こんにちは、虎斗です。10/28からバージョン3.10Cが稼働しましたね。
3.1.0Bは特定兵種の集まりが強力な<SR6孫権>、<SR2張角>。特技「魅力」を多く採用した<SR4王異>。主に開幕系統で暴れた<SR6呂布>、と尖った性能、尖らせたデッキが活躍したバージョンだった気がします。
<SR3賈南風>にしても瞬間に賭けるデッキでしたし、いずれにしても追加カードの傾向からして、デッキの強みを活かした一点突破が主流でしたね。
弓兵でラインキープして~というオーソドックスな立ち回りのデッキだと、代表的なのが<UC2司馬徽><SR1皇甫嵩>。
こちらは約20カウントと長い効果時間の<UC2司馬徽>のおかげで、今までの漢鳴が弱いタイミングをすっかり補ってくれていました。
序中盤の<UC2司馬徽>、終盤には<SR1皇甫嵩>、不利な盤面をひっくり返す<R蒯良>、と、これまでの漢鳴デッキと比べても頭1、2個くらい抜けている完成度でしたね。
前バージョンの主流はこのあたりでしょうか。
やはり尖ったデッキが目立ったバージョンだっただけあってか、主流となったデッキは本体、もしくはパーツがかなりしっかりめに下方された印象を受けます。
それでも元がかなり強いだけあって、<SR6孫権>にしても<SR2張角>にしても、対策なしで渡り合うのは相当つらいものがありそうですが。
周りを支えるパーツが下がったものの、本人は変わっていない<SR3賈南風>も爆発力は変わりませんね。
全体的な調整としては、カードが追加されたばかりということでまだまだ強いカードはたくさんありますから、アッパー気味に調整してというよりも、流行を下げてやれば、抑えられていたカード達が自然と出てくる、ということなんでしょうかね。
というわけで今回は、上方、または据え置きのカードたちからおすすめを紹介していきたいと思います。
Ver3.10C 注目武将紹介!
シンプルに武力だけが上がるだけに、全てのカードの目安みたいなところはありますよね。
士気5でこれより強ければ◯。
士気7だったらその逆で、と。
ある程度計略の強さを見る上での基準にはなります。
そんな基準に上方が入ったということは、やはり全体的なカードパワーが上がっているということなんでしょう。
肝心な調整内容としては、揃って効果時間の上方。
約11カウント近くまで引き延ばされたようなんですが、<SR1曹操>の『覇者の求心』だけは勝率がぐんと低かったそうで、ここだけは約12カウントとかなりの長さまで延長しています。数字の上でも長いんですが、実際に画面で対戦している感じでも、とにかく長いんですよね。
正直なところ、武力+5自体はそこまで強い効果と言えない環境ではあるんですが、ここまで長くなってくれれば話はちょっと変わってきます。
『覇者の求心』なら騎馬単、騎馬盛り系統で。
『劉備の大徳』なら往年の1.5武力6編成や、広さと1コスト武力4の充実ぶりを活かして、武力盛りの6枚なんかもおすすめできます。
『若き王の手腕』はコスト比最高武力に魅力持ちが揃っているので、こちらはシンプルに士気6手腕が使いやすいですね。
『乱世の魁』は<UC呼廚泉>という最高峰の2コスト連弩を抱えたので、連弩を1~2枚ほど採用したバランス号令デッキを組むと楽しそうです。
効果としてはシンプルなんですが、それだけに試合の組み立て方が柔軟ですし、ある程度の無理や、失敗してもやり直しがききます。
このタイミングのここが強い!系統のデッキが増えているだけに、士気6号令3回で、いつでもそこそこ強いですよ、下準備してるなら攻めますね、という動きが結構刺さるデッキも多いと思うんですよね。
特に連弩を採用した<SR7董卓>、弓兵と特技「魅力」の<SR1孫権>あたりは無計略での白兵も安定しそうなので、注目しているところです。
今回の調整では上も下もつきませんが、前バージョンから強い強いと言われはじめていただけに、今バージョンでは大活躍が期待されています。
女性武将限定号令だけに、全員特技「魅力」がほぼ確定するんですよね。
そのため、開幕の攻めが速い、使える総士気が多いことが大きな強み。
特に最近はコスト比最高武力の女性武将が増えていること、2コスト武力8の<SR3呂姫>の登場などもあり、よく見る形では総武力が30と、並の号令デッキよりも筋力を感じる構成となっております。
デッキの動きとしてはシンプルで、開幕士気5の号令でリードを取って、相手の攻めには号令を合わせるか、無理そうなレベルなら<SR3呂姫>でシャットアウト。
この動きが王道ですね。
計略『戦処女の号震』は士気5で本人が+5、味方は+3と、数値自体はそこそこなんですが、震撃がダメージに加えて武力-4なので、差し引き7の武力差がつくことになるんですよね。
奇才将器【乙女の一張羅】を覚醒させた場合は全体攻撃力アップも合わさって、そんなに減るとは思わなかった、が結構起きやすく、事故らせやすいところも強いです。
追加当初こそ見える数値の低さから、そこまで評価が高くなかった気がしますが、実際に起こる武力差、実はかなり強めの奇才将器、2度目の震撃が入ると-8まで入ること、このあたりが分かってきたくらいから、ぐいぐい評価を上げてきた感がありますね。
5枚で武力高めに寄せた形が一番多く見かけますが、6枚にして士気上昇を覚醒させてのより開幕特化型なんかも作れます。騎兵を採用しなければ事故も少なく扱いやすいので、ひとまずメタの一角になってくるんじゃないでしょうか。
というわけで新バージョンについて書いてきました。
今回はカード、というよりも、デッキ単位でおすすめを紹介しました。
本体が下方されてもまだまだ対面で現れる<SR6孫権>、<SR2張角>。パーツはおしおきされましたが、本人は無事な<SR3賈南風>。
このあたりに他の新カードたちや、上方された英傑号令なんかが対抗していけるかで、このバージョンの流行は変わっていきそうですね。
とにかく仕掛けが速い<SR2趙氏貞>がいるだけに、準備が必要なデッキは、かなりのリターンが狙えないとなかなか苦しそうな気もします。
できればゆっくりさせてくれるような環境になると、個人的には嬉しいんですが。
それではまた次回、虎斗でした。