることを優先しましょう。
ワラにとっての理想は敵部隊をずっと敵陣内に押しとどめて内乱を取ることですから、主力の部隊の兵力は重要です。
敵部隊を撃破することと同じくらい大事なのが、この戦場に居続けるということです。

SR孫策R関興いった素の武力が高くて、さらに計略の武力上昇値も高く相手の号令を押しとどめられる武将は、"ラインをきっちり上げてからでないと計略が無駄打ちになってしまう"というプレッシャーを戦場にいるだけで相手に与えられます。
特にSR孫策SR関羽のような計略使用時に移動速度も上がる武将は、こちらの城にたどり着いてからも相手は突撃のケアをしなければならないので、相手としては号令の効果時間にはかなり気を使うことになります。
相手に余計な気を使わせられれば操作にも影響が出てきますから、そのあたりも含めてトップの部隊は兵力はなるべく残して、明確な隙が出ないように立ち回りたいですね。
特にSR孫策の計略『小覇王の蛮勇』は計略終了時に撤退のデメリットがありますから、SR孫策の計略使用時は絶対に敵武将をひとりは道連れにするという強い気持ちで使いましょう。
というわけで2コスト以上の武将の役割は相手部隊の兵力を削って撃破すること戦場に居続けることのふたつになります。
このふたつの役割を満たす必要があるので、ワラデッキの主力はほとんど移動速度が早く瞬間火力の高い騎兵と、こちらの兵力を温存しつつ相手の兵力を一方的に削れる弓兵です。
2コスト以上の槍兵を採用したワラデッキっていうのはなかなか見ないんですよね。
効果時間が長く場持ちのいいSR2董卓あたりがこの枠になれればいいんですが、計略中は武力対決ならほぼ無敵を誇るR張飛ですらワラデッキをほとんど見ないので、現在の環境ではやはり槍兵をトップとしたワラは難しいのかもしれません。

戦闘以外にも役割はたくさんある 1.5コスト 1コスト
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このコスト帯の役割はふたつです。
戦場を塗るか計略を使うか
計略を使う場合、主だったものとしてはRホウ統の『連環の計』やR夏侯月姫の『落雷』、ズバッとことR蒋欽の『川賊の破弓』や、ちょっと少ないですがUC荀攸の『大水計』あたりもですね。
このあたりの武将は戦場の中央に位置取って撤退しないように心がけましょう。それ以外の征圧2の部隊は空いたところを塗る、というのが主な役割になります。
計略要員の役割はもちろん計略を使って敵部隊の動きを制限することなので、R蒋欽なら低コスト、特に武力の低い武将を狙って相手の動きを制限する。R夏侯月姫ならSR呂布R張飛などの高コストかつ知力が低めの武将を『落雷』の範囲に入れながら弓兵を護衛する、など、基本的には自分の計略でメタれる相手をとらえながら撤退しないことが役目。
大事なのは決して撤退しないこと。
SR呂布ならR夏侯月姫が戦場にいないだけで『天下無双・飛』の打ちやすさが段違いですし、ワラならR蒋欽がいるだけで低コストを前に出せません。このあたりの計略要員はとにかく撤退しないだけで役目をある程度果たせるので、確実に生存し続けるようにしましょう。もちろん、計略を使用するべきメタとなる敵部隊がいない場合は別です。

さて、それ以外の塗り要員の役割ですが。
塗るといってもとりあえず端っこにぶん投げておけばいいというわけでもありません。
大事なのは敵部隊の動きを制限することです。
相手の端の部隊の横を通って裏を塗れば相手はそこに戻らなければいけませんし、攻城エリアにたどり着かれれば戻らなければなりません。乱戦で止めれば兵力が減るからいったん城に帰らなければなりませんし、安易に乱戦していれば突撃を受けるかもしれません。基本的に低コストの塗り要員がすることは、自分のコスト以上の部隊をなるべく長い時間釣ること。敵陣で1コストが相手部隊とずっと追いかけっこをしている状態がベストです。
長時間相手の動きを制限できればそれだけほかの部隊で相手の兵力を削ったり、内乱のゲージを進めたりすることができますから、ワラにとっては本当に都合がいいです。
撤退するときもなるべく相手が嫌がるように動くとますますいいですね。

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相手が攻めたいときは前に出してなるべく敵城付近へ。
兵力が少なくて帰りたい部隊で追いかけてきている場合はなるべく自城前へ。
ワラはいやらしくてなんぼなので、このあたりの細かい動きを重ねていって、低コストは低コストなりの役割をきっちり果たせるように動かしましょう。
低コストの役割をまとめると、計略要員なら撤退しないこと塗り要員ならなるべく相手の嫌がるような動きをすること
以上になります。


さて、というわけで今回はワラデッキでのコストごとの役割について書いてきました。
次回は号令デッキについて書きたいと思います。

それでは、虎斗でした。


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