ダイナ荘竜崎君主にVer.3.00Cの対戦動画を頂けたのでご紹介したいと思います!
森の忍者デッキ
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2020年7月 アーカイブ
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by ダイナ荘竜崎
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by 虎斗
こんにちは、虎斗です。
7/8(水)からVer3.0.0Cが稼働しましたね。
前回が6/11にバージョンアップされていたので、今回は1か月あけることのないバージョンアップとなりました。
期間が短めなこともあってか、上方修正されたカードは全体的におとなしめで、下方された武将も、<SR2夏侯惇>や<SR孫氏>など、大暴れしすぎた武将に限られているように思えます。
バージョンアップの内容全体を見ても前回ほどインパクトのある調整は少なめで、全体的に流行りすぎた、目立ちすぎたカードに手を入れて、使用率的にちょっと寂しいな、というカードを上げた形のようです。
こいつを使ってくれ!このカード強くなったよ!という意識が割と前面に感じられた前バージョンアップと比べると、落ち着いたバージョンアップですね。
というわけで今回は注目カードの紹介、をすると下方されたカードばかりになってしまうのですが、それだけこのカードたちが与えていた影響が大きかったと思っていただければ。
士気5払って撤退に追われ続ける、デスゲームの参加者気分が味わえるカード。みたいな立ち位置から、超絶強化騎兵ならこれ!と言われるくらいまで急成長を遂げた<SR2夏侯惇>の計略「神速の理」が効果時間短縮の下方を受けたのが大きな調整。
時間の低下も約1.5カウントほどとがっつりですが、それでも効果時間は10カウント超え。
まだまだ長いレベルですが、3コストが強化されている時間がそれだけ短くなるのは使用感的にはかなり違ってくるので、同じような効果が使える<SR2張遼>や、以前まで使っていた超絶騎兵に戻る方もちらほら。
超絶騎兵同士のやりあいだと自身のコストの重さから、槍兵の薄さが目立ってきてしまうので、前バージョンほどは見かけなくなるかもしれませんね。
メタの中心でなくなってくれるのは、多枚数のデッキを使っている君主の方からしたらひと安心でしょう。
プラス要素としては前バージョン中盤くらいから流行りつつあった「紅蓮の覇道」の範囲拡大。
部隊を入れようとして<SR4曹操>が中央あたりに戻ってきたところで内乱が互角に戻り、ただの+4号令と化してしまったプレイヤーが全国にどれくらいいることか。
そういった悲劇が起きにくくなったのはかなりいいですね。
それから今バージョンで劇的に効果が変わったのが<C2劉曄>。
計略「継戦の号令」は武力上昇値こそ減りましたが、効果時間は約30カウントほどに伸び、さらに1募兵でなんと約7割回復するようになりました。
止まっている部隊を突撃で落とそうとして、騎兵のオーラが出る前に全回復した姿に思わず笑ってしまった方もいるんじゃないでしょうか。
計略時間中の部隊を倒そうと思ったら乱戦か、弓を当てて募兵状態を維持させないようにしながらの攻撃が必要です。本当に連綿と続く攻勢ができるようになりましたね。
うまくやれば無限の兵力が生み出せることから各プレイヤーがデッキ作成に励んでいますが、一線級が生まれるかは今後に期待。
当たった感想としては、強いかどうかは置いておくとして、もう当たりたくないな......でした。
呉のあらゆる号令と組んで超火力を叩き出した<SR孫氏>の計略「虎血の目覚め」も効果時間の調整が入りました。
基礎(知力0時)のカウントは変わらず、知力依存が変わったため、素で計略を使った際の時間が約2カウントほど低下。
<R2周瑜>の計略『孫呉の礎』や法具【呉軍の大攻勢】の法玉「知略」などで知力を上げた際の恩恵も受けにくくなりましたね。
破壊力は相変わらずなので、計略の強さ自体は変わってないのですが、約2カウントは1斉射分。1斉射できれば1部隊倒せる威力があるため、試合に与える影響はかなり大きいです。
この効果時間短縮はマウント時に相手が城から出られない時間が2カウント短くなるということでもありますから、攻城を入れられる時間がそれだけ短くなるということなので、奪える城ダメージもかなり変わってきますからね。
前バージョンでは<SR4孫堅>の計略『虎王の勇姿』にしても『孫呉の礎』にしても、ライン上げ→号令→<SR孫氏>、あとは行ってこいで試合を決める城ダメージを奪えていただけに、今バージョンでは試合展開が大きく変わってきそうです。
呉のあらゆる号令と相性のいいカードだっただけに使用率も高かったはずなので、影響を受けるプレイヤーは多そうですね。
<李婉>の戦技「嫋やかな後援」は晋ならまず警戒、と言っていいレベルの遊軍でしたね。
中盤~後半型のデッキに対して有効な、ある程度リードを取って30~40カウント台から時間をつぶしていくという戦法に対して発動したときの安定感がすさまじかったです。
ほんとうに兵力がまったく減らずにのしのし歩いてきてましたからね。
今回のバージョンアップで約60%回復が約45%になったようですが、依然として効果自体は高いので、これまで通り<SR1司馬師>を筆頭に、晋の終盤のライン上げを支えてくれるんじゃないでしょうか。
単純にぶつかり合いのことだけを考えれば<羊コ>の+2なんですが、もともと中盤以降に強力な計略が揃っている晋軍的には計略を使い合って武力で負けている状況ってそこまで多くないんですよね。
なので、武力で勝っている、部隊が生き残ることが前提なら、その後で城に戻ることなく敵城を目指せる兵力回復の恩恵の方が大きい場面が多いです。
もちろん武力+2のおかげで勝った、武力上昇ならなって場面はあると思うんですが、それ以上に、兵力回復が間に合ったおかげで攻城が取れた、部隊が生き残った、ライン上げが上手くいった、という場面の方が多い気がするんですよね。
それくらい、兵力回復の価値は高いと思います。
勢力的には<SR6司馬懿>の妨害効果がかなり下げられましたが、長めの全体強化、覚醒上昇、妨害と役割が3つくらいあるお得な計略ですので、相手のダメージ計略への耐性がやや下がったことに関しては仕方ないと割り切りましょう。
かわりに強化効果に関してはノータッチなので、<SR6司馬懿><SR1司馬師>はほぼ変わらない使用感で使えるかと思います。
前バージョン後期から出てきた<SR司馬昭><SR鍾会>あたりもいいフルコン性能をしている上に、おそらく苦手だった7枚<SR4袁紹>の下方もあり、環境的にはやりやすそうな気がしますね。
弱虫ペダルとのコラボから晋と呉に2枚づつ、計4枚が追加されました。
個人的に注目しているのが<SR2羊コ>と<R陸景>で、まず<R陸景>からご紹介。
1.5コスト武力6の騎兵枠ではこれまで<R孫策>と<UC陳武>がいたんですが、特技「魅力」持ちの<R孫策>はまず名前が孫策な上に将器に【征圧力上昇】をつけないとやや使いづらく、城際での守りが優秀な<UC陳武>には計略を使うと撤退してしまう、という難がありました。
その点、この<R陸景>なら特技「魅力」を持っているのに征圧将器をつけなくても征圧1、かつ、城際の守りで計略を使用しても撤退しない。
さらにコラボ武将なので厳選なしで速4(主将器【速度上昇】副将器【速度】×3)というおまけ付き。一長一短あった呉の武力枠の1.5騎兵枠に、まさにかゆいところに手が届くカードが追加されました。
「若き王の手腕」をはじめ、どの号令に入れても活躍できるスペックで、最終盤で残った士気4の使いどころとしても選択肢に入りますから、今後よく見かけるようになってもおかしくないですね。
こちらは2.5コストの騎兵。
高コストの単体強化で、計略「自己流騎術」の基本性能は武力+6が約14カウントほどとなかなか高め。
追加効果がなかなか特殊で、騎兵オーラが出ているときにカードを回すと速度が急上昇します。
回していないときは武力しか上がらないだけあって、回転時の速さは呂布並。かなり速いんですが、2カウントないくらいで速度上昇効果は終わります。
ただし、もう一度オーラを纏って回転させると急加速。なので、計略を使う→カードを回転して加速→回転効果が終わる→再度オーラを纏って回転して加速、というまさに自転車でペダルを漕ぐような動きが必要になるんですね。
速度が途中で通常に戻る、ということは、敵部隊との乱戦時に刺さらないというメリットにもできますので、突撃→乱戦→速度が戻った状態で安全に乱戦→撃破後再加速、という緩急をつけた動きも可能です。
癖はかなりありますが、ゲーム中の動きも独特で楽しいので、ぜひ一度使ってみてほしいカードです。
というわけで今回は新バージョンについて書いてきました。
今回は上方修正のカードよりも、下方を受けたカードについての紹介がメインとなりました。
落ち着いたバージョンアップなだけに、これがいますごく流行っている、という環境ではなく、前のバージョンでトップだったデッキが弱体化しながらもまだ環境にいて、そこに対してこれはどうだろう、というアプローチが少しづつされている状態だと思います。
前回のバージョンアップのように、上方されたカードが環境トップに躍り出て、そこからメタが回っていく、というのも楽しいですが、今回のようにじわじわ環境が変わろうとしていく様子を見ながら、次はなにを試そうか、とデッキを組むのも楽しいですね。
というわけでまた次回、虎斗でした。
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by BMZ
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