戦国大戦のカードを整理中に当時のことを思い出してしまい気づけばブログを書いている或椿です。おはようございます。
いやー夜の変な時間に起きてしまい、なかなか寝付けないので、段ボールに突っ込まれていた戦国大戦のカードをストレージboxに勢力ごとに整理しようとしてたら「あの人が使ってたこれに勝てなかったなー」、「これもっと上手く使えたのにもったいないことしてたなー」など色んなことが蘇ってきて最終的に「この絵が書いてある紙から人と繋がれるって凄いことだよなー」ってなったら、なんか旧三国~戦国~現大戦を通して知り合った大勢のプレイヤーさんのことを思い浮かべてしまい、ほとんどの人に1年以上会えていないこともあり久しぶりに話して―ってそんな気持ちになりましたので、色々落ち着いたら自分から会いに行かせていただきます。
そのままカード整理を続けていたら、ある武将が目に入ってきて、しかも当時の使い手が使用していたデッキのまんまで、その後ろに同じく自分が当時使っていたデッキが重なって並んでいるのを見て、「あーこの並び対策考えてたときのまんまだコレ・・・」自分が公の場で唯一1回も勝てなかった本当に強かったあるプレイヤーのことを苦い思い出と共にブログにしようとしたわけです。
戦国大戦の話になるとわからない方が困ると思い極力現三国の方に置き換えて説明していきますそれではいきましょう。
あなたにとっての強い人とは?
人によって様々な意見がありますが、自分の場合だと2つありまして1つは普段の全国対戦での勝敗。
全国対戦はマッチングがランダムで行われて出てくるデッキも日によってバラバラで勿論プレイヤーも全て完全ランダムなため、勝ち越せる日もあれば、負ける日もあり、五分で終わる場合もあります。
でも、そんなランダム要素があるなかで勝ち星を増やして階級を上げ続けるプレイヤー達は正直凄い、階級が上がれば上がるほど勝ったときに得れるポイントは減り、負けたときのポイントが増えてるわけですから、一部の相性差とか除き他全てのデッキ相手に取りこぼしなく勝ち続け、下手したら相性差で本来負ける試合もひっくり返して勝ちだけを増やす。
言っていることは簡単だけどランダム要素の高い全国対戦でそれができてランクを維持し続けることは強さの証明だと私は思う。
2つ目は大会で結果が出せる人
全国大会優勝!とかすれば間違いなく全てのプレイヤーが認めるのですがこれは厳しすぎる条件ですので全国決勝大会出場!つまりエリア大会突破ですね。
個人的には店舗予選突破も十分に凄いことなんですよね。店舗予選は当日まで出場者、使用デッキもわからない状態で初戦から戦うことになり、デッキ変更が試合ごとに可能なため初戦から相手の使うデッキがわかっていればいきなりメタることもできて、2回戦からは初戦でデッキがバレているので尚更メタが回る可能性があり混沌としているので、その中で勝つこと自体凄いことなんです。
逆にエリア大会では店舗予選と違って出場君主が事前にわかっていてデッキ変更なし、全員がどのデッキを使うのかも当然わかっていてる状況です。そして、その中でランカー帯を維持し続ける人は優勝候補と呼ばれると同時に出場君主全員からも注目を浴びて対策でのメタられる側になります。
普段のランダム要素の高い全国対戦でも勝ち続けてランカーを維持して、その上で大会で対策をされても勝つことで結果を出す!この2つの条件を出せたら強いと認めないわけにはいかないよね。
そして私が戦国大戦のときに出ていた関東Eエリア、現三国志では関東Cエリアと呼ばれているこのエリアにこの2つの条件を出せるとんでもないプレイヤーが2人いましてね。「この人に勝たないと全国大会にはまずいけない」と当時同じエリアに出ていた戦国勢全員が同じ気持ちでした。(皆が口を揃えて俺と当たる前に誰か倒してくれーって神頼みをしていた姿と負けたら負けた組による反省会があったのもよく覚えてます)その内の一人に加わっていた自分がいたなーと
今回は一人の紹介だけなんですけど、もう一人の方も本当に強い人なんでいつかこの方についても語っていきたい。
んで、紹介するプレイヤーさんについて色々語っていくわけだけどプレイスタイルからいうと内乱戦がメインの人。
ライン維持がともかく上手くて、遠距離兵種主体であり、その主力武将を捕まえようにもなかなか距離を縮めさせてくれないし、ムキになって追いかけると敵陣に誘われて端抜けしてた敵武将が後ろから周り込んできて逃げ道をなくされ、先ほどまで逃げていた遠距離兵種の計略に撃ち抜かれることを嫌というほど味わいました。
自分からラインを上手く上げたようで実際は誘われていることも気づかず、本来想定していた流れと違う動きにされてしまうこともあり、それに気づくまで何回負けたことか。
しかも内乱戦メインだからあまり差がつかない試合が多いため、城ゲージだけ見れば誰かの壁ワンパンか内乱一発で捲れる差で、少し反省してから次はイケそうと思い込み、その後も何度も挑んでは同じ差で負けて絶対に覆らないとんでもない差だということを戦国大戦を長く続けていき経験を重ねて知識を増やしていったことでようやく理解しました。この人マジでとんでもねえ人だと同時に気づかされました。
そして月日は経ち、全国大会の店舗予選でその人と直接お会いできて、折角なのでとご挨拶して色々お話をさせて頂き、向こうも向こうで認知してくれていたようでありがたいことでした。
話も盛り上がって時間は過ぎていき大会が始まりました。当人は逆のブロックでお互いがお互いに負けるように祈ってましたが結局決勝まで生き残り、運はあてにならなかったので実力でのいざ勝負!!
負けました。これで全国合わせて何度目の敗北か。
このときの自分のデッキはかなり環境を意識して組んだ強い部類に入るデッキで、相手さんは普段使わない超絶強化持ち槍兵の高コスト1枚メインのワラデッキで環境トップのデッキを使用しており相性差は五分。
未だにこの試合でやられたことを覚えていて、中盤で自分は自身中心円の1コスト槍兵の『挑発』で超絶槍を追い返して、そのまま号令を叩きこみ城ゲージを一気に奪い、ワラで捲れないぐらいの差にしてあとは守るだけの流れを想定しており、予定通り中盤にラインを上げて挑発を構えました。
相手は一度引いて端から超絶槍が出てきて、更にその槍兵の後ろから2部隊の遠距離兵種持ちを出し、コチラの挑発持ちを落とそうとしてきたので自分は騎兵を遠距離兵種の攻撃から守る壁にしようと狙われている挑発持ち側に寄せつつ、その挑発持ちをほんの少しだけ下げたら、家宝の連環からの超絶槍の計略を使われて目の前にいた騎兵を槍撃と遠距離兵種の攻撃で落とされそうになったので慌てて号令を即撃ち。
これにより早めに号令を使わされたあげく、しかも家宝の連環中で号令の時間を消費されて敵城門前に柵が残っていたこともあり効果が終了してチーン。
号令効果が切れたあとに挑発しても武力を上げないと他の敵部隊の素武力で守られるし、号令を連打しても再度超絶計略を使われて蹴散らされるので完全に詰みました。
本来は挑発計略で高コスト槍兵を機能しない内に城門前の柵を破壊して判然の状態で号令を使う流れだったのに、その槍兵の後ろに遠距離兵種を出すことで挑発持ちを下がらせて挑発の範囲に入れづらくされて、カバーにきた騎兵が自分のデッキにおける主力武将だったこともあり撤退すると厳しい展開になることも想定されていて完全に動きをコントロールされて負けました。
どこまで考えててるのこの人ヤバすぎるでしょ・・・いやランキング上位にいるからこそかと思いました。
負けたことは素直に悔しいけど、同時にこんな人に勝ちて―って気持ちも強くなりソイツをモチベに戦国を続け次の年の全国大会のエリアへ
トーナメント表は同じブロック入ることになり3回戦にて再び彼と戦うことになりました。しかも今回はエリア用にむけて練習したデッキで練度も高め、相性も有利まであるデッキで挑み今度こそと意気込んでいざ!
また負けました。本当にいつになったらこの人に勝てるの?
序盤から内乱差2発を決める過去最高の出だしを決めたのに、そのあと冷静に対処されて内乱3回決められて負け。
言い訳をするならあまりにも上手く行き過ぎて想定してた試合内容との違いでリード差があるなら手堅くいけばいいところを「この人相手に強気に行かなければダメだ」と気持ちが前に出すぎてしまって高揚してたこともあり自分をコントロールできませんでした。なんで勝ってるのに果敢に攻めてしまったのか今でも凄い後悔してます。
でもね、普段なら絶対に取れないリードが奪えたってことは相手の方も普段なら絶対にしないミスを犯していたわけで、相当焦ると思うんですよ。そんな辛い開幕があったのにも関わらず、落ち着いて普段のプレイを行いチャンスを待って勝ちを掴むその姿勢は実際に何度も戦ってみて改めて凄いプレイヤ―だと実感させられました。
決勝もこの方が勝ち全国決勝への切符を手に入れていました。
この方は現三国志大戦でも全国決勝に出ていて強さを保ち続けているのが本当に凄いことで、それだけでなく勿論プレイも上手いのは当然なんだけど上で申し上げた通り、ランカーの上位に君臨し続けて、大会に出れば注目されて優勝候補とされる一方、大会参加者全てのプレイヤーから警戒されてメタられ、そして周りに注目されるからこそのプレッシャーもあり、大勢のプレイヤーが見守る普段のゲームセンターでの対戦とは違う空間でいつも通りの自分のプレイを行い勝って結果を出す。
正直言うとカッコいいです本当に。
実際に会って話をして、プレイを生で見せてもらい、普段の対面上の全国対戦でのマッチング、そして1発勝負の大会で何度も戦ったらこそ、この人は本当に強い人だと感じさせられました。勝負は時の運とか言いますけど、この人は大会でのプレッシャーの中、何度もエリアを勝ち抜いていてそれを自分は何度も見て実際に戦って負けているので運が介入するとかそういう余地がないんですよ。
だからこそ、こんなに強い人に実力で勝ちたい!勝って全国にいきたい!!ってそんな気持ちにさせてくれる私の目標のプレイヤーさんでもあります。
こればっかりは自分の実体験での話ですので、文章だけじゃ書けない伝わらない部分が多すぎるーだからエリア大会の見学でもいいから彼のプレイを間近で見てほしい。それだけで十分凄さが伝わるから
後悔先に立たず
とまぁそんなことを思い出しながら気づけば2000枚ストレージボックスに全てのカードが収まったと同時に懐かしさに浸っていたら後悔が襲ってきて「もっと戦国やっとけばよかったなー」ってゲームがなくなるときは何も思わなかったのになくなった途端にコレですよ。今の三国志も好きだけどやっぱり戦国の方が~を思うときも勿論ないとは言えないけど、寂しくなったら戦国大戦をプレイしていた人たちと当時のことを話せるだけで自分は満足できるのでまだ熱い気持ちのある方は落ち着いたら是非お会いして話しましょう。
たまに話題に話すとプレイヤーごとのドラマ多すぎて正直すべらない話がありませんので無限に話せるレベルです。筐体が現在も稼働してるお店もあるので自分で戦国のオフとかもやってみたいですねー
次回作の英傑大戦でこの心の隙間を埋めてくれるだろうし、自分の中で三国志大戦で大戦シリーズが終わると思ってたから新シリーズの発表で今後も大戦シリーズを遊べることが素直に嬉しい!今の三国志大戦だってなんだかんだプレイして楽しんでいて、特にそう大戦の一番の面白さって「プレイヤー」なんですよ!
今の大戦なんて旧三国志大戦~戦国大戦のプレイヤーが混じって入り乱れていて更に今の三国志大戦から入ってきた新たな世代のプレイヤーたちとの全国での対戦から出会いによる交流があってさ、ただ紙のカードを動かして気づいたら年上~年下と本来出会うことのなかった大勢の人たちと「共通のゲーム」をしてるってだけで実際に会って並んで対戦して、一緒に飯を食べたり、話をしたり、大戦以外のことで遊んだり冷静に考えたらコレって凄いことだと思うんですね。
ゲームセンターに行き、筐体にお金を入れたらいつでも対戦相手が出てきて、勝てば喜び、負けたら悔しがる。これも対戦相手という人がいるからこそ得れる感情で、その試合を見てくれる対戦仲間がいれば喜びも悲しみも共有できる自分にとっては今周りに人がいることが当たり前のことでも共通のゲームがなくなったとき、遊ぶ場所であるゲームセンターがなくなり、自分の周りから人がいなくなって初めてあの居心地の良かった空間が大事だったことに気づく、だからこそ人との繋がり、そしてプレイヤーを大事にしてほしい。
次からはいつもの感じに戻りますのでなるはやでの投稿予定です、でわでわ