こんにちは、虎斗です。
5月29日(水)から、Ver.2.5.0Cが稼働しましたね。
前回のバージョンアップは緊急バージョンアップだったため、今回がカード追加してから本格的なバランス調整ということになりますね。
というわけで今回は、新バージョンで調整されたカードについて書いていきたいと思います。
栄枯盛衰エラッタ武将
今回の調整では、大型バージョンアップではないのにエラッタ調整がされました。
中でも全体に与える影響が大きいのが、走る攻城マシーンこと<Rホウ会>と、ワラなら鉄板採用の<C呂範>。
<Rホウ会>は征圧力が2から1になり、蜀の<R2魏延>と同等のスペックになりましたね。
2コスト武力8騎兵+迅速攻城というアイデンティティは失われていないので、こちらに関してはいままでが強すぎただけで、正直妥当な線というところ。
使い勝手は落ちましたが、居場所はまだありそうです。
<C呂範>は武力が2になった代わりに特技「伏兵」が削除、征圧力が2から1、知力も8から7に、とほぼ別のカードになりました。
1コストで計略『火計』が使えるところは評価の対象ですが、槍兵の<C吾粲>とどっちを使うか、という選択になるので、かなり使用率は落ちそうです。
ここは汎用計略なだけに、ほかのカードとの兼ね合いもあって、断腸の調整という感じがしますね。
安定すぎる選択肢だっただけに、<UC陸景>や<SR歩夫人>など、二番手三番手に控えていたカードたちによる枠の取り合いが気になります。
上方エラッタでは計略に攻城力上昇が追加された<SR1王異>、復活する対象が「最も武力の高い味方」になり、使いやすさが格段に上がった<SR献帝>あたりが注目どころ。
(※画像はエラッタ前のものです。)
特に<SR献帝>は漢軍の序中盤を支えるのに便利なので、<SR1朱儁>や新旧皇甫嵩の補助役として活躍できそうです。
スタンプカードキャンペーンおすすめ武将
三国志大戦3までをプレイしていた方にはなじみのある劉備。
英傑号令を持つ自身と同じスペックで登場しました。
計略『侠者の大徳』は武力は+3ですが、範囲は『劉備の大徳』並み、兵力回復も66%で約7割ほどと、回復込みで考えればなかなかの強さ。
正面からぶつかって戦うスタンダードな戦い方よりも、武力高めの編成にしてばらけて戦い、ある程度お互いが消耗したところで計略を使用。
相手に計略を使わせたら下がって回復を活かし、使わないならそのまま押し切る、というちょっとひねった戦い方が合いそうです。
兵力が減ったあとが強い<R祝融>、使用後に兵力が減る<R1孟獲>といった、ほかの号令と合わせて回復を活かす使い方もシンプルですね。
今バージョンおすすめデッキはこれだ!
前バージョンでも暴れていた特技「魅力」持ち武将+将器【士気上昇】の、いわゆる魅力盛りデッキ。
<R2賈南風>、<R壱与>、<R楊艶>までが一緒の6枚<SR文鴦>も近い形ですが、こちらは特技「魅力」を7枚+将器【士気上昇】を3つ覚醒させることで開幕から士気が5もあります。
それに加えて法具【正兵の法】を合わせることで、ほぼ試合開始と同時に<SR趙氏貞>の計略を使用することが可能。
より尖った形の戦い方ができますね。
<R郭槐>、<R楊艶>の特技「攻城」のおかげで1枚あたりの攻城力も決して低くないため、結構なパンチのあるダメージが入ります。
首尾よく城ダメを稼いだあとに控えている<R2賈南風>がまた憎く、計略『愉悦の水禍』で相手の立ち回りにかなりの制限をかけることが可能です。
一発撤退はないため兵力がある部隊は倒せませんが、開幕に取ったリードを守るための抑止力としては十二分。
計略をちらつかせながら7枚でぐだぐだと内乱を止めているうちに試合終了、なんて展開も狙いであり、実際、そうなる試合もよく見かけます。
1コストで特技「魅力」持ちの女性武将が充実してきたからこそ出来た、カード追加の恩恵を受けたデッキですね。
ぱっと思いつく対策としては、計略『妖婦の悪知恵』で女性武将に武力、知力ともに-6の弱体を与えられる<SR劉氏>でしょうか。
範囲も広いので、<SR趙氏貞>の『戦処女の大号令』に合わせるだけでかなり守りやすくなるはずです。
開幕のクライマックスに間に合わなくてはせっかくの対策の意味がないですから、魅力+士気上昇将器を合わせて6つ、開幕の士気が3以上になるようにしておきたいところ。
となるとある程度の士気を盛る必要が出てきて...と、結局士気を盛る必要が出てくるあたりがなんとも。
流行するかはわかりませんが、個人的には魅力が目立つ今バージョンの、象徴的なデッキなのではと思います。
<SR2朱然>の計略『反攻の大号令』は戦場にある防柵の枚数+3の武力上昇値で、防柵が5枚あれば武力+8と効果自体はかなり強め。
6枚なら+9と、純粋な武力の暴力が襲ってきます。
今回の防柵強度低下値減少という上方修正のおかげで号令二連打が現実的なものになった影響もあってなのか、最近になって急に流行し始めた印象を受けますね。
5枚と6枚の形がありますが、どちらにも<SR2朱然>とセットで入ってくるのが計略『防柵再建』持ちの<C全ソウ>。
防柵が盾つきで復活されるために非常に硬く、<SR2朱然>の号令の武力上昇値を安定させつつ敵の妨害もできるという一石二鳥のカード。士気5なので<SR2朱然>の号令3回と防柵再建1回で士気がちょうど回るあたりもいいですね。
立ち回りとしては、開幕は防柵を守るのが最優先。全部を守るのは大変なので、3枚から4枚以上を残すことを目標に守りましょう。
士気がたまったらまずは『反攻の大号令』。+7くらいは出ているはずなので、このタイミングである程度のリードが取れるはずです。
中盤はこちらの防柵が壊れていると思いますから、相手の号令には『防柵再建』か法具のどちらかを使って守ります。
カウンターのタイミングで残っている防柵を使って『反攻の大号令』。
最後の守りには、先ほどの守りで使わなかった法具か『防柵再建』を使って、最後に『反攻の大号令』、という立ち回りがきれいな形。
中盤の守りの際に相手が全力を出してくるようなら法具と『防柵再建』を両方使うなど、実践ではやや工夫が必要になってくるかと思います。
法具は【防柵再建の法】や【呉軍の大攻勢】に法玉「防柵」など、なんにしても防柵が再建できるものがおすすめです。
特に【呉軍の大攻勢】は『反攻の大号令』と重ねて一気に武力+12、ということもできるので、序盤にしても終盤にしても1回はフルコン並みの武力を押し付けられますよ。
最近になって出てきただけあって、防柵の置き方や枚数など研究の余地がありそうなデッキタイプ。
勢力限定がないので呉軍単にこだわる必要もありませんしね。これからまだ新しい形が増えてくるんじゃないでしょうか。
というわけで、今回は新バージョンで注目のカードについて書いてきました。
おすすめしたデッキもそうなんですが、特技「魅力」盛りや「防柵」盛りなど、特化したデッキが目立ってきました。
尖ったところからメタが始まった今バージョンだけに、これからどう流行が変わっていくのかが楽しみです。
それではまた次回、虎斗でした。