こんにちは、虎斗です。
8月5日(水)から、Ver.3.0.0Dが稼働して少々、だいぶ暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
前バージョンは比較的落ち着いたバージョンで、このカードが強い、メタの中心、とはっきり言えるようなカードがなく、マッチングを見ても割とばらつきがあって、どの勢力もある程度計略がそろっているようなバージョンだったように思います。
今バージョンアップでは、その中でも高めの勝率、使用率だった武将カードに調整が入ったようで、特に今回はカードそのもののバランス調整、俗にいうエラッタまでが入った調整となっています。
新しくダンまちコラボのスタンプ武将も追加されていますので、今回はこの辺りも含めて見ていきましょう。
武将カードのバランス調整について
エラッタ組で特に注目なのが第二の<Rホウ会>と化した<R王双>と、スペック最強枠だった<SR張飛>。やはりまずはこのあたりですかね。
<R王双>は武力9のオーバースペックからぐるっと方針を転換しまして、征圧2、特技「攻城」持ちの擬似<Rホウ会>に。
端に投げて城を殴っていただけで下方エラッタを受けたあいつが帰ってきた。
将器に【迅速攻城】がない、デメリット特技の「刻印」持ちなど、本家と比べるとやや端投げ性能は落ちますが、それでもスペック採用するなら十分になりました。
今バージョンで流行の兆しが見える<R曹髦>あたりの2コスト騎兵枠としても十分採用の価値があるので、今後はちょくちょく見かけるようになるんじゃないでしょうか。
救いの手が差し伸べられるの、本当に早かったですね。
<SR張飛>については新カードなのに下方でエラッタをかける、というあたりがまず意外でしたね。
公式の生放送を見ていても、先月、今月と使用率が圧倒的だっただけに仕方ないところもあるんでしょうけど、この早さでカードそのもののデザインに手が加えられるあたり、<SR3呂布><SR文鴦><SR郭淮>の三大怪獣と比べても劣りませんね。
調整としては知力が1下がっただけですが、この1がだいぶ大きい調整。ダメージ・妨害計略に弱くなったのはもちろんなんですが、知力9の「伏兵」を踏むと撤退するようになったので、開幕からとりあえず前に出して、踏んでしまったら帰ればいい、という雑な扱いができなくなりました。
特技「刻印」持ちなので開幕撤退すると序盤がだいぶつらくなるので、いい落としどころかなと思います。<R2華雄>も一緒に知力1、くらいまでは覚悟していたので。
計略面でのエラッタで面白そう、というか、すでにバージョン稼働直後から大注目なのが<R曹髦>。
計略『魏帝の意地』は武力+4長めの号令で、バージョンを席捲したのも今は昔。新カードも続々と追加されてさすがに寂しくなったのか、味方に掛ける武力上昇とは別に、自身の武力も上がるようになりました。
この調整のおかげで味方+4は変わらず、自身は+8になったので、『漢の意地』に『指揮』がついてくる、みたいなだいぶお得な計略になりましたね。
1.5コストなので他の計略のサブ要員にしてもいいですし、長めの効果時間を活かして騎兵盛りにしても戦えます。
雑に扱える武力8と12では、相手をしていてもだいぶ違うもの。
とりあえず1.5コストあたりを乱戦させておけば勝手に撤退してくれる、という扱いから、2コストで抑えても超えて攻城できるレベルになりましたから、とりあえずで攻城ゾーンに投げておくだけで相手は扱いに困ってくれるでしょう。
どうせ撤退する武将なので、相手が士気を吐いてくれたらそれはそれでよし。本当に、かなり使い勝手のいい計略になりましたね。
おすすめ調整武将
計略調整でいま最もアツいのが<R2夏侯淵>。
計略『妙才の影弓』は味方の武力上昇値が1増加し、+3になりました。
自身+5、味方+3、弓を当てている部隊に-4が約10カウントと、文字に起こしてもなかなかの性能ですね。
士気5で軽めに使える号令ということもあり、中盤ラインでとりあえず使って、相手がなにかしてくるなら、下がりつつ弓で低コストを落として仕切り直しで自分のターン。
下がるならそのままマウントに移行して攻城を、というムーブが非常に強力。
十分メイン計略を張れる性能を持ちつつ、自身が2コスト武力7の弓兵なので白兵でも足を引っ張らないのがいいですね。
これ一本で戦っても十分ですが、<SR2曹丕>などの長時間号令のサブ計略として仕込んでももちろん優秀です。
上司に対して、「なんかいい感じによろしく」の<R郭淮>と逆で、<R2夏侯淵>は自身がばりばり働くイメージです。
計略使用後の<R2夏侯淵>は自分が主役なので、しっかり弓を当てられるような位置取りを心がけましょう。
カードが追加されるたびに影が薄くなっていた<SR1孫策>の心情を表してか、計略『小覇王の蛮勇』は撤退時に吐く血の量が大幅に増加しました。戦場中央で爆発した場合、ほぼすべての征圧領域が塗り替わるレベルの広さです。
内乱優勢がほぼ確定で取れるレベルになったので、守城時に計略を使用すれば、攻城を止めつつ内乱も止める、という動きがかなりやりやすくなりました。
特に残り10数カウントの攻防で、計略を使えたときの安心感はすごいですね。同時に、相手をしているときの絶望感もなかなかです。
スペックが優秀なのでとりあえずで<SR2孫策>が採用されがちでしたが、征圧ランク、将器の選択具合、計略の士気周り、このあたりを考えれば、意外と入れ替えてた方が戦いやすい、という方もいると思いますよ。
ダンまちコラボから登場の<R4大喬>。
計略『エアリアル』は2回使用することで本来の火力を発揮する、<魏王>に似たような性質を持った超絶強化計略です。
1回目が士気5、追加効果を得るのに士気2が必要で、士気5の1回目だけだとややパワー不足ですから、都合士気7の単体強化計略と考えた方が分かりやすいですね。
追加効果を得た際は武力、速度、槍の長さに槍撃ダメージがアップと効果が盛り盛り。
特に槍撃のダメージ効果が凄まじく、見た目の武力以上にごりごり相手の兵力を削っていけます。
スペック的にも同コスト帯の槍兵と比べて最高レベルなので、現存する1.5コスト槍兵の中では最強レベルじゃないでしょうか。
デッキを圧迫するコストでもないので、<SR1孫権>の『若き王の手腕』をはじめとした号令に入れても、<SR1孫策>あたりを採用したワラに入れても活躍が期待できますね。
スタンプ武将としても1枚目ですし、呉をメインで使ってる方ならとりあえず取っておいて損はないと思いますよ。
まずは<R2夏侯淵>、<R曹髦>。おすすめ武将には挙げませんでしたが、単純高火力の<SR2黄忠>。開幕こそ出遅れるけど計略性能は破格の<SR鍾会>。
このあたりの士気5計略持ちの武将がいまはアツい、という印象を受けるバージョンですね。
早い段階で強い計略が飛んできて、終盤までずっとペースを握られる、という展開が結構あるだけに、遅めのじっくりやるデッキはなかなか大変かもしれません。
個人的にはエラッタでスーパースペックと化した皇甫嵩が気になっているんですが、下準備に結構時間がかかるだけに、このあたりとやりあって、最後にペースを握って逆転し切れるのかが気になりますね。
コテンパンにやられるところからスタートしてみたいと思います。
というわけでまた次回、虎斗でした。