こんにちは、虎斗です。
1月12日(水)より、Ver3.7.0Dが稼働しましたね。
Ver3.7.0Cでは蜀の<R4張飛>をはじめとした特技「刻印」集団に<R4諸葛亮>を入れた<R4諸葛亮>デッキや、復活時間の合計によって強化値が変動する<SR4貂蝉>の、特技「刻印」のスペックを中心としたデッキと、下方修正の半分を力技でなかったことにした<SR3呂蒙>、変わらない安定感を出してくれる落日黄昏。
このあたりが流行したバージョンでした。
<R4諸葛亮>は中心カードのスペックで、<SR3呂蒙>や落日黄昏は弓兵の強さで、<SR4貂蝉>は部隊の位置取りの自由さで、と計略が強力なのはもちろんですが、まずは無計略での白兵戦で優位に立った上で号令を活かす、という立ち回りが有効だったように思えます。
ワラ系統では<SR1甘寧><SR5孫尚香>をよく見かけましたね。
騎馬単などへは甘寧中心の騎馬ワラとして、号令に対しては<SR1甘寧>を投げ捨ててからの弓ワラへ、と相手に合わせて荒らし方をシフトできる強みがありました。
ただ、<SR1甘寧>、<SR5孫尚香>がどちらも超絶強化として強力なのは間違いありませんでしたが、前述の号令系デッキのスペックが全体的に高いこと、号令自体のパワーもかなり高い点から、ワンミスが許されないシビアさがあったと思います。
よく見かけるデッキではありましたが、ワラの中では、というデッキではありますね。
とここまで書いてきた前バージョンの流行カードですが、今回のバージョンアップではほぼほぼ修正の手が入りました。
カードとして修正が入っていないものもありますが、デッキとして見たときに流行ったな、よく見かけたな、というデッキに対しては一部でも修正が入っているように思います。
特に「刻印」などは、復活時間の追加5秒→7秒と特技自体に手が入っているので、これまでよりも撤退したときのデメリットが増えました。
デッキに採用する際のリスクが増える形になったので、環境へ与える影響はかなり大きいでしょう。
と、想定していたよりも大きめの修正があったVer3.70D。今回も注目カードについて見ていきたいと思います。
なんと今バージョンでは4枚一気に修正された呂蒙。
下方2枚上方2枚のうち、こちらは上方側の中の1枚。
しばらく見かけませんでしたが、今回は計略『百錬成鋼』の槍撃を当てた際の武力下方値が増えました。
突撃で-3、槍撃で-3、弓兵で-1、ですかね。
まずアクションとして成功できる槍撃の弱体効果の強化は破格の強化と言えるでしょう。2部隊で-6は鬼です。
どう頑張っても槍を消すまでに-6はされる上に、槍を消しているということは自分の槍は出ていないので、突撃をもらって-9、ついでに弓も撃たれてて-10、みたいなことが頻発します。
号令を使って戦ったけど、前から武力を減らされいて前線部隊が溶けました、なんてことはざらにおきます。
また<R3呂蒙>が将器【迅速攻城】を持っているおかげでマウント時も突撃+槍撃+弓の-7が狙えるため、ローテが崩壊しやすく、将器【迅速攻城】<R3呂蒙>&<R3太史慈>後ろで低コストがマウント。
気がついたら城も部隊もいない、という様子は<R3呂蒙>戦でそこそこよく見かける光景ですね。
ちゃんと槍撃、突撃をすると、それに見合った効果を発揮してくれるので、白兵に自信があるプレイヤーにとってはこの上ない号令になったでしょう。
うん...?将器【迅速攻城】呂蒙&<R3太史慈>をはってのマウント...?この光景、前バージョンも同じ名前で見かけたような。。。
計略『刹那の英略』は上がり続けてエラッタで士気も3になり、まだ上がっていまは計略時間が約5Cほどになりました。
2回使って士気6+5が約10カウントなので、英傑号令を分割で使うこともできるぞ、と考えるとだいぶ強く感じますね
蒼略の速度上昇のおかげで常にプレッシャーもかけられますし、単体運用以外にも<SR鍾会>や<SR3司馬師>など、ほかの号令と合わせてもサポート役として十二分に輝けます。
特技「刻印」で2コスト武力9が平気でいる時代に開幕武力5はだいぶ足を引っ張りますが、そろそろその分に見合った計略になったかもしれませんね。
計略『おしゃまな誘惑』は漢鳴版の<SR1鄒氏>といったところでしょうか。
漢鳴レベルは必要ですが、範囲が<SR1鄒氏>と同じく戦場全体なので、中盤以降、呂布などのワントップに対して牽制ができるのは大きな魅力。
漢鳴計略で単体強化メタとしては<UC蒯越>もいますが、あちらと違って戦場全体なのと弓兵なので、完全に安全な位置から妨害を狙えるのもいいですね。
デメリットとしては必要士気が5なところ、一騎討ちで飛ぶ可能性があることですが、前者はともかく後者は多めに見てあげましょう。
漢鳴系ではあったら嬉しい特技「魅力」、おまけで嬉しい特技「防柵」も持っていますし、ぽんと差し込む1コストとしては最上級じゃないでしょうか。
というわけで、今回も新バージョンについて書いてきました。
全国大会も近いしマイルドな修正になるんじゃないか〜なんて前評判もありましたが、大きく環境の動くバージョンアップになったかと思います。
特に<R3呂蒙>は号令使ってがっぷり4つな場面では無類の強さを誇るので、ここに対抗するためにとりあえず武力8の弓兵を入れて...など、メタが動いていきそうですね。
私自身としては、自城前ローテが効きづらい<R3呂蒙>が流行るとデッキの組み直しが必要になるので、まずは<R3呂蒙>相手に効くパーツを探すところから始まりそうです。
それではまた次回、虎斗でした。